2007/06/15

梅干しの漬け方

昨日、梅干しを20キロ、梅の「三河みりん漬け」を2キロ(これは梅酒代わりになり、ゼリーなどのお菓子にも使える、と友人のAskaさんから教えてもらった)漬けました。

梅干しの作り方は意外と簡単なので、1キロぐらいでトライしてみてください。最近はスーパーでも梅や自然塩が売っています。

市販の梅干しは、アミノ酸やソルビットなどの添加物、ときには合成着色料や白砂糖までもが入っているものもあり、そういう梅干しは「薬効」より添加物の毒性が心配です。梅干しを買うときは表示をよく見て本物の梅干し(原材料が梅と塩だけのもの)を買ってくださいね。

<梅干し1キロの漬け方>
*材料:梅1キロ(ほんのり黄みがかった梅が理想)
    自然塩 150グラム (今年は「海の精」、昨年は「小笠原の塩」を使いました)

*用意するもの:陶器の容器(かめ)、ボール、ザル、容器にちょうど入る板、重石

<下漬け>
1、梅はへたを取って良く洗い、一晩水につけておく
2、梅をざるにあげ水をきる
3、分量の塩をボールにとり、梅に塩をまぶしながら、かめの底にならべ、最後に残った塩でおおう
4、板を置き、梅の倍の重石(この場合、2キロ)を乗せる(ほこりが入らないようにビニールをかぶせておきます)

この後1週間から10日して赤じそが出回りはじめたら、本漬けです。
<本漬け>
5、梅をとりだし、1日干します。かめも中の液(白梅酢)も容器ごと干します
6、赤じその葉っぱ塩揉みして、2回灰汁抜きをします(ぎゅっと絞ればいい)
7、ボールに絞った赤じを入れ、そこに白梅酢を適量注ぐときれいな赤になります。
8、白梅酢を一旦カメから出し、葉を広げながら梅と葉を交互にかめにつけ、白梅酢をかぶるぐらい入れて、また重しをします
(余った白梅酢は、瓶に保存して料理や胃腸薬に活躍します)

<土用干し>
9、真夏の暑い土用の日三日三晩、ザルに広げて天日干し・夜干しします。かめも中の液体(赤梅酢)を入れたまま干します。このとき雨にぬれると、かびちゃうので気をつけてください。昼間、梅をひっくりかえして、まんべんなく日を当ててください。真っ赤な本物の手作り梅干しができあがります。
10、梅干しはカメで、しそ、赤梅酢はそれぞれビンに入れて保存します。

*赤梅酢は、ごま油でわるだけで、和風のおいしいドレッシングになります。夏野菜はなんでもこれでいけます!

*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます

0 件のコメント: