2007/11/17

ご縁のおかげで生かされて

昨夜から福岡に来ています。福岡県保険医協会で講演をするためです(今日、午後5時からセントラルホテル福岡にて)。ここにわたしが来ることになったご縁は、福岡の開業医で同協会のメンバーである財津医院の財津吉和さんからいただきました。財津さんは、わたしがこの3月に鹿児島県保険医協会で講演したときにいらしていて、話を聞いて「ぜひ福岡でも講演してください」、と声をかけてくださいました。

思い返せば、私が環境問題をテーマに初めての講演を依頼されたのは今から17年前の1990年です。以来、その講演に聞きにきていた方から次の講演を依頼され、ということがもう17年も続いています。つまりご縁だけで生きている(生かされている)というわけです。それだけで毎年100回前後の講演を全国各地でさせていただいています。

その間、4人の子どもを産み、育てながらですから、ほとんどの講演会には赤ちゃん(子ども)を連れていきました。ですから、わたしの子どもたちは、赤ちゃんのときからいろいろな人に抱かれ、世話をされ、育っています。これはとても幸運なことだと思います。おかげさまでどの子も人なつこくて、人見知りがありません。

講演内容は、たいてい主催者が決めます。平和や環境や健康など、依頼されるテーマはそのときどきで違いますが、自分がそのとき一番伝えたいことを聞いていただき、それが仕事になっているわけですから、本当にありがたいことです。

講演は主催者が変われば、毎回雰囲気も客層も人数も違います。数千人のときもあれば、(これまでの最大は、2003年のサンフランシスコの平和集会で25万人の前で話したこと)数人ということもあります。でもどんな場合も、ともかくベストを尽くし、持てるものを出し切るようにしています。そうすると、必ずよきことにつながります。

先週、滋賀の草津で行われた講演会は20名に満たない小さい集まりでした。そこに来ていた友人の柴野徹夫さんは「ゆみちゃんは人数が少なくても、ぜんぜん変わらないね。というかいつもより迫力があって、よかったぐらいだ」と、その日のわたしの講演を褒めてくれました。

あれから1週間たった今日、その会場にいらしていた編集者からインタビューの依頼が入りました。発行部数が十数万部もある刊行物で新年特集号での掲載されるとのこと。テーマは911事件です。これで911事件のことが十数万人に一挙に届くわけです。うれしいです!

また、翌日の奈良公園の「虹のまつり」では、地球村のスタッフと再会し、そこから地球村代表の高木善之さんとの対談も決まりました。たまたまブースが隣だったから、いいご縁をいただきました。

最近、とてもついています。ガラクタを整理しはじめた効用かな?ありがたいです。どんなときもベストを尽くす、誠心誠意やる、ということがいかに大事かわかります。毎日小さいことの積み重ね。大きいことは小さいことからできています。

今日は主に開業医の方々へのプレゼンテーションです。どんな出会いがあるでしょうか。

わたしがいただいたすべてのご縁に、ありがとうございます。
これからも素敵なご縁を、ありがとうございます。

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。

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