2006/09/05

躍る阿呆に見る阿呆?

911ボーイングを捜せJPG

徳島に行ってきました。第46回いのちとくらし・平和を守る女性集会で話をするためです。朝一番に『911ボーイングを捜せ』の上映があり(なんと9時半から)、つづいて私の話が1時間半。こんなに朝早くに人が集るのかしら?と思ったけれど、140名ぐらいいらしていました。

この日の演題は、「平和の創り方 ー 知ること…それは未来を変える力」。サブタイトルは、東京平和映画祭からいただきました。知ることは最初の一歩ですが、知ることなしには何も始まりません。世界の悲惨な現実を知って、うちのめされることもありますが、それが故意に起こされていること(例えば、911事件とその後の対テロ戦争のように)を知ると、何とかしたい、変えたい、と自然と動き出します。

私は子どもも家族も大事だし、ここ鴨川の我が家の畑から野菜を収穫して、美味しい料理を毎日創って食べたい(食べさせたい)!です。家だってもっときれいにしたいし(お掃除、片付けをする時間が殆どないよー)、出かけてばかりいたら、家がめちゃくちゃになります。でも、今起きているあまりにむごたらしいことを止めるのに、私のやっていることが少しでも効果があるのなら、出来る限りのことはしたいです。

私はたまたま御縁があって、『戦争中毒』や『テロリストは誰?』に出会い、『911ボーイングを捜せ』に出会いました。これは、私に伝えろ、知らせろ、動け、ということなのでしょう。

一つ朗報。『911ボーイングを捜せ』を紀伊国屋書店が扱ってくれるかもしれません。打診がありました。いまのところ、我が家で家内制手工業のように細々と注文を受けて、発送をしていますが、こんなのではなかなか日本中に伝わりません。やっと、みんなの興味も出てきたようだし、911事件5周年でいろいろプロパガンダ映画も出ているので、今こそ、『911ボーイングを捜せ』を観てほしい。そして、今も対テロ戦争を続けているバカバカしさに気づいてほしい。毎日家を壊され、殺され、傷つけられている人々のことを思ってほしい。

徳島は日本一貯蓄率が高いそうで、本などもあまり売れませんよ、と主催者の高開千代子さんにいわれていたのですが、そんなことはありませんでした。講演後はみなさん帰らずに本コーナーがごった返しました。私がやっていることは、未来を変える力となる道具(本や映画)を提供すること。いい道具があれば、私たちは正しい判断をして、より平和で持続可能な未来を選ぶことができるでしょう。

講演が終わった後は、「阿波おどり会館」へ行って、本場の阿波おどりを体験してきました!一通りの踊りを観たあとは、全員で前に出て輪になって躍っていたのですが、私を含む3名がレイを首からかけられ、躍りっぷりがよかったということで、表彰されました。来年は8月12ー15日の間に徳島へ行って、本当に躍ろうかしら?

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