2011/03/30

♪ ハワイに『つなぐ光(Connecting Light)』立ち上がる ♪ - 43分29秒 - 10.9 MB

PodCast GIF

日本では報道されないけれど、海外メディアでは報道されている震災現場の写真の数々。
http://shochan-craze.blog.so-net.ne.jp/2011-03-23
つらいけど、私はしっかり観ることを選びました。家族の遺体を捜す安置所の写真などもありますので、観たくない方は観ないでください。

私はこの重い現実をしっかり自分のこととして受け止め、「原発がないと生きられない」という大宣伝に騙されて(原発がなくても生きて行ける、っていうか、原発がない自然エネルギー分散型社会のほうがずっと安全で健康や環境にもいいです)、間違った選択をしないように生きます。
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何のために生まれてきたんだろ
何のために歩いてるんだろう

何のためにあなたに出会ったんだろ
何のためにここにいるんだろう
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瀬戸龍介さんの「ホオポノポノ」と、ひろこちゃん(ミナル)の「Walik in Beauty」を311原発震災以降、歌い続けています。

今日はすごい前進がありました。カナダの医師が「つなぐ光」に5千ドルも寄付してくれました。今レートがわるいけど、40万円を持って帰れます!そして、ハワイ先住民のジミーさんとすみこさんたちが、今回の原発震災に対して、早速「つなぐ光・ハワイ」を立ち上げ、被災した農業者たちを、彼のカフナファーム(オーガニックコーヒーやハワイの薬草茶など)で受け入れ、仲間にも呼びかけることを表明してくれました。

Jimmy & FriendsのJPG

次にハワイ島で女神の絵を描いている小田まゆみさんと再会、そして作戦会議。今回の原発震災の体験から、どうやって安全で持続可能な未来を作っていくか、について夜中まで話し合い、すばらしいアイデアが出ました。

Jimmy & FriendsのJPG

まず必要なことは、福島原発の廃炉、浜岡原発の停止、そして日本の原発の段階的廃止。同時に地域分散型自然エネルギーへの転換。それをどうやって実現するのか。

まゆみさんと私は、プルトニウムのない未来を目指して1992年に「虹の蛇」や「プルトニウム・フリー・フューチャー」で一緒に活動しました。あのときは、プルトニウム輸送船の「あかつき丸」が初めてフランスから日本へプルトニウムを輸送することに国際的に反対する異議申し立てを日本政府に対してしました。27国から異議申し立てをしてもらい、日本政府は輸送ルートの見直しに迫られるなど、一定の効果がありました。

あれから19年経った今、今度は原発震災に伴う現在も継続中の深刻な放射能汚染に対して、日本は世界の環境をこれ以上汚さないように、地震国で原発を運転し続けるという愚かで危険な選択を止めさせる、という内容になると思います。

国際環境弁護士と、日本の弁護士にも相談して、手続きを進めるつもり。地震の活動期に入った日本(環太平洋地震帯が活発。ニュージーランドに続き日本です)はもちろん、地震帯の上にあるすべての原発は安全な自然エネルギーに変える必要があります。そして、人類は脱原発をする必要があります。

わざわざ被曝をしてまで(させてまで)エネルギーをえる必要はありません。テクノロジーはあるのです。石油利権、原発利権がじゃましているだけです。

今日のポッドキャストは小田まゆみさんをゲストに迎えました。あとでタイトルをクリックして聞いてください。

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2 件のコメント:

是々非々 さんのコメント...

メディアがそれぞれの判断で遺体写真を報道するのは自由。それを管理人さんが「しっかり観ることを選ぶ」のも自由。しかし、野次馬根性で覗いてみたい第三者は、その種のメディアに自分で能動的にアクセスします。ここに写された遺体は、地震に伴う津波や建物倒壊の犠牲者であって、原発事故の犠牲者とは違います。それをブログであえてキャリーすることの社会的意義は見いだせない。

ももたろう さんのコメント...

地震・津波・原発事故と、未曽有の災害というのは、今の日本人の共通認識と思います。
ただ事故処理が収束していない今、脱原発を唱えている方々は、かつての政権野党を彷彿させます。
一党独裁はけしからん・政策はなっとらん、外野からはなんとでも言えます。で、政権が取れれば言説だけでは動きません。試行錯誤しながらよくやってるとは思いますが、結果が裏目に出たり、対策が遅れれば批判続出。
与党になれば現実に政府を動かさなければなりません。反○○、でなく耐えうるだけの基盤を持っているかが最終的な勝利を得るでしょう。