2014/06/10

NVCリーダーシッププログラム8日目(最終日)から現実世界へ

このブログは北カリフォルニアの太平洋岸の小さい町メンドシーノで書いています。あまりに美しいところなので後半に写真をアップしておきます。

NVCリーダーシッププログラムのリトリート終了後、サンフランシスコで友人宅に1泊し、メンドシーノ出身の友人とバークレイで落ち合い、車で4時間かけて夕暮れ時に到着しました。その間、ネットに向かう時間がなかったので、リーダーシッププログラムの最終日を振り返ります。

リトリートの最終日はいつもセンチメンタル(お別れが悲しくて)になります。この8日間、共感の海の中で思う存分人間(関係)の可能性を味わうことができました。自分がNVCを伝えるときに役に立つヒントもたっぷり受け取りました。

問題はリトリートが終わった後、この意識をどこまで現実世界でも保つことができるか、ということです。

たとえば、今私はまだ家族と離れているのでなんとかNVC意識が保てているように感じていますが、夫や子どもと一緒になるととたんに「共感力」がどこかに飛んでしまいます。一番気が置けない相手なので、甘えているのかもしれません。本当はとても大切で愛しているのに、口から出てくる言葉はそれを反映していないことが多いです。

最終日の朝はプロジェクトチームの時間でした。私は社会変革とジャパンの二つのプロジェクトチームに入っているのですが、ジャパンプロジェクトは早急にやることがあったのでそちらに参加しました。それは今年の12月に行われるIIT(国際集中トレーニング)のプロモーションに使うNVCリトリーとの感想の収録です。まるでテレビコマーシャルのように1分とか30秒で感想を言ってもらうのは面白かったです(そのうち、IITのホームページにアップされると思う)。

プロジェクトチームの時間が終わると、いつものスペースに集合し、フランソワとロクシーの最後のセッションです。まずは3〜4人のグループで今回の合宿で一番ストレッチ(努力)したことは何か、また、どのセッションが一番大きな学びだったかをシェアしました。次に合宿中にもっとつながりたかったけれどその時間がとれなかった人とつながる時間を持ちました。私は子どもたち2人とつながる時間を持ちました。これも次の合宿のときにやってみたいです。

最後は1人一言、自分にとって大切なこと(ニーズ)を言って終わりました。子どもたちから出てきたのはほとんどがfriendship(友情)でした。私は「acceptance(受け入れること/受け入れられること)」というニーズが出てきたのが意外でした。

子どもプログラム担当のジョシュアと最後に歌った歌がとても素敵で覚えておきたいので、ここに歌詞を書きます。

In this circle no fear
In this circle deep peace
In this circle great happiness
In this circle safety

In this children no fear
In this children deep peace
In this children great happiness
In this children safety

In our family no fear
In our family deep peace
In our family great happiness
In our family safety

In this body no fear
In this body deep peace
In this body great happiness
In this body safety

In this land no fear
In this land deep peace
In this land great happiness
In this land safety

In my energy no fear
In my energy deep peace
In my energy great happiness
In my energy safety

8日間ともに過ごしてくれた参加者とアシスタント、トレーナーの1人1人に心からの愛と感謝を送ります。

p。s。
以下は、メンドシーノのスナップ写真。途中で完全無農薬のりんご園に寄りました。深い森を抜けて海岸線を観たときは、美しさに息をのみました。友人宅で早速、お料理をさせてもらいました(サンフランシスコでそばと昆布醤油を仕入れていき、そば&サラダをしました)。どこに行ってもお料理で喜んでもらえるのがうれしいです。








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