2005/11/11

♪ もうひとりの被曝米兵:デニス・カインの場合 ♪ - 8分53秒 - 2.1MB

PodCast GIF

[Today’s Podcast is in English]
森田玄(私のパートナー)が今サンフランシスコにいっています。ジェラルドマシューに続いて、イラクで被曝した米兵や、劣化ウランの専門家に会っています。このポッドキャストは玄さんが湾岸戦争に参加した元米陸軍兵士のデニス・カインさんをインタビューしたもの。

カインさんは、他の多くの兵士と同じように、劣化ウランについて何も知識がないまま被曝し、体調をくずし、除隊しました。今は毎日どこかで自分の体験について話しながら、病気になった兵士たちが治療を受けられるよう、奔走しています。嫌がらせや、攻撃は日常茶飯事だそうです。でも、彼は行動をやめません。

湾岸戦争兵士70万人のおよそ半数が何らかの体調の不調を訴えており、その内29万人以上が障害申請を退役軍人局にしています。そして、すでに1万3千人以上が「原因不明の病気」で亡くなっています。

玄さんの「どうして具合が悪くなった兵士たちがもっと騒がないのか」という質問に対して、カインは「そうする前に死んじゃうのさ」と答えました。なんということなのでしょう。彼は日本にもやってきて証言をしたい、と言っていました。いつかお呼び出来たらいいですね。

話しは急に変わりますが、今日のごはんもまた、とてもおいしかった。一期一会の食材たちを心を込めて、(でもささっと)料理しました。ハーモニクスライフセンターで宿泊した方には、10品ぐらいのおいしい野菜料理をお出ししています。一泊2食で5千円です。最近は、シェフ(私)が忙しくなってしまったので、なかなか宿泊のお客様をお迎えできないのが、ちょっと残念。

ヒエのコロッケ(ヒエ、レンコン、人参、大根、ひじき、地粉、パン粉、塩、醤油、酒)
ひじきの白和え(豆腐、白ごま、レンコン、人参、大根、ひじき、塩、だし醤油)
間引き大根の炒め物(間引き大根丸ごと、ごま油、塩、こしょう)
春菊のポン酢和え
3分搗き米(新米)
お味噌汁(小松菜、わかめ、豆腐、自家製みそ)
納豆(ネギ、納豆)
梅干しと番茶

メインディッシュとサイドディッシュの両方にひじきがあるのは、前日のひじきの煮物を使い回したからです。同じものが続くのはつまらないですから、あまったお惣菜をまったく違うお惣菜に変身させて、次の日出します。煮物のひじきはあまり食べない子どもたちも、コロッケなら大喜び。ぱくぱく食べてくれました。春菊のポン酢和えも人気でしたね。野菜は畑からの採りたて。ありがたいですね。

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