2010/04/20

「911の真実を求める日本の科学者の会」設立宣言文書/明日、ハンス・ブリックスさんの通訳@参議院会館

この20年間ぐらい薬や病院にお世話になることなしに生きてきましたが、今、右手首(親指の根元)の腱鞘炎の痛みでさすがの私も参っています。天井の土佐漆喰塗りを、無理な格好で長時間やったのが原因と思われます。

「使わないでじっとしているしかないよ」といろいろな人にアドバイスをされますが、包丁も握るし、洗濯物も片付けるし、パソコンも打つし、手を使ってやることが多く、使わないわけにはいきません。

でも、それじゃ治らないかな。
なにかいい方法をご存知の方は、教えてください。

3日ぶりに鴨川の我が家に戻り一夜明けました。今日は穀雨です。この数日間に起きたことを反芻しています。いやあ、京都では本当に歴史的な瞬間に立ち会いました。西牟田祐二先生の「911の真実を求める日本の科学者の会」の設立宣言。ここにその文章を挙げておきます。
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911の真実を求める日本の科学者の会設立宣言  2010年4月18日 京都大学

私たち京都大学大学院経済学研究科教授・西牟田祐二と長崎大学環境科学部教授・戸田清は連名でここに「911の真実を求める日本の科学者の会」を設立することを宣言する。

以下の趣旨からである。
1.今日まで続く「対テロ戦争」の悲惨を見過ごせない。
2.2001年911事件には多くの未解明点が残されている。
3.諸政府の情報開示の不十分性。
4.諸政府ではない民間の調査団体の活動が世界的に進展していること。
5.24名の日本人が犠牲を出しているのに日本政府の独立の対応が見られない。
6.911事件の諸側面の総合的性格ゆえ、未解明点は、自然科学的、社会科学的、
  人文科学的諸分析の総合によってのみ解明に至りうる。
7.6ゆえに大学人こそこの問題に職責を負っていると考えられること。

以上の観点から、諸政府に対する情報公開運動の中心的活動として含む911事件の総合科学的究明のための結社として、私たち2名は、ここで連名で「911の真実を求める日本の科学者の会」の設立を宣言する。

そして本日ただいまから日本の科学者に多くの賛同者を募る活動を開始することを発表する。
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大学人のみなさま、どうぞこの勇気あるお二人に加わってください。よろしくお願いします。大学人にお知り合いのいるみなさま、どうかこの文章の転送をお願いします。そして、この動きに加わってくださる方は、ぜひ西牟田先生にメールを送ってください。

さて、こちらもお見逃しなく。911から始まり、今も続く対テロ戦争。その一つ、イラク戦争に関して、国際的な検証の動きが始まっています。明日21日は、国会議員会館でハンス・ブリックスさんの通訳をさせてもらいます。
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「元国連査察団委員長
   ハンス・ブリクス氏が語る、イラク開戦の真実」
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 イラク戦争の検証がイギリス、オランダで行われる中、日本でも、100人の国会議員による署名が鳩山首相に提出されるなど、戦争支持・支援の検証を求める論調が盛り上がりつつあります。

 そこで、イラク戦争の検証を求めるネットワークでは、この度、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)の委員長として、イラクでの大量破壊兵器査察の指揮を取り、開戦前夜の国連安保理での正に中心人物であったハンス・ブリクス氏を招き、緊急院内集会を開きます。

フライヤー→http://www.jim-net.net/DATA/blix_wathe.pdf

 ブリクス氏は、その著書や数々のメディアでのインタビューで、イラク戦争へのプロセスがいかに歪んだものであったかを証言しています。この度の集会では、今だからこそ明かせる、イラク戦争開戦の真実の他、イギリスやオランダでのイラク戦争検証や、大量破壊兵器の軍縮についても、大いに語っていただく予定です。

 今後の日本の外交・安全保障政策を考える上でも、極めて示唆に富む、貴重な機会となることでしょう。是非、ご参加下さい。

時間:4月21日(水)17:00~19:00
場所:参議院議員会館
主催:イラク戦争の検証を求めるネットワーク

ハンス・ブリクス氏略歴:
1963年スウェーデン外務省に入省。外務次官、外相などを歴任後、ジュネーブ軍縮会議スウェーデン代表として20年にわたり参加。
1981~1997年、国際原子力機関(IAEA)事務局長。2000年3月に国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)委員長に就任、2003年6月に退任。2004年1月より、独立機関である「大量破壊兵器に関する国際委員会」(WMDC)委員長。


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「イラク最激戦地ファルージャからの証言―
    ワセック・ジャシムさん スピーキングツアー」
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 この度、イラク最激戦地であったファルージャ市から、この街で行われた米軍による虐殺の目撃者で、人道支援活動家のワセック・ジャシムさんを招き、名古屋、東京、大阪、沖縄と緊急証言ツアーを行います。

 折りしも普天間基地の移設が論議を呼んでいますが、ファルージャへの攻撃での主力部隊は、沖縄で訓練を受け、出撃していった米海兵隊でした。

 特に2004年4月と11月に行われた、街を包囲しての無差別攻撃は、イラク戦争の中でも最悪の虐殺とされています。女性や子どもも含む約7000人が殺され、行方不明者は3000人。徹底的な破壊で多くの人々が家族や家を失い、現在でも現地の治安は不安定なまま。さらに最近では、同市での新生児の健康被害も激増を、中東のテレビ局アルジャジーラや英BBC放送などが大きく取り上げ、劣化ウラン弾等米軍が使用した兵器との関連性が疑われています。

 ワセックさんの証言は、当時の日本政府が支持した戦争の実態に迫るものであり、イラク戦争や、日米同盟のあり方を検証する上で極めて重要なものになると思われます。是非、お近くのイベントにご参加下さいませ。

☆ワセック・ジャシムさん緊急報告ツアー

【広島】
「イラク戦争なんだったの!? inヒロシマ」
日時:4月19日(月) 18:30~20:30
会場:広島平和記念資料館(原爆資料館)地下会議室
問合先:NO DU ヒロシマ・プロジェクト
    http://www.nodu-hiroshima.org/contact
【東京】
「イラク戦争なんだったの!? in東京」
日時:4月22日(木) 18:30開場 19:00開始
場所:カタログハウス 本社ビルB2F セミナーホール
   (渋谷区代々木2-12-2 新宿駅南口より徒歩8分) 
   http://www.jim-net.net/notice/catalog_house_map.htm
主催:JIM-NET
協力:イラク戦争の検証を求めるネットワーク

【大阪】
「イラク戦争何だったの!? 市民検証集会」
日時:4月23日(金) 18:30~20:30
会場:エルおおさか 6階 大会議室
   ※詳細は下記をご覧ください。
   http://civil-society-forum.com/?p=17

【沖縄】
「オキナワからファルージャの声を発信」
 ※4/24(土)~26(月)予定。
  詳細は「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」
  ウェブサイト  http://isnn.tumblr.com/ にて告知。

ワセック・ジャシムさんプロフィール:
1979年9月14日生まれ。アンバール大学教育学部英語学科卒。2004年11月、2度目のファルージャ総攻撃直後、米軍が避難民に遺体返還した時の様子を撮影し、国際社会に大きなインパクトを与えた。また、「イラク再建青年グループ」のスタッフとして人道支援活動にも尽力。現在は、ファルージャで中学校英語教師とコンピュータースクールの講師を務める。

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