2011/12/31

広瀬隆「東電の資産の送配電16兆円を売却し、そのお金で賠償を」

週刊朝日のインターネット番組に広瀬隆さんが登場(12月23日放映)です。アーカイブになりましたので、生放送を見逃した方も観ることができます。ネット放送って優れものです。

タイトルは、「福島原発事故『収束宣言』大嘘の皮を剥ぐ」
http://www.wa-dan.com/hirose/

これ必見。

メルトダウンのあと、メルとスルーして底にたまっている燃料が、今、いったいどこにあり、どうなっているんでしょう。実は、誰もわかりません。それで『収束宣言』はありえません。

さて、今日は日本は大晦日。
NHKが深夜にいい番組の再放送がありますね。これも必見です。

NHK【ETV特集】「ネットワークでつくる放射能汚染地図 3 子どもたちを被ばくから守るために」
12月31日(土) 午前1時45分 再放送  
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0828.html
311から私が一番エネルギーを注いでいるのが「子どもたちと妊婦さんを被曝から守る」です。「つなぐ光」はそのために立ち上げました。

NHK【ETV特集】「ネットワークでつくる放射能汚染地図4 海のホットスポットを追う」
12/31(土)午前3:15 再放送
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/1127.html
海の汚染地図は作れるのか知りたいです。海産物の生体濃縮はどこまでなんだろう。

いよいよ2012年が始まります。

現座、日本で動いている原発は6基です。あと半年で日本のすべての原発を停止させ、それでも停電しないことをはっきりさせましょう(その根拠は広瀬さんのお話の中でご確認ください)。

311以降、超多忙な生・広瀬隆さんにお会いできるチャンスは滅多にありません。メディアには流れない正確な情報を知り、2012年から先を生き抜きたい方は、1月13日に神奈川近代文学館に5時にご参集下さい。広瀬さんが3時間たっぷりお話して下さいます。

昼間は、私が午後1時半から同じ場所でお話させていただきます。そこでもお会いできたらうれしいです。

2012年が地球に生きるいのちにとって、より平和で穏やかな年になりますように。


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2011/12/30

低線量被曝 揺らぐ国際基準—NHK総合

世界一の原発大国(104基)&核兵器生産工場大国に住むアメリカ人にも観てほしい番組:NHK総合 追跡!真相ファイルが昨日、12月28日夜10時55分~11時23分に放映されました。画期的な内容です。
http://www.dailymotion.com/video/xnb9h8
米国イリノイ州の原発周辺の小児ガンの発生が、平均の2倍(100%増)であることも伝えています。だいぶ前に、週刊プレイボーイでジャーナリストの明石昇二郎さんが、福井県原発銀座周辺での悪性リンパ腫の多発についてルポを連載していたのを思い出しました。

これはすでに本になっています。
http://www.amazon.co.jp/敦賀湾原発銀座-悪性リンパ腫-多発地帯の恐怖-明石-昇二郎/dp/4764501155

昨日のNHKの番組で私が一番驚いたのは、チェルノブイリ原発事故後、1500キロも離れたスウェーデン北部のベステルボーテンケンの村で34%もガンが増えていること。その村の当時の空間線量は、日本で今また取りざたされている「20mSv/年」より遥かに低いのはもちろん、国際基準値の1mSv/年よりさらに低い、0.2mSv/年でした。

それでも住民たちはガンの増加の原因をチェルノブイリ原発事故と見ています。トナカイの肉からの内部被曝が疑われていますが、はっきりしません。

「100ミリシーベルト以下は発がんのリスクがない」と日本や世界各国で「国際基準」とされているICRPの低線量許容値が、じつは科学的根拠のないものであったことを、当事この基準を定めた科学者が自ら認めます。NHKがここまでICRP(国際放射線防護委員会)に切り込んだことにエールを送ります。

この番組に関する青山貞一さんの秀逸なレポート:
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp1122...html

見逃した方のために、と、すでに番組を文字おこしして下さった方がいます。ありがとうございます。
http://togetter.com/li/234049

レポーター(サポーター)の室井佑月さんとは、一度、名古屋テレビの『お助け マンマミーア』という番組でご一緒したことがあります。911事件がテーマでしたが、このとき複数いたゲストの中で、私の説(米国政府説はつじつまが合わない)に同意した唯一の人でした。母親として、子どもを安心して健康に育てたい、という立ち位置での揺るがないレポートぶりに共感しました。


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2011/12/28

南相馬市の女性の体調不良/東電の役員報酬5兆5045億円を福島の賠償に!「株主代表訴訟」提起

知人から教えてもらった「ぬまゆのブログ」。震災後、飼い主のいなくなってしまった犬の世話をしている南相馬市の41歳の女性が8月6日から日々綴っています。

その中で、見過ごせない体調不良を訴える記載があります。
http://togetter.com/li/229802
ーーー
ゆうべ、
お風呂で、シャンプーした 後、
手ぐしで、髪を ほぐしたら、

髪が ・・・
「 束 に なって 」 抜けました。

しばらく、
呆然と 立ち尽くしてしまいました。

(中略)

両足の 「 人差し指 の 爪 」 が、
2つ とも ・・・

根元から、そっくり 外れかかって いて ・・・
触ったら、外れました。

いまは、
絆創膏 で、わずかに くっついている 爪を、
覆っています。
ーーー
この女性に対して、南相馬市の医師と名乗る人から、「そんな人いないよ」というコメントも入っています。この女性は311以降、次々根元から抜けて、ぼろぼろになってしまった自分の歯の写真を出して、体調不良が本物であることを訴えています。

医師の肥田俊太郎さんが、「9ヶ月たったら症状が出るだろう」、と話されていたことを思い出しました。311からもう9ヶ月が過ぎました。「冷温停止」状態と言って、住民を汚染地域に戻す動きがあります。チェルノブイリだったら強制避難区域にあたるところにも、まだ子どもや赤ちゃんを含む人々が住んでいる「日本」という国が信じられません。旧ソ連より一般市民の扱いが過酷です。

そんな中、東京電力の株主が、東京電力歴代役員60名に対して5兆5045億円を会社に賠償(返還含め)し、そのお金を福島の賠償に充てるよう 「株主代表訴訟」を提起しました。この賠償額は過去最高だそうです。

その 記者会見の様子はこちらでご覧に下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=SKFhO-EmEU4

この記事は、日本のメディアではあまり取り上げられていませんが、ファイナンス・グリーン・ウォッチでは記事になっていました。
http://financegreenwatch.org/jp/?p=6143
FGWでは、小宮山宏元東大総長に注目しています。その理由は、小宮山氏が再生可能エネルギー推進など環境問題に取り組み、また企業の社会的責任(CSR)の視点を持っている人だからです。

株主代表訴訟は、株主が会社の監査役に対して訴訟の提起を要請し、それに対して監査役会が60日以内に応じない場合、直接の代表訴訟を起こすことになります。この動きも目が離せません。2ヶ月後も続報を書きたいです。

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2011/12/27

脱原発映画祭@脱原発世界会議、詳細プログラム決定!

日本中から、世界中からパシフィコ横浜に集まるみなさん、東京ピースフィルム倶楽部(東京平和映画祭)がお届けする脱原発映画祭@脱原発世界会議のプログラム(スケジュール)が決定しました。

ジャンジャジャーン♫
ーーーー
■脱原発映画祭■ 
   〜こどもたちが笑顔で暮らせる未来に〜

■日 時:2012年1月14日 13:00〜17:00
■会 場:パシフィコ横浜・4F会議室419号(シアター型式・定員140席)

■内 容:映画上映&ディスカッション(ファシリテーター:きくちゆみ)
13:00 開始
挨 拶 (代表:きくちゆみ)(5分) 
【第1部】テーマ:原発の真実と嘘
  1「源八おじさんとタマ」上映(15分・中村徹 制作・アニメ)
  2「原発ほんまかいな?」上映(75分・PARC 制作)
  3 ディスカッション (10分位)      

          休 憩(10分)             
   
14:50 開始(予定)
【第2部】テーマ:子どもたちを放射能から守る 
1「チェルノブイリ・ハート」 上映
(61分・マリアン・デレオ監督・2003年・米)     
2「子どもたちを放射能から守れ!福島のたたかい」 上映
   (37分・湯本雅典 制作)
  
3 ディスカッション(「原発いらない・福島の女たち」からの報告含 む)
   
             17:00 終了

※当日、内容に若干の変更があるかも知れませんので、ご了承ください。


この会議に遠方からいらっしゃる方は、前日開催の私と広瀬隆さんの講演会にも参加して、福島の妊婦さんと子どもたちを311以降サポートし続けている「つなぐ光」を応援しませんか?ご検討下さい。


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2011/12/26

ハワイの雪

あなたのクリスマスはいかがでしたか?私たちは今日がクリスマスです(こちらは今、25日です)。

そして新月なのですね。どうりで星がきれいだと思った。新月と満月は、本来断食の日なのに、友達家族が来てくれたので、クリスマスディナーを満腹に食べてしまった!断食は明日にしよう。

マウナケア

今朝、子どもたちが「雪がないとクリスマスって感じがしないなあ」と言ったので、「じゃあ、雪を見に行こうか」と何の準備もせずにいきなりマウナケアに向かいました。昨日の残りのご飯をおにぎりにして、大根とキュウリのぬか漬けと水、防寒具だけを持って出発!

マウナケア

ハワイの最高峰マウナケアは14796フイート(4205メートル)で富士山より高いのです。私の住むコナからは、ハワイベルトロード(町中ではパラニ通り)をワイメア方面に向い、ワイメアの手前でサドルロードを右折します。

それから延々とサドルロードをヒロに向かって走り、劣化ウラン弾が使われているのではと問題になっているポハクロア軍事演習場を過ぎたところで、マウナケアアクセスロードを左折します。そこからインフォメーションセンターまでは普通車でも行けます。

マウナケア

そこから先は、「四輪駆動車をおすすめします」と言われますが、私たちは普通車で行けるところまで行こう、と山頂を目指しました。そして、結果、山頂まで行くことができました(道は狭いですが、そんなに大変ではありません)。

ただ帰りは坂が急なので、ちょっとブレーキがこげるようなにおいがしました。確かに「四駆推奨」の場所であることは間違いないです。

マウナケア

それにしても、真っ青の空に真っ白な雪。空に映える世界各国・世界の各大学や研究所の観測所や望遠鏡が絶景でした。これまで何十回もハワイ島に来ていますが、マウナケア山頂に行ったのは初めてです。

雪と水の女神ポリアフに家族そろって生きていることに感謝し、そして、私たち家族を含む地球家族の健康と安全を祈りました。

マウナケア

今度は夜に行って、満点の星空を観てきたいです。
あとで写真をアップします。

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2011/12/25

脱原発世界会議の中で「脱原発映画祭」をします!

来月の1月14〜15日開催の脱原発世界会議東京平和映画祭(東京ピースフィルム倶楽部)も参加します。私たちは、1月14日の午後1時から5時まで、「脱原発映画祭」と銘打って、脱原発を促す4作品を上映します。

福島第一原発の4号機の状態にも目配りしつつ、今年の6月30日(または7月1日)には第9回東京平和映画祭をオリンピックセンターで開催する予定です。詳細はホームページでご確認下さい(映画の試写と選定などはこれからです)。

以下は、今日、脱原発世界会議の事務局に送った概要です。
ーー
東京平和映画祭(東京ピースフィルム倶楽部)Presents脱原発映画祭
      ~子どもたちが笑顔で暮らせる未来に~
1月14日(土)午後1時~5時(12時半開場)@パシフィコ横浜・会議室419
進行:きくちゆみ
 
<第1部> 原発の真実と嘘 午後1時~2時40分
『源八おじさんとタマ』『原発ほんまかいな?』
          
<第2部> 子どもを放射能から守る 午後2時50分~5時
『チェルノブイリ・ハート』『子どもたちを放射能から守れ!福島のたたかい』
ーー
脱原発世界会議にすでに参加を決めている方も、まだこれからの方も、上記の作品に興味がありましたら、足を運んで下さい。14日だけの参加ですと前売り券なら1500円と格安です(1本劇場で映画を観たら1800円する)。

詳しいプログラムはこちらから:http://npfree.jp/program.html
私たちの企画は「シアター」というところに記載がありました(まだタイトルだけで、中身がありません)。
http://npfree.jp/program.html#theater

第1部、第2部、それぞれで会場の参加者同士が対話する試みに初挑戦します。映画を観て、感じたこと、疑問に思ったことなどを共有して、面白い発見があるといいな、と思っています。

それでは1月はパシフィコ横浜でお会いしましょう。
その前日の1月13日に神奈川近代文学館でお会いできたら、さらにうれしいです。
(私と広瀬隆さんの講演会をしています。この講演会の収益は「つなぐ光」に寄付をします)
詳細:http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/12/blog-post.html

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2011/12/24

福島第一原発4号機の安全が保たれますよう

海外の情報通の友人たちがこのところ私に聞いてくることは、「福島第一原発4号機がどうなっているか」「フクイチライブカメラを毎日観ているがあまりよく観れなくなった。大丈夫か」ということです。

私は彼らと同じ映像を日々観ているだけで、現場にいないので、その質問に答えることはできません。ライブカメラは二つインターネットで観ることができます。

東京電力: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html
TBS/JNN: http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/youtube_live/

私が知っていることは、すでに報道されていて、誰もが知っていることです。

たとえば:
1、311のとき、4号機は運転中ではなかった。
2、ということは、核燃料が格納容器から取り出してあり、プールの中にある。
3、燃料プールは建屋の上部にある
4、このプールの水が蒸発したり、水が抜けたり(4号機の建屋はぼろぼろです)すれば、核燃料は崩壊熱をもっているので、やがて溶けて、大量の放射性物質が環境中に放出される。
4、そのときの汚染は、これまでの汚染の比ではない。

参考になるブログの記事を紹介しておきます。脅すわけではありません。ただ、最悪を想定して対策を立て、安全を確保してほしいだけです(いざというとき、実際役に立ちます)。

ーーーーここから:
山﨑淑子さんのブログ「福島第一原発4号機は崩壊が進んでいる。大量の避難が必要になるかも知れない」
http://enzai.9-11.jp/?p=9851

【フクイチ4号機が危機的状況にあるという報道】「福島第一原発4号機は崩壊が進んでいる。大量の避難が必要になるかも知れない」-ナチュラル・ニュースから。←東電は説明責任を果たせ!

◆「福島第一原発4号機は崩壊が進んでいる。
大量の避難が必要になるかも知れない」
http://t.co/WChh4z1v
http://t.co/N1tsywBy
~~~~~~~~~~~
アメリカの人々は4号機建屋崩壊を非常に心配している
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1037.html

Tue.2011.12.20
【引用貼り付け開始】
4号機建屋の南側の壁は自然崩落したものではなく、重機でとりはずしたもの。

【カレイドスコープのブログから引用開始】
最近、閲覧者の間では、煽り系の記事が増えてきたと言われているナチュラル・ニュースですが、この記事も、若干、その傾向があります。4号機建屋の南側の壁が「崩落」と書かれてあるのですが、これは違います。
下のリンク先に、使用済み燃料プールを取り囲んでいる壁や天井部分が、崩落寸前の状態なので、南側の壁と天井を重機で切り取っている写真のライブラリがあります。
http://enformable.com/2011/12/fukushima-daiichi-reactor-4-removed-wall-portions-near-spent-fuel-pool/
タイトルに、 Removed wall portionsとあるように、使用済み燃料プールの上の屋根(建屋の屋上部分)が崩落して、プールに落ちてしまう前に、取り外しておく作業をやったようです。これをナチュラル・ニュースは、「全壊の可能性」と書いているわけです。
【引用終了】
元記事の続きを読む:http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1037.html
ーーーーここまで。

いずれにせよ、福島第一原発4号機からは目が離せません。これが重篤な状況になったとき、マスコミがどこまで報道するか。メルトダウンを2ヶ月も隠した実績があるので、あまり頼りになりません。

東京電力、原子力安全委員、東芝、三菱、日立など原発製造企業の役員、国会議員、大手メディアのトップクラスなどに友人・知人がいる方は、彼らの動きを見ておきましょう。彼らの家族が避難し始めたら、何かが起きていると考え、できるだけ多くの人に伝え、速やかに行動ましょう。

今日このことが話題になった東京平和映画祭のメーリングリストでは、私はこう伝えました。

「4号機のことはもっとも心配してきました。
海外ではこのことが繰り返し話題に上ります。
核燃料がプールの中にあるだけだからです。
格納容器の中にあるのと、ぜんぜんわけが違います。
水が蒸発したら、あるいは4号機が崩壊してしまったら、アウトです。
また放射性物質の量が桁違い多いです。

『みえない雲』をまた観ました。
リアルです。

いざというときどう行動するかを、大切な人(家族や恋人などと)と話し合って決めて置くといいと思います。」


『みえない雲』はご覧になった方も多いかと思いますが、 原発事故をリアルに描いたドイツ映画です。
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=Uo5W-E0idLw
レンタルできます。感動のラブストーリーですので、クリスマスに夫婦や恋人と一緒にどうぞ。

私は間もなく日本に戻ります。4号機が大変危険な状態であることは、現場にいる人たちが一番わかっているでしょうし、そのためのベストの対策をしているとは思います。彼らの努力が実って、原発と彼らのいのちの安全が保たれるよう祈るばかりです。

クリスマスで楽しみたいときに、深刻な話になってしまいました。野田首相の原発事故収束宣言がありましたが、まだまだ収束していません。


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