2014/06/30

解釈改憲に反対 政権(権力者)が憲法の解釈を変えていいなら、憲法持つ意味がない

カリフォルニアからハラハラしながらこのブログを書いています。

政権(権力者)が憲法の解釈を変えていいなら、憲法持つ意味がないと思いませんか?
なんのために憲法があるのでしょう。法律は国から国民への命令(約束事)ですが、憲法は国民から国(権力者たち)への命令(約束事)だったはず。

安部政権になってから、ますます日本の政治は私たちの思いや願いと乖離しているように感じます。私の得ている情報が正しければ7月1日についに解釈改憲が閣議決定され、集団的自衛権の行使——つまり米国と一緒に戦争する道——が容認されます。

戦争中毒』というマンガが見事に描いたように、米国の基幹産業は軍事産業です。昨日、ロスでAddicted to War(戦争中毒)出版人のフランクさんと久しぶりに再会してきましたが、米国は10年に一度は大きな戦争をしないと経済が回らないようになって久しい国です。それは誰が大統領になってもあまり変わりません。

残念ながら日本の政治、特に外交や経済はワシントンで決定されているのです(永田町ではなく)。米国の命令に従う人が日本のトップの座につけるのです。日本のトップでも彼らに逆らうと、首が飛びます。

米国と一緒に戦争に参加していたら、とんでもないことになりますよ。血も涙も大義もありません。戦争はすべて金儲けのために企てられるのです。まだの方はこの機会にぜひDVD『テロリストは誰?』を観て、『戦争中毒』を読んで下さいね(GPCストアで入手可能)。

自衛隊はあくまでも日本の国土の防衛に専心してほしい。私の本望は軍隊のない世界、戦争をしないのが当たり前の世界ですが、今はまだ現実と理想が程遠いので、現実を直視して書いています。

日本は国際紛争の解決手段のとして戦争をするような普通の国にならなくて良いです。憲法9条という理想を掲げ、世界を平和の方向に導くリーダーになりましょう(米国と一緒に戦争する国ではなく)。

この70年間、私の知る限り自衛隊が他国の人を殺した、ということはありませんでした。自衛隊員が戦争で殺された、ということもなかったと思います(外務省職員がイラクで殺されたことはありましたね。自衛隊員の自殺者が増えているようで、これも対策が必要です)。

暴力は必ず暴力を生みます。

人を殺せば、たとえそれが命令に従った戦争中の合法的行為であっても、その行為はその人にが生きている限り心身に刻まれ、人生に負の影響を与えるでしょう。死んだ人は決して生き返りません。私たちは時がくれば誰もが必ず死ぬのですから、殺したり殺されたりする必要はありません。

人を殺す命令を誰が下すのか。
今の日本なら安部首相ですよ〜。

冗談じゃないですよね。
あの人の命令で誰かを殺すなんてあり得ない!
絶対に私はやりたくないし、誰にもやってほしくないです。

私には2人の男の子がいますが、決して戦争に行ってほしくないし、誰も殺してほしくないし、誰にも殺されてほしくないです。日本は広島と長崎に原爆を落とされ、全主要都市の絨毯爆撃で310万人を殺され、アジアで2千万人を殺すという壮絶な戦争体験を十分にしました。

今は原発の放射能汚染だけでも大変です。
原発のある日本で戦争なんてされたらたまりません。
世界には400基も原発が稼働中です。

どんなに困難でも、面倒でも、日本はこの地球上で他の国々と平和に共に生きることを選び続ける国であってほしい。憲法9条という理想を掲げ(現実とどんなに離れていても)、理想に向かって努力し続ける国の国民として私は生きていきたいです。

ということで、今日ネットで得た情報をシェアします。(私は東京にいないので参加できませんが、魂を飛ばします!)

「戦争をさせない1000人委員会」と「解釈で9条壊すな!実行委員会」の共同行動が今日明日と首相官邸前((地下鉄国会議事堂前・永田町下車)で行われます。


6月30日午後7時半、7月1日は午前9時半と午後6時に首相官邸前へ集合できる方はぜひ。

命令一つで敵国の人間と殺し合いをする(させられる)戦争を日本は永遠に放棄しました。このままこの地球から戦争がなくなる日まで放棄し続けましょう!

次の選挙では自民党や公明党に投票しないこと。
平和憲法9条を生きたまま殺した彼らに、選挙で意思表示することが大切だと思います。

twitterではこうつぶやきました。
https://twitter.com/kikuchiyumi/status/483785965844979713
「日本の大多数が平和を選択する党に投票することが今後重要。平和憲法9条を生きたまま殺した与党に次の選挙で意思表示を。」

今、国会で与党にいる議員たちを選んだ人は、反省してほしい。私は自分の応援した人(たち)を選挙で勝たせることができなかったことを反省します。

また、もっと有効な(言論)活動で大地震の前に日本の原発を止めることができなかったことは後悔してもしきれないです。放射能との付き合いはこれからも一生続くからね。汚れてしまった大地、そこに生きるすべてのいのちにごめんなさい。

でも生かされている限り、呼吸し続けている限り、しっかり息を吐ききって微笑み、できることをあれこれやり続けるつもりです。




2014/06/27

ミッションの夏休み終盤 サクラメントからロサンゼルスへ

私たちの旅行はいつもそうなんですが、ほとんどがミッション(=ボランティア)、残りわずか遊びで、ティーンの子どもたちに取ってはつまらないかもしれません。

明日はサクラメントを早朝に出て、ロスで行われる二つのイベントのために陸路で向かいます。その途中で太平洋岸の小さい町Big Surのエサレン研究所で評判のランチを食べてお風呂に入ります。ここには古い友人が米国人と結婚して住んでいるので、久しぶりの再会が今から楽しみ!

土曜日にロスで行われる二つのイベントは、陽子企画主催です(下記に転載)。

これが終わったら、ハイウェイ5番でまっすぐサンフランシスコに戻り、翌早朝にハワイへやっと戻ります。ハワイ島の果物(特にアボカドとアップルバナナ)が恋しいです。
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      きくちゆみさん、森田玄さん、講演会 in Los Angeles

「あなた自身の医者になる」ハーモニクス・ヒーリング健康講座

森田玄さんと、きくち ゆみさんが、おおくりする、日本の伝統医療に基づいたハーモニクス・ヒーリングで、あなたの免疫力をあなた自身であげるという健康講座です。

日時:2014628日(土) 午前10時から12
場所: Alhambra Culture Studio: 1641 W. Main St. #205, Alhambra, CA 91801
参加費:ドネーション(純益は「ふくしまキッズハワイ」に寄付されます。)

ハーモニクスヒーリングの個人健康相談は$100です。 ゆみさん、玄さんは今回、ふくしまキッズハワイの資金集めのためにカリフォルニア各地を回っていますので、無理のない範囲で出来る限りのサポートをお願いします。

ハーモニクスヒーリングについてはこちら:http://www.harmonics-healing.com

お問い合わせ・お申し込み: 陽子まで (626242-5346, yokoano1111@gmail.com


「フクシマで今なにが起こっているか? 私達にできることは?」

201111日に起きた東日本大震災とそれに続く福島第一原発事故。

あれから年以上の月日が過ぎた今も約30万人の子どもたちが福島で暮らしています。すでに50人の子どもたちが甲状腺ガンで手術をし、39名が手術を待っていると報道されていますが、原発事故との関係は否定されたままです。しかし子どもたちの健康をなんとか守ろと保養や移住のチャンスを求めている母親が多数いることも事実です。

3.11原発震災直後に沖縄で「つなぐ光」を、その後、ハワイ島で「ふくしまキッズハワイ」を立ち上げ、福島の子どもたちに手を差し伸べ続けているきくちゆみさん、森田玄さんが、カリフォルニアロサンゼルスにも来てくださることになりました。次世代のいのちを守るためにぜひ智慧とエネルギーを合わせましょう! 

日時:201428日(土)午後時から
場所New Gardena Hotel: 1641 W. Redondo Beach Blvd. Gardena, CA 90247
            (310)327-5757
参加費: ドネーション(純益は 「ふくしまキッズハワイ)に寄付されます。)
お問い合わせ、お申し込み: 陽子まで (626) 242-5346, yokoano1111@gmail.com

きくちゆみさんプロフィール
東京に生まれ育つ。 マスコミ、金融界を経て、1990年より環境問題の解決をライフワークにする。著書に「地球と一緒に生きる」他、訳書に「戦争中毒」「一本の樹が遺したもの」他。現在、ハワイ島に在住し、カリフォルニアでNVCやBePeaceを学んでいる。「ふくしまキッズハワイ」共同代表

森田玄さんプロフィール
快医学を瓜生良介氏より学ぶ。現在、ハワイ島在住。2013年にきくちゆみと「ふくしまキッズハワイ」を設立する。1998年より独自の理論を統合した「ハーモニクスヒーリング」を国内外で教えている。訳書に『現代社会のスピリチュアルな真相』『マシューブック2〜4』他。まぐまぐの有料メルマガ「マシューの宇宙通信」が人気。 「ふくしまキッズハワイ」共同代表


参考サイト
*ふくしまキッズハワイ英語) http://www.fukushimakidshawaii.com
*ふくしまキッズハワイブログ(日本語) http://www.fukushimakids.blogspot.com
*きくちゆみのブログ日本語) http://kikuchiyumi.blogspot.com
*ふくしまキッズカリフォルニア:www.fukushimakidsca.org

*ふくしま児童養護施設:www.fukujidou.org

2014/06/25

アメリカのファミリーキャンプ

私たちは今、カリフォルニア州都のサクラメントで行われているRasur Foundation International主催のファミリーキャンプに参加しています。

キャンプと言っても自然の中でテントなどで寝泊まりするキャンプではなく、「デイ・キャンプ」という日帰りのプログラムで、朝9時から午後3時半から5時ぐらいまで参加者が集まり、Rasur Foundationが教えているBe Peace PracticeあるいはConnection Practiceを学んでいます。

アメリカの夏休みは長いので(ハワイは5月末から7月末まで、新学期は8月。アメリカ本土では6月中旬から8月末、新学期は9月)サマーキャンプは盛んです。スポーツごとのキャンプ(例えばサッカー、野球、スイミングの強化トレーニングなど)、ミュージックキャンプ、アウトドアキャンプ、サバイバルキャンプ、環境キャンプ、乗馬キャンプ、アート&クラフトキャンプ、気功キャンプなど、人々の趣味や興味のあるテーマで何でもあります。

私たちが家族で参加しているキャンプでは、毎日、脳とハート(心臓)を繋ぐ練習をHeart Math Instituteの方法を使ってやります。emWave(エム・ウェイブ)というパソコンにもインストールできる道具を使い、各自の脳とハートが同調(統一)するよう、ガーデンゲームなども使って練習します。

脳とハートが統一されたときはCoherenet(日本語では物理用語でコヒーレントというのですね!)の緑、されてないときはIncoherenet(インコヒーレント)の赤、その中間が青で表示されます。3分間のゲームが終わったときに、コヒーレントの状態をグラフや絵(ガーデンゲームでは庭が白黒からカラーに変化する)で確認することができます。

このハートマスのトレーニングと、非暴力コミュニケーションの感情とニーズをつなげて共感することを組み合わせて、ハートインサイト(心の直感)をすると、問題(争いごと)に対する思いがけない回答が得られます。

今回のキャンプでは、私と玄さんはファシリテーターとして参加していますので、あと2日間のトレーニングを無事終えることができるとRasurの資格を得られ、正式にBe Peaceのトレーニングをすることができます。今回習ったことをハワイと日本で興味のある方々にシェアできたらと思っています。

このスキルは人生をより楽しく豊かに送りたい人なら誰にとっても有用だと思いますが、特に私が広めたい相手は、子育て中のお母さんたち、教育関係者、企業の社員研修担当者です。

次回の帰国時(9月中旬)に、数カ所で日本初のConnection Practice(コネクション・プラクティス)を開催したいと思っていますので主催したい方(このプラクティスを日本で一番に習って広めたい方!)を若干名募集します。

ピンと来た方はメールでご連絡下さい



2014/06/22

住民が止めたランチョセコ原発@サクラメント

今日はカリフォルニア州都サクラメントの南東40キロにあるランチョセコ原発(跡地)に行ってきました。原発の目の前にはブドウ畑が広がっていました。


冷却棟と原子力発電所はそのままの形をとどめていますが、今はランチョセコパークとなって家族連れの憩いの場所となっています。入場料(車一台あたり)は10ドルです。


念の為、ガイガーカウンターを持って空間線量も計りながらいきました。敷地内もパーキングの地面など、原発のすぐ近くまで行ってあちこち計りましたが、ずっと0.07〜0.09μSv/hで大きな変化はありませんでした(サクラメント市内はもう少し高めで0.13μSv/hぐらい)。


ランチョセコ原発はSMUD(サクラメント市営電力公社)が運営していましたが、1989年に住民投票で廃止が決まりました。稼働したのは1975年から14年間ですが、トラブル続きだったそうです。

セコとはスペイン語で「乾燥した」という意味で、水のない内陸の乾燥地に原発を作るために水路と大きな貯水池を作って原発を冷却していました。その費用がどれほど莫大だったか、と思います。

跡地にはランチョセコパークが作られ、キャンプ場となっていました。原発を冷却していた池には今では子どもたちも泳げるような人口砂浜が作られて、家族連れでにぎわっていました。


放射能が心配でしたが、市内よりもむしろ低い線量だったのでホッとしました。

SMUDについてはかなり前に私も取材して記事を書いたことがありますが、ネット上でも沢山見つけることができました。いくつか紹介します。

「今、原子力の是非を問う」サイト:
1989年、カリフォルニア州北部サクラメント郡の都市・サクラメント市で、同市営電力局(SMUD)が所有するランチョセコ原子力発電所(The Rancho Seco Nuclear Generating Station)の存続の是非をめぐる住民投票(レファレンダム)が行われた。
1975年から14年間稼働したこの原子炉に対する、66日に行われた投票での投票率は、全有権者53万人中の約40%。結果は原発廃止53%、原発存続47%で原発廃止が決定した。
ーー引用ここまで。

一度原発ができてしまうと、そこは放射能汚染で二度と使えない土地になるのではないかと心配していましたが、SMUDは同じ敷地内に天然ガスの発電所を作って、同じ送電線を使って発電を続けています。

また近隣の広大な農地が太陽光発電所になっていたり、風力発電があったりと再生可能エネルギーへの投資も盛んです。

また住民投票で原発を停止した後に一時的に足りなくなった電力を賄うために、SMUDがさまざまな具体的で効果的な方策を取ったことは、現在、原発停止中の日本でも参考になります。:

原発と住民投票 サクラメントhttp://homepage3.nifty.com/morrio/back2/plate/sacra.html
より引用:

具体的に実施したことは、次の事項であった。
()古いエアコン、冷蔵庫を省電力製品にするための普及・開発キャンペーンを実施した。省電力に協力した消費者に対する還元サービスを実施した。(低所得者には無償で交換)。
()オフィス、家庭で使われている白熱灯を、蛍光灯に大量に切り替えた。
()温度分布を検知できる赤外線カメラを積んだヘリコプターを市の上空に飛ばし、各建物の温度分布を調べた。熱が大きく漏れている所には、改善を要求した。
()熱漏れを防ぐために目張り、断熱材、二重窓などの措置を促した。
()自然エネルギーを推進、風力発電、太陽熱温水器、またピーク時の電力消費を減らすため太陽光発電導入を奨励し、補助をした。
()「緑のカーテン」を作るため家庭、街の植樹も行い、ヒートアイランド現象を抑制し、消費量が最高となる、夏の昼のピーク消費電力を少なくした。
ーー引用、ここまで。

現在、SMUDは2020年までに再生可能エネルギー率を33%にすることを目標にしており、米国の中では環境により配慮した電力会社と言えます。

今日、ランチョセコ原発を案内してくれたのは、サクラメント市民で元教師のアメリカ人ですが、彼は「放射能さえなければ僕は原発に賛成なんだけどね」と言っていました。確かに放射能はないほうが良いですが、お湯を沸騰させてタービンを回すのに、何千度もの熱エネルギーをつくって、2/3を温排水として捨てるのは無駄すぎます!
カリフォルニア州は最近、サンオノフレ原発が停止したので、残るはサンルイスオビスポにあるディアブロキャニオン原発だけになりました。この原発は活断層の近く(上、という説も)にあるので、次の大きな地震の前にこれを止める必要があります。

もう二度と福島を繰り返さないために、地震国の原発はすべて停止、廃炉にしたいです。

 公園の案内板にも太陽光発電のパネルが取り付けられていた。 
       夏休み中だったのでキャンプ場は家族連れでにぎわっていた。

2014/06/21

カリフォルニア州都サクラメントから

集団的自衛権を認めるということは、米国と一緒に戦争する国になるということ。イラク、アフガン戦争では集団的自衛権を認めた米国以外の国々の兵士が1200人も亡くなっています。何の大義もなかったベトナム戦争では、米国と一緒に戦った韓国軍の若者が32万人も亡くなっています。私たちを代表しない一部の人の解釈で日本が戦争をする国になって良いのでしょうか。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150913/1

今一度、『戦争中毒』を若い人たちに読んでほしいです。
http://atw.globalpeace.jp

さて、私は今、サクラメントというカリフォルニア州の州都に来ています。ここで行われたRasur Foundation主催のBe Peaceの認定トレーニングを受け、来週1週間は同じくRasur Foundation主催のファミリーキャンプに参加するためにやってきました。

この町の40キロ南東にかつてランチョセコ原発がありました。住民が投票で止めた原発です。
http://homepage3.nifty.com/morrio/back2/plate/sacra.html

元は田んぼだったであろう場所に、今は太陽光発電のパネルや風力発電の風車がずらりと並んでいます。

明日はガイガーカウンターを持って、ランチョセコ原発まで行ってきます。サクラメントといえば、SMUD(サクラメント市営電力局)のディマンド・サイド・マネージメントが有名ですが、彼らが先進的になったのは、原発を止める決定をした後、足りない電力を賄うために市民の協力を得てさまざまな工夫をしたからです。

たとえば(上記HPからの引用):

(1)古いエアコン、冷蔵庫を省電力製品にするための普及・開発キャンペーンを実施した。省電力に協力した消費者に対する還元サービスを実施した。(低所得者には無償で交換)。
(2)オフィス、家庭で使われている白熱灯を、蛍光灯に大量に切り替えた。
(3)温度分布を検知できる赤外線カメラを積んだヘリコプターを市の上空に飛ばし、各建物の温度分布を調べた。熱が大きく漏れている所には、改善を要求した。
(4)熱漏れを防ぐために目張り、断熱材、二重窓などの措置を促した。
(5)自然エネルギーを推進、風力発電、太陽熱温水器、またピーク時の電力消費を減らすため太陽光発電導入を奨励し、補助をした。
(6)「緑のカーテン」を作るため家庭、街の植樹も行い、ヒートアイランド現象を抑制し、消費量が最高となる、夏の昼のピーク消費電力を少なくした。

ーー引用ここまで。

日本も、原発をこのまま止めると決めれば、同様の取り組みができるはずです。
今は最大の危機ですが、同時に最大のチャンスでもあります。


2014/06/17

感動の連続 ふくしまキッズを支援するカリフォルニア講演ツアー

カリフォルニアでの旅が半分終わりました。毎日、素敵な人に会い続け、多くの人が気持ちよく手を差し伸べてくれ、メンドシーノからマリン、バークレイ、ボリナスと移動し、今はサンフランシスコまでやってきました。

明日はインタビューを一つ終えて、サクラメントに移動です。これまででカリフォルニア講演ツアーの前半が終わりました。あとはサクラメント、フェアファックス、ロスの3カ所でハワイ島に戻ります。

ふくしまキッズハワイに今必要な資金はおよそ300万円。早急に必要なのが、渡航費補助のための120万円です(なるべく早く福島に送金する必要有り)。

日本での寄付先は以下のとおり:

郵便振替 00150-4-728960 ふくしまキッズハワイ

ゆうちょ銀行 総合口座 記号10590 番号43629591ふくしまキッズハワイ

(他金融機関からの振込)
店名〇五八(読み ゼロゴハチ)店番058

普通預金 口座番号 4362959 ふくしまキッズハワイ  
   
*ご寄付をされた方は必ずメールでお知らせ下さい。

ーーーーーーーーーー

以下、私と玄さんの全日程です。      
Yumi and Gen’s Schedule in California (Jun 11-29, 2014)

Yumi and Gen from Japan (now living in Hawaii) will be speaking on Fukushima children and the health effect, and also available for individual health consultations. Please call 808-756-8946 or e-mail: rawinfo@harmonicslife.net for an appointment.

Fort Bragg (Mendocino) Wed. Jun 11, 2:30~5:15@Mendocino (Fort Bragg)
Call 707-964-7085 or e-mail thais@mcn.org to RSVP

Woodacre (Marin) Fri. Jun 13, 5-8pm@Woodacre (Marin)
Call 415-488-9138 or  e-mail Judith@circleway.com to RSVP

Berkeley Sat. Jun 14 2:30-5:15@Berkely Library West Building
1125 University Ave(x San Pablo St), Berkeley
Bolinas (Marin) Sun. Jun 15 2-4:30pm @Bolinas Hosted by EON Network Call 415-868-1900 to RSVP

Public Talk for moms and kids: 5:00 pm to 6:30 pm  - Sunday, June 15
Bolinas Children's Center 270 Elm Road. Bolinas, CA 94924

San Francisco Tue Jun 16 all day for individual health consultation with Yumi & Gen @744 Capital Dr.       Call: 808-756-8946 to make an appointment
Sacramento Wed Jun 18-20, 23-26 Private session of Private Health Consultation available in the evenings in Sacramento: RSVP:808-756-8946(Yumi)
Fairfax Sunday, Jun 22 5pm@70 Creek Rd, Fairfax, California RSVP:415-272-4871 (Aki)
Los Angeles Sat Jun 28 10-12am: Be Your Own Doctor: Health mini workshop                  3-5pm: Lecture: What Can We Do for Fukushima Kids?  Call:626-242-5346 for venue
All the events have no set fee and your donations will support Fukushima Kids directly. 

2014/06/13

ハワイから帰国した福島のお母さん「本当にしたいことを、心の声をしっかり聞いて行動にしていこうと思う」

昨日(6月11日)、ハワイ島コナ空港からホノルル経由で成田空港に飛び立った宏美さんと子どもたち。3ヶ月のコナの暮らしが、3人の心身をより健全に豊かにしてくれたでしょうか。

無事、成田空港に到着して上野から福島行の新幹線に乗ったというお便りと写真を、ここカリフォルニアの北にある陸の孤島メンドシーノで今朝、受け取りました。(今、私はネット環境に身を置くためにFort Braggという町のインターネットカフェまで来ています。Wi-Fiがあるって有難いですね〜)

無事、宏美さんと子どもたちは成田空港でなんと「ふくしまキッズハワイハウスinコナ」でご一緒したみゆきさんとリオちゃんとも再会し(みゆきさん、リオちゃん、お出迎えありがとう!お出迎えがあるってうれしいよね〜)、無事に帰路についた瞬間の写真がこれです。なんだかリオちゃん、背が伸びてたくましくなっているように見えます。


うれしかったのは、彼女の柔らかい笑顔と、決意表明にも似たこの言葉。
「お世話になりました。ありがとうございます。これから私の本当にしたいことを、心の声をしっかり聞いて行動にしていこうと思います。」
とても響いたので、今日のブログのタイトルにしました。

私たちはさまざまな情報を得てそのときどきベストだと思う行動を選択しますが、何より大事なのは自分自身の心の声に耳を澄ますことだと思います。それはまさに、今私がスキルアップしたくてトレーニング中のNVC(非暴力コミュニケーション)で目指している、自分の瞬間瞬間の気持ち(フィーリング)とニーズ(大事にしていること、価値)につながり、ニーズを満たす選択をする、という生き方です。

心、カラダ、魂が同調してバランスのとれた状態で本当にしたいことを選択し、行動する、ということが出来たら、どこで何をしていても喜びの人生を豊かに送ることができる、瞬間瞬間をイキイキと生きていけると思うのです。

宏美さんが、日本に帰国した瞬間にそのことを表明して私にメールをくれたことがとてもうれしいです。

私も「今、この瞬間」を、そのように生きていくつもりです。

8日間、カリストーガのマウンテンホームランチで寝食(食はおいしくて健康的で満足!カリフォルニアに行ったらぜひお試しを)を共にしたBAY NVCリーダーシッププログラムに参加した日本の仲間たちからも、大切な気づきをいただきました。

また、ここには来れなかった日本のNVCの仲間たちの存在が、私に毎日ブログを書いて報告することをサポートしてくれました。

新しい意識で生きようとしている仲間たちに、心からの愛と感謝を送ります。
一緒に深い、楽しい時間を過ごしてくれて、ありがとうございます!
いっぱい泣いて、いっぱい笑ったね。


2014/06/10

NVCリーダーシッププログラム8日目(最終日)から現実世界へ

このブログは北カリフォルニアの太平洋岸の小さい町メンドシーノで書いています。あまりに美しいところなので後半に写真をアップしておきます。

NVCリーダーシッププログラムのリトリート終了後、サンフランシスコで友人宅に1泊し、メンドシーノ出身の友人とバークレイで落ち合い、車で4時間かけて夕暮れ時に到着しました。その間、ネットに向かう時間がなかったので、リーダーシッププログラムの最終日を振り返ります。

リトリートの最終日はいつもセンチメンタル(お別れが悲しくて)になります。この8日間、共感の海の中で思う存分人間(関係)の可能性を味わうことができました。自分がNVCを伝えるときに役に立つヒントもたっぷり受け取りました。

問題はリトリートが終わった後、この意識をどこまで現実世界でも保つことができるか、ということです。

たとえば、今私はまだ家族と離れているのでなんとかNVC意識が保てているように感じていますが、夫や子どもと一緒になるととたんに「共感力」がどこかに飛んでしまいます。一番気が置けない相手なので、甘えているのかもしれません。本当はとても大切で愛しているのに、口から出てくる言葉はそれを反映していないことが多いです。

最終日の朝はプロジェクトチームの時間でした。私は社会変革とジャパンの二つのプロジェクトチームに入っているのですが、ジャパンプロジェクトは早急にやることがあったのでそちらに参加しました。それは今年の12月に行われるIIT(国際集中トレーニング)のプロモーションに使うNVCリトリーとの感想の収録です。まるでテレビコマーシャルのように1分とか30秒で感想を言ってもらうのは面白かったです(そのうち、IITのホームページにアップされると思う)。

プロジェクトチームの時間が終わると、いつものスペースに集合し、フランソワとロクシーの最後のセッションです。まずは3〜4人のグループで今回の合宿で一番ストレッチ(努力)したことは何か、また、どのセッションが一番大きな学びだったかをシェアしました。次に合宿中にもっとつながりたかったけれどその時間がとれなかった人とつながる時間を持ちました。私は子どもたち2人とつながる時間を持ちました。これも次の合宿のときにやってみたいです。

最後は1人一言、自分にとって大切なこと(ニーズ)を言って終わりました。子どもたちから出てきたのはほとんどがfriendship(友情)でした。私は「acceptance(受け入れること/受け入れられること)」というニーズが出てきたのが意外でした。

子どもプログラム担当のジョシュアと最後に歌った歌がとても素敵で覚えておきたいので、ここに歌詞を書きます。

In this circle no fear
In this circle deep peace
In this circle great happiness
In this circle safety

In this children no fear
In this children deep peace
In this children great happiness
In this children safety

In our family no fear
In our family deep peace
In our family great happiness
In our family safety

In this body no fear
In this body deep peace
In this body great happiness
In this body safety

In this land no fear
In this land deep peace
In this land great happiness
In this land safety

In my energy no fear
In my energy deep peace
In my energy great happiness
In my energy safety

8日間ともに過ごしてくれた参加者とアシスタント、トレーナーの1人1人に心からの愛と感謝を送ります。

p。s。
以下は、メンドシーノのスナップ写真。途中で完全無農薬のりんご園に寄りました。深い森を抜けて海岸線を観たときは、美しさに息をのみました。友人宅で早速、お料理をさせてもらいました(サンフランシスコでそばと昆布醤油を仕入れていき、そば&サラダをしました)。どこに行ってもお料理で喜んでもらえるのがうれしいです。








2014/06/08

NVCリーダーシッププログラム7日目

今日はいよいよLP最後の1日です(明日はチェックアウトしてお別れするだけ)。楽しい時間は本当にあっという間に過ぎてしまいます。

後半のゲスト・トレーナーのミキ・カシュタンが今一番情熱を持っているのは社会変革にNVCを持ち込むことなのですが、今日のセッションで改めて確認したことは、自分の最も深いところにある真実を最大のケアを持って伝えることの大切さです。

このフレーズを聞いたとき、古い友人のノリ・ハドルが『ベストゲーム』の中で「愛と尊敬を持って真実を語る」というルールを設けたことを思い出しました。私は真実を語るのは気楽にできるのですが、最大のケア(思いやり)を持って、というところがまだまだ抜け落ちます。

現実の日々は、両方(ケアと真実)が満たされる言葉が見つからないことが多いので、黙っている選択をしていますが、それでは上達できないので、仲間に頼んでロールプレイをしてもらって練習しました。

午後のセッションでは、参加者によるオファリングが行われました。私はハワイから来ている日本人夫婦のセッションにでました。実験としてファミリーコンスタレーションとボディNVCを融合するワークを試みたのですが、とても興味深いプロセスが起きて新鮮でした。

夜はバラエティショー。子どもも大人も歌ったり、躍ったり、演じたり、楽しい2時間でしたが、今回は家族での参加が多く、子どもたちの活躍ぶりが目立ちました。

今朝のコミュニティタイムにお金のことについての現実を学びました。NVCと社会変革がテーマだった第1セッションの時間すべてを使いました。NVCでは、関わるすべての人のニーズを大切にしっつ、なるべく少ないコストでより多くのニーズを満たすようにすることを求めるのですが、実際に集まった参加費がどのように使われているかを知って、いろいろな感情が刺激されました。

お金は多くの人にとって刺激を生むテーマなので、どのようにつきあったら良いかを少し学べて面白かったです。

もう夜中の3時です。休息と健康が大事なので眠ります。


2014/06/07

NVCリーダーシッププログラム6日目:「ジャッカル・タグ(NVC鬼ごっこ)」とグループプロセス

6日目。明日一日を過ごしたらもうLPがもう終了します。楽しい学び多い感動的な日々は信じられないスピードで過ぎて行きます。このような共感力のあるコミュニティをいつか自分の周りにも創造したいです。

朝のファミリータイムのゲームは「ジャッカル・タグ」。NVCのエッセンスが入っていてしかも子どもから大人まで楽しめるこのゲームはぜひ、自分のワークショップでもやってみたいと思いました。

グループの中からジャッカル(鬼)を2人ボランティアしてもらいます。子どもたちが一斉に手を挙げたので、ジャッカル役が楽しいという共通認識が子どもたちの間であったみたいです。5、4、3、2、1とジャッカルが数えたら、みんなはつかまらないように逃げます。ジャッカルにタグ(タッチ)をされた人はその場でフリーズ(凍結)します。まるでジャッカル言葉を浴びせるたら心が凍るように!

フリーズした人は走り回っている人に「ハグしてください」とリクエストします。ハグを誰かにしてもらったらフリーズが溶けます。

第3ラウンドからはジャッカルの数も増え、2人から同時にハグされたらフリーズした人とハグした2人の3人が一緒に「私たちは自由だ(we are free!)」と言って、また走り出します。

このゲームの中にはNVCを実践する中でのたくさんのヒントが入っていました。心が凍ったら助けを求めること(ハグして〜)、ハグが一人で足りない時は別の人からもハグしてもらうこと、ハグ(共感)がもらえたらまた自由になること、などです。子どもたちがジャッカル(鬼)役をやっているときの生き生きした表情も、愛おしかったです。

今日の最初のセッションはミキのConvergent Facilitation.これも名訳がわかりません。Convergentとは集約する、とか集中するという意味ですが、ミキが私たちに教えたいことは、意見の違う人たちのグループで決定をするときに、そこにいる人たちみんなの声が反映された決定ができるファシリの仕方、ということです。

第1フェーズはグループの意志(Why you are here?)を確認し、次にNVCのニーズ言葉では把握しきれない原則やガイドラインを書き出すことです。このとき大事なのはすべての人の声を聞くのではありません。すべてのニーズ(ガイドライン)を聞き出します。原則はそこにいる人すべてが「これが自分のものである」「この原則には自分の考え方も含まれている」と思えるような反論を生まない内容(文章)である必要があります。

第2フェーズでは具体的提案を出すための複数の委員会(コミティ)を創ります。このとき「(そのコミティから出てくる)結果を信頼できないのならその委員会に入りなさい」という言葉が印象に残りました。

第3フェーズでは決定をするのですが、このときに「敷居が高い」か「敷居低い」質問をするかで合意ができるかどうかに影響が出ます。

続きは夜のセッションが終わってから〜

2014/06/06

NVCリーダーシッププログラム5日目

子どもたちと一緒にやった朝のゲームは、それぞれが自分の雨になる人と傘になる人を決め(無言で)ます。ドラムがなっている間、雨にぬれないように、自分自身を雨に対して傘の後ろの位置にになるように持っていくのですが、それぞれの傘と雨が違うので、とても面白い現象が起きます。本当にジョシュアはいろいろなゲームを知っています。

さて、今日からBay NVCの創始者の一人ミキ・カシュタンがやってきてました。私は彼女がメイントレーナーをやった最後のリーダーシッププログラム(2010年)に参加しています。私に最初にNVCのトレーニングをしてくれた人です。

最初の授業は内なる自由(インナーフリーダム):選択のパワーをあなたのほしい人生を送るために使う、というテーマでした。最初の質問は、内なる自由があるとどんなニーズが満たされるか、でした。光、楽しさ、芯が通った、地に足がついたなどの言葉が出てきました。そして結果に執着しなくなります。

ミキの内なる自由の定義:どんな状況であれ、自分の人生に対して何が一番大事かをよすがに意識的に選択して対応できる能力があること

・・・と、ここまで書いたら眠くてもう半分居眠りのような状況ですが、内容だけでもシェアしたいので、ちょっとだけ無理をします。

私は受けられなかったのですが(他の人はほぼ全員が受けた)原則を基本にした教え方を学びました。私は最初の先生がミキだったので、ここは叩き込まれたと思っていたのですが、今日の授業はさらにパワーアップしたいたようなので、あとで他の日本人からエッセンスを教えてもらいたいです。

私はフランソワから「セールストークで高いインテグリティ(何て訳して良いかピッタリの言葉が見つからない)を保つにはどうするか」を学びました。私はこれからもふくしまキッズハワイの資金集めをしたいので、今日学んだことはピッタリでした。

ランチブレイクのあとは共感グループで集まるのですが、今日はお腹と腰が痛くなった人をケアをしていました。手当と操体法、呼吸法で痛みを和らげることができました。それで明日は希望者に操体法をシェアすることになりました。

午後のミキのお金の講義はこれまで受けたNVCの講義の中で最もラディカルでした。GivingとReceiving(お金を支払うことと、お金を受け取ること)を完全に分ける、というのが新鮮でした。今ミキがやってるテレクラスは完全に無料です。それと同時に彼女が始めたサークル・オブ・サポートでは、ミキの仕事をサポートしたい人は毎月10ドル以上コミットする、ということをやってみたら、前にテレクラスをやった時より沢山の人が参加し、しかも毎月のドネーションも4倍に増えたそうです。

これは私もぜひ試してみたいと思いました。

ディナーの後の最後の授業はロクシーの安全と選択と信託(委託)についての授業でしたが、最初にやったエクササイズが面白かったです。まずは席に座っていたみんなに立ってもらい、この部屋で一番居心地の良い場所に移動します。次にちょっと居心地の悪い場所に行きます。そこには誰が近くにいるか気づきます。またもっと居心地の悪い場所に行きます。そのときどんな感情とニーズが沸き起こるかを探ります。最後に一番居心地の悪い場所へ行き、同じように感情とニーズを探ります。私はロクシーの上に立ったときが一番居心地が悪かったです。近くには海くんが居ました。

ここからさらに色々学びがあったのですが、もう限界なので眠ります。

おやすみなさい





2014/06/05

NVCリーダーシッププログラム4日目(前半終了)

今日で4日目で早くも前半が終了しました。LPのリトリートの時間割は長く続いているだけによく考えられていて参考になるので、記録しておきます。

8時から 朝食
8時45分 家族タイム(子どもたちと外でカラダを使ったゲームなどをする)
9時から コミュニティタイム:悼みとお祝い、リメンバリング、アナウンス(共感グループを創る、ロジスティクス)
9時45分から10時55分 セッション1(70分)
10時55分から11時10分 休憩15分(スナック)
11時10分から12時30分 セッション2(80分)
12時半から1時半 ランチ(1時間)
1時45分から3時 共感グループ(75分)
3時から4時半 休憩(90分)
4時半から6時 セッション3(90分)
6時から7時 ディナー(1時間)
7時15分から8時45分 セッション4(90分)
ーーーーーーーー

今日は朝は太鼓のリズムに合わせながらジョシュア(キッズプログラムのリーダー)の言った動物や虫や鳥になって躍りました。くま、鹿、ハミングバード、亀、トラ、蝶などいろいろな生き物になりました。

次は2人組でマッドサイエンティストゲーム。一人がサイエンティスト、もう一人がロボット役。頭を叩くとロボットが動き、もう一度叩く止まります。ロボットは真っすぐにしか歩けないので、サイエンティストが止めたり、方向を変えたりして、他のロボットとぶつからないようにします。すぐに別のロボット(たくさんいる)にぶつかってしまうので(そのときのロボットの仕草がおかしい)、笑いながらやりました。

今日の第1セッションはフランソワがNVCのシェアを妨げていることについてワークしました。まず始めに、お金も時間も十分な余裕があるときの理想の1週間(NVCを教えることに関して)がどんな感じか、内容(どこで誰に何をどんな風にシェアしているか)を書きます。私は大好きなジャバオンザロックでNVCの分かち合いをし、金曜日はその週に学んだことをポッドキャストで放送し、週末はリトリートをしている、と書き、2人組になって書いたことを言い合います。

次に、理想を妨げている気づいている恐れのは何かを書きます。私の場合は、
1)教えるのに十分な技術がない
2)英語が十分に話せない
3)私の価値を認める人がいない
と、自分のコアビリーフ(I am not good enough)がまた出てきました(昨日の夜、エドから魔法の3つの言葉をもらったのにね)

その次は潜在意識にある(気づいていない)恐れをさぐるのですが、それを見つけるには、もし理想が実現してしまったら失ってしまうものは何か、と考えると良いそうです。

私の場合は、家族(子ども)との時間、と出てきました。NVCではどちらか一つを選ぶのではなく、理想に向かいつつ、家族との時間も持つためにできること(両方を実現する)を考えます。

私の答は「子どもたちともNVCをシェアする」が出てきました。

自分が信じ込んでいる恐れ(障害、妨害していること)を持つことで満たしているニーズ、その恐れ(障害物)がなければどんな(違うことを)やっているか(what would you do differently)を書きます。

ファミリーシステムからの学び:子どもは親への愛を示すために親と同じことをする(それがニーズを満たさなくても)。これから解放されるために言う言葉:「お父さん(お母さん)、愛しています」「それはお父さんのものです。私のものではありません」「私は自分自身で決定をします」

最初の一歩を始めるためにやる具体的なことを書く:(私の場合)コナの友達ひとりにカフェでNVCを1時間シェアしたいと誘ってみる。

セッション2はロクシーのNVCと多様性。性別や人種などの多様性についてどんな気づきが必要かを学びました。自分の言動によって誰かが傷ついたとき、「そんなつもりじゃなかった」と弁解しがちですが(私はたいてい弁解しています。それは誤解だ、とか)、まずは相手の痛みに気づき共感します。正しい/間違っている(誤解も)は関係なく、今目の前の人が苦しんでいること、悲しんでいること、そして大切な何か(ニーズ)が損なわれたことを先に表現します。十分に共感を与えることができたら、相手の合意を得てから自分の意図について言います(相手が聞きたくない時は、言わない)。

この部分が私にとっては最大の学びでした。

ランチの後はオファリングといって、参加者がファシリテーターとなります。ファシリをしない人(私も)の役割はそれに参加し、NVCの観察を使ったフィードバックをすること。

私はカナダから来たミッチーのオファリングに参加し、システム(政治、司法、医療、教育、軍隊、など)に対して持っている怒りや痛みを使い、昨日習った「悼み/癒し/和解」のプロセスをやりました。これは私の仕事ですぐに役立つ(使える)と思いました。

私はペアになった相手に「日本の原子力産業」のロールプレイをしてもらって、十分にキリンの耳で私の痛みや怒りを聞いてもらった後、相手の感情やニーズを探ります。日本の原子力産業の取る行動(方法)には同意はできませんが、秩序や持続可能性のニーズに共感することはできました。次に彼らにメールを送るときに、覚えていたいです。

今日は夜のセッションがお休みで、過半数の参加者が町に出かけたり、温泉に行ったりしました。私も温泉に行きたかったのですが、電話会議があって抜けられませんでした。

ここにいると中味が濃くて濃くてあっという間に一日が終わりますが、同時に参加者のみんなとは旧知の仲のような感じもします。今日はディナーのとき残った参加者ととても面白い話や深い話ができました。つながりや仲間、共感、サポートのニーズが満たされてありがたいです。だからLPには毎年参加したいのよね〜。

今年は12月5日から14日までCNVC主催ののIIT(国際集中トレーニング)が日本(長野県)で行われます。これにも参加できるよう、私は今からスケジュールを調整しています。日本でIITが行われるのは初めて。ロクシーを含む6人のトレーナー(超贅沢&豪華!)が来日して9泊10日でみっちりNVCを教えてくれるまたとないチャンスなので、ぜひご参加下さい。NVCの意識を生きるというのはどういうことか、国際的な環境の中で学び体験できると思います。

2014/06/04

NVCリーダーシッププログラム3日目:内なる調停/ビジネスDNA

3日目です。少し疲れが出てきた感じもありますが(英語でずっと授業を聴き、英語を話し続けていると集中力がずっと必要とされるので疲れる)毎日の学びはとても刺激的で楽しいです。

朝のゲームはブッダ鬼ごっこ。鬼がブッダで、それ以外は走って逃げます。ブッダ鬼だけが悟りを開いたまま走る続けることができます。触られてブッダになった人は、胸に手を当てて歩くことしかできません(ブッダというよりゾンビみたいだった)。最後には全員が胸に手を当てて歩く、という面白い鬼ごっこでした。

それから全員で大きい円を創り、手をつないだままその円を裏返しにする方法をみんなで見つけ出して、2種類やりました。これは面白かったです。

今日の朝の授業は、ジョンの調停の続き。ロクシーが昨日やった悼み・癒し・和解のプロセスの調停バージョンをやりました。調停者の役割は、プレセンスとつねにつながっていること。デモを一通り見た後は、グループ分けして、練習をしました。

私が次に出たのは、フランソワのNVCとビジネスDNA。お金との関係で自分がサポートや成長を必要しているところをフランソワがコーチングしてくれました。これは今回のリトリートの中では最も現実的(即役に立つ)と思いました。

ランチの後はエンパシーグループ。今日の私の仲間はブルースとデイヴィッド。この時間は毎回バディが変わるのが新鮮で面白いです。

午後の最初のセッションは、インターナルメディエーション(内なる調停)。自分の中の複数の声(対立する意見)をイスを3つ使って互いに聞き合い、最後に両方のニーズを満たす解決のリクエストを探します。私は日本に娘を連れて帰るかどうかで相反する声があるので、それをワークしました(合意できる方法が見つかりました)。

夕飯の後はFight Flight Freeze (戦うか逃げるか固まるか)のジョンのセッション。2人組での最初の練習は一人が「water is wet」という意味のない言葉を、だんだん声をあげながら繰り返していくのですが、その言葉を聞いている相手がコワいと感じる前にカラダの中に緊張などが生まれたところでストップをかけて、もう一つのイス(調停者席)に移り、呼吸に注意を払って感情とニーズにつながります。ニーズを何度か心の中で繰り返して落ち着いたところで、また最初から練習します。このとき大事なのは、カラダの緊張などの最初の変化に気づくことです。

次は、自分が聞きづらいメッセージを相手に言ってもらいます。私は「ママ出てけよ」を少しずつ声を大きくして言ってもらいました。感情は悲しみ、さみしい。ニーズはつながり、愛など。その後、自己表現が共感かを選びます。

大事なことは正しく共感することではなく、暴力的な反応ではない道を意識して選べるようになることです。Fight Flight Freezeを自動的にしないで、自分とつながって意識的に選択をする、ということの練習でした。

今日もたくさんの体験と学びがありました。私は子どもたちが育ったら、紛争解決の仕事をしたいのでその専門家のジョン・キニオンに会えてラッキーでした。

また明日も続きます。

今、となりにいるエドから教わったこと。あなたのコアビリーフを変えるには:
I am enough, I have enough, I do enough
と毎日言うこと。これで人生が変わるそうです。



2014/06/03

NVCリーダーシッププログラム2日目:調停のワーク

今朝は8時45分にテニスコートに集まり、子どもと参加者全員でゲームをしました。まずグループをつくって手をつなぎ、下を向いて顔を上げたときに目が誰かと合ったら叫ぶ「スクリームゲーム」で盛り上がりました。目が合った2人は手をつないで別のグループに移動する、というシンプルなルールなのですが、グループに7〜8人ぐらいいるので2人の目が合う確率は低くなり、目が合ったときは本当に驚いて「キャー」っと叫びます。

それから大きな輪を創って朝の挨拶をして、家族ごとに(家族がいない人は、その場で家族を創って)人間彫刻をするゲームをしました。素敵な彫刻がいっぱいできたので、写真を撮れなかったのが残念。

9:15分からバーンという大部屋でコミュニティタイム。今日のスケジュールを確認して共感グループ分けなどをしてから、リメンバリング(思い出すこと。「初心に戻ること」という意味で使っていると思う)はISHという絵本の朗読。正確に描くことではなく、自分の心のままに描くことを喜ぶ、自分の不完全さを許すことの大切さを描いていました。「不完全さを許す」は私の課題でもあります。

最初のは調停(mediation: 紛争解決)の専門家であるジョン・ケニオンの講座。彼はミキ・カシュタンとともにBay NVCを創設したメンバーの一人です。

まずは誘導瞑想で今この瞬間の考え、気持ち、ニーズの順にゆっくり呼吸をしながら探り、頭ではなく心と体にフォーカスしていきます。途中で目を開けて、解釈なしにただ眺める、というのが新鮮でした。

彼にとってNVCは言葉を要するので頭(思考)に傾きがちなので、それと自分自身の今の存在や今起きていることに気づいていること(awareness。言葉にしづらい「ありよう」や「存在そのもの」)のバランスをどうとるか、が大切であることをシェアしてくれました。

11:10分から12時半まで(ランチ)の2時間目は、フランソワの「怒りのワーク(怒りとどうつきあうか)」に出ました。

フランソワの怒りに関するセッションでは、自分が誰かに対して怒っているときと、誰かが自分に対して怒っているときの二つの状況でそれぞれワークをしました。自分が誰かに怒っているときというのは、その問題で何か自分に対して「こうすべき」と腹立たしく思っていることが多いそうです。怒りはその満たされていないニーズ、その人が何を大事にしているか(情熱)を教えてくれます。怒りの中には、過去に自分に起きた経験の中で癒しを必要としていることがあるので、それを探します。

フランソワはワークの後半で「もしあなたに障壁(行動を妨げているのは恐れであり、人は安全と感じるまで行動しない)が何もなかったら何をしますか。安全と感じるためには何が必要ですか、どれぐらい早くそれを得ることができますか」と質問しました。2人組でそれぞれの答を探求して終わりました。

フランソワの「怒り」のセッションの後、自分の怒りと友達になる、自分に対して怒っている人にも思いやりを持てる(かもしれない)と少し希望が持てました。

平行して行われたロクシーのセッションは、ボディNVCというインバル・キャスタンが開発した方法でした。ワークは2人組で、トレーナーの誘導で行います。一人はサイレントエンパシーを送りながらワークをする人を見守ります。何か争った相手を思い出し、そのときの怒りとつながり、それを声に出し、カラダの動きで表現します。それに対する判断とか考えを探り、その背後にあるニーズとつながります。今度は怒りを抱いた相手のカラダに中に自分が入り、相手の感情とニーズにつながります。そのとき変容が起こるようです(すごく落ち着き、静かになった、という体験者からの声あり)。

私は今回は参加できなかったので、あとで参加した人にリードしてもらって、静寂が訪れる瞬間を味わいたいです。

食後は共感グループの時間。これはLPの間、毎日違う人とやります。私は今日はブライアンとソフィーと3人で。それぞれNVCの経験を沢山持っていたので、とても深い時間になりました。ありがとう。

4時半からのセッションは、ジョン・ケニオンの調停(仲裁)の入門クラス。調停は私がNVCを使ってやっていきたいことの一つなので、とても楽しみでした。

まず、イスを3脚用意します。中央が調停者、一つのイスに争っている当事者2人(AとB)が座ります。練習ではAが解決したい問題を抱えている当事者、Bは相手にロールプレイをしてもらいます。Aが起きたことを短く話します。そしてその中で聞いてほしいことを調停者がリフレクションし、その中から出てくるニーズを探ります。そしてニーズをBからAに言ってもらいます。次にBの話を聞き、調整者がリフレクションし、ニーズをさぐり、AからBにニーズを伝えてもらいます。私たちのグループはそこまでで終わってしまったのですが、5つのステップがあり、最後はそれぞれのニーズを満たす解決のリクエストをみつけ、合意ができたら終了です。(実際の紛争でこれができるかチャレンジ!)

夜はフランソワとジョンと平行してセッションが行われるはずでしたが、ジョンの声がでなくなってしまったので、明日の朝行われる予定だったロクシーの「悼み、癒し、和解のプロセス」が行われました。ボランティアしてもらうのは争いごとを抱えているAで、トレーナー(ロクシー)が争っている相手(Aの嫁)の役を「キリン(=NVCの意識を持ち、NVCの言葉を話す人のこと)」になりきって演じます。

まずは十分にAのストーリーをキリンの耳で聞きます。十分に話を聞いてもらえたとAが感じたところで、この話を聞いてどんなインパクトがあったか聞きたいかどうか確かめて、イエスの場合にシェアします(このときロールプレイをしている人は、相手をサポートする助けになるニーズだけをシェアします。罪や恥、正当化、謝罪、弁解は避ける)。

次のステップは、なぜ(そんなことをしたのか)を新しいストーリーで(Aの嫁の人間性を理解できるような話)伝えます。その行動の背後にある気持ちとニーズにAがつながれるだけで、怒りが静まっていきました。

最後のステップは、「次に本当に会ったときにお嫁さんはキリンの耳では現れないけれど、あなたが子どものケアしてくれることを嫁は本当は感謝していることを思い出して」という言葉で終わりました。Aさんは自分が大切であること(I matter)を自覚し、それを持って次の嫁との面会に望むことができる、と清々しい笑顔を見せてくれました。

平行して行われたフランソワのビジネスDNAのセッションは何が行われたか情報を集められなかったので、またの機会に!

今日も豊かで実り多い日でした。おやすみなさい。


2014/06/02

カリストーガ到着!NVCリーダーシッププログラム合宿(LP2014)1日目

ハワイ島の我が家のインターネットがダウンして早10日。復旧を見ないまま私はカリフォルニア州へやってきました。ハワイ島と違ってカリフォルニアは、ネットにつながる確率が高いです。

昨日は、サンフランシスコ空港にほど近いIAM-CED会長の満智子さん宅にて、ふくしまキッズハワイとふくしまキッズカリフォルニアの集いがあり、この問題に心を寄せてくれている熱心な日本人12名が集いました。

今年の夏から「ふくしまキッズカリフォルニア」が始動します。福島の高校生がベイエリアを訪問し、地元の高校生と音楽を通じて交流するプログラムが鈴木淳子さんなどのイニシアチブで始まります。

福島の子どもたちに世界各地から手が差し伸べられることを望んでいる私としては、カリフォルニアでのこの動きはとてもうれしいです。

今朝はサンフランシスコの滞在先の竹美さんの家に、LP(Bay NVCのリーダーシッププログラム)仲間のエドさんが迎えにきてくれ、途中で若いアメリカ人女性2人の参加者を拾って、カリストーガまでおよそ3時間かけてやってきました。

LP2014で50名弱と1週間寝食を共にするマウンテン・ホームランチに入る前に、ベイエリアからカリストーガまでの道中を過ごした4人でNVCでよく行われる「チェックイン」をしました。今この瞬間の気持ち(うれしい、悲しい、そわそわしている、怒っている、落胆している、落ち着いている、など)とその奥にあるニーズをシェアしました。私はつながりや仲間のニーズが満たされ、幸せでとても落ち着いていることをシェアし、この合宿では学びにフォーカスし、成長し貢献したいと言いました。

このブログは毎日インターネットがつながっている限り、アップする予定です。日本でもNVCを学んでいる仲間が増えているので、面白いアクティビティや発見、気づきなどがありましたら、報告していきたいと思います。

始まりまであと1時間。荷物を部屋に片付け、古いLP仲間たちとの再会を喜び(今回は日本人が7名参加)、今ひとり静かに食堂の片隅でこれを書いています。

BAY NVC(ベイNVC)のLP(リーダーシップ・プログラム)は1年間のプログラムで、言語は英語ですが、NVCをある程度マスターしている方で英語の日常会話が出来る方なら、ぜひ参加することをお勧めします。

詳細はこちら:http://lp.learnnvc.com

私は2010年から毎年参加していますが、私の人生とミッションに素晴らしい影響を与えてくれています。つながり、情熱、フォーカス、明晰さ、効率、意味、貢献など多くのニーズがより少ない努力(コスト)で満たされていることを実感しています。

NVCを創り上げたマーシャル・ローゼンバーグ、NVCの存在を知らせてくれた全米平和省会議(ピースアライアンス)と平和省地球会議(イギリス、カナダ)にかかわったみなさん、そして私をBay NVCの創設者の一人であるミキ・カシュタンにつなぎ、最初のLPに誘ってくれたケンさんに改めて感謝します。どうもありがとう!!!!

この場に戻ってこられて、うれしい。
ここではすべての鎧を捨てて、素のままの自分自身でいられます。

LPに参加するときのもうひとつの喜びは、食です。
会場のMountain Home Ranchの食べものは、地元やこの牧場内で穫れたオーガニックの野菜がたっぷりで(もちろん肉や魚もある)私の食のニーズも完璧に満たしてくれます。自分が毎日、毎食お料理しない機会も滅多にないので、誰かが作ってくれたヘルシーなご飯をいただけることも、本当にありがたいです。

これから1週間の出会いと学びにわくわくしながら、このブログをアップします。
お楽しみに。
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最初のアイスブレークのゲーム(午後4時からテニスコートで始まり〜):
1、スター&ギャラクシーゲーム:空を見たとき、1つの星が輝いているのも、銀河も美しいですね。(スターは一人、ギャラクシーは仲間がいる場合)

  1、名前の頭文字が一緒の人を捜しましょう。
  2、趣味が同じ人を捜しましょう
  3、生まれた場所が一緒の人を探しましょう
  4、兄弟姉妹の数が同じ人を捜しましょう
  5、いくつ言葉を話せるか、その言葉の数が同じ人を捜しましょう

   *多様性と国際性を認め、互いに知り、お祝いする。

バーン(ホール)に入ってからの二つの問い(5時):3人グループでワーク
1、なぜここに来たかの意図を3人で語り、聴き合う(20分)
2、今、ここに十全にいることを妨げている何か出来事や人など(心配事、心配な人など、争いごとなど)を15分で3人でシェア
3、全体グループで順番に名前を言い、1と2のワークで出てきたことの中で全体のグループに知ってほしいことをシェアする

次のセッションは7時15分から:
みんなが到着するまでの時間は、Celebration/Mourningでアニーが自分の子どもに関する心配をシェア(リードはフランソワ)。

パワーとリソースに関するセッション。NVCでのパワー(力)の定義:リソースを動員してニーズを満たすことができること。

ワーク:自分が無力だと感じるたこと(たとえば、私の場合、福島や周辺の子どもたちの低線量被ばくに対する政府の対応)に関して、どんなインナーリソースがあるか模索する。30分で3人(一人10分ずつ)。情熱、コンパッション(慈悲/思いやり)、コミュニケーション、勇気、共感(力)、受容(受け止めること)など沢山のリソースがあることがわかった。