悲しいお知らせです。このブログの読者の中にも関係者がいるかもしれないので急いでアップします。
カフェマヤの田村寿満子さんから受け取ったお知らせをシェアします。大切な人がまた旅立ちました。わたしは大築準さんが出版されていた『人間家族』で大阪の若松の女将の堀越由美子さんと「ゆみxゆみ通信」という楽しい往復書簡を長年連載させていただきました。
最近の容態を知ったのが1週間ぐらい前なのですが、「年内もたないかもしれない」ということでしたので早くお見舞いに行かなくちゃ、と家族に話し、なんとかスケジュールを調整しようとしていたときに、訃報が届きました。
以下は、田村さんのメールから。
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スタジオリーフの大築準さんは肺がんで闘病中でしたが、今日(12月21日)午前9時6分永眠されました。59歳でした。
今年6月に肺がんと診断されて、何回も入退院を繰り返していたようです。
12月2日に再入院していましたが、1昨日外泊許可をもらって自宅に帰り、昨日は車椅子を長女萌恵(もえ)
さんに押してもらって、家の近くを散歩し、長らくお世話になった正司(しょうじ)夫妻の家に行き、何度も頭を
下げてお礼を言ったそうです。本当は午後には病院に帰らなければならないことになっていたのですが、本人の強い希望でもうひと晩家で泊まることにして、家族となごやかに談笑し、大好きなお酒も少し飲んだそうです。
夜中に痛みがひどくなって、救急車で運ばれたのですが今朝、家族と正司一家、そして親しかった人たちに見守られ
眠ったまま息を引き取ったそうです。
以下は葬送の日程です。
12月23日(火)午後3時〜 お別れ会(自宅)(御通夜です)
12月24日(水)午前11時30分
告別式・お葬式 (自宅)
12時30分 お見送り
13時 火葬場 (下田市役所火葬場)
祭司は牧師さんですが、それは大築さんがキリスト教の信者とい うわけではなく、たまたま知り合いの牧師さんに葬送の儀式をお 願いしたということのようです。
もっと詳しく知りたい方は大築宅(0558−62−4533)へ。
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大築さんは日本の良心を代表するミニコミ『人間家族』を長年発行してきました。わたしが『人間家族』に出会っていなかったら、今の私はないというぐらい、このミニコミからいろいろな出会いを得ました。59歳で逝っちゃうなんて、早過ぎます。
脱原発、自然エネルギー、先住民族の知恵、環境問題への取り組み、自然農、いのちのつながり、分かち合うことの大切さなど、彼が大切にしてきたことを受け継いでいきます。
大築準さん、ありがとうございます。どうか安らかに・・・。
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