2013/02/04

誕生日に福島の子どもたちのことを想う

このブログをハワイ島ヒロのバーHilo Burgers Jointで書いています。ここのハンバーガーはローカルのオーガニック牛の肉を使用していて、美味しいことで有名です。

今日は実は私の誕生日をヒロの友達がここで祝ってくれ、スーパーボールを一緒に観にやってきました。49ers(サンフランシスコ)とRavens(バルティモア)が戦い、数分前にRavensが勝ったところです。

友人は49ersファンだったのでがっくり。これは全米で年間を通して一番視聴率が高い番組だそうです。みんなでバーに集まって、わあわあ応援しながら、ビールを飲むのです。

そんな中で私は昨夜から今日にかけて友人とブレインストームしたことを実現すべく、このブログを書き始めました。

先週、福島から帰って来たアメリカ人女性ヴィッキーさんと会いました。彼女は8日間福島にいて、南相馬市を始め福島各地を訪ね、とくに障害者と子どものおかれている状況を視察してきました。

ヴィッキーさんは福島に入るとすぐ、皮膚に刺激というか痛みのようなものを感じ、肌に赤い湿疹が出て、目が痛くなったそうです。湿疹は今も治っていません。福島にいる間は全身が緊張して息が苦しい感じがし、「あそこにもう2年も住んでいる人たちは、子どもたちはどうなってしまうの」、と涙ぐんで話してくれました。

それで、昨夜はヒロの友人とこの夏休みにハワイ島で子どもたちをホームステイさせることができないか、話し合いました。そのような話はあちこちでありますし、ハワイ島には「ゆみが福島の子どもたちのために何かやるときは声をかけてね。力になるから」と言ってくれている人は多数います。

これまでも福島の子どもたちがハワイ島にやってきたことはありました。しかし滞在期間が1週間程度と短いので、心身の健康の回復のためにもう少し長く、できれば1ヶ月程度のホームステイをやりたいと思っています。

そのためには、受け入れ家族を見つけ、参加する親御さんの費用(旅費、滞在費など)をサポートするために相当額(一人当たりの旅費だけで夏は高いので25万円から30万円ぐらいかかる)の資金を集める必要があります。自費で参加できるような余裕がある人はあまりいないでしょうから。

というわけで、サポートしてくれそうな関係者(航空会社、市役所、学校)に手紙を書いたり、HPを作ったり、口座を開設したり、受け入れ家族を募集したり、といろいろ始めようとしています。

私が日本に6月に戻るときに、このプロジェクト(福島の子どもたちをハワイ島でホームステイしてもらう)に必要な資金集めのイベントをします。そのイベントも誰とどんな事をやるか、企画中。パーティー(飲食あり)か音楽イベントがいいと思うのですが、あなたはどう思いますか?目標金額は1000万円ぐらいでしょう。

(先日、サンプラザ中野くんが遊びに来てくれたので、彼にも相談しよう。)

まずは私のブログを読んで下さっているあなたに、第一報。これはまだ私の頭の中にあるものを整理しただけです(この後、サポーターたちと一緒に形を作っていくためのたたき台)。あなたも一緒にこのプロジェクト実現のためにできることを考えて下さい。

   <Aloha福島キッズ・ハワイプロジェクト
Aloha福島キッズ・ハワイプロジェクト(仮名)は、福島原発の事故で影響を受けている小中学生20名(程度)にハワイ島で1ヶ月ホームステイしてもらい、子どもたちがハワイ島の大自然の中でのびのび遊ぶことと、ハワイと福島(ハッピー・アイランド)の交流を深めることを実現します。

滞在先:オアフ島(4日間)ハワイ島(26日間)
滞在期間:夏休み中1ヶ月(30日)
対象:福島原発の影響を受けている小中学生の子どもたち20名程度
(親子参加の場合、未就学児も可能)


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