2011/02/02

CO-HOUSING(コウハウジング)の可能性

あさって(2月4日)、私は東京の新橋で「天然村」という私が参画しているプロジェクトについて、お話をさせていただきます。

私の「田舎暮らし」 ~心も体もきれいになるライフスタイル~

http://ameblo.jp/omoyoshi/entry-10779456851.html

「お試し田舎暮らし」というコンセプトは都会と田舎の両方の暮らしを楽しみたい、田舎暮らしをしたいけれど今はまだ仕事を辞められない、という人にぴったりだと思います。

この「天然村」が今後どのように発展していくかは未知数ですが、今回、カリフォルニアでかいま見た「Co-Housing(コウハウジング/または共同住宅)」は新しい生き方、住まい方として、興味深いです。

老人ホームでは老人がまとまって暮らし、児童養護施設(孤児院)では子どもだけがまとまって暮らし、障害者施設では障害者だけがまとまって暮らしていますが、本当は、コミュニティーの中に老人も子ども障害を持った方もいるのが自然です。

そんなところも考慮して、さまざまな人たちが助け合って暮らすコミュニティとしてのコウハウジング(Co-Housing)のプロジェクトが現在アメリカに150カ所もあるのです。私が興味あるのは、農的な自給型のコミュニティ(これに参加したいし、自分でも創ってみたい)。さらにNVCをプラスできたら、最高!

今回、私が帰国直前に立ち寄ったところは、オークランドから地下鉄で行けるプレザントヒルにある30世帯ほどが暮らす共同住宅。週に2〜5回はみんなで食事もしたりする、大変仲の良いコミュニティでした。

日本のマンションや分譲住宅と見た目は似ていますが、その設計から共同スペースの計画や運営を参加者全員でやっていきます。エネルギーや資源効率への配慮、老人や子どもや障害者との協同など、コウハウジングはこれから日本でもますます必要とされるだろうと思いました。

それで日本にもあるかどうか調べていたら、こんなのを見つけました!
http://www.cohousing.jp/index.html
日本にも、コウハウジングをやろうとしている人たちがいたんですね。

次回渡米する際は、もう少し実際の暮らしぶりなどを自分でも体験したり、より多くの人の声を取材してきたいです。

アメリカでのコウハウジング(共同住宅)に興味のある方はこちらをご覧下さい。多くがすでに完成しているプロジェクトですが、メンバー募集中のところもいくつかあります。
http://www.cohousing.org/

鴨川でも、地域通貨を中心としたゆるやかなネットワークができているし、「天然村」も日本型のコウハウジングになれるかもしれません。新しい持続可能な暮らし方・住まい方の可能性に胸がわくわくします。

2月4日の「天然村」のセミナーは参加費無料なので、田舎暮らしと都会暮らしの両方を楽しみたい方はお気軽にどうぞ。


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1 件のコメント:

ピース さんのコメント...

ある意味アメリカは進んでいますね
『老人ホームでは老人がまとまって暮らし、児童養護施設(孤児院)では子どもだけがまとまって暮らし、障害者施設では障害者だけがまとまって暮らしていますが』
これは効率性?を求める考え方から来ているのでしょうが、『老人や子どもや障害者との協同』という見地からはコウハウジングはより効率が良いとなりますね。
貴重な情報ありがとうございます