2012/05/03

第9回東京平和映画祭のフライヤーが完成しました!

昨日も書きましたが、第9回東京平和映画祭「今こそいのちつながる選択を 原発のない世界へ!」のフライヤーが完成し、無事入稿が済みました。すごくかわいいんです。こちらからダウンロードできます。
http://firestorage.jp/download/441444344c9495bc8ea7d8c9a507deb15a9458d7



さて、今日は日本は憲法記念日。原発は憲法違反、という内容の東京新聞社会面のこの記事に注目です。感動しました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012050302000105.html

一部引用します。これを言っているのは、伊藤塾の伊藤真(まこと)さんだったのですね。さすが〜。


ーーーここから:



 憲法は、少数の人権を守るため、多数に基づく民主的政治に時として縛りをかけるものです。今回の震災では二万人近い人が亡くなり、帰宅できない人は三十四万人を超える。大変な被害ですが全人口からすれば少数です。厳しい言い方をすれば、ほとんどの国民にとっては「人ごと」。この事実を、まず直視しなければいけない。
 被害者が多数なら、多数で物事を決める民主主義のルートで支援策を決めればいいのですが、今こそ少数者の権利を守る憲法が必要です。
 幸福追求に対する権利を保障する一三条、健康で文化的な最低限度の生活を保障する二五条の訴えは切実です。被災して人間らしい生活と程遠い生活を強いられている人たちは「すばらしい憲法があるのになぜ私たちは…」と歯がゆく思っているでしょう。
 憲法は、一人一人が自分の権利を主張するのを認めている。被災者がそれぞれ違う権利を主張するのは、わがままではない。みんなと違うことを言うと申し訳ないと感じるのは、間違いです。
 憲法前文では「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」とあります。「平和」とは単に戦争のない状態ではなく病気や飢餓、貧困や人権侵害、災害を含め、生活を脅かす脅威から免れて心穏やかに生きることができる、ということ。一三条はさらに生命の脅威を排除することも人権として保障しています。
 その観点からみると原発は憲法違反だと考えます。放射能の危険にさらされないで生きたいという人権を、憲法は保障しています。憲法の平和主義の根幹は攻撃されない国をつくること。テロの標的になり得て、攻撃されれば原爆と同じようになるものを持つべきではない。核と原子力。英語ではどちらも「nuclear」なのに日本では使い分けてきたのです。
 震災では、憲法が国民の血肉になっていないことが分かりました。「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ」。前文の理想を具体化しなければなりません。憲法は、政治家に守らせる法。守らせるためには、国民も憲法の内容を知らなければなりません。
ーーー引用ここまで。
さあ、あと2日で原発が止まる。地震国に原発はいらない。


*ご訪問、ありがとうございます。人気ブログランキングに参加しています。あなたの応援が励みになります。

0 件のコメント: