ムンバイテロの背景
200人以上のいのちがまた暴力で奪われました。いったい誰が、何の目的で?
911事件もそうですが、徹底調査と情報公開が必要です。なんでもすぐ「テロ」とする風潮は「対テロ戦争」を継続したい勢力の影響である、と私は思っています。
この間の日本の「年金テロ」もそう。あれは以前なら新聞やテレビは「連続殺人事件」と報道していたでしょう。新聞一面の見出しに「テロ」という言葉が躍っていたとき、私は「あ、これはヤバいな」と思いました。その日会った仲間に、あの見出しはおかしい、みんなも新聞社やテレビ局に「あれはテロじゃなくて、連続殺人でしょう?」と伝えてほしい、と言ったことを覚えています。
「テロ」の恐怖を私たちに植え付けようとしている力が働いているのです。なんでも「テロ対策」とすれば、予算がついたり、人権侵害も通りがち。一体、この事件で誰が得するのかを考えて、マスコミ情報を鵜呑みにしないことが大事です。
ムンバイテロもある種の自作自演だった可能性があちこちで言われています。最初からイスラム過激派のテロが疑われていますが、それが本当かどうかもわかりません。この写真を見てください。
犯人は右腕に赤っぽい腕輪のようなものをしている。これはKalavaというヒンズー教の儀式のときに僧侶から巻き付けてもらうものだ。報道ではイスラムテロとされているが犯人はヒンズー教徒かもしれない。あるいは逆に、偽装のためにこの腕輪をしているかもしれないが。元の記事はこちらをクリックしてください。
BBCは「一人が撃ち続ける間にもう一人が弾倉に弾を入れるという具合に非常に落ち着いていて、平然としたようすだったこと。ちっとも急いでなどいず、何も恐れていなかった」と報道しています。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/7752625.stm
地元の人の証言として「3人がカフェに入ってビールを飲み(モスリムは当然飲まない。モハメド・アタたちにも同じことが言われている)勘定を払って外に出て、銃を取り出し撃ち始めた」
「インド人には見えなかった。一人はブロンド(髪)だった。もう一人はパンクみたいなヘアスタイルだったし、こぎれいな服装だった」と言っています。
また、英国のインディペンデント紙には、現場に忍び込んで写真を撮っていたカメラマンが、「警察がいくらでも攻撃できたはずなのに全くそうしようとしなかった。自分の持っていたのがカメラではなく、銃だったら人々を救うこともできたのではないか」と訴えている記事もあります。
なぜ警察は犯人を撃たなかったのでしょうか。
http://www.independent.co.uk/news/world/asia/armed-police-would-not-fire-back-ndash-i-wish-id-had-a-gun-not-a-camera-1040238.html
他にも猟師たちが、銃を持った男たちがボートに乗ってやってきたのを見て、警察に通報したのに何もしなかった
という報告もあります。
ムンバイの「テロ自作自演説」については、こちらをどうぞ。アメリカの傭兵会社「ブラックウォーターズ」のことが出てきます。
http://youtube.com/watch?v=PNEzEetm5Zg
911事件のときもそうでしたが、初期の報道には真実が隠されていることが多いので、注目する必要があります。報道内容がだんだん隠蔽、歪曲されていくのです。
オバマが「イラクから撤退して、本当のテロリストを捕まえよう」とアフガニスタンやパキスタンへの攻撃を示唆していたことが気になります。それと何か関係があるかもしれません。
このことを教えてくれたオーストラリアの千早に感謝。
世界にはいつもいつも戦争を画策している勢力がいることを覚えておきましょう。そして、戦場に兵士としてかり出されて殺し合いをさせられたり、殺されてしまうのは、そんなことを知らない一般市民です。戦争への芽を早く摘むには、徹底した情報公開が必要です。
知ることが平和を創る始めの一歩(東京平和映画祭のモットー)。来月1月29日の高岩監督ありがとう!映画祭もよろしくね。『教えられなかった戦争』シリーズをやります。
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