2010/04/12

♪ 「明日はきっと晴れ」で涙、ピースボートで感動!♪ - 12分03秒 - 3.0 MB

PodCast GIF

オーストラリアの千早から緊急情報。日本の少女と若い女性たちのいのちと健康に関わることなので、以下、転送歓迎です:

今日本でも公費負担で幼い女子たちにも打たれようとしている子宮頸癌ワクチンの(日本でのサーバリックスではないが)ガーダシルで、また新たに4人の死亡者がインドで出て、研究目的のプログラムが緊急に停止されるという事件が起きました。

ブログに記事を書きましたので、是非ご一読のうえ広く転送、転載してください。

インドでガーダシルの研究プログラム、死亡者が出たため緊急停止さる
http://insidejobjp.blogspot.com/2010/04/blog-post_10.html
ーーーー引用ここまで。

同じく彼女の阿修羅への投稿「勇敢な元海兵隊員、テレビでケムトレイルの説明をする!! 」も要チェック。
http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/122.html
「ケムトレイル」については、日本語でも詳しいサイトがありますので、ご自分で検索してみてください。

さて、先週末は二日続けて、二つのイベントに参加してきました。

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(全写真:石田)


週末は仕事が多く体が空いていないことが多いので、「興味あるものを観に行く」という自由が、ありがたかったです。

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「明日はきっと晴れ」を企画した2人と作家の彦坂さんと

一つは「パレスチナ子どものキャンペーン」を支援するために中井さんと阿部さんという素敵な女性2人が企画した「明日はきっと晴れ」というイベント。バレエ、歌、講演、演劇、展示を駆使し、パレスチナのことを身近に感じる体験をしました。

北総線という運賃の高い電車に初めて乗り、「千葉ニュータウン」駅に初めて降りました。イオンモールという巨大なショッピングセンターを中心とした未来都市のような場所でした。(会場もその中です)

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ピースボートの前で

圧巻だったのはレイ・ブラッドベリ原作の演劇『金の凧、銀の風』で、計らずも涙、涙でした。満席の会場には地元の障害を持つ子どもたちの姿も。彼らがパレスチナ子どもたちに贈った心のこもった手作りのアート作品にも心が打たれました。

もう一つのイベントは、昨夜、横浜港に着岸中のピースボート上で行われた「船上試写会&レセプション」。

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ピースボート共同代表の吉岡達也さん(今日のポッドキャストのゲスト)

昨年、ピースボートはヒバクシャ103名を招待し、「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」を実現しました。そのクルーズに同行したコスタリカと日本の2人の若手映画監督。彼らは一体何を観て、何を感じたのでしょうか。

2本の作品が完成し、船上試写会への招待状が元水先案内人の私と玄さんに届いたので、久しぶりに家族揃って出かけました。船上は各国大使館関係者や水先案内人でにぎわっていました。

1作目の『Flash of Hope』はコスタリカのエリカ・バニャレロさんの作品。原爆投下当時、13歳で日本軍の暗号解読任務を手伝っていて被爆したサーロー節子さんの証言を中心に、原爆のことを初めて聞く人にもよくわかるように編集されていました。ヒバクシャの「この苦しみを二度と誰にも体験させたくない」というメッセージには人類愛を感じます。教育素材としても素晴らしく、学校でも上映できる内容で、特にアメリカ人に観てほしい、と思いました。

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2人の映画監督。国本さんとエリカさん。

2作目の『ヒバクシャとボクの旅』は30歳の国本隆史さんの作品。髪の毛が「和太鼓」のマークで、一度会ったら忘れられない人です。

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若手映画監督の国本隆史さん。一度観たら忘れないヘアスタイル。

国本さんは、自分とまったく縁のなかったヒバクシャを描くことになった戸惑いをストレートに表現します。「どうすればいいのかわからない」という彼の悩みは、当時乳幼児だったために被爆体験の記憶がない若いヒバクシャも同じでした。若いヒバクシャたちは、ベトナムで枯れ葉剤被害者に出会い、そこでも「どうすればいいの?」と同じ問いを発します。ヒバクシャに関心のない若者たちの声も拾いながら、核兵器のことを知らない人にも共感を得られる作品ができました。ぜひ、日本の若者に観てほしいです。

このクルーズでは船が故障して途中で乗り換える、という困難もあったようです。今年の8月2日出航の船で70回目という快挙を成し遂げるピースボート。「みんなが主役で船を出す」を合い言葉に若者の行動力でチャレンジを続けるNGOピースボートはますます元気でした。とはいえ、不況の波を受けた台所事情は大変で、経済的にはかなりキツそうです。

そんな折、今回は100万円を切る値段で世界一周を打ち出しています。つまり、1日1万円ちょっとで3食付き(食事はかなり豪華)で寝泊まりできて、世界20カ国を船で回れて、たくさん仲間もできて、学べて、退屈しない船内企画も満載ということですから、すっごくお得だと思います。
http://www.pbcruise.jp/index.html
この夏出航の第70回クルーズはまもなく満席ですが、71回と72回はまだまだ空いているようなので、あなたもどうですか?世界一周の船旅。ピースボートではボランティアをすると割引になるという制度もあるので、それを活用すればお金がなくても世界一周できるかも!(全額クリアする強者が毎回います)

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エリカさんと司会のようこさん(目がぱっちりの才色兼備の女性。目が閉じている写真でごめんなさい)

ということで、今日のポッドキャストのゲストはピースボート共同代表の吉岡達也さん。タイトルをクリックして聞いてください。

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2 件のコメント:

宮坂亨 さんのコメント...

先日亡くなられた井上ひさしさんが「9・11」陰謀説に関心を持っていたことが池田香代子さんのブログに載っていました。

http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51388915.html

「ねえねえ、池田さん、911陰謀説ってあるでしょう、あれどう思います?」あるとき、そうお訊きになってきたことがありました。私が当惑していると、同じく意見を求められた池内了さんが、「科学者の国際的なメーリングリストは、物体の自然落下についての計算式の投稿合戦みたいになってますよ」と、いつものちょっと醒めた、でも面白がっているような言い方で応じておられました。委員会には、陰謀説に熱を上げている人はいなかったので、子どものように意気込んでいた井上さんは、拍子抜けしたみたいでした。その後、井上さんから陰謀説を聞かなかったのは、すこし調べてみて、この仮説には脈がないと放擲してしまわれたからだろうと思います。

Yumi Kikuchi さんのコメント...

池田佳代子さんのブログはときどき読んでいます。彼女自身がどう思われているのか、いつかチャンスがあったら聞いてみたいです。井上ひさしさんのことを想像して「すこし調べてみて、この仮説には脈がないと放擲してしまわれたからだろうと思います。」と書かれていることから、池田さんも脈がない、と考えているのかもしれませんね。

京都大学の西牟田先生が911事件のことで(4月18日に京大で911事件の検証の企画を主催しているので)朝日新聞の取材を受けました。日本の学者の中でこの問題で私と同じ認識に立っている人、そして、そのことを公にしている人はまだ少数ですが、確実に増えてきています。京大で私が講演し、しかも翌日は、大学院生に授業をするなんて、画期的です。

911事件はつじつまが合わないことや矛盾が多く、独立した再調査・再検証が必要、というのが私の立場です。

それにしても、「日本ペンクラブ」で大好きだった人たち(米原万里さん、立松和平さん、井上ひさしさん)が次々といなくなってしまって、寂しいです。もうペンクラブをやめようと思っています(私を熱心にペンクラブに誘ってくれたのは、米原万里さんです)。