2011/09/29

本日、フラ本番@文京シビックホール(小ホール)

帰国後、ブログを更新する時間がなかなか取れません。

いよいよ今晩7時からNa Wai Iwi Ola来日東京公演の本番です。当日券についてお問い合せをいただいておりますが、指定席は売り切れです。自由席は当日券がございます。

今回は始めてビーマーソロモンハラウとの共演です。またとない機会ですので、ぜひいらして下さいね。私は進行役をやらせていただきます。

2011/09/26

帰国中の私の予定

ハワイ島でのリトリートが無事終わり、明日ハワイ島のコナを発ち、帰国します。こちらでの暮らしにもだいぶなれてきたところで、私だけ3回目の帰国です。

日本では下記のイベントで話をさせていただく他、いろいろな打ち合わせがあります。

9月29日 Na Wai Iwi Ola東京公演@文京シビックホール
9月30日 WE 講座(講演会)@神奈川県民センター305号室
10月1〜2日 NVCとローフードを学ぶリトリート@余市はれるや
10月3日 NVCミニワーク@札幌
10月7日 『チェルノブイリ・ハート』&田中優講演会&トコトン質問withきくちゆみ@オリンピックセンター(102)
10月10日 ご近祭@市川市民会館 日本の原発ゼロを目指して

あの絶景の余市の宿に行けること、NVCを伝えられること、田中優さんの講演を聞いて質問できること、市川のご近所さんに会うことがとても楽しみです。

ちょっとハワイのことを(これから遊びに来たい、住んでみたい、という方のために)。

ハワイ島は物価はアメリカで一番高いのですが、果物を拾ったり、野菜を自分で育てたりすれば、食費をかけずに暮らすことは可能です。スーパーはやや高め、ガソリン、電気代、水道代、家賃は高いです。意外なのは夏は日本よりずっと涼しく、冬は温暖で、一年を通して25〜27℃ぐらい。夏はハワイに避暑に来るといいです。

食いしん坊の私にとって、ハワイにいて一番うれしいことは一年中、果物がなっていて、それが道ばたに落ちていることです。今日もアボカドを4つも拾いました。ローフーディストでしたら、拾った果物だけでも生きていけるかもしれません。(私たちはご飯を食べたいので、今、お米を育てられる場所を捜しています)。

最近こちらでもにわかに忙しくなりました。11月にAPECがハワイで行われるのに対抗してNGO会議も開催されることになり、それに関わっています。また、ハワイ島を持続可能にしようと尽力している人々とつながり始めました。お日様がふんだんにあるので、まずは太陽熱温水器を我が家の屋根に取り付けようと思っています。

素晴らしい畑(庭)作りをするドイツ人のおばあさんとも仲良くなりました。シュタイナー農法をやっている彼女のところに通って、苗をわけてもらったり、堆肥をいただいたりしています。彼女は、農業に関して私の目標とする女性です。

今日は地元の女性ライターのインタビューを受けました。福島のことはこちらでは完全にニュースから消えました。でも、原発事故はまだ収束していません。核燃料が格納容器の外に出て(メルトスルー)、どうなっているかわからない状態で、「冷温停止」はありえないのです。

せめて子どもと妊婦だけでも、安全な場所に避難してほしいです。「つなぐ光」はそれを助けようとしていることを伝えました。


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2011/09/25

脱原発世界会議2012.1/14-15@横浜

10月7日の『チェルノブイリ・ハート』上映会と田中優さん講演会、参加者受付中!
http://www.peacefilm.net/home.html
ーーーーーー
うれしさで興奮して(?)、本文を消してしまいました。気を取り直して書き直します。

2012年1月14−15日、横浜で脱原発世界会議が開催されることになりました。ピースボートが事務局を担当し、6団体(ピースボート/環境エネルギー政策研究所(ISEP)/グリーン・アクション/グリーンピース・ジャパン/原子力資料情報室/ 国際環境NGO FoE Japan)が実行委員会を構成しています(2011年9月現在)。

その記者会見の映像です:
http://www.youtube.com/watch?v=uEmd8dmFjSQ

さっそくHPが立ち上がりましたのでご覧下さい。
http://npfree.jp/top.html

今、賛同を広く募っています。賛同者は個人は2千円、団体は1万円を1口として送ってください(国際会議開催に多額の費用がかかります)。
http://npfree.jp/donation.html

ピースボートの吉岡達也さんが記者会見でも言っていますが、311から始まり今も収束していない福島第一原発の事故は、人類が生き残れるかどうか、という大問題であり、日本がこれからどのような選択をし、どんな情報発信をするのか、世界が注目しています。2012年1月、横浜から大きな脱原発のうねりが始まりますよう、私も応援・尽力します。

振り返れば、私が最初に参加した国際会議は、1991年1月に大宮で行われた「国際プルトニウム会議」(原子力資料情報室主催)でした。この日、初めてアイリーン・スミスさんや高木仁三郎さんとお会いしました。あれから20年もたったのですね・・・。

その間、日本の原発は54基まで増えてしまいましたが、今、311の原発事故の結果、各地の原発の再稼働が許されていないために43基が止まり、11基が稼働中です(美浜の会のHPより):
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/genpatsu_jyoukyou_20110924.pdf

そして今、日本は全ての原発を止めても、他の電源で十分やっていける、ということを一般の日本人も理解しはじめました(電力会社や政府、マスコミは「原発止めたら停電するぞ」と脅し続けてきました)。

このまま再稼働させなければ、2012年5月には日本の原発は全て止まります。

ただ、原子炉を止めるのは、一日でも早いにこしたことはありません。なぜなら、1日に100万キロ級原発が生み出す核分裂性物質(死の灰)は約3キロで、広島原爆4発分にあたります。1日早く止めれば、死の灰がその分減ります。これは、無責任にも地震大国に54基も原発の稼働を許してしまった大人である私たちが、子どもたちのためにやる当然のことだと思います。

最後に、大事だと思う情報を共有します。

東電、政府の言う「冷温停止」の嘘:
http://www.youtube.com/watch?v=D9-1MUDc2TM&NR=1
被曝の累積が13.3mSv で癌の発症が1.04倍:
http://leibniz.tv/sttc.html
原子力発電施設等放射線業務従事者等に係る疫学的調査:
http://www.rea.or.jp/ire/pdf/report4.pdf
福島原発制御不能状態!メルトアウトし地下水を放射能水蒸気に!8/18(字幕):
http://www.youtube.com/watch?v=35KzROHZUrA&feature=youtu.be

P.S.
今日、ハワイ島で行われたTEDxで世界中の成功者をインタビューした人の話。「幸せな人生」を送っている人が大切にしている共通のことは3つ。1、個人の健康 2、家族との時間(関係) 3、心から大好きなことで収入を得て、週に20時間以上は働かないこと。 優先順位は必ずこの順番。これにほど遠い人(私も!)は、これに向かうプロセスを楽しむことで近づけるとのこと。私は「3」がぜんぜんだめ。下手すると1日で20時間働いていたりする。

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2011/09/24

非暴力コミュニケーション(NVC)を日本で学ぶなら

私は今、カリフォルニアにあるBay NVCという団体が主催するリーダーシップトレーニング(LP:NVCをシェアしたり、トレーナーを目指したりしている人のための一年間のコース)を受けています。昨年も受け、今年で2年目ですが、NVCは奥が深く、日常で実践するのに(特に夫や子どもたちなどホットな関係だと)苦労しており、まだまだ(たぶん一生?)私の学びは続きそうです。

日本でもNVC(非暴力コミュニケーション)を学ぶ仲間たちが増えてきました。このコミュニケーションを学び、少しでも実践していく中で、人間関係が改善し、つながりが強化される結果、「人生が素晴らしくなる」「イキイキする」ことをそれぞれ実感しているからだと思います。

そんな中、11月に世界的に活躍する素晴らしいトレーナーが来日してワークショップをしてくれます。11月23日、この日一日だけのチャンスなので、ピンと来た方はお早めにお申し込みください!(トレーナーのホルヘさんは、今年のLPでもゲスト講師をしてくれました)
http://nvcworkshopsinjapan.blogspot.com/

「ホルヘさんをぜひ日本へ!」と発案してくれたのが、ケンさん(NVCのワークショップではいつも素晴らしい通訳をし、数々のNVCの学びの場を日本でオーガナイズしてきたので、ご存知の方も多いでしょう)。ケンさんの「一瞬一瞬、自分のニーズに正直でいながら相手のニーズも大事にし続けることがどういうことなのか、百聞は一見に如かずというけれど、そんな人を日本のみんなに会わせたい」という情熱で、この企画が実現しました。

 いつも自分のニーズに正直でいること
 同時に相手のニーズを大事にし続けること

これができたらNVCの達人です。

対立的な場面では(例えば、今なら原発を推進する立場の人と脱原発をしようとする立場の人とか)、どちらか一方しかできず、なかなか両立しなかったりするのですが、「いったいどうやってやるの???」、と興味がわいたら、このワークショップにご参加下さい。私はもちろん、興味津々。50名の枠なので、あっという間に埋まってしまうのではないかしら?私も参加したいので、カレンダーとお財布とにらめっこです(11月はAPECの会議がハワイであるので)。

というわけで、私は今、NVCの持つ「平和を作り出す力」に可能性を感じ、希望を持っています。それでNVCを学び、伝える(シェアする)ことに情熱を燃やしているわけですが、「つながり」のおかげで(このつながりもNVCがもたらしてくれたご縁)、私の願いが一つかないます。

今回帰国中の10月1・2日に北海道の余市にある食事がとても美味しい絶景のお宿で、二日間のローフードとNVCのリトリートを尾崎サトコさんが企画してくれました!彼女は癒しの宿「はれるや」のオーナーシェフで、いつも素晴らしいお料理を出してくれます。定員は6名。とても濃密な贅沢な(美味しい)集いになるでしょう。

NVCを学び、お互いに深く聞き合い、共感を与え合うチャンスもあるでしょうし、ローフードに舌鼓をうちながら、体の中もきれいにできるでしょう。(ローフードのスウィーツは本当に美味しいので、ぜひ覚えて、あなたの食生活に取り入れてください。一緒につくりましょうね!)

私はまだまだNVCの学びの途上ですが、311以降、深い悲しみや怒りをしっかり感じきることで、自分自身が何を最も大切にしているか(NVCでニーズというもの)に気づきました。ニーズとしっかりとつながると、そこから行動するパワーが生まれてきます。

詳細はこちらから:
http://www.yoichihareruya.com/

10月の北海道は気候も良く、最も美しい季節なので、前後泊してはいかがでしょうか。尾崎さんがニセコへご案内してくれるとのことです。リトリート参加者は追加宿泊が1泊6千円と割引になっています。

北海道余市の絶景の海を眺めながら、美味しくて体に良いものを食べて、じっくり語り合いましょう!


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2011/09/22

クム・ケアラ・チンとNa Wai Iwi Olaがまもなく来日します

9月29日(木)夜7時から、文京シビックホール(小ホール)でNa Wai Iwi Ola東京公演「E Ola Ka Hula(フラは生きている)」が開催されます。私は本公演のオーガナイザーです。

Na Wai Iwi OlaのJPG

Na Wai Iwi Olaのクム・ケアラ・チンとの出会いは、ハワイ島にアトリエと農場を持つ女神の画家・小田まゆみさんの紹介でした。最初はまゆみさんからの依頼で、その後は、私自身の意志で、Na Wai Iwi Ola日本公演をオーガナイズさせていただいています。

ここでちょっとハワイの歴史を。

米国の先遣隊として最初にハワイに白人やってきたのは1920年のことでした。彼らはキリスト教を広めようとする宣教師だったので、裸に近い格好で踊るフラを猥雑なものとして禁止してしまいます(1830〜74年)。

その後1898年には、米国がハワイを併合(実際は植民地化)し、ハワイ語も禁止されると、ハワイの伝統文化は急速に廃れていきました。ハワイ語が禁止されているわけですから、当然、ハワイ語で詠唱するフラカヒコ(古典フラ)もチャント(ハワイ語での詠唱)もできなくなります。

変化が起きたのは、先住民の権利や伝統文化が世界的に見直され始めた1970頃のこと。ハワイでもハワイ語や伝統文化の復興を求める動きが起きてきて、フラカヒコも頻繁に踊られ、伝承されるようになってきました。
http://www.aloha-love.com/blog_/

そんな中、ハワイ島で特に子どもたちへのフラ(踊り)とメレ(歌)とハワイ語の継承に力を入れているのが、ケアラ・チンです。彼のフラへの真摯な姿勢と情熱に触れた人は、たいていファンになります。私もその一人。

Na Wai Iwi Olaの日本公演は、今回で3回目。私はフラダンサーではありませんが、彼らのサポートを続けているのは、クムフラ・ケアラ・チンとNa Wai Iwi Olaを応援することを通して、ハワイの伝統文化の復興と継承に貢献したいからです。ハワイ先住民の文化は、まさに「自然を敬い、自然と共に生きる」ですからね!

私もそのように生きたいです。

日本で盛んなフラは、モダンフラ、あるいはフラ・アウアナと言われるもので、米国がハワイを併合した以降に踊られるようになったエンターテイメント性の高いフラです。

それに対して、Na Wai Iwi Olaが見せてくれるフラ・カヒコ(古典フラ)は、ハワイの自然の神々に奉納する踊りです。これは本来、見せるための踊りではありませんが、311以降の日本に心を寄せ、福島へのサポートもしてくれているクムが、私たち日本人のために祈りの踊りを奉納してくれます。

そんなわけで、私は文京シビックホールで行われる9月29日のNa Wai Iwi Ola来日東京公演を満場で迎えたいのです。これを読んでいるあなたがもしフラに興味がなくても、一度は見てみませんか?自信を持ってお誘いします。

今回、ゲストとして参加してくださるビーマーソロモン・ハラウ・オ・ポオハラも素晴らしいアウアナ(モダンフラ)を見せてくれますので、フラやハワイの文化に興味のある方、そして、私のご縁の方も、ぜひぜひ見に来て下さい。

チケットは、ローソンで購入できます。ローソンチケット:Lコード 37637
S席指定 5千円 A席自由 4千円
*S席は残りわずかです。当日は+千円になります。


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2011/09/21

9/19福島のお母さんの話に涙

パレスチナ連帯の松元さんから送られてきたメールをより多くの人に知ってほしく、ブログにアップします。武藤類子さんのお話は、胸の奥深くに浸透し、涙がとめどなくこぼれました。福島の子どもたちを3ヶ月単位で受け入れられるように、ここハワイ島でも準備を進めています。
ーーーー以下、転載:

6万人デモ、よかったですね。NHK7時のニュースが取り上げなかった、読売、朝日がまともに報道しなかったというのは、卑劣な国家社会の証明であって、他国の「非民主化」など批判する資格がないことを内外に明らかにしたことだと思います。

今回の6万人デモ、6万人×家族×全国・海外の賛同者=しめて3000万人と(勝手に)推測していますが、行動することの大切さをあらためて教えられました。

大江健三郎さん、落合恵子さん、骨折療養をおして参加された澤地久枝さんのお話もよかったですが、福島のお母さん武藤類子さんのスピーチにことのほか胸を打たれました。

広島の中島さんが文字起こしを紹介してくれましたので、転送いたします。

●9.19集会の様子:後半に武藤類子さんのお話
http://www.youtube.com/watch?v=k5Q5cRWpQaU
●9.19デモ行進の様子:
http://www.youtube.com/watch?v=TjLRe2-71NA

=====以下転送=====

「9・19さようなら原発5万人集会」での、ハイロアクション福島・武藤類子さんのスピーチをご紹介します。

*********************************
 みなさんこんにちは。福島から参りました。

 今日は、福島県内から、また、避難先から何台ものバスを連ねて、たくさんの仲間と一緒に参りました。初めて集会やデモに参加する人もたくさんいます。福島で起きた原発事故の悲しみを伝えよう、私たちこそが原発いらないの声をあげようと、声をかけ合いさそい合ってこの集会にやってきました。

 はじめに申し上げたい事があります。

 3.11からの大変な毎日を、命を守るためにあらゆる事に取り組んできたみなさんひとりひとりを、深く尊敬いたします。

 それから、福島県民に温かい手を差し伸べ、つながり、様々な支援をしてくださった方々にお礼を申し上げます。ありがとうございます。

 そして、この事故によって、大きな荷物を背負わせることになってしまった子供たち、若い人々に、このような現実を作ってしまった世代として、心からあやまりたいと思います。本当にごめんなさい。

 みなさん、福島はとても美しいところです。
東に紺碧の太平洋を臨む浜通り。桃・梨・りんごと、くだものの宝庫中通り。
猪苗代湖と磐梯山のまわりには黄金色の稲穂が垂れる会津平野。
そのむこうを深い山々がふちどっています。
山は青く、水は清らかな私たちのふるさとです。

 3.11原発事故を境に、その風景に、目には見えない放射能が降りそそぎ、私たちはヒバクシャとなりました。

 大混乱の中で、私たちには様々なことが起こりました。
 すばやく張りめぐらされた安全キャンペーンと不安のはざまで、引き裂かれていく人と人とのつながり。地域で、職場で、学校で、家庭の中で、どれだけの人々が悩み悲しんだことでしょう。

毎日、毎日、否応無くせまられる決断。逃げる、逃げない? 食べる、食べない? 洗濯物を外に干す、干さない? 子どもにマスクをさせる、させない? 畑をたがやす、たがやさない? なにかに物申す、だまる? 
さまざまな苦渋の選択がありました。

 そして、今。半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、

・真実は隠されるのだ
・国は国民を守らないのだ
・事故はいまだに終わらないのだ
・福島県民は核の実験材料にされるのだ
・ばくだいな放射性のゴミは残るのだ
・大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ
・私たちは棄てられたのだ

 私たちは疲れとやりきれない悲しみに深いため息をつきます。
 でも口をついて出てくる言葉は、

「私たちをばかにするな」「私たちの命を奪うな」です。

 福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。

・子どもたちを守ろうと、母親が父親が、おばあちゃんがおじいちゃんが・・・
・自分たちの未来を奪われまいと若い世代が・・・
・大量の被曝にさらされながら、事故処理にたずさわる原発従事者を助けようと、労働者たちが・・・
・土を汚された絶望の中から農民たちが・・・
・放射能によるあらたな差別と分断を生むまいと、障がいを持った人々が・・・
・ひとりひとりの市民が・・・

国と東電の責任を問い続けています。
そして、原発はもういらないと声をあげています。
 
私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です。

私たち福島県民は、故郷を離れる者も、福島の地にとどまり生きる者も、苦悩と責任と希望を分かち合い、支えあって生きていこうと思っています。

私たちとつながってください。私たちが起こしているアクションに注目してください。

政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発・放射能についての学び。そして、どこにでも出かけ、福島を語ります。

今日は遠くニューヨークでスピーチをしている仲間もいます。思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。

私たちを助けてください。どうか福島を忘れないでください。

 もうひとつ、お話したいことがあります。

 それは私たち自身の生き方・暮らし方です。

 私たちは、なにげなく差し込むコンセントのむこう側の世界を、想像しなければなりません。便利さや発展が、差別と犠牲の上に成り立っている事に思いをはせなければなりません。原発はその向こうにあるのです。

 人類は、地球に生きるただ一種類の生き物にすぎません。自らの種族の未来を奪う生き物がほかにいるでしょうか。

 私はこの地球という美しい星と調和したまっとうな生き物として生きたいです。ささやかでも、エネルギーを大事に使い、工夫に満ちた、豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。

 どうしたら原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか。誰にも明確な答えはわかりません。

できうることは、誰かが決めた事に従うのではなく、ひとりひとりが、本当に本当に本気で、自分の頭で考え、確かに目を見開き、自分ができることを決断し、行動することだと思うのです。ひとりひとりにその力があることを思いだしましょう。

 私たちは誰でも変わる勇気を持っています。奪われてきた自信を取り戻しましょう。そして、つながること。

 原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、限りなく横にひろがり、つながり続けていくことが、私たちの力です。

 たったいま、隣にいる人と、そっと手をつないでみてください。見つめあい、互いのつらさを聞きあいましょう。怒りと涙を許しあいましょう。今つないでいるその手のぬくもりを、日本中に、世界中に広げていきましょう。

 私たちひとりひとりの、背負っていかなくてはならない荷物が途方もなく重く、道のりがどんなに過酷であっても、目をそらさずに支えあい、軽やかにほがらかに生き延びていきましょう。
ーーーーーーーー

私は「福島」とつながり続けます。
「福島」は日本を、地球を目覚めさせ、原発の必要ない新しい地球社会を生み出すのです。

ごめんね
許してね
ありがとう
愛してる


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2011/09/20

911事件:専門家はかく語りき

9月29日、文京シビックホール(小ホール)にて、クムフラ・ケアラ・チンの「E Ola Ka Hula(フラは生きている)」というテーマのフラ公演が開催されます。私はオーガナイザーをさせていただいています。チケットは、指定席があと9枚で売り切れです。自由席はまだあります。ローソンチケット(Lコード:37637)でお求め下さい。

さて、本題。

これには笑わせてもらいました。日本語版ができるといいのにな〜
http://www.youtube.com/watch?v=Zs_quLjUHwM

今日は、スペインのバルセロナ在住の童子丸開さんから届いた情報をご紹介します。彼と私には共著『テロと戦争詐欺師たちのマッチポンプ』があります。私と違って、緻密な理論家です。
ーーーーーーー
Experts Speak Over (専門家は語る) (予告編:日本語字幕付)
http://www.youtube.com/watch?v=3Cgc4wZeZN4
これはAE911Truthが昨年末ごろから準備をしてきたビデオ・ドキュメンタリーExperts Speak Over(ESO:専門家は語る)の予告編です。(日本語字幕は童子丸開)
上の(予告編)では『このドキュメンタリーは2011年9月11日の記念日の1週間前に世界中で初公開される』と書いていますが、日本語字幕入りのはまだです。

その英語版の本編は次です。
http://www.youtube.com/watch?v=lw-jzCfa4eQ

このシリーズは米国を中心にした世界の専門家たち(構造力学、建築など:AE911Truthが行っている米国議会への再調査要求の署名者)が911事件でのツインタワーと第7ビル崩壊について語るものです。
英文ですが、詳しいことはこちらに書かれています。
http://ae911truth.org/en/news-section/41-articles/544-eso-trailer.html

上の(予告編)に登場する専門家は以下の通りです。(肩書きはビデオで紹介されているものです。順番は予告編ビデオに登場する順です。)
ロバート・マッコイ 高層建築の専門家  
リン・マーギュリス博士 99年米国科学賞受賞
ロバート・ボウマン博士 元米空軍少佐
リチャード・ゲイジ 建築家 AE911Truth創始者
スコット・グレインジャー 防火エンジニア
ステファン・ダスターワード 構造力学エンジニア
マイケル・ドウンリィ 構造力学エンジニア
キャシー・マックグレイド 金属工学エンジニア
ロナルド・ブルックマン 構造力学エンジニア
キャシー・マックグレイド 金属工学エンジニア
ダニー・ジョウエンコ 爆破解体の専門家
トム・スライバン 爆破の専門家
ジェイソン・チーシャー 化学エンジニア、金属工学
アダム・パロット 化学工学エンジニア
マーク・ベイシル 化学工学エンジニア
ニールス・ハリット 化学者
スティーブン・ジョーンズ 物理学者
これ以外に、NIST(米国国立標準技術院)のシャイアム・サンダー博士と、バラク・オバマ米国大統領が特別出演(?)しています。

次の『シリーズ:「911の真実を求める建築家とエンジニアたち」による「9/11爆破の証拠-専門家は語る」での独占インタビュー』は、その一部を為すものです。
現在のところは日本語字幕が付いているものは次の3つですが、続いてもう2つが近いうちに日本語字幕入りで公開されると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=Lk8FjuMmaX0
マーク・ベイシル 化学工学エンジニア
http://www.youtube.com/watch?v=ijDu6H2yEeg
ニールス・ハリット 化学者
http://www.youtube.com/watch?v=TYIm9zDwHVY
 ジェフ・ファラー 物質化学の専門家

http://doujibar.ganriki.net/evidences_abandoned_for_ten_years.html
911事件「10周年」? 違う! 証拠が10年間放置され続けるのみ!
いま我々が生きている 虚構と神話の現代

では、世界の専門家のほとんどが、この10年間、まともに911事件の証拠を取り扱ったことが無い点について不満を書いていますが、同時にまた、事件当事国の米国を中心にして専門家たちが続々と声を挙げつつあります。
ーーーーーーー
10年たってもまだまだ911事件の真相は謎のままですが、公式説明に信憑性がないことは、さすがのアメリカ人も気づき始めているようです。

それで冒頭のビデオのようなものが出てきているわけです。これを観て、笑うアメリカ人と怒るアメリカ人がいるでしょう。笑うか怒るかで、その人の置かれている立場が推測できます。

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2011/09/19

脱原発デモに6万人。シーメンスに続け!原発御三家(三菱、東芝、日立)

山川健一さんの「デイリー山川健一紙」で私のTweetが取り上げられました。
http://paper.li/Yamakawakenichi
彼は「ハーモニクスライフセンター」の名付け親。おかげで今、ハーモニクスライフセンター@ハワイ島ができつつあります。深謝。

この週末の東京の脱原発デモは「5万人集会」を目指していました。
実際ふたを開けたら、遥かに超える6万人が集まったという報道がこれ:
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011091901000372.html
テレビ朝日の報道では3万人:
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210919015.html


同じことを取材して、倍も数字が違うって、ずいぶん報道って不正確ですね。報道してくれただけマシ、と思いましょうか。

3万、5万、6万のいずれにせよ、日本のデモでこんなに人が集まるのは本当に珍しいし、脱原発の動きが全国規模で起きているということを、心から歓迎します。

朝日のニュースのインタビューの中で男性が「54もの原発を造らせた責任は僕たち大人にあると思うから、(原発反対の)活動を続けていきたい」という思いは、私も同じ。私が大人(有権者)になったときには、既にたくさん原発があったけれど、86年のチェルノブイリを経験しても止められなかった上に、「あかつき丸」の日本へのプルトニウム輸送のときも、Y2K(2000年問題)のときにも、07年の新潟地震と柏崎刈羽原発事故のときにも止められなかった責任は大きいと感じています。

子どもたち、とくに福島の子どもたちには「ごめんなさい」以外に言う言葉がありません。

そんな中、ドイツで17基の原発を製造してきたシーメンスが、原子力から撤退のビックニュースが飛び込んできました。
http://www.bbc.co.uk/news/business-14963575
原子力産業は政府の補助金(つまり私たちの税金や財政投融資にまわされる郵便貯金など)がなければ、まったく儲からない産業です。核分裂で生まれたエネルギーの3分の2は海に捨てていて、実際、発電(お湯をわかしてタービンをまわす)に使われるのはたった3分の1でエネルギー効率もとても悪いし、通常運転中でもわずかに漏れている放射能が海と大気を汚すし、定期点検のたびに被曝労働者を生むし、日々原子炉の中で生まれる放射性廃棄物は捨て場も安全な処理法もありません。

こんなものを地震国に54基も作り、動かし続けてきた大人たちの責任(そして、今、子どもたちの未来を奪いつつある責任)はとてつもなく大きいです。

税金を投入してまで、原子力技術を持ちたい国々の顔ぶれをよく見てください。米ロ仏英中は核兵器保有国、そして韓国、台湾と日本の近隣諸国。ようするに、原発はエネルギー事業などではなく、プルトニウムを得るための軍需産業と見なしたほうがいいのです。

日本では今、残り11基の原発が動いていますが、このまま再稼働を許さなければ、2012年5月にはすべての原発が止まるのです。止めてしましましょう。そして二度と動かさせないようにしましょう。

おとなしい日本人だってもう黙っていませんし、「原発がないと電気が足りない」という嘘と脅しは、もう通用しません。忘れようと思っても、漏れ続ける放射能と故郷や仕事や家族や友人や健康を奪われた人々が忘れさせてくれないでしょう。

脱原発で世間が盛り上がる中、9月18日は平和省プロジェクトもがんばりましたよ。「311原発震災ーもし平和省があれば何ができるか」がUSTREAMで配信され、アーカイブにアップされました。 小さな希望の光です。

以下をクリックしてぜひご覧下さい。
http://www.ustream.tv/channel/平和省があれば何ができるか

P。S。
9月29日開催の「NA WAI IWI OLA来日東京公演 E OLA KA HULA」の指定席が残り9席になりました。お早めにローソンチケット(Lコード:37637)でご購入ください。

10月7日の『チェルノブイリ・ハート』と田中優さん講演会は、東京平和映画祭のHPからお申し込み下さい。だいぶ予約が入ってきました。http://www.peacefilm.net/info/20111007.html

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2011/09/18

「犯罪国家の戦犯たちが手を挙げている日本の新政権」 by上杉隆

今日は東京FMの番組から、上杉隆さんのお話を聞いてもらえたら、と思います。
http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/museum/museum_vol176.mp3

3月11日の地震と原発事故の日、緊急冷却装置を3回止めていることがわかり、東京電力も認めました(原口議員の質問に保安院が回答)。メルトダウンが起きたのはそのためと考えられますが、いったいなぜそんなことをしたのでしょうね。

「オペレーターが止めた」ということですが、オペレーターはもちろん誰かの指示で止めているはず。この事故はますます人災の色彩が濃くなってきました。

なのに、こんな大事なことがニュースになっていないのはなぜ?
やはり日本は「原子力マフィアに牛耳られている」ということなのでしょうね。

さて、私は今宵ハワイ島の女神の画廊(ジンジャーヒル)で11月にハワイで開催されるAPECのときに行われる対抗市民会議の打ち合わせでした。カリフォルニアからジェリー・マンダさんが飛んできてくれたのです。日本の原発事故後の市民の意識の変化(原発なしで暮らしたい人が増えている)について、世界の人に伝えたいし、日本がこの災害(人災)を教訓に、脱原発に向かい、持続可能なエネルギーや経済社会を創っていくビジョンを描いてみたいです。

世界の441の原発の内、240がAPEC(アジア太平洋経済協力会議)参加国内にあります。原発保有国は、104基ある米国、そして54基の我が国に次いで、日本、ロシア、中国、韓国、台湾など日本の近隣諸国ばかりです。一度事故があれば、放射能はあっという間に国境を越えます(台湾と沖縄は目と鼻の先)ので、この地域全体で脱原発に向かわないと、日本だけでは意味がありません(もちろん、まずは日本ですが!)。地震活動も活発になっているので、APECで脱原発の合意ができるように、働きかけていこうと思います。

それにしても、今の政権は・・・・。上杉さんは惜しまれて辞める人と、ああ、やっと辞めてくれた、と言われる人といる、と菅首相を評していましたが、菅首相がやめて、もっとひどくなったらどうすればいいのでしょう。子どもの被曝を1ミリシーベルト/年以下に抑えようとした鉢呂通産大臣を辞任に追い込み、311直後から国民の命を守る仕事をしていたSPEEDI公開を迫った川内博史さん、「妊婦と子どもだけは避難させてくれ」と翌日から言い続けた原口さんなどが大臣に起用されないなんて。

なかなか市民の声はこの国の中枢には届かない・・・。

届ける一つの方法は、やっぱり「これ」です!柄谷行人さんの新宿でのスピーチ。
http://associations.jp/archives/437
ちょっと引用します:
「日本にはデモが少ないのか。なぜ、それが変なことだと思われているのか。それは、国民主権を、自分の力で、闘争によって獲得したのではないからです。日本人は戦後、国民主権を得ました。しかし、それは敗戦によるものであり、事実上、占領軍によるものです。自分で得たのではなく、他人に与えられたものです。では、これを自分自身のものにするためにどうすればよいのか。デモをすること、です。
私が受けるもう一つの質問は、デモ以外にも手段があるのではないか、というものです。確かに、デモ以外にも手段があります。そもそも選挙がある。その他、さまざまな手段がある。しかし、デモが根本的です。デモがあるかぎり、その他の方法も有効である。デモがなければ、それらは機能しません。今までと同じことになる。
さらに、私は、このままデモは下火になっていくのではないか、という質問を受けます。戦後日本には全国的規模のデモが幾度かありました。しかし、それは短期間しか続かず、敗北に終った。今回のデモもそうなるのではないか、というのです。
確かにその恐れはあります。マスメディアでは、すでに福島の事故は片づいた、ただちに経済復興に取り組むべきだ、という意見が強まっています。むろん、そんなことはない。福島では、何も片づいていない。しかし、当局やメディアは、片づいたかのようにいっている。最初からそうでした。彼らは最初から、事実を隠し、たいしたことがなかったかのように装ったのです。ある意味で、それは成功しています。多くの人たちがそれを信じている。そう信じたいからです。としたら、今後に、反原発のデモが下火になっていくことは避けられない。——と、いうふうに見えます。
しかし、違います。福島原発事故は、片づいていない。今後もすぐには片づかない。むしろ、今後に、被曝者の病状がはっきりと出てきます。また、福島の住民は永遠に郷里を離れることになるでしょう。つまり、われわれが忘れようとしても、また実際に忘れても、原発のほうが執拗に残る。それがいつまでも続きます。原発が恐ろしいのはそのことです。それでも、人々はおとなしく政府や企業のいうことを聞いているでしょうか。もしそうであれば、日本人は物理的に終り、です。」

そうです。日本は原発を止めない限り、物理的に終わりになるのは時間の問題です。だから為政者に、英断を迫りましょう。そして次の選挙できちんと日本が、私たちが、地球人が生き残る選択しましょう。:



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2011/09/16

きくちゆみの地球平和ニュース115号

2001年の911事件以降、バウさん(山田和尚)たちと一緒に始めたGlobal Peace Campaign。米紙に意見広告を出したり、ハリウッドにビルボードを出したり、911のDVDを翻訳したり、いろいろやってきました。その頃出していた「オープンジャパン・ブーメラン」というメルマガから私が引き継いだ「グローバル・ピース・キャンペーン」のメルマガが、「きくちゆみの地球平和ニュース」。「継続は力なり」、といいますが、力がなくてたまにしか出せません。

311以降はあまりに忙しくてメルマガは休眠状態でしたが、今日、久しぶりに出したので、このブログに転載します。BE THE MEDIAと言い続けている本人が、メルマガも出せないようじゃだめですね!反省。ちょっと緩んだネジを巻き直します。


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グローバルピースキャンペーン
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● きくちゆみの地球平和ニュース ●
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Global Peace News by Yumi Kikuchi ≪ 第115号 ≫

 発行:Global Peace Campaign
 きくちゆみのブログ http://kikuchiyumi.blogspot.com
■■*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*■■
「地球平和ニュース」へようこそ!
 登録と登録解除のページはこちら。殿堂入りしました。
 http://www.mag2.com/m/0000172015.html

“Be the change you wish to see in the world
─世界を変えたければ、あなたがその変化になりなさい”
 <転送自由。転載の場合は媒体を教えてください>

■□─────────────────────────コラム─□■
■3.11原発震災 ~もし平和省があったら何ができるか~
■ハワイ島のクムフラ・ケアラ・チン 感動のフラの公演
■『チェルノブイリ・ハート』上映会&田中優講演会
■映画『ZERO:9/11の虚構』 待望の日本語版DVD完成
■ハーモニクス・リトリートinハワイ島
□ ──────────────────────────────────*

前回、「次号で311以降の変化を書きます」と書きました。約束を守ります。

変化がないのは、私のライフワーク。平和で持続可能な地球を創ること(に尽力す
ること)です。ただ暮らしの基盤が千葉県鴨川からハワイ島に変わりました。

311までは日本が3/4、海外が1/4でしたが、311以降は逆転します。
311のときに、いつ突然死んでしまうかわからないことを肝に銘じたので、10
年計画だったハワイでのハーモニクスライフセンター建設を前倒しにして、進み始
めたところです。家族はハワイ島、私だけ日本とハワイ島とを行き来しています。

最新情報はほぼ毎日更新しているブログと311以降、力を入れているTwitterを
ご覧下さい!

ブログ: http://kikuchiyumi.blogspot.com
Twitter: http://twitter.com/kikuchiyumi

「宇宙基本法」は軍事利権の温床でお金の無駄遣い。今からでも廃案に。     
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2008/05/blog-post_22.html

温暖化防止に原発推進はヘン!
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2009/10/blog-post.html

      きくちゆみ

─────────────────────────────────────
■3.11原発震災 ~もし平和省があったら何ができるか~
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311原発震災は私たち一人一人に価値観や生き方の大変換を迫っています。
震災から半年が過ぎた9月18日、私たちは「もし日本に平和省があったら、
どのようなことが可能なのか」を模索したく、このイベントを企画しました。

<平和省創設トークセッション>
大震災など苦難の中にいても、政府を信じることが出来るような平和省の役割とは?
完全に人間の命をまもる立場に立って働く政府機関とは?
本当に必要な情報を流し、スムーズな政府機関の連携をつくるためには?

日時:2011年9月18日(日)14:00~16:30
場所:文京区男女平等センター 研修室A(ホール) 
〒113-0033 東京都文京区本郷4-8-3 TEL 03-3814-6159
アクセス:地下鉄 本郷3丁目駅下車徒歩5分
http://www.bunkyo-danjo.jp//000021.html

HPからお申し込みください。
http://ministryofpeace.jp/

─────────────────────────────────────
■ハワイ島のクムフラ・ケアラ・チン 感動のフラの公演
─────────────────────────────────────
昨年に引き続き、今年もクムフラ・ケアラ・チンが来日して、素晴らしいフラを披露
してくれます。
http://www.kealaching.net/inf2.html
今回は文京シビックホール(小ホール)です。前売りチケットは前日
までローソンでお買い求めになれます。

<E Ola Ka Hula フラは生きている!>
日時:9月29日(木) 午後7時開演(6時半開場)
場所:文京シビックホール・小ホール
チケット:S席(指定)5000円 A席(自由)4000円
ローソンチケット:Lコード37637でお求め下さい。
(当日は+千円です)

主催:Na Wai Iwi Ola
事務局:ハーモニクスライフセンター

─────────────────────────────────────
■『チェルノブイリ・ハート』上映会&田中優講演会
─────────────────────────────────────
公式サイト:http://www.gocinema.jp/c-heart/

イラク戦争開戦からちょうど8年目の夜、田中優さんを囲んで、持続可能
な日本につながる有意義な時を過ごしましょう。あなたのご参加を心から
お待ちにしおります。

*福島から避難中の方、福島在住の方は無料で参加できます。
*参加には会員登録(無料)、事前申し込みと参加費のお振込が必要です:
 http://www.peacefilm.net/joinus/index.html

■日時:2011年10月7日(金)18時30分開場、19時開演(全自由席)
    21時30分終演予定
■場所:国立オリンピック記念青少年センター センター棟102号室

■参加費(スライディング・スケール):
 学生:1300~3300円
 一般:1800~3800円
(スケールの中でご自分の経済状況や貢献したいお気持ちに合わせてお選び下さい。)
*福島在住の方、福島から避難されている方:無料
*スライディング・スケールとは:経済的に貢献できる方が喜んで多くを提
 供してくださることを信頼した参加費システム。

指定の口座に、事前振込みをお願いします。
振込み用紙の半券(控え)がチケットになります。

■振込先:郵便振替 東京平和映画祭00140-7-648099
*通信欄に「10/7チェルノブイリ・ハート」、参加者の住所、氏名、電話を明記

■定員:200名(先着定員制)

■参加方法:HPのお申し込みフォームでお願いします。
http://www.peacefilm.net/info/20111007.html
*フォームが使えない方は、メールでも申し込みできます。タイトルを「10/7チェルノブイリ・ハート」として、お名前、年齢、連絡先(電話)をお知らせ下さい。

<当日スケジュール>
7:00pm 『チェルノブイリ・ハート』上映
8:10   田中優さん講演
9:00   優さんに聞こう!トコトン質問コーナー

ナビゲーター きくちゆみ

主催:東京ピースフィルム倶楽部 http://peacefilm.net

─────────────────────────────────────
■映画『ZERO:9/11の虚構』 待望の日本語版DVD完成
─────────────────────────────────────
公式サイト:http://zero.9-11.jp/ 

あの事件から10年、待望のDVDがようやく完成しました。
    予告編→http://bit.ly/bWRhvS

ご購入を希望される方は、こちらで詳細をご覧下さい:
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/09/blog-post.html

<映画『ZERO:9/11の虚構』データ>
原題:ZERO An Investigation into 9-11(105分)
原版(イタリア語)制作: TELEMACO(伊)
英語版制作・国際配給: MercuryMedia International Ltd.(英)
日本語版制作・国内配給:ハーモニクスプロダクション
日本語版宣伝・国内配給:株式会社リンク
広報協力:東京ピースフィルム倶楽部、ワールドフォーラム
日本語版DVD制作:ハーモニクスプロダクション
定価:2500円(+税)送料:200円(国内)=2825円
上映権付きDVD:10,700円
振込先:ハーモニクスプロダクション 00180-7-666318

─────────────────────────────────────
■北海道の余市でローフードとNVCのワークショップ
─────────────────────────────────────
小樽の先の余市に「はれるや」という絶景のお宿があります。
http://www.yoichihareruya.com/
ここの女将は料理上手でお食事は最高に美味しく、1階ではめちゃ効く台湾式足
揉み(リフレクソロジー)も受けられる、まさに「癒しの宿」です。

ここで1泊2日、ローフード三昧をしながら、NVCのワークショップをします。
かなり贅沢です(余市は果物が本当に美味しい。だから、スウィーツが最高のも
のができます)。私は講師をさせていただきます。

日程:10月1~2日(土日)
場所:はれるや (北海道余市郡余市町浜中町242-1)
http://www.yoichihareruya.com/

詳細は直接、主催者の尾崎さんにお問い合わせください。
電話:0135-23-4660

─────────────────────────────────────
■ハーモニクス・リトリートinハワイ島
─────────────────────────────────────
2011年のハーモニクス・ヒーリングワークショップはすべてハワイ島で開催します。
ハワイ島に「ハーモニクスクラブ」も作ります。ハワイ島で持続可能な暮らしをした
い人、ローフードに興味のある方は、ぜひ一度、ハワイ島にいらしてくださいね。

ハワイの大自然と新鮮な果物や野菜のローフードを満喫できます。

お問い合せ専用メールアドレス:rawinfo@harmonicslife.net

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ローフード』、2月3日に7刷1万部突破!
「すべローサポーター」なら8冊で10500円
http://rawbeautyjapan.seesaa.net/article/108926868.html

□────────────────────────お知らせ─────□
■ きくちゆみのスケジュール(講演依頼はこのメルマガへの返信でできます)
──────────────────────────────────
9/17-23 ハーモニクス・リトリートinハワイ島
9/29 Na Wai Iwi Ola来日東京公演 エ・オラ・カ・フラ
9/30  WE講座で講演@神奈川県民センター
10/1~2 余市でローフードとNVCのワークショップ
10/3 札幌で共感のコミュニケーションのワークショップ
10/10 ご近祭@市川市民会館
10/14-20 ハーモニクス・リトリートinハワイ島

■□────────────────────────更新情報─────□
 きくちゆみのブログとポッドキャスト
 http://kikuchiyumi.blogspot.com/

 ポッドキャスト一覧は↓から!
 http://harmonicslife.net/podcasts.html

 英語版のポッドキャスト一覧もあります♪
 Yumi's English podcast list is now available !
 http://harmonicslife.net/podcasts_E.html

┗━*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*━┛

Yumi's English Global Peace Campaign homepage is now online.
Check it out at http://english.globalpeace.jp .

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グローバルピースキャンペーン
●きくちゆみの地球平和ニュース●
Global Peace News by Yumi Kikuchi

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発行・文責: グローバルピースキャンペーン・きくちゆみ
新サイト: http://globalpeace.jp/
同英語版: http://english.globalpeace.jp/
Email: webmag@globalpeace.jp
◎きくちゆみの地球平和ニュース/Global Peace News
のバックナンバー・配信停止はこちら
http://archive.mag2.com/0000172015/index.html

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2011/09/15

放射性セシウムと心臓病の関係:子どもの心電図を取っておこう

9/19@代々木公園ケヤキ並木のデモサイト:
http://t.co/IO2MkYm
をクリックすると、「有害サイト」と出て、アクセスができませんでした(右下の「警告を無視しhttp://p.tl/QSs_へ進む」でアクセスできますが。)

この原因と対策を尋ねたところ、早速、ダッツさんが教えてくれました。
ーーーー
http://japan.cnet.com/blog/isidai/2011/09/14/entry_30021746/ とのことなので政府の仕業ではないみたいですよ。
ーーーー
ということで、Twitterを(政府などが)監視した、というのではありませんでした。お騒がせしました。なお、元のサイトは、こちらです。9/19、前代未聞の数が集まりますように!
ーーーーーーーー
さて、放射性セシウムが筋肉に蓄積されることは知っている人は多いと思いますが、、「福島周辺の子どもに心臓病が増えている」、という情報は、私はまだ未確認です。杞憂だといいのですが・・。

長年チェルノブイリの子どもたちを見てきたバズビー博士の発言を記しておきます。彼の発言の元になる「心臓病とセシウムの関係」を発表したベラルーシのユーリ・バンデシェフスキー教授は、この研究が原因で8年間も刑務所に入れられました。もちろん、表向きは「別件逮捕」でまったく違う罪です(アムネスティが呼びかけて釈放された)。

「セシウムで心臓病になる」と、日本で言っているお医者さんはいますか?(知っている方、教えてください)。チェルノブイリ原発事故から25年たってわかりつつあることは、子ども(若者)の死因は、ガンよりむしろ心臓病のほうが多い、ということのようです。

なので、福島のみなさんには『チェルノブイリ・ハート』を観てほしいです。つらいけど、今ならまだ対策ができると思うから。10/7、午後7時、オリンピックセンター102に来てください。福島在住の方、福島からの避難者は無料です。
http://www.peacefilm.net/info/20111007.html

福島の子どもの心臓発作について —クリス・バズビー博士
http://www.youtube.com/watch?v=oqiPZ39ljjw
(動画の日本語字幕から抜粋)

ーーーーここからバズビー発言:
「......1kg当たりわずか20-30ベクレルという微量のセシウム137に被ばくした’ベラルーシの)子どもたちに不整脈がみられることでした。そして心臓発作を起こし死んでいた。....

福島では子どもが心臓発作を起こしていると聞きます。そうしますと大変重要なことが2つあります。

まず速やかに子どもたちの心電図を取ってください。.....一人でも心臓伝導系の問題が見つかったら全員避難させるべきです。心筋内のセシウム137による潜在的影響があるからです。

心筋や心臓は修復できません。子どもたちはずっと苦しみ早死にするのです。....福島のような汚染地帯で癌が莫大に増えるとは限らないからです。ガンも増えますが心臓病はもっと増えるでしょう。ベラルーシではそうです。ガンも増えましたが心臓病が莫大な増え方をしています。その結果ベラルーシ共和国の人口はチェルノブイリ事故後、急激に減り、今では(人口統計学上の指数が)マイナスに置き換わっています。実際このままではベラルーシから人がいなくなります。

福島でもそうなるでしょう。これは警告です。心臓病・心臓発作を注視し、子どもたちを速やかに逃がしてください。...」

------ここまで。

私には福島在住の友人・知人が数多くいます。まだ小さい子どもがいる家もあります。来年3月には避難解除をする、という情報もあり、心配です。まだ放射能漏洩は止まっていないし、環境中に一度出てしまった放射能の影響は、長期間に渡って存在します(影響がなくなるのは半減期の10倍の年月)。

バズビー博士の言う「子どものいる方は心電図を取っておくように」、というのは予防にも早期発見にもなると思います。私も先天的に心臓に問題があり、集団検診では必ず「心電図」を取るように言われるのですあが、これも大気圏核実験の影響かも、と思い始めました。


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2011/09/13

10/7緊急企画、決定!『チェルノブイリ・ハート』上映会&田中優講演&トコトン質問withきくちゆみ

9/18は平和省プロジェクトのイベントにGO!「3.11原発震災 ~もし平和省があったら何ができるか~」
http://ministryofpeace.jp/#ivent

10/7の企画について、いろいろお問い合わせをいただきまして、ありがとうございます。

以下のように決定しました。ご参加をお待ちしております。情報の転送・転載で応援して下さい。
http://www.peacefilm.net/info/20111007.html

東京平和映画祭 イラク戦争8周年特別企画
『チェルノブイリ・ハート』上映会& 田中優講演& トコトン質問コーナー with きくちゆみ

日時:2011年10月7日(金)
   18時30分開場、19時開演(全自由席)21時30分終演予定
場所:国立オリンピック記念青少年センター センター棟102号室
定員:200名(先着定員制)

 *参加には会員登録(無料)が必要です。登録はこちらから

第76回アカデミー賞ドキュメンタリー短編賞を受賞した話題作
チェルノブイリ原発事故から16年後の2002年、“ホット・ゾーン”と呼ばれる高濃度汚染地域の現実に迫りそこに住み続ける住民たちの姿をとらえ、16年たっても続く被爆被害の事実を追う。監督は、ドキュメンタリー作家のメアリーアン・デレオ。放射線治療の現場、小児病棟、乳児院など、注目すべき映像がつづられていく。

公式サイト:http://www.gocinema.jp/c-heart/

■参加費(スライディング・スケール)
 学生:1,300~3,300円
 一般:1,800〜3,800円
(スケールの中でご自分の経済状況や貢献したいお気持ちに合わせてお選び下さい。)
*福島在住の方、福島から避難されている方:無料
*スライディング・スケールとは:経済的に貢献できる方が喜んで多くを提
 供してくださることを信頼した参加費システム。
  指定の口座に、事前振込みをお願いします。
  振込み用紙の半券(控え)がチケットになります。
■振込先:郵便振替 東京平和映画祭00140-7-648099
*通信欄に「10/7チェルノブイリ・ハート」、参加者の住所、氏名、電話を明記
■参加申し込み方法
info@peacefilm.net宛てに、必ずタイトル(件名)を「10/7チェルノブイリ・ハート」として、(タイトルが違うと、申し込み受付がされない場合があります)
 1. 参加者氏名と年齢(複数名まとめてもOKです)
 2. ご連絡先(自宅か携帯電話)
を送り、参加費を指定の郵便振替口座にお振込みください。先着定員制です。

当日のスケジュール(予定)
 19:00 『チェルノブイリ・ハート』上映
 20:10  田中優さん講演
 21:00  優さんに聞こう!トコトン質問コーナー
 ◎ ナビゲーター きくちゆみ
主催:東京ピースフィルム倶楽部

講演者プロフィール:田中 優(たなか ゆう)
 地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。現在「未来バンク事業組合」理事長、「日本国際ボランティアセンター」「足温ネット」理事、「ap bank」監事、「一般社団法人 天然住宅」共同代表、立教大学大学院、和光大学大学院、大東文化大学の非常勤講師。


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2011/09/11

911から10年目、311から半年:「今、夢を生きる」

ハワイ島、午前3時。BE IN TOKYOにハワイ島からスカイプ中継で合流させてもらいました。BE INは大好きなイベントなので、今年もこういう形で参加できてよかったです。午前1時に起こしてもらったら、目がさめてしまったのでブログを書いています。中継ではボケボケの顔、髪もくしゃくしゃのまま映ったのかと思うと恥ずかしいです。

私からBE INの参加者、そして私のブログを読んで下さっているあなたにに一番伝えたかったことは(これを言う前に中継は切れてしまったのですが)
「どこにいてもいい。あなたの夢を今生きてください」
です。

私は311のとき東京にいてゆらゆら揺れる高層ビルを見ながら、「あれが崩れてきたら私はここで死んでしまうのだ」ということをリアルに想像しました。朝、子どもたちを学校に送り出し、夫に駅で別れを告げたまま、再会できずに人生が終わってしまうことがあり得るのだ、と。

怖かった。
「そんなのは嫌だ」と心の中で叫んだ。

その日は帰宅難民になり、夜中過ぎまで家族とも連絡がつきませんでした。その間、「こうして突然いのちが終わってしまうなら、将来の計画や夢は前倒しで今やろう」と決意したのでした。

ハワイ島への移住は「いつか」実現したい夢だったし、「ハーモニクスライフセンター・ハワイ」も、毎月やっている「夢ワーク」のときには必ず書いていたけれど、「今はまだ無理」と言い続けてきました。

それを311体験ですっぱりやめて、ともかく、今、夢に向かってできることをやる、「今、夢を生きる」ことにしたのです。

「夢なんてない」という人もいるでしょうね。
やりたいこと、と言い換えてもいいです。

この人生でやりたいと思っていること、生きている間にやりたいことを、今やろう、今それに向かって一歩踏み出そう、ということです。それには自分自身に「無理」と言い続けるのをやめる必要があります。

さっき、BE INのフィナーレでネネさんが歌ってくれたように、「戦争にも原発にもさよなら」したいです。それにつながる行動をし、それにつながる日常を生きたい。

明日(もう今日です。こちらの9月11日)は、ハワイ島のサウスコナのファーマーズ・マーケットでこの島の農産物の放射線量の測定をやります(私の借りたガイガーカウンターでは、ガンマー線しか計れませんが)。

どこにいても、だれといても、いつも自分の夢を生きるのです。なりたかった自分自身になり、やりたかったことを今やる。

911と311が私たちにくれた教訓を、奈良本英佑さんは
「9・11」の教訓――戦争は、「テロ」への解決にならなかった。
「3・11」の教訓――日本人は原発なしでやっていけることがわかった。
とまとめてくれました。

私も同感。

日本は原発なしでやっていけます。
「停電」も「経済発展しなくなる」も、原発利権が必要な人たちの脅しに過ぎません。

それに放射能汚染の中で子どものいのちを損ないながら生きるより、エネルギーを大事にして(節約して)、放射能汚染の心配のない日本にしたほうがずっといいと思いませんか。

日本には数多くの脱原発の市民運動がありますが、「美浜の会」は美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会で、長年に渡って粘り強い活動を続けています。そのHPに現在稼働中の原発、停止中の原発の情報があります。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/genpatsu_jyoukyou_20110908.pdf
54基中、稼働中が11基、43基は止まっています。

一度止めた原発を再稼働させなければ、日本は自然に脱原発できます。

きっとできます、日本の脱原発。
私たちの意志で。

原発利権ペンタゴン(政・官・財・学・メディア)の抵抗はもちろん大きいですが、あきらめないで実現しましょう!

地震国の原発は止める。
私やあなたのためにも、地球の生きとし生けるもののためにも。


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2011/09/10

911はBE IN TOKYOにスカイプ生出演します

911から10年目。私はこれを観て最後の言葉に涙しました。「この映像をイラク、アフガンの戦争で殺された無実の人々とその遺族たちに捧げる。彼らのせめて何人かが生きているうちに、正義がもたらされるのを見ることができますように」


ーーーーーーー
ドキュメンタリー映画『チェルノブイリ・ハート』を観て、田中優さんの話を聞いて、優さんにトコトン質問するイベントを10月7日の夜、東京でやります。私はナビゲーター(進行役)をします。

先着定員制(申し込み順で200名まで)なので、参加希望の方はお早めにお申し込みください。東京ピースフィルム倶楽部への会員登録が必要です(無料)。会場や参加費など詳細は申込者にお伝えします。

タイトルを「10/7チェルノブイリ・ハート」として(間違えないで下さいね。タイトルを間違えると処理されません)、メールでinfo@peacefilm.netにお名前とご連絡先(電話/携帯可)をお知らせください。
ーーーーーーー
明日は、いよいよ311から6ヶ月。911から10周年です。日本全国で脱原発アクションが行われていますが、私は東京の明治公園で行われるBe In Tokyoに午後8時半から、スカイプで生出演します。
http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/91110be-in-tokyo.html

今、私はハワイ島でのリトリート(合宿)の準備中なので、日本の午後8時半はハワイ時間だと午前1時半。Be Inに集うみなさんとのスカイプを通じての出会いと再会を楽しみにしています(Be Inにはほぼ毎年参加していました〜)

以下は、きっとまだあまり知られてないイベントかも?

911から10年目の9月11日、福島の会津若松では何と、映画『ZERO:9/11の虚構』の上映会があります。会津若松近辺の方はぜひ、ご参加ください。無料、ってすごいです。(今は映画館で『ZERO』は上映されていませんが、9月11日にDVDが発売になります)

ZEROの JPG

<『ホピの予言』『ZERO:9/11の虚構』上映会@会津若松>
日時:9月11日(日)
場所:會津稽古堂(会津若松市栄町3-50) 多目的ホール

 上映スケジュール:
14:15(14:00開場)~ホピの予言(100分)
16:15(16:00開場)~ZERO:9/11の虚構(105分)
18:15(18:00開場)~ホピの予言(100分)

入場無料(カンパにご協力下さい)
どなたでも参加頂けます。

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2011/09/09

10月7日、『チェルノブイリ・ハート』を観て、田中優さんの話を聞いて、優さんに質問しよう!

今、全国各地で劇場上映中の『チェルノブイリ・ハート』、もうご覧になりましたか?
http://www.gocinema.jp/c-heart/

今年は安保から60年、チェルノブイリから25年目、911事件から10年目、そしてイラク開戦から8年目です。911事件の10周年に大きなイベントをやろうと思っていたのが、311で吹き飛んでしまいました。今の私は、「子どもを放射能から守るお母さん」以外の何者でもありません。

1986年のチェルノブイリの原発事故で一番汚染されたのは、ソ連崩壊後別の国になったベラルーシでした。チェルノブイリ原発はウクライナにありましたが、放射性物質は特にベラルーシで広範囲に高濃度に降り注ぎ、今や子どもたちの8割以上が何らかの先天性異常を抱えて生まれてくる深刻な状態です。

イラクでは劣化ウラン弾が使われ、今も放射能の影響と思われる白血病やガンで苦しむ子どもたちの姿があります。

核は平和(電力)利用であれ、軍事利用であれ、DNAを傷つけ、特に幼い子どもたちを襲います。

311以降、福島を中心とする東北、関東圏の汚染も一部チェルノブイリ並みやそれを超えるようになりました。食品の基準は当時のソ連や今のロシア、ウクライナ、ベラルーシより日本のほうが緩くなってしまいました。「農家を救うためには仕方ない」という言葉が聞こえてきますが、内部被曝の影響をより大きく受ける子どもたちは救わなくていいのでしょうか。

まもなく世界の権威(IAEAやICRP、WHO)が福島で国際会議をして「安全」を訴え、それをマスコミが大々的に報じるでしょう。
http://www.ustream.tv/channel/福島国際会議-放射線と健康リスク1

でも、『チェルノブイリ・ハート』が描いている現実は、「安全」とはほど遠く、痛ましく、厳しいです。今の日本政府の対応で、日本の子どもたちのいのちを守れるのか、心許ないです。

では今、私が福島の子どもたちにできることは何でしょうか。まずは事実を知ること、知らせること。それで、企画しました。次になるべく汚染源から子どもたちを遠ざける機会をつくること、と思います。

沖縄で生まれた「つなぐ光」は、これからも子どもたちのキャンプや疎開の受け入れなどに尽力します。今後はハワイ島での長期ホームステイも視野に入れています。この活動はとにかく長くなるでしょう(放射能汚染の影響がなくなるのは、ずっとずっと先の話なので)。

というわけで、10月7日、緊急企画案です。決定企画はこのブログと東京平和映画祭のHPで追って発表しますが、今から10月7日の夜に印をしておいてくださいね。お見逃しなく!

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2011.10.7 イラク戦争8周年特別緊急企画(案)
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<東京平和映画祭 緊急企画 『チェルノブイリ・ハート』上映会&田中優講演&トコトン質問コーナーwithきくちゆみ>

*参加には会員登録(無料)が必要です:
http://www.peacefilm.net/joinus/index.html

日時:2011年10月7日(金)6時30分開場、7時開演(全自由席)9時30分終演予定
場所:都内会場(申し込みをされた方に教えます)

参加費(未定):学割あり。→申し込みをされた方に教えます。
福島から避難してきた方:無料

定員:200名(先着定員制)

参加申し込み方法:メールinfo@peacefilm.netに必ずタイトルを「10/7チェルノブイリ・ハート」として、(タイトルが違うと、申し込み受付がされない場合があります)
1、参加者氏名と年齢
2、ご連絡先(自宅か携帯電話)
をお知らせください。先着定員制です。

当日のスケジュール(予定)
7:00pm 『チェルノブイリ・ハート』上映
8:10   田中優さん講演
9:00   優さんに聞こう!トコトン質問コーナー

ナビゲーター きくちゆみ

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2011/09/06

♪ イルカと水中出産 ♪ - 15分24秒 - 4.2 MB

PodCast GIF

玄さんが一年かけて訳したマシューブック3が出版され、本がハワイに届きました。『新しい時代への輝き この激動の時代を理解するために』です。どうぞ書店で捜してください。

玄とゆみのJPG

さて、今日は特別な女性をインタビューしました。キム・ネリーというアメリカ人のイルカと水中出産をしたばかりの若いお母さん。

彼女はフロリダでFit for Birthというビジネスを経営しています。

イルカと癒しの関係については、数多くの研究や実践者がいますので、ここでは触れませんが、健康なお産を推進することがライフワークのキムは、自分が妊娠26週目のときに、「イルカと水中出産する」ことを決意しました。そしていろいろ調べた上で、アメリカの中で一番イルカと遭遇する確率の高いハワイ島をその場所に選びました。そして、大きなお腹で、フロリダからハワイ島へ2歳の息子を連れて飛びました。

KimさんのJPG

さまざまな偶然に導かれて素敵な仲間に出会い、滞在する家(が、たまたま私の友人の家でした。ビーさん。彼は私の名刺を作ってくれたグラフィック・デザイナー)を見つけ、素敵な助産婦に出会い、イルカが棲息する湾を3つ見つけます。そこで毎日泳ぎながら出産日を待ちます。

ハワイ島にはイルカはたくさんいますが、自然出産が稀なアメリカ社会の影響をもちろん受けていて、実際に海でイルカとともに出産した例は1937年を最後に一例もありません(また、ハワイ人の間ではそれはタブーであることは後述)。もう74年も前の話では、参考にできません。

だから彼女が頼れる人は誰もいません。誰もやったことのないことを、キムは一人でやろうとしていたのです。もちろん周囲のサポートはありましたが、とても勇樹のある女性です。

彼女は瞑想し、ひたすら自分の内なる声を聞き、それに従い、出産日を待ちます。

そして26週からその日がくるまで、雨の日も肌寒い日も暑い日も、一日も欠かさず海に入り、イルカとなるべくたくさんコンタクトし、イルカと共に泳ぎます。その様子が映像に録られているのですが、海の中の妊婦はまるで人魚のようです。本当に美しい。神々しいと言ってもいいかもしれません。

そして、いよいよ時が満ち、陣痛が始まります。その日、海にいくと、この3ヶ月間出会ったイルカたちがみんな集まってきました。イルカたちが出産を祝福してくれているのでしょうか。でも夕日が沈んでも赤ちゃんは降りてこなかったので、結局分娩は家のお風呂の中でしました。

女性が子どもを産むという行為は、もっとも美しく神聖かもしれません。

私自身、子どもたちを自宅で水中出産していますので、なんだか自分の出産を思い出し、胸が熱くなりました。

KimさんのJPG

放射能でこの地球上のいのちが脅かされている今、このアメリカで子どもを自然に産み、自然に育てようとする若い女性に会えたことは、私に希望を与えてくれました。きっとあなたにも、インスピレーションを与えてくれることでしょう。

彼女の仕事は「Fit for Birth」という妊婦さんのためのフィットネスや健康管理です。今回のハワイ島での特別な体験を通して、彼女の仕事は今後ますます脚光を浴びるでしょう。キムの出産の記録は映画になる予定なので、楽しみにしています。(私はすでにその映画のクリップを観せていただきましたが、感動で涙が出ました)

いのちが自然に生まれ、自然に育まれ、自然に死ぬことができる社会を作りたいです。また、自分自身がそのように生きたいです。

あとで彼女のインタビュー(日本語逐語訳)ポッドキャストをアップしまうので、タイトルをクリックして聞いてください。
ーーーーーーーーーー
このインタビューをアップしたあと、ハワイ先住民の方から「ハワイ人は海での水中出産をさせない。また僕はイルカと泳ぐことに厳しい規制をかけるために20年間努力してきた」と教えてもらいました。海はハワイ人にとって神聖な場所なので、出血を「穢れ」と観る彼(ら)の考えでは出産は海ではなく、「バース・ストーン」という巨大な石の上でするのが伝統だそうです。また、癒しブームでハワイに白人や日本人がイルカと泳ぐために殺到した結果、イルカの個体数が減っているという20年間に及ぶ調査が明らかになり、ハワイではイルカと泳ぐことに関する規制が厳しくなる予定です(これに関しては私も賛同します)。


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2011/09/04

♪ 山川亜希子さんと再会@ハワイ島「反原発」ではなく「脱原発」♪ - 56分27秒 - 14.2 MB

PodCast GIF

今日は、ドルフィンスイムなどで活躍する野崎友璃香さんのおかげで山川亜希子さんとお久しぶりにハワイ島で再会し、インタビューさせていただくことができました。素敵なドームハウスは彼女の今住んでいる家です。

これまでの著訳書が70冊出されていて、合計700万部も売れている山川さん。『聖なる予言』は100万部を突破したそうで、今、そのシリーズ物の『第12の予言』を翻訳中だそうです。

その大活躍と大成功の秘密は「本当に好きなことをする」「神さまと一つになって心の声に従う」という生き方にあるようです。

宗教を持たない私は、「神」という言葉を使うとき特定の宗教の神さまを指していませんが、私にとって一番近い「神さま」は自然、あるいは地球や宇宙かもしれません。

あとでポッドキャストをアップしますので、お楽しみに。「311以降の日本でどう生きるか」というテーマで原発の話もたくさんして下さいました。(録音がイマイチだったので、もしかしたらもう一度やり直ししていただくかもしれません。そのときはもう少しお待ち下さい→はい。案の定、やり直しさせてもらいました。でも、2回目の方がさらに面白くなりましたよ!)

山川亜希子さんのJPG

山川亜希子さんのJPG

山川亜希子さんのJPG

山川亜希子さんのJPG

山川亜希子さんのJPG



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2011/09/02

チェルノブイリ・ハート/911から10周年に『ZERO:9/11の虚構』DVD発売!

ぼろ泣きの30分でした。観たい、観たいと思っていた『チェルノブイリ・ハート』。
http://www.gocinema.jp/c-heart/
可能な方はぜひ映画館で観て、この作品をサポートしてくださいね。どうしても近くに上映館がないなど映画館では観られない方は連絡を下さい。自主上映会をするなど、方法があると思うのでご相談に乗ります。私も10月には自主上映会をしたいと思っているので、ご一緒にやりませんか?

2011年9月になりました。あと10日足らずであの911事件から10周年です。

私は311以降「子どもを放射能から守る母親」に変身し、10周年だというのに911のことはほとんど何もやっていません。唯一やったことといえば、映画『ZERO:9/11の虚構』日本語版DVDの制作だけです(9月11日発売予定。発送は9月15日から)。その作業でここ数日、ブログの更新ができませんでした。

ほとんどの時間とエネルギーを、今は原発を止めるための情報発信と子どもたちを安全な場所に避難させるための裁判や実際の避難や引越や保養のサポートに注いでいますが、米国のリチャード・ゲイジが率いる「911の真実を求める建築家とエンジニア」たちは911真相究明活動に相変わらず活発ですし、私の世界各地の仲間たちも頑張っています。グリフィン博士はまたこのテーマで新著を出しました。本当にスゴい!!感謝。

以下の映像は、仲間たちが日本語にしてくれました。専門家がここまでリスクを冒して、911の政府講師季節の嘘を明らかにしてくれています。ありがたいことです。

マーク・ベイジル(Mark Basile)

ニールズ・ハリット(Niels Harrit)


YouTubeはいつ削除されるわからないので、Harmonics Life Galleryにもアップしてあります。このサイトは重要映像満載です。
http://goo.gl/sSSDU

そして、こちらのショートインタビューは今、アメリカ人の間でちょっと話題になっています(「911にペンタゴンにぶつかったものは何だったのか」、という質問に元諜報担当大将が「あれは旅客機ではない」と語っています)。この元軍人のスタブルバインさんは、『ZERO』にも出演していました。
http://www.thetruthseeker.co.uk/?p=32597

映画『ZERO:9/11の虚構』は10周年の今年、劇場上映のメインの年にしようと思っていましたが、311でそれは吹っ飛んでしまいました。その代わり、DVD発売をして、地道に自主上映会などで広めて行きたいと思っています。

9月10日までに郵便振替でお振込みいただいた方のみ、2500円で特別販売いたします。(それ以降は通常価格2825円で販売します) *上映権付きは1万円(+税、送料200円)ですので、10,700円をお振り込み下さい。

振込先:ハーモニクスプロダクション:00180-7-666318 
に代金(2500円または、上映権付きの場合は10700円)を振込み、通信欄に「ZERO DVD」と明記して下さい。

最後に、こちら。「FAKE VIDEOです」、とスペインの童子丸さんから指摘されました。
http://www.veteranstoday.com/2011/08/29/911-video-of-missile-hitting-pentagon-leaked/
作者は「アメリカ人よ、目覚めろ!(Wake up, America!)」と言っていますが、この作者もだまされている、ということか。これが本当の映像だったらすごいんだけど・・・(が、やっぱりFAKEだそう。ああ)。前にもこの手の偽映像が出回ったことがあるので、映像に関しては鵜呑みは禁物ですね。童子丸さん、ありがとうございました。


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