2014/06/07

NVCリーダーシッププログラム6日目:「ジャッカル・タグ(NVC鬼ごっこ)」とグループプロセス

6日目。明日一日を過ごしたらもうLPがもう終了します。楽しい学び多い感動的な日々は信じられないスピードで過ぎて行きます。このような共感力のあるコミュニティをいつか自分の周りにも創造したいです。

朝のファミリータイムのゲームは「ジャッカル・タグ」。NVCのエッセンスが入っていてしかも子どもから大人まで楽しめるこのゲームはぜひ、自分のワークショップでもやってみたいと思いました。

グループの中からジャッカル(鬼)を2人ボランティアしてもらいます。子どもたちが一斉に手を挙げたので、ジャッカル役が楽しいという共通認識が子どもたちの間であったみたいです。5、4、3、2、1とジャッカルが数えたら、みんなはつかまらないように逃げます。ジャッカルにタグ(タッチ)をされた人はその場でフリーズ(凍結)します。まるでジャッカル言葉を浴びせるたら心が凍るように!

フリーズした人は走り回っている人に「ハグしてください」とリクエストします。ハグを誰かにしてもらったらフリーズが溶けます。

第3ラウンドからはジャッカルの数も増え、2人から同時にハグされたらフリーズした人とハグした2人の3人が一緒に「私たちは自由だ(we are free!)」と言って、また走り出します。

このゲームの中にはNVCを実践する中でのたくさんのヒントが入っていました。心が凍ったら助けを求めること(ハグして〜)、ハグが一人で足りない時は別の人からもハグしてもらうこと、ハグ(共感)がもらえたらまた自由になること、などです。子どもたちがジャッカル(鬼)役をやっているときの生き生きした表情も、愛おしかったです。

今日の最初のセッションはミキのConvergent Facilitation.これも名訳がわかりません。Convergentとは集約する、とか集中するという意味ですが、ミキが私たちに教えたいことは、意見の違う人たちのグループで決定をするときに、そこにいる人たちみんなの声が反映された決定ができるファシリの仕方、ということです。

第1フェーズはグループの意志(Why you are here?)を確認し、次にNVCのニーズ言葉では把握しきれない原則やガイドラインを書き出すことです。このとき大事なのはすべての人の声を聞くのではありません。すべてのニーズ(ガイドライン)を聞き出します。原則はそこにいる人すべてが「これが自分のものである」「この原則には自分の考え方も含まれている」と思えるような反論を生まない内容(文章)である必要があります。

第2フェーズでは具体的提案を出すための複数の委員会(コミティ)を創ります。このとき「(そのコミティから出てくる)結果を信頼できないのならその委員会に入りなさい」という言葉が印象に残りました。

第3フェーズでは決定をするのですが、このときに「敷居が高い」か「敷居低い」質問をするかで合意ができるかどうかに影響が出ます。

続きは夜のセッションが終わってから〜

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