安倍晋三さんが自民党総裁になりました。秋の臨時国会では、実質的な憲法九条改憲にあたる「在日米軍再編推進法案」(ロビイストの関さんから教わった)と、私たちが自由に政府に反対意見を言えなくなる可能性をはらむ「共謀罪法案」は廃案にしなくては、と気を引き締めています。教育基本法も憲法も、変えるより、そこに書かれていることをちゃんと実践・実現しよう、と言いたい。
いつの世でも権力者が国民の心をつかむには、不安と恐怖をまき散らすことが有効です。恐怖、不安があると、自分より大きな組織や力のある人や国家権力に盲従しやすくなります。戦争は、そのような心理(いつ敵が襲ってくるかわからない、いつテロにあうかわからない、このままでは日本は破産する、など)さえ煽れば、民衆に支持されて、実行できるのです。
森田ゆりさんの新著『子どもが出会う犯罪と暴力』(NHK出版)は戦争の話ではなく、日本の子どもたちを巡る犯罪や暴力についての本ですが、その中にあった一節にぎょっとしたと同時に、まったくそのとおりだ、と思ったので、昨日のメルマガ(「地球平和ニュース」)で紹介しました。
「もちろん人々は戦争を欲しない。しかし結局は国の指導者が政策を決定する。そして人々をその政策に引きずりこむのは、実に簡単なことだ。それは民主政治だろうが、ファシズム独裁政治だろうが、議会政治だろうが、共産主義独裁政治だろうが、変わりはない。反対の声があろうがなかろうが、人々が政治指導者の望むようになる簡単な方法とは・・・。
国が攻撃された、と彼らに告げればいいだけだ。それでも戦争回避を主張する者たちには、愛国心がないと批判すれば良い。そして国を更なる危険にさらすこと、これだけで充分だ。」
(森田ゆり著『子どもが出会う犯罪と暴力』NHK出版、34ページより)
これは誰の言葉でしょう?
ヒトラーの右腕で軍事参謀のヘルマン・ゲーリングの1945年の言葉です。
同じくヒトラーの宣伝相ゲッペルズは「嘘も100回言えば本当になる」といいました。また「大きな嘘ほど、人々は騙される」とも。これは911事件を彷彿とさせます。
私たちは権力者の嘘を見抜かなくてはいけません。権力者たちは安全な場所で戦争をしかけ、戦争で儲け続けるのです。殺し合うのは、何も知らない私たち一般市民です。同メルマガの中で、西山澄夫さんの『週刊オルタ』最新号も転載しました。
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『週刊オルタ』 西山澄夫
「速報」
2005年10月25日、26日、ブッシュの支持基盤であるネオコン派の政治家、知識人が集まるワシントンの政策研究所、AEI・アメリカン・エンタープライズ・インスティテュートが主催して、日本の国会議事堂裏のホテル、キャピトル東急で、「政策研究集会」が開かれた。テーマは、「日本と中国を、どのようにして戦争に突入させるか、そのプラン作り」である。
参加者はAEI所長クリストファー・デムス、次期総理・安倍晋三、鶴岡公ニ(外務省、総合外交政策局審議官)、山口昇(防衛庁、防衛研究所副所長、陸将補)、民主党・前党首・前原誠司、その他自民、民主の複数の議員。
テーマは「有事、戦争に、どう対処するか」では無く、「中国と日本を、どのようにして戦争に持って行くか」である。
以上は裏付けが取れた正確な情報である。(続く)
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2 件のコメント:
9.11集会ご苦労様でした
中国といかに戦争商売するか
まったく 戦犯の孫の考えることは 上記を逸している
院内集会をどんどん開いて 言論を活発化できればいいですね
院内集会は いいです
間近に 有名人がおられ 参加している感も増大します
ブロガーも参加したいという人が多いです
ではまた
国会代表質問を安部と同じ土俵でのお喋りに終らせるな
前田 進 jcfkp...@ybb.ne.jp
安部の施政方針演説に対する社民党福島党首の代表質問は、与野党のなかでピカイチで一番良かった。しかし安部はまともに答えないで、施政方針演説のテープレコーダーみたいな繰返しで、はぐらかしの回答に終始した。ヤベー[安部]は気が弱いな。前世は気の弱い女性だったな。
福島さんは、まだ若いから、今後も頑張れ!
しかし現状は、この悪の体制の改良主義では解決出来ない。注文がある。
与野党、政府、マスコミ、教育は挙げて現在の悪の腐敗体制たる貨幣制度とそれに基づく金権奴隷支配体制という決壊不可避のダムの亀裂を、ガムテープで塞ぐ無駄な努力に血道を 挙げている。
福島さん!
自民党元政調会長の亀井静香氏はサイトで、明治以来の現文明は腐敗の極に達し、継はぎの対症療法では解決せず、抜本的な社会変革が必要だと書いた。
その通りで、事態はここまで来ていることを認識せよ。地球を破壊しながら、圧制体制で毎日100人を自殺に追い込んでる悪の体制は、改良主義では最早正せない。
共産党は、不破の「市場経済の社会主義」論で金権奴隷支配体制に組み入れられた。また天皇制、自衛隊の受入れで体制内化したので、役立たずだ。社共が逆転する可能性もある。
地球、人間、動植物、人間同士の共生を初めて可能にする、貨幣制度廃止に基づく万事無償奉仕の21世紀新人類社会の実現目指せ!筆者は20世紀末から主張して、孤軍奮闘だ。
ところが、そうした社会はすでに、カナダ極北地方の狩猟民族イヌイットの社会に現存している!国立民族博物館の教授がNHKラジオ①で先日夜中に発表した。
聞いた人は少ないだろう。
同放送の去年の18:00の番組でも、NPO代表が「現代社会の行き詰まり打開は、貨幣制度廃止以外にない」と言ったことも鮮烈な印象の波紋を広げたはずだが、サラリーマンらは只働きの残業で聞いていなかったのが残念だった。
暗闇に光が射している。イヌイットに続け! 06.10.4
必見:http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/8.html
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