2009/05/26

フラ・コンサート、満員御礼/核実験やめて

玄さんが高岩監督の『戦争案内』ことを書いてくれたので、ぜひ読んでください。

昨日のフラコンサートは多くの方の協力で、満席!大感動の中に終りました。このコンサートのために尽力してくれたすべての方に感謝です。参加してくれたみなさんもありがとうございました。

チケットがなくて入れなかったみなさん、ごめんなさい。次回はもう少し大きなホールでやりますね(もし次回があって、私がまたオーガナイザーだった場合)。

公演前の打ち合わせのとき、私が撮ったスナップをいくつかアップします。

フラのJPG

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それにしても、この最高にハッピーなフラの日に・・・核実験するなんて!
これ以上地球を放射能まみれにするなっていうの!!
子どもや赤ちゃんや妊婦さんや次世代の子どもたちが一番影響受けるんだから。

核兵器持っている国、作っている国、それを使って他国を脅す国ってサイテー。広島・長崎から何も学んでない(おそらく、自分が戦争で殺されることは考えてないんでしょうね)。

ただでさえ、地震列島日本の狭い国土にはすでに原発が55基も動いていて微量の放射能はつねに環境中に出ているし、六ヶ所村に再処理工場が本格稼働したら、もっと日常的にバラまかれる放射能が増える。北朝鮮と日本の空気は、切っても切れないんだからね(地球上どこでも大気は循環しちゃう)。

でも、どうやって私は「北朝鮮が核実験に成功」っていうのが本当かどうか確かめたらいいのだろう。確かにニュースはそういっているし、国連安保理も北朝鮮制裁に動いているけど。

例えば、大気中の放射能濃度があがったのが検出されたとか(原発から日常的に出ている微量の放射能との見分けがつくの?)?それとも地震波で?でも本当の地震と核実験の地震はどうやって見分けるの?その情報源は信頼できるの?

前回の初核実験の時は(2006年10月だったよね)、「核実験成功!」って北朝鮮政府が一生懸命言っていた(でも実際は失敗だった、という情報あり)。

そのとき日本も世界も大騒ぎしたけど、自民党の加藤紘一議員が、韓国の与野党議員と並んだパネルディスカッションでこんな発言をしていることを、ピースボートの川崎哲さんが報告しています。

「今回の北朝鮮の核実験は、いわば「弱者の脅迫」によって、日本がもしかして米朝の橋渡しをしてくれるのではないかという賭に出ている、と見るべきではないか」、「日本の出方を待って北朝鮮の出方も変わりうるんだということを認識したい。日本は、北朝鮮の動き方に影響を与えることができるのである」、「もう一度原点に立ち戻って考えて、日朝交渉の軌道を修正すべきだと思う」と。

同感。

それにしても、北朝鮮の核技術は誰が供与したの?
そもそも核兵器なんてものを開発し、それを実際に一般市民に対して無差別に使ったのは誰?

アメリカのAvaちゃんがつくったアニメを観て!「神さまは誰に爆弾を落とすか?」。

【北核実験】露国防省も確認「爆発の威力は20キロトン」
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090525/kor0905251524022-n1.htm


ところでー
北朝鮮の核実験、どうして今のタイミングなんでしょうね。

前回の「北朝鮮の弾道ミサイル発射」騒動だって、結局、人工衛星だったよね。今度こそはミサイルも発射したらしいけど、前回の人工衛星のときより騒いでいない。どうなってんの?
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/04/post_247.html

自民党がちょうどこんなことを発表した矢先に、北朝鮮が核実験。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090406/stt0904062026007-n1.htm
山本一太って、一度だけ「朝まで生テレビ」でご一緒したことがあるけど・・・。彼の理論って、アメリカのネオコンみたい。
http://ichita.blog.so-net.ne.jp/2009-04-08-4
敵地攻撃なんてしたら、相手も報復してくるに決まっている。北朝鮮の通常爆弾が日本海側にたーくさんある原発のどれか一基に当たったら、日本は居住不能になります。

だから、戦争はできないの。やっちゃいけないの。

イラク戦争のときの、アメリカが「イラクの大量破壊兵器はアメリカにとって脅威だ」って(そんなもんなかったけどね)いちゃもんつけて、戦争初めたけど、殺されたのは市民よ。イラクではこの戦争でもう数えきれない人(一説では100万人以上)が殺されている。
http://www.nowiraq.com/blog/

殺されるのは無邪気なこどもたちもです。嘘から始まった戦争で今もイラクはめちゃくちゃで、それこそアメリカの大量破壊兵器(劣化ウラン弾)で放射能まみれ。

「怖い怖い北朝鮮」ってそんなに怖いかな。貧しくて弱い国にしか見えない。指導者が独裁者で虚勢はっているけど、実際は貧しすぎて戦争なんてできないんじゃないかな。世界中がたばになってもかなわない軍事費で、最新鋭の武器と軍隊を世界中において、核兵器を配備して、いつでもどこでも攻撃できて、実際に世界中の(第三世界の)市民を殺しているアメリカに比べたら、ぜんぜん怖くないんじゃないかな。

元CIA高官ジョン・ストックウェルによれば、アメリカが秘密作戦などで第二次世界大戦以降に殺した第三世界の市民の数は少なく見積もって600万人、とのこと。(『テロリスとは誰?』より)

そういえば、DAYS JAPANが「北朝鮮のフツーの人々」という特集をしてたっけ。ただ、情報の自由がなくて、みんな洗脳されているのはいやだよね(かつての大本営発表のころの日本みたい)。

でも日本もアメリカも北朝鮮とそんなに変わらないかもよ。みんな報道の自由があると思っているけど、実はお金(スポンサー)や権力にコントロールされて、なかなか本当のことは報道されないもの。

こんなブログもみっけた。
http://mewrun7.exblog.jp/9997268/
日本の北朝鮮情報の源は主に米国。米軍の自衛隊は今は一緒に活動している。でも情報源を握っているのはあくまで米軍(米国側)。米国の情報をどこまで信じられますか?

911事件の隠し事や嘘を多少でも知ってしまった人は、米国の情報なんてあまりあてにできないのよね。

戦争はいつも嘘から始まる、っていうのを、今度の東京平和映画祭でお伝えしますので、ぜひいらしてくださいね。3日券は100枚を切りました(フラコンサートのように売り切れにならないうちに、買ってね)。

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