2007/11/28

911の真相は「テロリストは誰?」を観るとわかる

東京ピースフィルム倶楽部の JPG


わたしが東京平和映画祭をはじめたきっかけは『テロリストは誰?』を翻訳したことでした。

この作品には10本のドキュメンタリーが入っていますが、わたしの知らない(知らされていない)ことばかりでしたし、アメリカ好きのわたしとしては、とても受け入れ難い内容でした。この作品に描かれていることを確認するために、わたしは十冊以上の本を読まなくてはなりませんでした(『アメリカの国家犯罪全書』など)。

やっと納得して、なんとか日本語版を完成させ(10ヶ月もかかった)、この作品をわたしのような「アメリカ大好きの日本人」に観てほしいと思い、東京平和映画祭をはじめたのです。映画祭で多くの人、特に、「日米同盟最優先!」「対テロ戦争に勝たなくては」「テロは戦争で解決する」と思っている保守派(それって、ホンモノの保守ではないけど)の日本人に観てもらうのが狙いでした。

911事件から6年以上が過ぎました。戦場にされたアフガニスタンとイラクでは毎日人々が傷つき、いのちが奪われています。それは世界でひとつしかないいのち。いのちを奪ってはいけない、殺してはいけない。一緒に生きていきたい、殺すことに加担したくないです。

911の真実を本当に知りたいのなら、どうか12月2日の上映会をお見逃しなく。『テロリストは誰?』の全編上映は久しぶりです。わたしが解説しますし、終了後フリートークもありますj。ロビーではDVDや関連書籍などを販売しますので、ご利用下さい。大人気の911特別セットもこの機会にご利用ください。

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★9.11事件の真相は、「テロリストは誰?」を観ると!尚、理解できる!
  「テロリストは誰?」と「911ボーイングを探せ!」を一挙に上映!
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   『東京ピースフィルム倶楽部』ミニシアターVol.1 開催!
                   URL:http://www.peacefilm.net

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◆開催日時:12月2日(日)13:30〜開場 14:00〜開始

◆会場:日本橋公会堂集会室2階第3・4洋室(定員120名)
 <アクセス>
  ・東京メトロ半蔵門線水天宮前駅下車 徒歩約2分
  ・東京メトロ浅草線・日比谷線人形町駅下車 徒歩約7分
  ・中央区日本橋蛎殻町一丁目31-1 ・TEL:03-3666-4255
  ・下のHPの右下にある「施設地図はこちらから」を参照下さい。
http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/horu/nihonbasikokaido_syuukaisitu/index.html

◆参加費:1,000円(当日でも同額、但し予約者優先入場・当日払)
  ※但し、会員登録(無料)された方に限らせていただきます。
  ※定員に達した時点で締め切りますので、お早めにお申し込み下さい。
  ※当日でも、席に空きがあれば、ご入会・ご入場できます。

◆参加申込:下記のHPから会員登録(無料)と参加申し込みが同時に
        行えます。URL:http://www.peacefilm.net
 尚、既に会員の方も既会員フォームより参加申し込みをお願いします。また当日、控えをご持参下さい。携帯アドレスの方は、備考欄に「携帯へ確認メール送信希望」と記入して下さい。確認メールを送信します。そのメールを保存し、当日受付にてお見せ下さい。

<プログラム>
  ・14:00〜「テロリストは誰?」上映
            解説:きくちゆみ
   (15分休憩)
  ・16:30〜「911ボーイングを探せ!」上映
            解説:きくちゆみ
  ・17:45〜質疑応答(ディスカッション)
  ・18:30 一旦終了
 ※以降、30分間休憩してから、希望者で夕食会をいたしますので、
   各自、夕食の買出しをします。(お弁当持参OK!です)
  ・19:00〜夕食をしながらフリートーク(途中退出自由です)
  ・21:00頃終了予定

<上映映画紹介>
◆「テロリストは誰?」 http://www.wa3w.com 2004年/120分
(フランク・ドリル編集作品 日本語版:グローバルピースキャンペーン)
このビデオに納められてる数々の映像から、多くの人が知らない驚くべき真実が迫ってくる。本当のテロリストは誰なのか。私たちは誰と戦い、どこへ向かおうとしてるのか。米国政府が第三世界に対して仕掛けてきた「数々の戦争と政府転覆の真相」を描いた10本の映像によるオムニバス作品。アカデミー賞受賞のドキュメンタリー映画『嘘まみれのパナマ戦争Panama Deception』も収録。

◆「911ボーイングを探せ!」 http://www.wa3w.com/911/index.html 2004年/52分
(制作:デイブ・ヴォンクライスト 日本語版:ハーモニクスプロダクション)
米ミズーリー州にある小さなラジオ局が制作した作品が、今や全米を揺るがそうとしている。3千人の犠牲者を出した2001年9月11日の同時多発テロは、現在でも19人のアラブ人テロリストの犯行とされ、以来「対テロ戦争」の火蓋が切って落とされた。米英軍などの攻撃を受けたアフガニスタン、イラクでは数万人の一般犠牲者が出ており、その数は増える一方。ところが映像は次のような疑問を投げかける:ペンタゴンに突っ込んだのは本当にボーイング757型機だったのか、世界貿易センタービルに激突した飛行機の下部についている物体は何か、激突の直前に走る小さな閃光は何か、世界貿易センター第7番ビルはなぜ崩壊したのか—。制作者は結論を出さないが、米国政府の911事件への関与を疑わせる問題作。



<きくちゆみプロフィール>
東京・下町生まれのちゃきちゃきの江戸っ子。マスコミ、金融界を経て、1990年から環境問題の解決をライフワークに。9.11事件をきっかけにグローバルピースキャンペーンを立ち上げ、米紙への全面広告やハリウッドへのビルボードを実現。ヒット作は『戦争中毒』。9.11事件の真相を追及した『911ボーイングを探せ!』『911の嘘をくずせ』、米国の外交政策の本質を描いた『テロリストは誰?』の日本語版を制作し、配給中。2004年より「東京平和映画祭」をプロデュース。また、日本での平和省の設置をめざす「平和省プロジェクトJUMP」代表。

◆主催:東京ピースフィルム倶楽部
    
◆お問い合わせ:『東京ピースフィルム倶楽部』
           事務局mail:info@peacefilm.net
           携帯TEL:090-4459-3020(浅野まで)

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2007/11/27

ホ・オポノポノとがらくたを手放す(その6)

先週末の日本(11月24−25日)は本当にわたしの参加したいイベント(エコビレッジ国際会議、非暴力コミュニケーション、ヘレナ・ノーバッグホッジさんを招いての会、枝広淳子さんのチェンジエージェント、ホ・オポノポノ)が平行していくつも行われていました。日本が急速に変化しています!先週末ほど、分身の術が使えたらなあ、と思ったことはありません。

結局わたしは一番最初にコミットしていた「ホ・オポノポノ」に参加しました。たくさんの友人・知人が参加していました。6万円という参加費はあまりに高額で、払うことが困難な人たちも、「これは何よりも優先すべき」とホ・オポノポノを選び、きてくれたのです(わたしもそうです)。

すると、うれしいことに「どうしても会いたいな」と願っていたヘレナさんが、私たちがお昼休みに入ったレストランにいるではありませんか。しかも、この間大阪でお会いしたばかりの辻信一さんとご一緒。一瞬ですが旧交を温めることができました。

ホ・オポノポノのワークの内容についてはここに書くことはできないのですが(そういう誓約書にサインをした)、言葉を越えた部分での気付きがあり、また自分なりにホ・オポノポノを実践してきてあいまいだった部分が、クリアになりました。あとはやり続けるだけです。

I'm sorry ごめんなさい
Please forgive me 許してね
I love you 愛してる(大切だよ)
Thank you ありがとう

この4つを心の中で言い続けます。そのできごとに対して身に覚えがあろうとなかろうと、わたしが見聞き体験するすべては100%と私の責任である、と受け入れて、生きていくだけです。

ホ・オポノポノに札幌から参加していたトシちゃんが、ワークショップの後、鴨川の我が家の改築作業を手伝いにきてくれました。持つべき物は友だちです。ありがとう!

トシちゃんのJPG

トシちゃんが我が家の改築を手伝ってくれた(壁に断熱のための「わら」をいれています)


この日は断熱材の代わりに、我が家のお米を収穫したあとのわらを壁に入れ込む作業をしました。これをやると、断熱材も顔負けの暖かさになるのです。

実は今、築200年の我が家を冬でも暮らせるように改築しているのですが、それに伴う「ガラクタを手放す」作業は、ホオポノポノとも共通しているのでした。あらゆる苦しみの源は、過去のデータ(こころと頭のガラクタ)です。

「○○は嫌なやつ」「この人は嫌い」「xxを思い出すと胸が痛む」というのは、どれも過去のデータです。「この人はこういう人だから」「あの子は○○だから仕方ない」とか論評するのも、過去のデータです。データはいりません。データは苦しみを生むだけです。

過去のデータがなければ、インスピレーションがやってきます。インスピレーションにしたがって行動すれば、神が生きるように、地上に天国を持たらすような生き方ができます。今わたしは「ガラクタ」でいっぱいで、この地球に地獄を作っています。だからガラクタを手放します。物理的なガラクタと精神的なガラクタと両方です。

ごめんなさい。許してね。大切だよ。ありがとう。

今/ここを一瞬一瞬生ききれば、記憶やデータは残らず、すべてが祝福になるでしょう。

我が家は現在、混乱/乱雑の極みですが、この作業が終わる頃には、おそらくわたしの心もからだも精神状態もこの家も、今より清浄で明晰で平安になっていることでしょう。

まだまだ先は長いですが(まあ、よくもこんなに沢山のガラクタを溜め込んだものです)、少しずつ少しずつ「ごめんね、許してね、(今まで)ありがとう」といいながら、ガラクタを手放しています。手放しながら、いっぱい涙が流れました。

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2007/11/25

愛媛への旅

松山から羽田へ戻る朝一便の飛行機の中でこれを書いています。これから東京でホ・オポノポノのワークショップに出ます。

Ehime の JPGEhime の JPG


11月22日と23日にかけて愛媛県内3カ所で講演をさせていただきました。最初は平和省プロジェクト愛媛の鷲野ご夫婦の主催で久万高原という小さな町で。とても保守的な土地柄で何人ぐらいくるかわからない、と鷲野さんはおっしゃっていましたが、50人以上の方が熱心に話しを聞いてくださり、終わった後も書籍やDVDをほとんどの方が求められていきました。

その日の夜は、鷲野さんの子どもたちがおじいちゃんの所に泊まっていて私たちだけだったので、夜中の2時まで話しがつきずに語り合いました。風邪気味だったので渋々寝床に入りましたが、元気だったらあのまま朝まで語り明かしていたでしょう。

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由良野の森の管理人をまかされている鷲野さん一家は自分たちで家を建て(それが本当に地元の杉をふんだんに使った素敵な家なのです)、陽子さんは草木染めと機織りをするアーティスト。染料になる草木を育て、蚕を飼い、糸を紡ぎ、スカーフやカフェカーテンなどの美しい布を織り上げます。そして、畑では四季折々の野菜を育て、放し飼いの鶏の卵も食卓にのぼります。「大草原の小さな家」に魅せられた、という鷲野さんらしい素敵な生き方をされていました。

翌朝は鷲野さんの友人で木の家具や器を家族で創作している甲斐一家をたずねました。ちょうどその日は作品の展示会をしていて、素敵なお茶碗とお椀をいただいてきました。一生ものに出会ったのです。
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我が家もちょうど先週、ヒューマンシールドのせいちゃん(吉村誠司)と友だちが来て、我が家の南側に日陰を作っている大きな杉の木を伐採してくれたのですが、この木を使ってテーブルやいすを作りたい、と創作の夢が膨らみました。

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愛媛の山の中で大地に育まれ豊かに生きる2家族に出会い、同じ志を持つ魂の友がまた増えた喜びでいっぱいです。「すべてをそぎ落としたら、一番大事なのはこどものいのちだった」というお母さんの甲斐芳子さんの言葉に共感しました。こどもの病気をきっかけに全てを捨て、転地療養のために久万高原に移住し、一から木工を学び、家族で創作活動をする甲斐一家。芳子さんには著作もあり、ゆっくり読んでみたいです。この地でレストランを家族で始めるという甲斐さんの若夫婦も手づくりで家を建築中。レストランが開店したら、もう一度訪ねよう。

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午後からは愛媛県保険医協会で記念講演。あの有名な道後温泉にあるにぎたつ会館の会場はいっぱいでした。わたしの紹介をしてくれた方が『デニスクシニッチ』の本を持っていたので、うれしくなりました。この本は日本中に5千冊しかないレアものですからね(初版は売切れで、只今第2版を準備中です。もう少しお待ち下さい)。

参加者はみな初めて観るショッキングな映像に驚き、戸惑っていた様子もありましたが、「ひとりが2人に伝えていけば28日で日本中に伝わる」と言うと大いに元気づけられていました。マスコミが肝心なことを伝えてくれないなら、私たちが伝い手になり、私たちがメディアになるのです。

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それからつかぬ間の懇親会に出ました。そこには愛媛県選出の国会議員も同席してくれました。ありがとう!もっとゆっくりいろいろお話したかったけれど、次の講演会場の新居浜市へ。松山から60キロ離れていました。

ここは9条の会が活溌で夜7時からの講演会には200名近くの人が集まっていて驚きました。人口15万の都市で3連休の土曜日の夜にあれだけの人が集ってくださったことに感激しました。

終了後はやはりDVDや書籍が飛ぶようにうれて、『戦争中毒』は足りなくなったぐらいです。こうやって情報が共有され、日本人一人一人が戦争に加担しない、何があっても平和的紛争解決を選択してくれるように願います。

28歳のときに債券ディーラーをやめたときから環境問題の解決を目指して今日までいろいろなことをやってきたわけですが、最近は「すべての人が天命を知り、天寿を全うすること」がわたしの願いになりました。

わたしも天命を知り、天寿をまっとうしたい。
今日、友人の訃報に接して、ますますその想いを強くしています。
岩田憲明さん、ありがとうございました。どうか安らかに。

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2007/11/21

明日から愛媛3カ所で連続講演/ホ・オポノポノ

今日は東洋大学の「地球倫理」という授業で学生さんたちを相手に自給暮らしをしながらわたしがしている平和や環境の活動についてお話をさせてもらいました。終わった後も結構質問が相次いで、うれしかったです。

東洋大学のJPG

東洋大学でお話


東洋大学のJPG

吉田先生と東洋大学の学生たちと


大学での講義のあとは、家に戻って片付けの(ガラクタを手放す)の続きをしようと試みたのですが、改築作業のための荷物や家具の移動もあって、ますます乱雑さが増している我が家です。

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新しいキッチンの断熱はわらで


こんな我が家をそのままにして、明日はまた愛媛へ飛びます。
なんと3カ所で続けて講演します。

愛媛が実家だという知人から、保守的な土地柄なので私の講演会が愛媛県内で3カ所も行われることに驚きのメールをいただきました。そういう時期がきたのかもしれませんね。

愛媛県とその近辺の方のために情報をアップします。

11月22日(木) 午後7〜9時 久万高原町久万町民館2Fホール
 平和のつくりかた 安心して子育てできる社会にしたい 
 おはなし:きくちゆみ
 主催:平和省プロジェクト愛媛

11月23日(金) 午後2〜4時 にぎたつ会館2階楓
 戦争のつくり方、平和の創り方 米9・11事件 隠された真実
 講演者:きくちゆみ  入場無料(どなたでも参加できます)
 主催:愛知県保険医協会

11月23日(金)午後7時〜9時 労働福祉会館3階大ホール
 戦争のつくり方、平和の創り方 米9・11事件 隠された真実
 講演者:きくちゆみ
 主催:にいはま憲法9条を守る市民の会 入場料:500円
 
そして、いよいよ11月24〜25日は「ホ・オポノポノのワークショップ」。(11月23日には無料のレクチャーが明治学園大学であります。お見逃しなく)

玄さんの人生を土台からゆるがしているように、わたしの価値観もぐらぐらきているホ・オポノポノ。何が起きるのか、いまからわくわくドキドキです。

以下に、玄さんが訳してくれたレン博士のインタビューをアップします。
このレン博士が自ら来日して教えてくれるのです。

長いので興味のある人だけ読んでくださいね。
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「100%の責任とホットファッジサンデーの約束」
イハレアカラ・ヒュー・レン博士のインタビュー
                    キャット・サンダーズ


自由にしてくれた恩人になんとお礼すればいいのだろう?寛容の精神と驚くような当意即妙の言葉で、人生の道のりを永遠に変えてくれた人になんと感謝すればいいのだろう?

イハレアカラ・ヒュー・レンは私にとってそんな人間だ。必要なときに思いがけず現れる魂の兄弟のように、イハレアカラは、1985年3月、私の人生の大転換期に現れた。

彼と会ったのは、「ホ・オポノポノによる自己覚醒」というワークショップで、イハレアカラは先住ハワイ人のカフナ(秘儀の守り手)の故モルナ・シメオナと一緒に教えていた。

私にとって、イハレアカラとモルナはいのちの律動のようなものだ。ふたりはとても大切だが、私は普通の人間としてはかならずしも見ていない。しかし二人からの影響は夜中に聞こえるアフリカのドラムのようにいつも私の中に規則正しく脈打っている。
最近、光栄にもモルナによって創られたThe Foundation of I Inc.からイハレアカラをインタビューするように依頼された。そのうえ、そのために彼がハワイからわざわざ会いに来てくれるという。

イハレアカラ・ヒュー・レン博士はFoundationの代表であり経営者である。モルナとともに長年にわたって数千人のひとびとに教えて来た。その中には、国連、ユネスコ、世界平和に関する人類統一国際会議、世界平和会議、伝統インディアン医療会議、ヨーロッパ平和ヒーラーズ協会、ハワイ州教職員協会などがある。
また発達障害者や触法精神障害者とその家族とのさまざまなレベルでの実践経験がある。教育者としての彼の活動のすべてに、ホ・オポノポノのプロセスが支えとなり脈打っている。

簡単に言うと、ホ・オポノポノとは「正しくする」、「間違いを正す」という意味である。古代ハワイ人によれば、過ちは過去からのつらい記憶に冒された思いから起こるとされる。ホ・オポノポノは、不安定と病気を生んでいるこの苦しい記憶、すなわち過ちのエネルギーを解放する方法を教えてくれる。

現代に合わせたホ・オポノポノのプロセスに加え、モルナは自己存在の3構成部分も含めるように導かれたが、それはセルフ・アイデンティティーのキーポイントになっている。
その3部分とは、現実世界のあらゆる微細分子に存在し、ユニヒピリ(子/無意識)、ウハネ(母/意識)、アウマクア(父/超意識)と呼ばれる。

この「内なる家族」が正しく揃っているときは、聖なる存在(Divinity)と波長が合っている。このバランスがとれていると、いのちが流れ始める。このように、ホ・オポノポノはまず個人のバランスを回復することを助ける。そしてそれからすべての創造物の順になる。

私が知る限りもっともパワフルな許しのプロセス(ホ・オポノポノ)とこの3構成システムを紹介して、イハレアカラとモレナはつぎのことを教えてくれた:私のいのちのすべての部分、そして全宇宙、を癒すもっともよい方法は、100%責任を持つことと自分自身に働きかけることである。
さらに、二人は自己を大事にする簡単な智慧を教えてくれた。インタビューの後にイハレアカラが礼状にこう書いてくれた、「自分を大事にすること。そうすれば、すべてが恩恵を受けるのです」

あるとき、私が参加していたクラスの途中でイハレアカラが出て行ってしまい午後中いなくなってしまった。ユニヒピリ(子/無意識)が彼にホテルに戻ってゆっくり昼寝するように指示したからである。もちろん、彼は出て行かなければならない責任があった。そしてモレナがかわって教えることになった。
そのとき以来、彼が出て行ったことが深い印象として私のこころに残っている。
他人のことをまず考えなさいと教えられた家庭や文化で育った私のようなものにとって、イハレアカラの行動は驚きでありまたうれしいことであった。彼は昼寝をしただけだが、私には忘れられない自己を大事にすることの教訓になった。

(キャット)イハレアカラ、1985年にあなたに会ったとき、私は代理店のカウンセラーとして4年間働いた後で独立したばかりでした。そのときあなたはこう言ったのですよ、「あらゆる治療はごまかしだ」。そこで私は「なんてこった!じゃあどうすればいいのだ?」と思いました。あなたが正しいことは分かっていたので、おもわず仕事を辞めようとしました。まあ、けっきょくは辞めなかったのですが、あの言葉でそれからの私の患者さんに対するやり方がすっかり変わりました。

(イハレアカラ)セラピストとしての私が、あなたが病気で私がそれを治療するという考えをもったときにごまかしが起きるのです。そうではなく、あなたが私のところに来たのは、私のこころに起きていることを見る機会を与えてくれるためだと思えれば、それはごまかしにはなりません。そこには大きな違いがあります。
あなたが他人を救うため、他人を癒すため、他人を導くためという信念のもとでセラピー(治療)をするのなら、あなたがもたらす情報は知性、意識からくるでしょう。
しかし知性には問題を真に理解することも解決することもできません。知性はあまりにも次元が低いので問題を解決するにはまったく役に立たないのです。
ホ・オポノポノやそれに類するプロセスによる変容によって問題が解決されても知性は気づきません。そのとき、その問題とそれに関連するすべてが解決されるのです。しかも、微細なレベルまで、原始に遡ってまでです。
ですから、まず最初にもっとも大切な質問とは、「なにが問題ですか?」と訊くことなのです。人びとに訊ねると、よくわかりません。わからないので、問題をどう解決しようかとします。

(キャット)問題があたかも「外にある」ようにですね。

(イハレアカラ)そうです。たとえば、この前92歳のおばあさんの娘という人から電話をもらいました。その人はこう言いました、「私の母が何週間もおしりがひどく痛くなっています」。彼女の話を聴いている間,私は聖なる存在(Divinity)にこう訊ねます。「私の中の何がこの女性の苦しみの原因をつくっているのでしょう?」そして、「私の内にあるその問題を解決するにはどうしたらいいのでしょう?」と訊きます。そして、その質問への回答が与えられ,私は言われたとおりやるだけです。
一週間後に同じ女性から電話がきて、「母がよくなっています」と言うかもしれません。でもそれで問題がふたたび起きないとは言えません。なぜなら同じ問題のように見えても、複数の原因が関係していることがあるからです。

(キャット)私もいろいろと慢性的な病気と痛みに悩んでいます。それには、いつもホ・オポノポノとほかのクリアリングプロセスを使って、原始以来私自身が原因をつくってきたあらゆる痛みを解放するようにしています。

(イハレアカラ)そうですね。私たちのような者が治療という職業にあるのも、自分自身が多くの痛みの原因をつくって来たからなのです。

(キャット)なるほど!

(イハレアカラ)それを知っていることは素晴らしいことです。それに、私たちが人びとの問題の原因をつくっているのに、それに対してお金を払ってくれるなんて!

ニューヨークのある女性にこのことを言ったら、こう言いました。「まあ、彼らが知っていればいいのに」。でも、だれもこのことは知りません。精神分析医や精神科医は、自分が他人を治すためにいるんだと思っています。
ですから、あなたのような人が私のところへ来ると、私は聖なる存在(Divinity)にこう言います。「キャットの苦痛の原因になっている私の中で起きているものが何であれ、
どのようにそれを消すことができるかどうか教えてください」。そして与えられる情報がなんであれ、あなたの痛みが消えるまで、あるいはあなたがもういいと言うまで、それを行うのです。その際、問題をあきらかにすることが重要であり、結果はそれほど重要ではありません。そこがキーポイントです。

(キャット)私たちは結果をコントロールできないからですね。

(イハレアカラ)そうです。できるのはお願いすることだけです。

(キャット)それに、どの痛みや病気が変化するのかも分かり得ません。

(イハレアカラ)ええ。ある女性が効果あると言われて薬草を飲んでいても、なにも好転しない場合があります。そんな時も、質問は、「私の中のなにが、この女性に薬草が効果無いようにしているのでしょう?」それに私は集中します。クリーニングを続け、口を閉ざし、変容プロセスが起きるのを待ちます。知性が関わった瞬間、このプロセスは停止してしまいます。
ヒーリングが効果を示さない場合におぼえておくことは、複数の過ちが関わっている可能性があることです。複数の問題やつらい記憶が苦痛の原因になっている場合です。私たちはなにも知り得ません。なにが起こっているのか知っているのは聖なる存在(Divinity)だけです。
先月ダラスで講演した際、霊気マスターという女性と話しました。私は、「質問があります。問題を抱えた人があなたのところへやってきたとき、問題はどこにありますか」と訊ねました。私が、「問題をつくっているのはあなたなんですよ。つまり、あなたのクライエントはあなたの問題を解決するのにあなたにお金を払うんです」と言うと、彼女は困った顔をしました。だれも理解したひとはいません。

(キャット)100%の責任ですね。

(イハレアカラ)問題の原因をつくっているのは自分だと100%知ることです。責任があること、そしてその過ちを正す責任があることを100%知ることです。みんなが全員100%責任あることを知ったらどうならか、想像できますか。

10年前、私は自分とある取り決めをしました。もしだれも判断せずに一日過ごすことができたら、自分にホットファッジサンデー、それも超特大のをごちそうしようというものでした。でもいままでできたことが一度もありません。ますます頻繁になっている自分に気づいているほどで、とても判断なしに一日を過ごすことはできません。
ではどうやったら人にわかってもらえるでしょう。私たち自身が問題に100%責任あるということを。
問題を解決したかったら、それがなんであれ、自分自身に働きかけるのです。もし問題が、たとえば、他の人とのことだったら、自分自身にこう訊くのです。「この人が私をいらいらさせるのは、私の中になにがおこっているからなのだろうか?」人があなたの人生に現れるのは、あなたをいらいらさせるためだけです。それが分かればどんな状況でも一変させ、解放させることができます。簡単です。こう言えばいいのです、「起きていることがなんであれごめんなさい。どうか許してください」

(キャット)それは声を出して言う必要がないんですね。それに問題がなにか知る必要もない。

(イハレアカラ)それが素晴らしいところです。理解する必要がない。インターネットのようなものです。どうなっているのかさっぱり分からない。でも聖なる存在(Divinity)に行って、「ダウンロードしてください」と言うと聖なる存在(Divinity)がダウンロードしてくれて、必要な情報が手に入るわけです。でも、私たちは自分自身がだれなのか分かっていないので、「光」から直接ダウンロードするわけにはいきません。それで外に出るのです。
モルナがよく言ってました、「これは自分だけの仕事です」。うまくやっていきたいのなら、自分だけの仕事をすることです。自己に働きかけるのです。

(キャット)100%責任をとることが唯一うまくいくことだと分かっていますが、このことで苦労していたことがあります。私が過剰に責任感の強いタイプだからなんです。
あなたが自分だけでなく、いかなる状態や問題にも100%責任があると言うのを聞いたとき、「うひゃー!これはクレージーだ。これ以上責任をひきうけろなんて言われる筋はない」と思いました。
でも、そのことをよく考えれば考えるほど、過剰に他人に対して責任感を感じるのと自己に対して全的な責任をとることにはおおきな違いがあるのが分かってきました。ひとつは行いの良い少女のようなもので、もうひとつは自由になるということです。
あなたが精神異常犯罪者のためのハワイ州立病院で精神科医スタッフとしていたときの話しをしてくれました。そこで働き始めたときは、犯罪者棟は暴力がはびこっていたのですが、4年後にあなたが去って行ったときには、まったくなくなっていたそうですね。

(イハレアカラ)つまり、100%責任をとったのです。自己に対して働きかけただけです。

(キャット)囚人たちとの治療では、あなたと一緒になることはなかったそうですね。

(イハレアカラ)そうです。オフィスには結果を見に行っただけです。もし彼らがまだうつ状態のようであれば、さらに自分に対して働きかけました。

(キャット)いわゆる物(無生物)にホ・オポノポノがどう使われているか話してくれませんか。

(イハレアカラ)あるときホールで講演をしようとしていたときのことです。私は椅子たちに話しかけていました。「だれか見過ごしているものはいるかい?私に聞いて欲しい問題を抱えているものはいるかい?」と訊ねました。椅子のひとつがこう答えました、「今日この前のセミナーで金銭上の問題を抱えた人間が私の上に座っていたので、もうくたくたです」。それで私がその問題をクリアしてあげると、その椅子がまっすぐ立っているのに気づきました。すると、「いいよ。つぎの人間がきてももう大丈夫だ」と言うのが聞こえました。
実際私がやろうとしていることは、部屋に教えることです。部屋とそこにあるあらゆるものににこう言います、「ホ・オポノポノを習いたいかい?私はもうすぐ行かなくてはならないんだ。自分たちでできるようになったら素晴らしいだろう?」すると、あるものはそうだと言い、あるものは嫌といい、あるものは「疲れちゃったよ」と言います。
そこで私は聖なる存在(Divinity)にこう訊ねます。「かれらが学びたいと言っていますが、どうやって教えればいいのでしょう?」すると、普通はこういう回答がきます。「青い教則本(Self I-Dentity Through Ho'oponopono)を置いておけば良い」。それで、レクチャーをやっているあいだ、その青い教則本を椅子かテーブルの上に置いておきます。テーブルがその間静かに、なにをやっているのか理解してくれていることに私たちは感謝しなければいけません。

ホ・オポノポノは本当にとてもシンプルです。古代ハワイ人にとって、すべての問題は思考から始まるとされていました。しかし考えを持つこと自体は問題ではありません。ではなにが問題なのでしょう?問題は、私たちの思考には、すべてつらい記憶や人びと、場所、ものごとの記憶が染み込んでいることなのです。
知性だけを働かせてもこの問題は解決できません。なぜなら、知性はただ管理するだけだからです。ものごとを管理することは解決することとは違います。問題を無くしたいのですから。ホ・オポオノポノで起こることは、聖なる存在(Divinity)がその苦しい思考に働きかけ,(そのエネルギーを)中和し浄化してくれるのです。人や場所、ものごとに結びついているエネルギーを中和するのです。そうやってホ・オポノポノの最初のステップはエネルギーの浄化作用をします。
すると素晴らしいことが起きます。その(マイナスの)エネルギーが中和されるだけでなく、解放されるのです。つまり白紙の状態になるのです。仏教ではこれを「無」と呼んでいます。そして最後に、聖なる存在(Divinity)に入ってもらってその「無」を光で満たしてもらうのです。
ホ・オポノポノをするのに、何が問題か,何がまちがいか知る必要はありません。必要なことは、自分がいま経験している肉体的、精神的、感情的なあらゆる問題を認識するだけでいいのです。問題に気づけば、すぐクリーニング(浄化)を始めることがあなたの責任です。ただこう言えばいいのです、「ごめんなさい。どうぞ許してください」。

(キャット)ですから知性が本当のやることは問題を解決することではなく、許しを請うことなんですね。

(イハレアカラ)そうです。私がこの地球でやる仕事は二つあります。まず最初は過去の償いをすること。ふたつめは眠っている人を目覚めさせることです。ほとんどの人が眠っているんですよ。その人たちを目覚めさせる唯一の方法は私自身に働きかけることです。このインタビューがよい例です。今日の約束の数週間前から、私はクリーニングをずっとやってきました。ですからいまあなたとここで会ったときは、ふたつの水たまりが一緒になったようなものです。いっしょに経験しそして去って行く。それだけのことです。

(キャット)10年間インタビューをやってきて、私が準備をなにもしなかったのは今回が初めてです。なんど訊ねても、私のユニヒピリ(子/無意識)はなにもせずただ行ってあなたに会えばいいと答えるのです。私の知性はなんとか準備しなければと大騒ぎでしたが、結局そうしませんでした。

(イハレアカラ)それでいいんですよ。ユニヒピリはまったくおもしろいですね。ある日、ハワイの高速道路を走っていたときのことです。いつもの出口に向かおうとすると、私のユニヒピリが歌うような声で、「もし自分だったらそっちには行かないよ」と言うのが聞こえました。「でもいつもここを出るんだけどなあ」と私は思いました。そして約50ヤードあたりまで近づいたとき、「ハロー!自分だったらそっちに行かないよ!」とまた聞こえました。2回目のチャンスです。「でも僕らはいつものこの道だよ!」私は大声でしゃべっていたので、まわりの車の人たちが変な目で私を見ています。25ヤードまで来たとき、大きな声で聞こえました、「自分だったらそっちに行かないよ!」でも私はそっちに行ったのです。そして結局2時間半車の中にいるはめになりました。大きな事故があったのです。前にも後ろにも動けませんでした。ユニヒピリが最後に言いました、「だから言ったでしょ!」そしてそれから何週間も私に話しかけてくれませんでした。聞いてもらえないなら、わざわざ話しかけることもないというわけです。

またあるとき、テレビでホ・オポノポノについて語ることになりました。子どもたちがそれを聞いてこう言いました、「お父さん、テレビに出るんですってね。ちゃんと靴下が揃っているか確かめてね!」私がなにをしゃべるかは問題ではないんです。靴下がちゃんと揃うかが彼らには問題なんです。子どもたちは人生でなにが大事か自然と知っているんですね。

(このインタビューは1997年9月The New Timesに掲載された)
訳文責:森田玄

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2007/11/20

変化は一瞬、奇跡は起こる

この日曜日、名古屋での講演会のきっかけを作ってくれたのは、名古屋の主婦の森田規与美さんという方です。森田さんはわたしたちの作品に出会うまで、おしゃれや食べ歩きに関心があるごく普通の女性だったそうです(わたしもそうでしたし、今でも美味しいものとおしゃれは大好き!)。

彼女は『911ボーイングを捜せ』を見て衝撃を受け、それから自分で関連する本を読みあさるようになり、いろいろな講演会にでかけていき、そして今回、ついに私の講演会を企画するほど積極的になりました。その間、それまでの友人が離れていき、そして新しい友人を得たそうです。

実はわたしも28歳で米銀をやめて環境活動に専念すると決めたとき、同じ経験をしました。古い友人が離れていくときは、「自分が間違っているのかしら?」と不安になりました。

でも今は、こどもが成長すれば小さい服を捨て、ワンサイズ上の服を選ぶのと同様に、自分自身の魂の成長にみあった友人ができていくのだ、ということが当たり前に受け止められるようになりました。

本当に出会いに感謝ですね。
滋賀、奈良、福岡、名古屋と、連続して素晴らしい出合いに恵まれて、わたしは幸せです。

以下、森田さんからいただたメールを本人の了解を得て、紹介します。

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ゆみさんへ

今日は名古屋での素敵な講演会をどうもありがとうございました。

約束の100人を超える人が来てくれたこと、進行がスムーズに進んだこと、みんなが喜んでくれたこと、すべてが感謝で、そして無事終わってほっとしています。

今日、ゆみさんに会えていろいろお話をさせてもらって、とても勇気がわいてきました。
ゆみさんの勇気のかけらをもらったというか、分身をわけてもらったというか・・・
なにか心に道しるべを照らす灯りがともったような気がするんです。

今までは暗闇を心の中で半分ベソかきながら、手探りでさまよってた感じですが、会場で出会った人達をはじめ、自分の知った真実を勇気を持って人々に伝えようと努力をしている人達がすぐ隣にいることに気づき、自分は一人じゃないんだってことが肌身でわかりました。

もっと自信を持って生きていこうと・・・

出会いというのはすごいパワーを持っているんですね。

びっくりしたのは、今日一日で主人が変わったことです。真実を知って目まぐるしく変わっていく私をそばでなんとか理解しようとしてくれた今までの彼にも感謝していますが、ゆみさんと出会って生の声を聞くことにより、普通では一年はかかるだろう変化がたった一日でおこってしまったんです。

帰りの車の中で二人で私達の将来のヴィジョンをあれこれ話し合いながら、気持ちが同じ方向をむいていることが確認できてすごく嬉しかったです。感動で人はいくらでも変わることができるんですね。

今回、幸運にも西さんや金子さんといった素晴らしい女性達に出会い 講演会を企画できたことは、私にとっては突然の神様からのプレゼントのようなものでした。講演会のノウハウなどまったく知らない私は、全てが教えられること ばかりでとても勉強になりました。

とにかく私にとってはこれからが本番です。

口下手で、表現もまだまだ未熟な私ですが、明日からゆみさんのように心から丁寧に自分の思いを一人一人に伝え、地道に前進していきます。

そして私の思いが真に100人の人に伝わった時、再びゆみさんを名古屋にお呼びしますね
奇跡はおこるってことがわかりましたから、もうくじけません。
楽しみに待っていてください。

急に冷え込んできたので、ゆみさんの体調が心配です。
お忙しい毎日ですが、どうか身体を休める時間もとってくださいね。
元気になって、活動報告をしてくださるゆみさんの姿がなによりもみんなの励みになります。

今日は本当にありがとうございました。

森田 規与美
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裸の王様の JPG

このメールにわたしのこころがどれほど躍ったことか。
勇気百倍です!

森田さん、ありがとう。
名古屋のみなさん、ありがとう。
寒い中、他にも沢山のイベントがある中、わたしの講演会に足を運んでくれたお一人お一人に、ありがとう。

「わたしはひとりじゃない」
「人は感動でいくらでも変われる」
「変化は一瞬」
「奇跡はおきる」

そう!そのとおりです。

この冬わたしは日本にいますから、あなたも講演会を企画してみませんか?
たったひとりの女性の思いが広がって、すばらしい講演会が実現しました。
わたしは体が空いている限り、どこへでも行きますよ。

911事件の真相は誰もが知っている状態にしましょう。知らないのは「裸の王様」だけ、という状態にね。

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2007/11/19

福岡、名古屋は大盛況/911特別セット/911特別セットプラス

福岡と名古屋での講演行脚から戻りました。今朝の我が家のキッチンの温度計はなんと3度!寒いです。今、キッチンを新しく南側に作り直しています。同時にキッチンに続くリビングも北側から南側に移動です。これが完成すると、キッチンとリビングはもう少し暖かくなるでしょう。

ATW Supporter JPG

さて、福岡と名古屋の講演会は主催者の予想を上回る集客で、どちらも大盛況でした。福岡の講演会には地元の国会議員や秘書の方も足を運んでくれました。どちらの会場でも本やDVDがほぼ完売で、しかも「911特別セット」を申し込んでくれた人や「戦争中毒サポーター」になってくれた人が続出。多くの方が力強く「わたしも伝い手になります」と言ってくださいました。本当にうれしい。

講演会でよく質問されるのは、「こういう活動をやっていて身の危険はないか」(確かに、アメリカでは911の真相究明をしていたジャーナリストや活動家が変死している。殺された可能性大)、というもの。私の答えはこんな感じです。

「この宇宙にはエネルギーの法則があります。わたしが出したエネルギー(思い、言葉、行動)がわたしに戻ってきます。ですから、わたしが体験することは何であれ、(たとえ思い当たることがなくても)わたしに責任があります。わたしは誰か(たとえブッシュ大統領でも)を傷つけたい気持ちはないので、そういうものはわたしに戻ってきません。わたしが911事件の真実を知らせたいのは、これまでの戦争や暴力で解決しようとするやり方を変えたいからだけなのです」

わたしはこの地球のすべての人が天命を知り、すべての人に天寿を全うしてほしいです。考えが違っても、好きになれなくてもいいから、この地球で共に生きていきたいのです。「一緒に生きていこう」が、わたしかのメッセージ。そう、わたしのデビュー作は『地球と一緒に生きる』というタイトルなんですよ。今、続編を執筆中です。

911ボーイングを捜せ』を日本で発表してしばらくは、嫌がらせの電話がありましたが、きっとそのときはわたし自身がそういうものを呼び込むエネルギーを発していたのだと思います。最近はそういうこともなくなりました。

大好評の911特別セットの内容を、お知らせします。911の真相を伝えるのに最適のセットで、送料税込みで12255円のところ1万円の特別価格になっていて、お得です。ブログとメルマガの読者と、わたしの講演会に来てくれた方への限定販売です。

Supporter Set 7 JPG

<911特別セット:911真相究明のDVD5本と本2冊のセット>
1、911ボーイングを捜せ
2、911の嘘をくずせ
3、ReOpen911(証拠に向きあう)
4、911目撃者
5、911 Press for Truth
6、911ボーイングを捜せ ガイドブック
7、911マスターキーから何が見える?
(1−7はすべて日本語で、1−3は英語でも楽しめます)
(おまけ)クマともりとひと

希望者は郵便振替で1万円を「ハーモニクスライフセンター 00110-1-144224」へお振込の上、通信欄に「911特別セット」とご記入下さい。このことをどこで知ったか(xxの講演会、ブログ、など)も書いてくださいね。

Supporter Set 7 Plus 2 JPG

また、複数の方から希望があったので、911特別セットにわたしの最新作2冊『9・11事件は謀略か?』(2800円+税)と『9・11事件の省察』(2700円+税)を加えたものを、「911特別セットプラス」として、ブログ読者限定に割引販売します。こちらは送料税込みで18030円のところを15000円と大幅割引です。希望者は郵便振替で15000円を「ハーモニクスライフセンター 00110-1-144224」へお振込の上、通信欄に「911特別セットプラス」とご記入下さい。

また、クリスマスプレゼントに喜ばれる『バタフライ』を今年も割引販売します。10冊で送料税込みで13200円のところを1万円です。こちらも希望者は郵便振替で1万円を「ハーモニクスライフセンター 00110-1-144224」へお振込の上、通信欄に「バタフライ10冊セット」とご記入ください。

本やDVDの収益がわたしたちの活動を支えてくれています。どうもありがとう!

名古屋の JPG

わたしの講演会を主催してくれた名古屋の女性たち(森田きよみさんは右側、中央は西英子さん)


名古屋の JPG

講演終了後の懇親会にもたくさんの人が集まり、活溌な質問がされました


名古屋の JPG

講演会には100名以上が集りました。ありがとう!


名古屋の JPG

講演中のわたし

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2007/11/17

ご縁のおかげで生かされて

昨夜から福岡に来ています。福岡県保険医協会で講演をするためです(今日、午後5時からセントラルホテル福岡にて)。ここにわたしが来ることになったご縁は、福岡の開業医で同協会のメンバーである財津医院の財津吉和さんからいただきました。財津さんは、わたしがこの3月に鹿児島県保険医協会で講演したときにいらしていて、話を聞いて「ぜひ福岡でも講演してください」、と声をかけてくださいました。

思い返せば、私が環境問題をテーマに初めての講演を依頼されたのは今から17年前の1990年です。以来、その講演に聞きにきていた方から次の講演を依頼され、ということがもう17年も続いています。つまりご縁だけで生きている(生かされている)というわけです。それだけで毎年100回前後の講演を全国各地でさせていただいています。

その間、4人の子どもを産み、育てながらですから、ほとんどの講演会には赤ちゃん(子ども)を連れていきました。ですから、わたしの子どもたちは、赤ちゃんのときからいろいろな人に抱かれ、世話をされ、育っています。これはとても幸運なことだと思います。おかげさまでどの子も人なつこくて、人見知りがありません。

講演内容は、たいてい主催者が決めます。平和や環境や健康など、依頼されるテーマはそのときどきで違いますが、自分がそのとき一番伝えたいことを聞いていただき、それが仕事になっているわけですから、本当にありがたいことです。

講演は主催者が変われば、毎回雰囲気も客層も人数も違います。数千人のときもあれば、(これまでの最大は、2003年のサンフランシスコの平和集会で25万人の前で話したこと)数人ということもあります。でもどんな場合も、ともかくベストを尽くし、持てるものを出し切るようにしています。そうすると、必ずよきことにつながります。

先週、滋賀の草津で行われた講演会は20名に満たない小さい集まりでした。そこに来ていた友人の柴野徹夫さんは「ゆみちゃんは人数が少なくても、ぜんぜん変わらないね。というかいつもより迫力があって、よかったぐらいだ」と、その日のわたしの講演を褒めてくれました。

あれから1週間たった今日、その会場にいらしていた編集者からインタビューの依頼が入りました。発行部数が十数万部もある刊行物で新年特集号での掲載されるとのこと。テーマは911事件です。これで911事件のことが十数万人に一挙に届くわけです。うれしいです!

また、翌日の奈良公園の「虹のまつり」では、地球村のスタッフと再会し、そこから地球村代表の高木善之さんとの対談も決まりました。たまたまブースが隣だったから、いいご縁をいただきました。

最近、とてもついています。ガラクタを整理しはじめた効用かな?ありがたいです。どんなときもベストを尽くす、誠心誠意やる、ということがいかに大事かわかります。毎日小さいことの積み重ね。大きいことは小さいことからできています。

今日は主に開業医の方々へのプレゼンテーションです。どんな出会いがあるでしょうか。

わたしがいただいたすべてのご縁に、ありがとうございます。
これからも素敵なご縁を、ありがとうございます。

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2007/11/16

福岡、名古屋で講演します/ガラクタを手放す(その5)

虹のまつりはとっても楽しかったのだけど、風邪をぶり返してしまいました。あの日は雨も降ったりやんだりで、とても寒かったものね。やはりああいうときは、若者達と一緒に躍り続ければよかったな。(実は、躍って、汗をかいて、冷えて、風邪をこじらせたのです)

さて、明日から福岡、名古屋、そして東京、愛媛と講演行脚が続きます。まだ咳がとまってないので、ちょっと聞き苦しい講演になるかもしれないけれど、とりあえず、福岡と名古屋だけここに詳細を書きます。

11月17日(土) 午後5時から6時半 セントラルホテル福岡
主催:福岡県保険医協会  
参加費は無料(どなたでも参加できます)

11月18日(日) 午後1時半から5時 伏見ライフプラザ12階 
主催:「国民保護法制を考える会」西英子ときくちゆみさんのファンたち

ガラクタを手放す、はみなさんからの反響が大きくて、驚いています。書き込みもありがとう。わたしほどガラクタを溜め込んでいる人はそうそういないと思うけど(我が家は広くて、納屋もあるから、いくらでも置き場には困らない)、カレンさんの本を一度読んだら、もう大変!ガラクタの与える悪影響は無視することができなくなります。

机の上をきれいにしてから、遅々として進まなかったガラクタ整理も、毎日少しずつやっています。でもガラクタを片付けるには、一旦しまってあったものを押し入れや棚や段ボール箱の中から出さなくてはならず、今の我が家は片付けを始める前より、さらに乱雑になっています。その様子を写真でご披露しようと思ったけど、あんまりひどいので、やめておきます。

早く、before/afterの写真をアップしたいですが、まだまだ先になりそうです。わたしと一緒に片付けを始めたみなさんも、ガラクタを手放すときは好転反応もあるので(わたしのこの肺炎に近い風邪は、好転反応かもしれない。こどものとき肺炎で入院した)くれぐれもお気をつけ下さい。

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2007/11/13

虹のまつりー出会いは宝

奈良の虹のまつりに行ってきました。11月11日は第1次世界大戦が終わった日。この日の11時11分に平和の祈りを捧げるために荒川貴雄、TEAM GOGOの瀬川えいた、南ぬ風人まーちゃんなどの若者が中心になって準備したおまつりは、再会と出会いと、涙と笑いの素晴らしい一日となりました。

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11月11日11時11分、世界の平和を祈る 虹のマフラーは1キロメートルをこえた。涙、涙


私の役割はトークライブの中で田中優さんと一緒に地球の現状を知ってもらうことと、できることのヒントを共有すること。優さんとの2回の対談で、かなり具代的な提案ができたと思います。いま日本で貧富の差がどんどん広がっていますが、これは世界中どこも同じ。これは戦争をしながら、あるいは武力で脅し、環境を破壊し、人権を侵害しながら進めてきたグローバリゼーションの結果であります。

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これを解毒するのは、徹底的なローカリゼーション。お金も食べ物もエネルギーも地域でまわしていけば、解決します。これをやると、地域に仕事もできるし、過疎問題も環境問題も解決して、戦争からも手を引けるぞ!

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第1部 世界平和へ 虹の祈りにて 「beZen鼓空」ライブ


グローバリゼーション(と戦争、もだ。この二つはコインの裏表)推進の親分はアメリカで子分として貢ぎ続けているのが日本。しかも私たちの郵便貯金や銀行貯金が「貯金→短期国債購入→日銀→為替介入→米国債購入」ということで、アメリカの戦費に化けている現実。でも、これは逆に私たちがこのことを知って、未来バンクやろうきんなどに預け変えれば、現実を変えることができる、ということでもあります。

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田中優&きくちゆみトークライブ * 写真:細谷さん


そして、マスコミが911事件の真相を含め、大切なことを教えてくれない今、私たちがメディアになろう!というのが、私が911事件以来ずっと言い続け、やり続けていること。「あなたがメディアになる」「わたしが伝い手になる」。

といっても、大げさに考えなくても大丈夫。たとえば、ひとりが今日、ある情報(911事件は米国政府のやらせだよ、とか、六ヶ所村の再処理工場が動くと放射能汚染は原発の365倍だよ、とか)を2人に伝え、明日その2人がそれぞれまた2人に伝え、と毎日やっていくと、なんとたったの28日で日本の人口を超えるのだそう。この計算は以前、友人のマエキタミヤコさんがして、教えてくれた。すごいよね、これ。誰だって2人に伝えるぐらいなら、できるでしょう?つまり、1ヶ月で日本を変えるのも夢じゃない!ってこと。

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すてきな踊りを披露してくれた若者。家族と一緒に


ということで、優さんと私のトークは、「パワー(そういえば、電力は英語で「パワー」っていうね)トゥー・ザ・ピープル」、パワーを自分たちに取り戻そう、というテーマになりました。エネルギー(電力)と食べ物の国内自給、地域自給率を高めるためのアイデアとして、お金を地域でまわす市民バンク、農家にお金を貸し付け返済は農産物でする農未来バンク、地域で自然エネルギーを起こす「自然エネルギー市民ファンド」などの提案もありました。

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虹のまつりのリーダーのひとり まーちゃん。泡盛を捧げる


また、子どもを一番殺しているクラスター爆弾を作っているのはアメリカの「レイセオン」という会社なのですが、そこに融資しているのは、なんと日本の銀行(三菱東京UFJ、みずほ、三井住友)なんです。この3行から貯金を下ろそう、という提案もしました。貯金を解約する前に、「クラスター爆弾を製造しているレイセオンに融資をするのをやめてください。クラスター爆弾が一番こどもを殺しています。融資をやめないのならば、口座を解約します」という手紙を送るのが効果的です。

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『お金のいらない国』の著者・長島龍人さんと隣のブースで仲良くなる


今回のまつりでも、また素晴らしい出会いをいただきました。わたしに声をかけてくれたまーちゃん、本当にありがとう。いつかこの人と仕事をするようになるだろう、と思っていたミネハハとも出会うべくして出会って、本音で話しこんだ。来年から一緒に動くことになりそうです。

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元気な裕太くんと再会がうれしい


てんつくまんは今回もパワー全開だった。最後の巨大書き下ろしのことばが最高。涙があふれました。あとでどこかでみつけてアップします。「生まれて来たときのことを思い出そう。何しにこの星にきたの?」という内容でした。

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エイサーがめちゃかわいかった。舞台裏で


祈りの音楽を奉納してくれた岡野弘幹のライブも、いつもながら最高だった。彼のあの音楽はいったいどこからくるんだろう。天と地をつなぐ素晴らしいサウンド。祈りの瞬間に重たい雲がさけて、光が射したのは、彼の音楽とみんなの祈りのパワーのお陰だったかも。

細谷一家やゆっくり堂の中村隆市さん、自然農の中村さん、キャノンみつこさん、はせくらみゆきさん、小林一朗くん、アコちゃん、松島裕太とも再会できた。裕太は私のブースを担当してくれ、本とDVDを笑顔でほぼ完売。ありがとう。

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フィナーレは「唄って躍って平和をつかめ」まーちゃんバンド


滋賀から奈良まで車で送ってくれ、一日つきあってくれた「憲法9条メッセージプロジェクト」の柴野徹夫さん、ありがとう。あの4冊セットのブックレットは最高。アコちゃんのご両親とも再会できて「また息子をお願いします」「また息子さんを預からせていただきます」と、ごあいさつ。

お金のいらない国』の著者・長島龍人さんとブースが隣だったのでずっと話し込みました。この本、本当におもしろいので、また別にブログを1本書きます。戦争も平和も環境もお金が鍵。わたしのマイハシを作ってくれた依野寿美恵さんからまた一膳プレゼント。彼女のように自分のできることをニコニコやる人は素敵だなあ。

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レインボーマフラーが1キロを越えると、みんな泣き出した


そう、みんな、自分の大好きなことをニコニコしながらやって、自分自身と自分のまわりからもっと素敵に変身させていこうね!誰だって人を殺したくなんてないし、殺されたくない(戦争やめようよ)。自分で自分を殺すのももったいない。世界にたった一つのいのち、心配しなくても必ず死ぬときがくるのだから、生きている間は思い切りやりたいことやって、笑顔で生きようね。

来年も虹のまつりで、また会いましょう!
今年参加できなかった人は、来年はぜひ。
大和(Great Peace)から世界に「虹のまつり」を広げていきましょうね。

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若い人たちのはじける踊りが本当にすてきだった。


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2007/11/11

ルースチェンジ・ファイナルカット、今日発表!

昨夜は滋賀県の草津で911の真相をテーマに講演会があり、滋賀の友人宅でこれを書いています。これから奈良公園で行われている虹の祭に行く前に、これだけはお知らせしたくって。



ルースチェンジのファイナルカットが、いよいよ今日(といっても、日本時間では明日になるかな)発表です。今回もネットで無料で観られるはずなので、どきどきしてまっています。発表され次第、このブログにもアップするので、みなさんもぜひ、アクセスしてください。

では、奈良公園にいってきます。

まるで同窓会のように、なつかしい、愛しい面々に会えるので楽しみです。

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2007/11/09

断食ーからだの中もきれいに/ガラクタを手放す(その4)

毎月9日は断食です。ガンジーの会ではじめた自衛隊イラク派兵に反対を表明するためのハンストに参加しています。わたしが自衛隊の海外派兵に賛成できないのは、日本の国際貢献は非武装でやるのがいいと思っているから。自衛隊がやるのではなく民間やNGOが非武装ですでにやっている国際貢献活動に国が予算を出して、もっとやったらいい。こういうときに、平和省があったらいいよね。平和省が非武装の国際貢献をすべて担ったらいい。

イラク特措法が期限切れになって、インド洋での給油活動も一旦終わり、あとはイラクで米兵や武器を空輸する航空自衛隊の帰国を待つのみとなりました。このハンストは、地球から戦争がなくなるまで勝手に続けるつもり。

さて、ガラクタを手放す、の続き。『ガラクタ捨てれば自分が見える』を何度も読みなおしては気合いをいれているのですが、本棚の前で急にやる気がしなくなり、止まってしまいました。勢いがあったのは最初の机の片付けだけで、そのあとはかなり停滞、足踏みしているのです。情けない!!

もう一度、ガラクタ審査を:
1、これを見たり思い出したりしたら、わたしは元気になるかしら?
2、わたしは心からこれが好き?
3、本当に使っている?

この3つの質問に「YES」と答えられないものは、ガラクタです。
これで審査すると、我が家の大半のものはガラクタになってしまいます。ああ、恐ろしい。

手放すのを、わたしが恐れているのはなんだろう?
思い出?
自分の存在意義?
たくさん読んだ本をとっておきたい?
また読みたくなるときのため?
誰かが必要としているから?(それならブックオフにもっていけばいいじゃない)

「いざというときのためにとっておく」はダメ!って、書いてある。
将来を、自分自身をもっと信頼しなくっちゃ。

カレンさんの本の18章は「体をきれいにする」というタイトルで、腸をきれにすることの重要性について書かれています。その中で断食のすすめもあります。ガラクタの処分がなかなか進まないわたしは、今日は断食で腸のお掃除と決め込みました。風邪をひいているので、これは治療にもなります。病気のときは断食がいいことが多いです(症状にもよりますので、断食をするときは関係書を1冊ぐらいは読みましょう)。

前回もガラクタ処分は洋服ダンスの中だけで中断し、今回は2回目の挑戦。でもね、今回心強いのは一緒にガラクタを手放す作業をやってくれる仲間が数人いるんです。彼らと励まし合って、少しずつやっている。そういえば、今日は冷蔵庫の中とガス台の下とキッチンの棚もきれいにしたっけ。「(わたしは)だめだ、だめだ」、というばかりじゃなく、ちょっとは自分を褒めてあげよう!そう、簡単なとこから、少しずつやっていこう。

海の向こうのホリスは、なんとブログまで立ち上げて、その経過を報告するという徹底ぶり。わたしも彼女と一緒になんとかやりきらなくっちゃね!

続編『ガラクタ捨てれば未来がひらける』もとてもおもしろいので、おすすめします。

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2007/11/06

『戦争中毒』の新しいHP/ガラクタを手放す(その3)

『戦争中毒』の新しいHPの JPG

友人の伊藤ユキさんが『戦争中毒』の新しいHPを作ってくれました。とても見やすいので、早速公開します。戦争中毒サポーター制度も、健在です。

この本は出版してからもう3年近くたちますが、現在も堅実に売れ続けていて、最近でもサポーターになってくれる人が増えているんですよ。ありがたいことです。あなたもサポーターになって(1冊1365円を10冊で1万円でゲットできます)この本を日米で広めるのを助けてください。この本は戦争中毒の解毒薬になるのです。

対テロ戦争を早く終わらせましょう。そして次の戦争を防止するのにも役立ちます。

今日もわたしは「ガラクタ退治」の一日で、子どもの部屋と自分の部屋と納屋をあわせて大量のガラクタを処分しました。なんとガラクタは市指定の大判ゴミ袋に10袋にもなりました。まだほんの一角を始めただけなのに。この家を全部やったら、どうなるでしょう。袋は有料で一枚50円ですが、100枚ぐらい必要かもしれません。

早くみなさんにきれいになったオフィスの写真を見せたいけれど、それはまだまだ先になりそうです。やっぱり本との決別は難しくて、本棚を作ってから、という気持ちに傾いてしまって・・・。わたしって、やっぱり「もったいない」を通り越して、ケチなのかも!(必要なことには、ポンと気前良くお金を使うけどね)

明日は米国で『戦争中毒』を先生方に広めているアイリーン・井上さんとお会いします。この本は、これから軍隊に入ろうという若い人たちにこそ、読んでもらい、きちんと現実を理解してから入隊して(あるいは別の進路をめざして)ほしいと思います。これからもアイリーンやフランク・ドリルさんをサポートして、日米で戦争中毒を広めていきたいので、新しいHP共々、応援してください。

前にブログで書きましたが、サンフランシスコで『戦争中毒』が高校の歴史教科書の副読本になり、フォックスニュースなどから大バッシングがありました。それからどうなったのか、明日、アイリーンさんのお話が楽しみです。

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。

2007/11/04

ガラクタを手放す(その2)

我が家の場合、ガラクタがかなり多いので、タイトルを「その2」としました。今日一日片付けてみてわかったのですが、ちょっとやそっとじゃガラクタ退治は終わりそうにありません。カレンさんの『ガラクタ捨てれば自分が見える』はもう3回も読み、大事なところに線を引きました。

ガラクタとは、「あなたが使わないもの、好きでないもの/整理されていない乱雑なもの/狭いスペースに無理に押し込まれたもの/未完成のもの、全て」です。この定義で眺めると、我が家はガラクタで溢れています。前回この本を読んだときのように、途方にくれて、あきらめて引き返すことがないように、今回はちゃんと最後までやる、と決意しました。

後生大事にもっているものにはいろいろなストーリーがあります。幼稚園や保育園のときに子どもたちが描いた絵や作品集。4歳と6歳のときに離婚で別れた子どもたちのものは、数少ないですが、とても捨てられません。かといって使っているわけでも、これから必要になるものでもありません。ただ思い出にしがみついているだけです。彼らが大きくなってほしがるわけがないでしょう(わたしも自分の幼稚園のときの絵を、大人になってからほしいとは思わなかった)。

実はわたしは4人の子どもがいるのですが、最初の2人は初婚のときの子どもで、再婚してさらに2人産みました。離婚のときは親権をどちらも譲らず、調停では決着せず裁判までやり、足掛け3年も争いました。そのときの書類がどっさりあります。

結局わたしが敗訴し、子どもたちは父親の元へいきました。いつか彼らが大きくなって何でも話せるようになったら、こちらの事情も知ってほしい、と段ボールにいくつもの書類も保管していたのです。しかし、これも思い切って全部処分することにしました。

「こちらのいい分をいつか知ってほしい」という気持ちはわたしのエゴでしかありません。彼らには新しいお母さんがいて、健やかに成長しています。今、元気で幸せならば、昔のことはどうでもいいのです。こんな過去のことを引きずって生きるのも、どうかしています。オフィースのドアいっぱいに無造作にはってあった彼らの写真も全部はがして、1枚のコラージュを創ることにしました。コラージュはすてきな額にいれて、新しいリビングにでも飾りましょう。

今日一日かかって机の上の書類と格闘した(やはり、書類には目を通さないと、捨てられない)結果、コンピュータのスペースしか空いているところがなかった机が、久しぶりに仕事をしたくなるようなデスクに変身しました。

前 JPG

後JPG

机の上を片付けるだけで1日かかった


ファイルキャビネットも整理し、古い雑誌(自分の原稿の掲載誌や新聞など)も、そのページだけ切り抜いてファイルし、雑誌は処分することにしました。お陰でリサイクルにまわす雑誌や古紙の束が10コもできました。

Office JPG


感無量。ずいぶんたくさん仕事をしたんだなあ。

それがガラクタかどうかを見分けるコツは、紙に書いて、デスクの前に張りました。
1、これを見たり思い出したりしたら、わたしは元気になるかしら?
2、私は心から、これが好き?
3、本当に、使っている?

この3つに「イエス」といえないならば、それはガラクタ。この基準で判断すると、この家を占有しているほとんどのものがガラクタの可能性が・・・(ショック)。あなたもやってみてください。

築200年の古民家はとても広くて8部屋もあり、今日はその中の1部屋の、さらにその一角の自分の机の周りをち片付けただけです。この分だと、おそらくオフィスだけでもまだ数日はかかるなあ。ここにはCDラック、ガラクタを詰め込んだ押し入れ、古い洋服ダンス、その上にぎっしり置かれた何が入っているかもわからない箱の数々、本棚が5個あります。さらにその本棚の前には段ボールに入って処理されるのを待っている書類が10箱はあります。

これだけでトラックいっぱいの荷物になるでしょう。人間だったら便秘がずっと続いて、相当深刻な病気になっているはず。

職業柄、沢山の本を読むので(多いときは1日1冊のペースで増えていく)我が家には大型の本棚だけで7個、小型のも入れると16個もあり、それぞれ本がぎっしり詰まっています。されに、そこから溢れた本たちが、家のあちこちに積みあがっています。改築後の家にもあと二つ大型の本棚を作る予定でした。

古いものがぎっしり入っていると、エネルギーの流れが悪くなり、何かを達成することが難しくなるそうです。こんなことも書いてありました。「古い本が大量に本棚を占領していると、あなたが段々新しいことにチャレンジをしなくなり、まわりの本と同じようにカビ臭いエネルギーを発するようになってしまうのです」。

あら、大変!そんなの嫌。大好きな本でまた読みたいもの、資料として必要な本以外は、思い切って処分しよう。実は、これを決意するのが大変だった。わたしの一部がなくなるみたいな気持ちだけど、やってみよう。

わたしはもっと身軽に、もっと素敵に変身します。目標はお正月までに暖かく、美しく、整理整頓の行き届いた家を手に入れ、わたし自身が過去のガラクタを精神的にも清算して、成長することです。

自分を奮い立たせるために、今の恥ずかしい情けない状態をみなさんに写真で公開します。ここは家族以外は入室禁止のオフィス。こんなゴチャゴチャのところで、いい仕事はできません。これで、もう後戻りはできなくなりました。

来年からはさらにいい仕事ができるでしょう!

Office JPG


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