2012/09/29

福島の家族、ハワイ島で語る Fukushima Family Speak Out

ビジネス書の紹介です。

あなたは4つのタイプのうち、どれにあてはまりますか?

1.無一文な人
2.使わないで少し貯めてる人
3,収入は多いのに出費も多くてマイナス状態な人
4,資産はあるけど現金がない人

この4つの中から、
あなたの今現在の経済状態が
どれにあてはまるかを確認し、

今いるステージから、富を築くまでに、
何を、どの順序で、何に気をつけて、
どうすればいいかという具体的な
アクションプランを知りたいなら、この本をお勧めします。

ちなみに私は2と3の中間。
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今日の本題。

福島県南相馬市から原発事故直後に独自の判断で避難した井上一家が、ハワイ島を訪れています。

今、私はハワイ島ヒロ(私が住むコナの反対側)にあるコミュニティカレッジに来ています。「ジャパンクラブ」(日本から留学している学生さんたちの日本文化を紹介するクラブ活動)主催のイベントがあり、その中で福島から避難した井上一家がお話をして下さいます。


観客はアメリカ人が多いので、私は通訳ボランティアでヒロにやってきました。


面白いのは、ジャパンクラブの1周年記念イベント。「ハワイで人を集めようと思ったら、無料の食べもので“つる”のが一番!」とはジャパンクラブ部長・よしえさんの弁。

というわけで、今日はキャンパスでそうめん流し、たこ焼き作り、スイカ割りが「日本文化の紹介」ということで行われています。


そしてこの後、午後4時半から、いよいよ井上一家のお話会です。


今、到着したばかりの井上美和子さんとお話をしました。


「ハワイに来てから、あまりにもみなさんが優しくて、心配して下さって、日本とのギャップに泣けてきてしまいました。日本人が悪いというのではなく、日本では情報を持っている人が一部の人に限られていて、多くの人が未だに政府やマスコミを信じているからだと思います」と話していました。

私は、3月11日、東京で帰宅難民になり、池袋でテレビにかじりついていました。電話は通じず、家族との連絡はつきませんでした。そして夜遅く、「全電源喪失」というテロップを観た時、メルトダウンを覚悟しました。


翌日、家族となんとか再会すると、すぐに子どもを連れてパスポートと現金だけを持って家を出ました。沖縄に避難し、「つなぐ光」を立ち上げ、その後、ハワイに移住し現在に至ります。

元々ハワイにハーモニクスライフセンターを作る計画はありましたが、3・11が私たちの行動を早めたのは、言うまでもありません(予定では2011年秋にハワイに移る計画でした)。

私はその後、東京平和映画祭や自分の講演会やワークショップのために6回帰国していますが、子どもたちは帰国していません。もちろん、千葉県にいた方が経済的にも自給生活のためにもずっと楽でしたが、アメリカ新天地で核を止め、持続可能なコミュニティを一から創る活動も、やりがいがあります。

井上一家は南相馬市在住でしたから、福島第一原発とは目と鼻の先です。政府の指示がある前にすぐに逃げた判断は正しかったと思いますが、「日本とハワイではハワイの人が優しい(のでショック)」という井上さんの言葉をしっかり受け止めたいです。

井上一家は、明日は我が家にやってきて、福島の子どもたちと妊婦さんの移住(と新生活)をサポートするためのファンドレイズ(資金集め)もします。


私は体に良くて美味しいロースィーツを作って、みなさんをお迎えする予定ですので、ハワイ島コナ近辺在住の日本人はぜひいらしてください。我が家はコナの中心街からほど近い住宅街にあります。

<福島から避難している家族のお話を聞く会――Fukushima Family Speak Out>
日時:2012年9月29日(土)午後2時から4時まで
場所:ハーモニクスライフセンター・ハワイ(75-286 Hoene Place, Kailua Kona)
参加費:$5以上のドネーションをお願いします。

明日のイベントが終わったら、また報告します。
(日本語から英語への通訳は、あまりやらないのでドキドキします)



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