2010/06/09

人間の多様性とNVC/第7回東京平和映画祭

アメリカはつくづく人種、セクシャリティー、社会的地位や収入、学歴などが多様な社会だと思います。日本はアメリカに比べると均一で、今学んでいる多様性のワークが私の理解を超えていることもあります。

NVCのJPG

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この2日間のNVC合宿のトピックは多様性。自分とはまったく違う価値観の人やグループと対話をするときに役に立つのは、相手の違いにフォーカスするより、何のニーズを満たそうとしているのかにフォーカスすること。NVCは互いの理解を深める道具になるでしょう。

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さて、いよいよ年に一度の「東京平和映画祭」があと10日でやってきます。もうチケットは入手しましたか?

第7回東京平和映画祭

日時:2010年6月19日(土)10:00〜19:00
   2010年6月20日(日)10:00〜18:05
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 大ホール
チケット代 <一般会員> <学生会員>
  ◎1日券   3,000円    1,500円
  ◎2日券   5,000円    2,500円  
 ※1日券は、6/19または6/20のどちらか1日のみ有効です。
 ※<学生会員>は映画祭当日に29歳以下の学生に限ります。
 ※当日学生証の提示をお願いします。
 ※小学生以下は無料です。

主催:『東京ピースフィルム倶楽部』 Tel:090-4459-3020(担当:浅野)
mail:info@peacefilm.net
◎会員登録が必要です(無料)。会員登録はHPより可能。  
http://www.peacefilm.net/joinus/index.html

以下、地球(てら)子屋の中井風子さんがすてきな紹介文を書いてくれました。

     <スクリーンから平和を! 知らなかった世界がここにある>    
        
「この世界どこかおかしい」と感じている人は大勢いる。特に若者が平和、環境はもちろんのこと、フェア・トレードの問題に、難民の問題に、原発の問題に、動き始めている。これまで大人たちが、マスコミが眼をつむってきた問題の根本を探り始めている。この「東京平和映画祭」は、この世界の真実を照らす多面体の鏡だと思う。「どこかおかしい」から「どこがおかしい?」に発展させ、そのおかしいことをチェンジさせるために「どうすればいい?」を具体的に探る、自分の感性で考える格好の機会になると思う。若者に限らず、すべての「若者の感性を持ち続けている人」に、参加してもらいたい。

この素敵な映画祭が今年も開催されることに、大きな喜びを感じています。大メディアがその役割を怠っている中で、「本当のことを知らせたい」「本当のところを知りたい」という人々が、徐々にであれ増え続けていることは事実。そのことに大きな希望を感じます。

6月19日(土) 
1.「911の子どもたちへ」(2009年 85分)
日本人学生の初の試みとなる911事件を題材にしたドキュメンタリー。
2.「アメリカ帰還兵IVAWイラクに誓う」(2009年 26分)
アメリカ元兵士とイラクの民衆の出会い。人間の決意と和解の記録。
3.「キャピタリズム マネーは踊る」マイケル・ムーア監督(2009年 127分)
世界同時不況。原因を作ったのは一体誰なのか、お金は一体どこへ行ったのか?
4.「山のかなた」(2009年 76分)
「もんじゅ」「再処理」「ヒバク」「地震と原発」「代替エネルギー」の5つのテーマを設定。
5.「どうするアンポ〜日米同盟と私たちの未来」(2010年 44分)
アメリカは日本を守っているの?普天間基地って何のためにあるの?

6月20日(日)
1.「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」(2008年 90分) 
石油戦争から水戦争の時代へ。環境破壊や人口増加などにより水不足が深刻化。“水戦争”を多角的に検証。
2.「るんみの場合」(2009年 28分)
一人の若き在日三世が「韓流(ブーム)」と祖国への揺れる想い、拉致事件について語る。
3.きくちゆみの「911の嘘と真実」トークと映像(60分)
911事件をきっかけに始まった「対テロ戦争」は、9年たった今も人々のいのちや生活を破壊しながら続く。マンガ「戦争中毒」は、この戦争で儲けているのは?支払っているのは?死んでいるのは?と問う。今、千人の建築家とエンジニアが、米国政府に対して911事件の再調査を要求して立ち上がった。私たちは真実を知り、伝える人になろう。
4.「Undercover in Tibet 『チベット潜入取材』」(2008年 51分)
亡命チベット人が、チベットの違法な逮捕、拘留、拷問、チベット人女性が強制された不妊手術などの実態を暴く。
5.「アフガンに命の水を〜ペシャワール会 26年目の闘い〜」(2009年56分)
地元市民の生活再建のために身を挺して奮闘する中村哲医師。日本人青年達と、ともに働いたアフガン人延べ60万人の汗と涙と笑顔の記録。

一般の劇場では見られない作品ばかり。どうぞご予定を組んでお越しください。

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