2006/11/09

沖縄で平良夏芽さんと糸数慶子さんと!

Keiko Itokaze JPG

昨日は羽田空港でスカイマークエアラインの整備不良で足止めを食い、急遽、JALの航空券を正規料金で買い直して沖縄へやってきました。36500円の余計な出費になってしまった。ああ。でもLOOSE CHANGEの上映会の時間は決まっていたので、こうするしかなかった。

首里城の近くの会場のアルテに着くと、もう上映が始まっていました。まだ完成していないので、一部字幕がなかったり、訳し漏れがあったりしましたが、なかなかの出来。あともう少し調整すれば、マスター版がつくれるかな。911真相究明国際会議に参加してくださったみなさまには、長らくお待たせして申し訳ない。あと1週間ぐらいで発送できると思います。

上映会が終わったあとは、平良夏芽さんとの対談。話している最中に糸数慶子さんが駆けつけてくれて、彼女のこの選挙にかける思いを聞くことができました。「国政の場で後4年しっかりやって、という思いもあったのですが、こういう情勢ですから、これ以上沖縄には絶対に基地をつくらせない、杭一本打たせない、という思いで決意しました」「母の1周忌(マンガでは3周忌になっているけど)のときに、親戚の人から、母が3歳の息子をマラリアと食べ物がないので亡くし、その直前にも生まれたばかりの女の子を亡くして、半狂乱になったというのを始めて聞いたときに、戦争が母のような悲しい女性を世界中で生んでいる、戦争をなくさなくては、と強く思った」と話してくれました。

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きくちゆみさん 。糸数慶子さん 。平良夏芽さん

糸数さんのお母さんは生前とても明るい人だったので、そんな過去があること(子どもを2人亡くしたことは知っていたけれど)はちっとも知らなかったそうです。ちょうど糸数さんにもそのとき3歳になる娘がいました。「子どもを産んでなかったら、この母の気持ちを追体験できなかったと思う」とも話していました。

この選挙は世界で一番大切な選挙、戦争に向かう世界を沖縄から止めて、平和な世界を創っていきましょう、と私もエールを送りました。

対談が終わってから、平良夏芽さんといろいろ話しているときに、昨日の>関義友さんのメルマガに書いてあった防衛庁のホームページの話(なんと、もう防衛庁が防衛省になっている!)をしたら、平良さんがすごくびっくりして、すぐにあちこちに電話してくれた。

関さんのメルマガにはこう書いてある:http://www.jda.go.jp/j/library/archives/yosan/2007/19gaiyou.pdf
我が国の防衛と予算 -平成19年度概算要求の概要-(PDFファイル)

には、まだ法案も通っていないのに厚かましくも既に【防衛省】と書いてあるではありませんか!
概算要求は、まだ法案の審議すらはじめていない夏にまとめられたもの。
(引用ここまで)

これって、大問題だ、というわけで、マスコミの友だちに連絡をいれてくれたみたい。

平良さんは昨年までは米軍車両の色がイラク仕様でグレー(砂漠の色)だったのが、だんだん緑の迷彩色が増えてきて、今は完全に緑迷彩色ばかりになった、これはアジア仕様で、北朝鮮有事に備えているとしか思えない、と言っていた。恐ろしいこと。事態は深刻だ。沖縄にいないとこういうことはわからない。

明日(もう今日ですね、11月9日)は琉球大学でお昼休みに教育基本法のシール投票をやります。琉球大学に来られる方はぜひ!午後は街宣車で周り、夜は同じく琉球大で『平和の創り方』全編を上映してお話します。大学では選挙運動はできないので、「投票に行こう!」という話をします。今日はもう遅いから、少し眠らないと。のどもまだ治らないなあ。たまには、しわがれた声もいいか。しぶーい?

昨日のマイケルムーアからの手紙は傑作だった。「戦争に賛成の人は共和党に、反対の人は民主党に入れなさい」というやつ。玄さんが訳してくれた。ありがとう!

森田玄のブログ『玄のリモ農園ダイアリー』にあります!
 http://moritagen.blogspot.com/

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