2008/05/31

クラスター爆弾禁止へ国際署名

今週、アイルランドのダブリンでクラスター爆弾を禁止するための国際会議が行われていたのをご存知ですか?新聞報道を少し拾ってみます。ダブリンは大学を卒業してすぐ、当時のボーイフレンドに会うために飛び、半年ほど滞在したなつかしい町です。あれ以来、一度も行っていません。

時事通信 2008/05/26 「最新型は例外」で妥協か=クラスター爆弾禁止、正念場−ダブリン会議
朝日新聞 2008/05/29 クラスター爆弾「全面禁止」日本も条約案容認へ

クラスター爆弾のJPG

新聞報道では「新型兵器をのぞいて既存のクラスター爆弾は禁止となり、実質上の全面禁止」と会議を評価していますが、国際NGOからの報告では、まさにこの新型兵器が例外として禁止されなかったことを問題としています。また主要生産・保有国である米国、中国、ロシアなどがこのプロセス自体に参加していないことは、もっと問題だとわたしは思います。

クラスター爆弾は親爆弾から子爆弾が数百個ばらまかれ、そのうち数パーセントが不発弾になって地雷化する恐ろしい爆弾です。やっと地雷が禁止されたのに、クラスター爆弾は今も戦場であたりまえに使われているようでは、元も子もありません。

そこで国際世論を高めて、クラスター爆弾の製造と使用が一刻も早く止められるように各国政府に働きかけようと、オンライン署名が行われています。少しでも英語が読める方はぜひ。英語が苦手でも署名するのはそんなに難しくないので、チャレンジしてみてください。こちらからです:
http://www.avaaz.org/en/ban_cluster_munitions/99.php?cl_tf_sign=1

クラスター爆弾の子爆弾はまるでおもちゃのような形をしていて、こどもがよく拾っていのちを落とします。戦争が終わったあとも犠牲を出し続ける残酷な兵器で、別名「チャイルドキラー」と呼ばれています。被害者の98%は民間人であり、およそ30%がこどもです。

クラスター爆弾を製造しているのはレいセオン社とロッキードマーティン社(もう製造をやめた、と言っているが真偽は定かではありません)などですが、なんと、日本のメガバンクがこれらの会社に多額の融資をしています。

三菱東京UFJ、三井住友、みずほの3行です。かつての戦争財閥が勢揃いで復活しているようで、ちょっと恐ろしくなりました。戦争財閥については高岩仁監督の最後の著書『戦争案内』をぜひお読み下さい(この本は目からウロコで、すごいです!)。日本の銀行に働きかけることもしなくては。わたしもOL時代の口座をまだ三菱に残してあるので——残高はほとんどないけど——顧客の1人として手紙を書きます。

「てんつくまん」がクラスター爆弾についてとてもわかりやすい記事を書いているのを見つけました。ぜひ読んでください。(てんつくまん、ありがとう)銀行を支えているのは、銀行にお金を預けているわたしたちですから。

以下に、今朝イギリスから届いていたメールを貼付けます。英語を読むお友達に教えてあげてくださいね。
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I've just sent a message to government leaders urging a strong ban on cluster bombs. I hope you'll join me. Here's the link:

http://www.avaaz.org/en/ban_cluster_munitions/99.php?cl_tf_sign=1

And here's more info from Avaaz.org:

Final negotiations are underway right now in Dublin, Ireland on a treaty to ban cluster bombs -- but its outcome is in danger.

Cluster munitions don't just kill during war--they scatter small, unexploded "bomblets" on the ground. When children pick them up, they are often maimed or killed. Most governments agree that they should be banned--but many are now trying to weaken the proposed treaty with loopholes, exemptions, and delays.

Negotiations end this Thursday. If enough of us raise our voices, we can drown out the arms manufacturers and convince our governments to do the right thing. Click below to send a message, and then forward this email to friends and family:
http://www.avaaz.org/en/ban_cluster_munitions/99.php?cl_tf_sign=1

You are receiving this email because someone sent it to you via the "tell-a-friend" tool at Avaaz.org. Avaaz retains no information about individuals contacted through this tool. Avaaz will not send you further messages without your consent--although your friends could, of course, send you another message.

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2008/05/30

クリスタル・チルドレン

昨日、わたしが新しくなったオフィスで仕事をしていたら「ママにどうしても聞いてほしい曲があるの」と、小学2年生の娘が入ってきました。わたしが締め切りなどで忙しいとき、オフィスは子どもたちは立ち入り禁止(といってもいつも入ってきちゃうけど)なのですが、わたしの手を引張って「どうしてもきて」と粘ります。わたしはあまりテレビを観ない(観たくない)し、仕事を中断するのは嫌だったけど、とうとう娘の粘りにまけて、しぶしぶテレビのある部屋へ手を引かれていきました(リビングにテレビは置いていない)。

彼女がわたしに聞いてほしいというのは、NHKの「みんなの歌」で放送している「クリスタル・チルドレン」という曲でした。
http://www.avexnet.or.jp/crystalchildren/profile.html

「たたかわなくていいんだよ、好きになっちゃえばいいんだよ」と歌う子どもたちのバックには、砂漠(イラクを思い出す)のような場所での戦争の写真があったり、子どもたちがイルカやクジラに乗って宇宙を飛びながら歌ったりしているではありませんか。NHKがこんな歌をやるなんて、もうビックリ。

「憎しみも涙に代えて、許せる勇気持って生まれてきたんだ!」
「この地球を光で満たす、心の愛を持って生まれたんだ!」
なんて素敵な歌詞なの!(調べると、作曲者の「めけて」さんの娘が4歳の頃に母親を元気づけようと日々言っていた言葉を元に作詞したそうです)

歌を聞いているうちに、ぼろぼろ泣いていました。

子どもたちに「この歌の意味がわかるの??」(こどもにはまだ難しいと思った)と聞いてみたら、「わかるよ」と2人とも言うのです。「だからママに聞いてほしかったの」と娘はいいます。

明日、川崎のHMVで中国とミャンマーの災害支援のミニコンサートがあり、クリスタル・チルドレンが歌うようなので、子どもたちを連れていってこよう。
http://www.hmv.co.jp/news/article/610110081
というわけで、明日(31日)ここに1時に行きます。ピンと来た方、ご一緒しませんか。そして、終わったらランチでも食べましょう。(わたしを見つけてください)

こんな歌が流行るなんて、本当にうれしいです!!時代は確実に良き方向へ変わりつつあるのかな。陰陽の極がそれぞれ極まっている感じもします(良きものはより良く、悪しきものはより悪く、明るいものはより明るく、暗いものはより暗く、富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しく、心豊かなものはますます心豊かに、心卑しき者はますます卑しく、元気な人はより元気で、病気の人はより病み、という具合)。

こんな時代だからこそ、深呼吸をして微笑んで、バランス良く、波に乗っていきましょうね。

天国のマシューくんからのメッセージも冴えています。とくに今回のはタイムリーですごい内容ですので、ぜひ玄さんのブログをご覧ください。

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2008/05/28

ワークショップ参加者、体重4キロ減!

「第2回ハーモニクスヒーリング&ソフト断食&夢の実現ワークショップ」に遠路はるばる大阪から参加した麻里子さんから、うれしい報告が届きました。うれしいことはすぐ共有したくなります。以下は、麻里子さんのメール:
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ワークショップのJPG

さて臼歯の役割はなんでしょう?

1、おととい帰ってきてから連れ合いにず〜っと話をしていました。
そしたらさっき朝ごはんの用意(フルーツです)をしてたとき彼が大好きだった「味の素」を捨ててました!!それに「食塩」も。やった〜。

「スマトラ津波の時、亡くなった人の中で日本人だけ腐らなかった」
という話がインパクトがあったみたいです。
それを機会に、いただいてきた「陰性陽性、酸アルカリ」の表を見せながら話をしました。じわじわと我が家の食生活が改善されています!

2、じわじわと体重が減っています!ひさびさの48キロ台に!ここ4〜5年かなあ。52キロになってしまって「中年だしストレス多いし、仕方ないか」と思っていたけれど、体重が減ると身が軽くてなんだか気持ちがいいです。ジーンズもたしかにゆるい!1サイズ小さいの目指して頑張ります。

3、昨夜、もらったテキストをしっかり見ながら操体法を6つくらいやり、アイロンが届いたのが嬉しくて温熱法をやってから寝ました。そしたら目覚めがいいです。きのうの疲れが残っていない感じ。

なにもかもウレシイ〜。
三日坊主にならないようにしようっと!
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このワークショップの予想以上の効果に一番びっくりしているのは、企画したわたし自身かもしれません。1回ごとにジーンズがワンサイズダウンして、これまでで2サイズダウン(これ以上はダウンしなくて良い。あとは形を整えるだけ)、その効果が参加者にも実感していただけて、本当にうれしいです。

彼女が大阪に戻ってすぐにくれたメールがこちら:
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今朝ジーンズをはいたら、前回より余裕がありました。わ〜い!
やったー!

まだまだサイズダウンには遠いですが、ワークショップを機会に「食べ過ぎない」「からだに悪いものは食べない」生活をしようと思っています。そして20時から食べない、起きてから12時まではフルーツのみを守ろうと思います。

そしたらなんと「はっちく(淡竹って書くみたいですね)」が売ってました。
さっそく買ってきて筍ご飯にして食べました。とれたてのハッチクにはかないませんが、ゆみさんに教えてもらったとおりにつくったらおいしかったです♪

今まであれだけ億劫だった料理(というよりほとんど料理しないヒトだった)がとっても楽しくて。
「簡単でおいしくてからだにいい料理は一杯ある」ことを教えてもらったこと。
これもゆみさんからのプレゼントです〜。

ーーーーーーーー引用ここまで。

ソフト断食ワークショップなのに、お料理の実習(玄米粥、キャベツ酵素ジュースなど)もあるんですよー。といっても超簡単で美味しくて体にも良いものですから、みんな一度で覚えてしまいます。

前回の参加者からも「体型がすっきりしてきた。ちょっとうれしい」というメールが届いています。たった二泊三日のワークショップですが、一生得することが学べると思います。次回は一泊二日と書きましたが、時間を繰り上げて、正午集合、正午解散で2泊3日でやることにしました。どうぞ、ご参加ください。

申込みはメールでお願いします。

  <第3回 ハーモニクスヒーリング&ソフト断食&夢の実現ワークショップ>
日時:6月27−29日(金、土、日) 正午集合、正午解散
場所:ハーモニクスライフセンター(千葉県鴨川市仲1047 Tel:04-7097-1011)
参加費: 3万円(支払いが困難な方はご相談ください。分割払い、後払い、出世払い可)
内容:ハーモニクスヒーリングの基本理論、操体法の理論と実践、綜統医学の理論、温熱療法の理論と実践、LETの理論と実践、食の話、骨盤矯正の理論と実践、リンパマッサージの実習、10キロウォーク、キャベツ酵素ジュースと玄米粥のつくり方、夢(ミッション)ステートメントの作成、感想の分かち合い

ワークショップのJPG

24日午前の授業開始で〜〜す


ワークショップのJPG

たかし君のLET


ワークショップのJPG

晴れてるうちにウォーキングだよん。緑がみずみずしいこと!


ワークショップのJPG

こどもたちに大人気のフェルナンド君26日の夕食風景。ごちそうが一杯!新鮮な野菜テンコモリだもんね!


ワークショップ

6みんな楽しそう!プチ断食が終わったんだもんね!やった〜!


第1回目に夢を書いてくれた人のいくつかの夢がすでに実現しました。これもうれしいです!

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2008/05/27

注目のキューバからアレイダ・ゲバラさん来日、ありがとう

今、国会議員会館に向かう電車の中でこれを書いています。子どもたちを学校へ送り届けたあと、保田駅からJR内房線「さざなみ」で一路東京へ。電車の左側に見える内房の海岸が美しく、わたしは時々、鴨川よりも少し遠いこの駅から東京へ行きます。

チェ・ゲバラの娘さんであるアレイダ・ゲバラさんが来日し、全国各地で講演をし、28日帰国されます。ゲバラはキューバ、そしてラテンアメリカなら誰もが知っている革命家の英雄ですが、彼に娘がいて、しかも医師として国際的に活躍している、というのは今回の来日まで知りませんでした。

アレイダさんのJPG

質問に答えるアレイダさん、通訳は星野弥生さん


キューバには一度だけ、上の2人のこどもが1歳と3歳だったときにピースボートで行ったことがあります。また、自然療法や有機農法のメッカである、ということで興味をもっていました。友人の井坂泰成監督が『サルー!ハバナ』という短編ドキュメンタリーを作り、それを東京平和映画祭でも上映したこともあります。(この映画は本当に素晴らしくて、同じ島国で資源のない日本が進むべき道を示していると思うので、ぜひ観てね。観るだけで元気になります)

Salud HavanaのJPG



ここから先は、家に戻ってから書いています。

アレイダさんを囲む議員懇談会は2008年5月27日(火)10時半から衆議院第1議員会館第1会議室にて行われました。主催者は、同じ小児科医である社民党の阿部知子議員。まず、キューバ大使のごあいさつ。「我が国を国際的に孤立させようとする力がある中で、このように直接顔を合わせて話す機会をもつのは大変有意義。日本の最高機関である国会の議員会館でこのようなチャンスを作ってくださったみなさんに感謝する」と。

続いて、亀井静香議員(チェ・ゲバラの大ファン。意外でしたが、亀井議員は死刑にも反対しているから注目しています)。「恐縮ですがご指名でございます。お父上のゲバラは抑圧と貧困から苦しんでいる人を助けるために一生を捧げた人です。人類の中で彼の右にでる人はいないのではないのでしょうか。心から尊敬し、彼の写真をわたしの事務所に掲げています。モンデール大使(米国のかつての駐日大使)がいらしたときに、その写真を観て、怪訝(?)な顔をしたのを覚えています。わたしのような者はせめて彼の爪のあかを煎じて飲みたい。父親の意志を受けついたアレイダさんのお話を楽しみにしています。広島にも来ていただきまして、ありがとうございました」と歓迎のあいさつ。

講演のJPG

アレイダさんに質問をする辻元清美議員(左)と田中康夫議員(右)

アレイダ・ゲバラさんは小児科医として、アンゴラやニカラグアでも医師として国際連帯活動もしてきました。録音がひどいですけど、ポッドキャストを聞いてくださいね。(あとでアップします)

田中康夫議員のJPG

田中康夫議員


それにしても、日本よりずっと経済的には貧しいキューバでなぜ医療費や教育費が無料で、第三世界への医師派遣、そして医者養成でも世界有数の支援ができているのでしょうね?資本主義、社会主義という体制の違いも大きいでしょうが、それだけではない何かが、キューバにあるのでは?と興味をもっています。

懇談会で購入した『我が夫、チェ・ゲバラ』(朝日新聞出版)はまだ途中ですが、小説よりもおもしろいです。世界の経済が混乱し、資本主義体制が断末魔の悲鳴をあげて崩壊しつつある今、キューバの自給自足体制、自然回帰にはサバイバルのヒントが詰まっています。

お昼に国会を後にして、一路六本木ヒルズへ。女優の高樹沙耶さんと「YASAIYA MEI」という無農薬の野菜でコース料理を食べさせてくれる日本料理のお店でランチをしました。お店を選んでくれたのは、リンク社長の岡田さん。

「YASAIYA MEI」のJPG

六本木ヒルズの「YASAIYA MEI」で高樹沙耶さんと山木健太郎さんと意気投合


彼女は南房総で自給的に暮らしながら、若い女性に「こっちにおいでー」と温かいメッセージを送り続けています。こっち、というのは、もっと自分と自然を大切にした暮らし方や生き方のことです。彼女とは女性(そして男性も)と地球を美しくする楽しい計画をいろいろ立てていきますので、お楽しみに。

そして夜は玄さんの出演する東京FMへ。

東京FMのJPG

東京FMの「デイリープラネット/ハミングバード」に出演中の森田玄(左)とパーソナリティーの高柳恭子さん(右)

何度か出演させていただいている『デイリープラネット』のスタッフはもうみんな仲良しなので、スタジオへ遊びにいきました。昨日の様子とお話の内容はこちらからご覧いただけます。(東京FMのHPの写真にはわたしも一緒に映っています)

東京FMのJPG

『デイリープラネット』終了後、堀内貴之さん、高柳恭子さんと3人で。眠そーな玄さん



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2008/05/26

六ヶ所村に活断層!/第2回ワークショップ参加者の声

Stop RokkashoのGIF

大変なことが発覚しました。このまま再処理工場を動かしたら、大変なことになるでしょう。今日配信したメルマガ「きくちゆみの地球平和ニュース83号」にも書いたのですが、六ヶ所村の再処理工場の下に15キロもの活断層が見つかったようです。

Stop RokkashoのGIF

 再処理工場直下に活断層か 青森県六ケ所村 (共同通信)
 http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008052401000787.html

Stop RokkashoのGIF

中国四川省の地震では、すでに6万5千人が亡くなり、4千万人が被災し、行方不明者が2万人です。地震をあなどってはいけません。日本に大地震が来る前に、再処理工場と原発を止めたいですね。

Stop RokkashoのGIF

どうかあなたの声を、地元のメディアや地方議員、国会議員に届けてくださいね。新聞社やテレビ局に「六ヶ所村の活断層のことが心配です」「再処理工場は本当に大丈夫ですか。もっと調べて報道してください」と電話するのも効果があります。政治家には「活断層の上に再処理工場や核燃サイクル施設は危険すぎる」と伝えましょう。

Stop RokkashoのGIF

わたしたちのいのちと財産の問題ですから。

また、浜岡原発に直下型地震が襲ったら、首都圏は壊滅するでしょう。詳しくは『放射能で首都圏消滅』をお読み下さい。

Stop RokkashoのGIF

この記事も要チェックです。
技術者の内部告発:浜岡原発の骨材試験で虚偽報告 (JANJAN 2004/07/30)

Stop RokkashoのGIF

それにしても、嘘の上に嘘を重ねて、原発や再処理工場は建設されているのですね。あ、それだけじゃない、マンションもそうでしたね。高速道路もでしたっけ?
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さて、がらりと話は変わってー。

昨日まで、我が家では「ハーモニクスヒーリング&ソフト断食&夢の実現ワークショップ」をやっていました。突然のキャンセルが出て、一時は中止も考えたのですが、予定通り行って良かったです。最後に書いてもらった感想文から参加者の声を拾ってみます。

*お金も時間もかからないからだにとって本当に大切な基本的なことを、楽しくわかりやすく教えてくださって、ありがとうございました。僕のこれからの人生、心も体も健康的に過ごせると思うと、大変自信になりますし、ますますいろいろなことにチャレンジしていこうとわくわくしてなりません。
*このワークショップは特に女性に体験していただいて、きれいになってほしいので、沢山の人に広めたいです。
*森の香り、家の中と外の空気、玄米粥、キャベツ酵素、何もかもが美味しかった!
*気持ちも体も軽く楽になりました。
*わたしが今この地球に生きていることは意味があるんだなあ、何かのミッション(役割)を持って生まれてきた。
*ここに来るまでは、わたしたち生徒がゆみさんのご家庭(プライベートスペース)にお邪魔して学ぶことに少々遠慮というか抵抗がありましたが、来てみたら考えすぎだったことがわかりました。同じ建物で、寝食を共にするって、楽しかったし、「快」でした。ありがとう。
*1人で学んだり、本を読むより、何十倍も身に付いた気がする。
*ずっと誰かの世話になったり、頼らないと改善できないと思っていた常識が覆って、自分の感覚にきいてやればすべてうまくいくということが素晴らしい。
*果たして今いる場所、仲間を心の底から好きで、誇りに思っているか、その問いにYES!といえる自分と場所をつくりたい。
*今回ここで学び、知ったことは、ぼくの役割なんだ。
*可能な限り近い将来、自分で田畑を持ち、おいしいレストランを開き、健康について教え、伝えられる自分が想像できた。

次回は6月27−28日、一泊二日でやります。申込みを受け付けています。

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2008/05/22

宇宙基本法が成立!ショックー

宇宙の軍事化のGIF

昨日はかなりショックで眠れなくて、徹夜で原稿を書きました(締め切りだからというのもあるけど)。というのは、この宇宙基本法のことは昨年から知っていたけれど、こんなにあっさり可決・成立するとは思っていなくて(甘い!)、十分な動きができなかったからです。反省。

まがりなりにも宇宙の平和利用を守ってきた日本政府の原則が根本的に変わり、宇宙の軍事化に道を開き、宇宙軍拡競争を招きかねない危険な法律が、ほとんど議論されないまま、そして、おそらく国民の大多数が知らないままに成立してしまったことが残念でなりません。これって、宇宙における実質的9条改憲じゃないの?

宇宙基本法の全文はこちら

マスコミ報道は実に遅かった。大切なことは、もっと早く伝えてほしい。10日で世論はつくれません。

各社の社説はこちら:
宇宙基本法―あまりに安易な大転換(朝日新聞 5月10日付社説)
宇宙基本法 政治主導で戦略を練り直せ(読売新聞 5月10日付社説)
宇宙基本法 国の守りと科学の両立を(産経新聞 5月10日付社説)
宇宙基本法案 非軍事利用へ議論深めよ(山陽新聞 5月12日付社説)
宇宙基本法 非軍事の誓いと夢を壊すな(愛媛新聞 5月12日付社説)
宇宙基本法案 軍事利用に懸念は消えない(毎日新聞 5月15日付社説)
宇宙基本法案 『平和目的』こそ原点(東京新聞 5月16日付社説)


おそらく、この法律がこんなにあっさり成立してしまった背景には、ミサイル防衛を推進したい米国と一部の日本企業とそこから利権を得る防衛族議員たちの大きな力があるのではないか、と想像しています。

徹夜で書いたわたしの原稿は来週の『人民新聞』に載りますが読みたい方には送りますのでDMをください。とても長いです(人民新聞に掲載されるまで、転送/転載は禁止です)。

さて、今晩と明日の「ニュース23」(TBS、大阪では毎日系です)でこの藤本幸久監督『アメリカ〜戦争する国の人々』の一部と監督の対談が放映されます。これ観たかったんだー。
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海兵隊ブートキャンプの放映予定

つい昨日まで 普通の高校生だった若者たちが、12週間の訓練を経て「兵士」となってゆきます。4年間の任期のうちに彼らの8割がイラクやアフガニスタンなどの前線に送られ、多くが沖縄にもやってきます。

9条世界会議に来ていたカーシムさん(イラク)、アイデンさん(元米陸軍兵士)+藤本監督の座談も併せて、放映の予定です。ぜひ、ご覧くださいませ。

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ドキュメンタリー映画「アメリカ−戦争する国の人びと」〔仮題〕

この海兵隊のブートキャンプの撮影は、7月公開予定の長編ドキュメンタリー『アメリカ−戦争する国の人びと』〔仮題〕(藤本幸久監督、インタビュアー:影山あさ子)の一環として、TBSと共同取材したものです。・・・

2006年10月から2008年4月まで、のべ7回、200日間、アメリカを撮影しました。帰還兵、兵士の家族、ホームレス帰還兵、劣化ウランで被爆した兵士、ブートキャンプの若者たち、イラク戦争を拒否した兵士たち・・・。
格差の底辺から、若者たちが戦場へと送り出されてゆくアメリカ。
これは、日本の近未来!?

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映画の公開予定は、以下の通りです。

7月26日〜 東京・ポレポレ東中野(03-3371-0088)
8月 2日〜 大阪・第七藝術劇場(06-6302-2073)
8月中旬〜 名古屋・名古屋シネマテーク(052-733-3959)

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2008/05/20

『白砂糖は魔薬!?』をこどもと一緒に読もう!

白砂糖は麻薬!?のGIF

小児科医として信頼している真弓定夫先生が、こどもとお母さん向けにマンガで『白砂糖は魔薬!?』を出してくれました。前にも「こどもと読みたい健康(いのち)の本、4冊入荷しました」というタイトルでとりあげたけれど、もう一度このことについて書きます。

5月12日のブログに、我が家で市販のお菓子を食べるのに「許可」がいる、ということを書いたら、知人(を装う人?かも。というのは、彼が遊びに行く友だちの家はごく限られていて、その家の人たちがこういう投稿をするとは思えないので)らしき人から匿名で、イヤーな感じの投稿がありました。

自分が嫌な気持ちになるのは、わたしがそういう思いを相手にさせた、ということなので共有します。
(「この部分が分かりにくい」とメールをいただいたので簡単に説明します。わたしに悪気がなくてもわたしの言動が相手の反応を引き起しているので、自分自身にそういう部分がなかったか省みてみる、ということです。気づかずに、相手にとって嫌なことをしてしまっている場合もあるので)

「えー!
市販のお菓子食べるの親御さんの許可が必要だったのですか!?
まなぶ君、家に遊びにきてスナック菓子見つけてむさぼり食べてましたよ。自分の分(小袋)食べ終わったら友達のをひったくって横取りしてバクバク食べてました。

夢が世界平和ですか・・・。
笑ってしまいました。親御さんの目の届かない所で友達をいじめたり、遊びに来た家のおもちゃやカードを勝手に持ち帰ってしまう子が(世界平和)ですかぁ・・・。

あーあ・・・
幸せですねぇ・・・ 」

残念だけど、「スナック菓子見つけてむさぼり食べ」ている息子は想像がつきます。この投稿の主が誰かは想像がつかないけど、こういう反応を引き出した自分の書き方を反省します。ごめんなさい。

正直言って、なるべく自然なものを食べさせたいとこちらが思っても、こどもたちはそうはいきません。好き嫌いは多いし、市販のお菓子は大好き。特に、甘いもの、刺激的な味のポテトチップ、スナック菓子、そして大好物のチョコレート!もし家にそれらが大量にあって、自由に食べて良いのだったら、きっとなくなるまで全部食べるでしょう。だから「許可がいる」のです。自分でコントロールできる子なら、許可はいりません。

でも、お友達の家では出されたものを喜んで食べていることでしょう。ただ、友だちの分を奪い取ってまで食べているのでしたら、それは問題です。本人に聞いてみて、もしそういうことがあったなら注意します。

うちの子にお菓子やおもちゃやカードをとられた子のお母さん、お父さん、どうぞ直接お電話してください。勝手にとるなんて(ドロボーじゃん)!本当なら、ごめんなさい&許してね。教えてくれてありがとう。勝手にとったものは返させます。

市販のお菓子やケーキはわたしのつくるお菓子よりずっと甘いし、こどもにとっては残念ながら市販のもののほうが魅力的です。ケーキだってケーキ屋さんやレストランのデザートにはかないません。

でも、あれだけ甘いケーキを作るのに使う砂糖やバターの量って、すごいんです。たとえばマドレーヌは卵と砂糖と粉とバターだけの簡単なお菓子だけど、売っているものと同じにするには、粉と砂糖がほぼ同量!クッキーだって粉と砂糖は3:1ぐらい。バターと砂糖をどっさり入れないと、あのコクと味と甘さは出ません。

牛乳はモー毒?のGIF

バターは乳製品ですから、これに関しては『牛乳はモー毒?』を参考にしてください。わたしはバターも乳製品も大好きですが、嗜好品としてときどき食飲するようにしています(イギリスの南西部でクロテッドクリームというバターより濃厚なクリームに出会ったときは、はまってしまって毎日食べていました)。

さて、白砂糖は太ることや虫歯だけが心配なのではありません。白砂糖が体に入ると、カルシウムやビタミンB1を体から奪います。真弓先生はその結果、こんな症状がでると警告しています:
「虫歯、折れやすい骨、骨粗鬆症、高血圧、ストレスからくる精神異常、妊娠異常、だるい、疲れやすい、記憶が衰弱、反射神経の鈍化、不眠、頭痛、便秘、吐き気、肩こり」

先生は「これらが暴力的できれやすい子どもをつくる」と言います。もちろん、甘いものが大好きなわたしのこどもたちも、そうなる可能性があります。

それで、こどもたちに白砂糖をたくさん食べるとどうなるか、このマンガを読んでもらうと、少しだけ納得してくれます。「だからママのケーキは黒いお砂糖だし、あんまり甘くないんだね」って。(家ではてん菜糖やメープルシロップを使っている)

マンガを読んで、そのときは頭でわかっても、こどもはより刺激のある方、より甘い方にいってしまいがち。だから、家ではそういうものは「なるべく」あげないし、「なるべく」買わないようにしています。

「なるべく」というのは、我が家は来客が多く、いろいろな人がおみやげやプレゼントをくださるからです。いただきものにはその人の気持ちがこもっていますから、なんでもありがたく(添加物や白砂糖の入ったお菓子だろうと)感謝して食べます。こどもたちは、甘くないわたしの作ったお菓子より、お客さまからいただいた甘ーいお菓子のほうが好きで、これまた放っといたらなくなるまで食べてしまいます。

匿名さん、「許可がいる」、というのはそういう意味で書いたのです。そもそも、わたしが和菓子屋の娘で、甘いものが好きだから、こどもたちが甘いものに目がないのは遺伝かもね!?

こどもたちが自からこういうものを食べない選択ができるようになるには、まだまだ時間がかかるでしょう。厳しくしすぎれば反動で隠れて「お菓子をむさぼり食う」でしょうし、すでに「匿名さん」が教えてくれたように、そうなっているのかもしれません。だからわたしの場合「なるべく」だし「てきとう」です。日常的には、家で穫れた野菜と米が中心の食生活ではありますが、食べ歩きも大好きだし、外では何でも食べます。

わたしの友人には学校給食も一切断って、自然食のお弁当を持たせている強者もいます。わたしの場合は、すべての食べ物を知った上で、自分で「体に良くて本当に美味しいもの」を選べる人になってほしいので、今はこのやり方ですが、目下試行錯誤中です。

今、子どもを育てる環境は大変。わたしが子どもの頃より、水も空気も土壌もそこから生み出される食べ物も汚染物質が蓄積しているし、その上、電磁波、放射能など体の免疫を下げてしまうものを避けることができません。「こどもを健康に育てる」という当たり前のことが、簡単ではない時代ですから、いのちや健康に関わる大切なこと(企業広告で成り立つマスコミには、なかなか登場しません)を、子育て中のお母さんたちと共有したいです。(六ヶ所の再処理工場も止めないと!)

『白砂糖は魔薬!?』は一冊630円で、送料は200円でお分けできます。真弓先生の「カン・ジン・カナメの健康教室シリーズ」は他に『ごはんはえらい!』『肉はあぶない?』『牛乳はモー毒?』があり、4冊セットでお求めの方には送料込みで2500円(送料込みで2830円のところ、わたしのブログ読者限定の感謝サービス)でお分けできますのでメールでご住所、お名前、お電話番号をお知らせください。メールのタイトルは、本のタイトルか、セットの場合、「カン・ジン・カナメの健康教室シリーズ」としてください。

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2008/05/16

地震と原発/地球の現状のデータとアフリカのエイズ

5月13日の「HELP!中国地震とサイクロン」というブログに「日本の原発が心配。とくに浜岡」と書いたら、デザイナーのトシちゃんから日本の原子力発電所の地図に日本で起きた地震を重ねたものが見られるサイトを教えてもらいました。制作はトシちゃんです。

浜岡地図のJPG



これを見ていると、なんだか日本の原発のまわりで集中して地震が起きているように見えます。ムムム・・。これってやばくないか?

ヨーロッパのように安定した地層の上に建てるならまだわかる(それでも電気をつくる方法としては原発以外の選択のほうがいいと思うけど)が、こんなに地震が多い国に原発は無謀じゃないかな。

時期を同じくして、私たちの住む惑星・地球のデータが一目でわかるサイトをアメリカの友人から教わりました。たとえば、国別の寿命(アフリカ大陸は極端に短いです)、砂漠化や森林破壊の現実、気温の変化も一目瞭然。この地球の経済、水資源、人々の置かれている状況、エネルギー供給、食糧と土壌、漁業と農業、開発と債務、富(の蓄積)、有害汚染物質、武器と原発、バイオテクノロジーなどに関するありとあらゆるデータが世界地図やグラフにしてあります。
http://www.theglobaleducationproject.org/earth/index.php


たとえば、この中にある寿命の世界地図を見ると、アフリカ大陸はオレンジから赤で、平均して4−50歳までしか生きられないことがわかります。

エイズの世界地図ではやはりアフリカを中心に2割から3割以上の人々が苦しんでいます。

エイズについては今のところ現代医学では発症を遅らせる薬が見つかっているだけで、特効薬はありません。この病気のウイルスが某国の研究所で作られた人為的なもので、有色人種の人口削減計画の一環である、と言う人もいます。本当だったら恐ろしい話です(わたしには確認する方法がわかりませんが、参考になるサイトをあげておきます)。

エイズという病気は免疫を破壊するので、普通なら治る病気でも簡単にいのちを落としてしまいます。アフリカやアジアなどの貧しい国で爆発的に広がっています。わたしの友人の松本英揮さんは、アフリカで玄米酵素風呂を試してみたら、エイズ患者の苦しい症状を緩和できたことを教えてくれました。

「人間の免疫を復活させるのに、葉緑素と酵素と水素が鍵を握っているのかなあ」と、あちこちから入ってくる情報を総合して思っています。ともかく、今こうして生きているのが奇跡なのですから、日々できることを精一杯やりきります。一生一日。一期一会。


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2008/05/15

宇宙の軍事利用解禁にちょっとまった!

核とミサイル防衛にNO!キャンペーン」からの呼びかけを転載します。これがどれほど恐ろしいことかは、この7月に第5回東京平和映画祭で上映される『帰ってきたスターウォーズ』を観ればわかります(が、そのときはすでに遅いかもしれないですから、今行動してください!)。

核とミサイル防衛にNO!キャンペーンのJPG



【緊急】急いで広げてください!………………………………………………
 
 ★宇宙の軍事利用を解禁する「宇宙基本法案」に反対する
  緊急オンライン署名(石附澄夫さん呼びかけ)がスタート!

 <宇宙に関わる研究者などが続々と反対を表明!>

宇宙基本法案への危惧を発信してきた石附澄夫さん(国立天文台助教)呼びかけによる緊急オンライン署名運動がスタートしました。短期間ですができる限り呼びかけを広げて、5月16日(金)午後には第一次集約を行い、参院内閣委員をはじめとする議員・政党、報道関係者などに公表(FAX、メール等で)する予定とのことです(その後も署名は継続)。

緊急ではありますがぜひ署名してください。知人・友人にも広めてくださるようお願いします。転送・転載はもちろん大歓迎です。

[宇宙の軍事利用を解禁する「宇宙基本法案」に反対するオンライン署名]
  → http://homepage2.nifty.com/space_for_peace/shomei/

 
注:アピール文中の「日米衛星調達合意」とは、1990年に結ばれた実用非研究開発)衛星市場を公開・無差別入札とする合意。安価な米国製導入に道を開き、日本メーカーの参入は事実上制限されてきたとされる。「安全保障」に関わる調達は例外とされている。


……改めて「悪法は白紙に戻せ!」「拙速審議は許さない!」の声を……

★15日(木)午前10時からの参院内閣委員会の直前に行われる理事会の場で、審議・採決日程が決められてしまいます。とりわけ●印の松井、簗瀬、小沢の各議員などに緊急に要請を集中してください!

 ※●○は要請を集中してほしい人。

 <参議院内閣委員会・民主党> 

●[筆頭理事]松井孝治 (FAX)03-5512-2613 (TEL)03-3508-8613 (京都)
 [理事]芝博一    (FAX)03-5512-2230 (TEL)03-3508-8230 (三重)
○[委員]相原久美子  (FAX)03-5512-2621 (TEL)03-3508-8621 (北海道)
 [委員]石井一    (FAX)03-5512-2242 (TEL)03-3508-8242 (兵庫)
○[委員]神本美恵子  (FAX)03-3508-0010 (TEL)03-3508-8421 (福岡)
 [委員]工藤堅太郎  (FAX)03-5512-2405 (TEL)03-3508-8405 (岩手)
 [委員]島田智哉子  (FAX)03-5512-2718 (TEL)03-3508-8718 (埼玉)
●[委員]簗瀬進    (FAX)03-3593-8567 (TEL)03-3508-8334 (栃木)
 [委員]柳澤光美   (FAX)03-5512-2327 (TEL)03-3508-8327 (東京)

 注:簗瀬進議員は参議院民主党の国対委員長であり、護憲派の「リベラルの会」にも参加しています。審議時間など議事運営の決定に関与しています。

 <法案推進者・民主党>
● 藤末健三[参院] (FAX)03-5512-2637  (TEL)03-3508-8637
内藤正光[参院] (FAX)03-5512-2424  (TEL)03-3508-8424
○ 細野豪志[衆院] (FAX)03-3508-3416  (TEL)03-3508-7116

● 小沢一郎     (FAX)03-3503-0096  (TEL)03-3508-7175
菅直人      (FAX)03-3595-0090  (TEL)03-3508-7323

民主党      (FAX)03-3595-9961

【呼びかけ】核とミサイル防衛にNO!キャンペーン
      kojis@agate.plala.or.jp  (TEL・FAX)03-5711-6478

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2008/05/13

HELP!中国大地震とサイクロン

救援のお願いを2つ。広く転送を歓迎します。地球の地震活動はこれからもますます活溌になると思われます。日本の原発が心配。とくに浜岡。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
    中国四川省大地震救援ニュース 1

CODEは、5月13日午後12時を持って、表記の地震災害に対する救援活動の開始を発表しました。昨年末から別件で中国雲南省に勉強に行っているYさん(CODEの元臨時スタッフ)より、被災地の様子が入ってきましたのでお伝えします。

中国中央テレビ(CCTV)の報道によると今朝の時点での死者は、9219人(主に四川省、その他、陝西省57人、甘粛省で約200人、重慶市50人、雲南省1人)です。倒壊家屋は50万戸以上と言われています。

余震は、現在までに、1180回、M6以上は、11回。四川では、主に震源であるアバ州の?川県(成都から北西に約100キロ)へは、土砂崩れなどにより道路がすべて寸断されていて、救援部隊も立ち往生している状況です。その手前の都江堰市(成都から約50キロ)の被害もかなり甚大で、温家宝首相も昨晩、現地入りし、救援本部で指揮を執っています。

また、最大の被災地の?川県の様子はもだこちらでも報道されていません。現在分かっているところで、被害のひどいのは、都江堰市、綿陽市、綿竹市、徳陽市などのようです。特に綿陽市の北川県は、7000人が死亡したとの報道もありました。また、家屋の80%が、倒壊しているようです。

取り急ぎ第1報です。

これを見ると、日本の各報道から伝わるより被害が大きいようです。すみやかな緊急救援を願うところです。
CODE海外災害援助市民センター 事務局

<募金振込先>
郵便振替 00930-0-330579
加入者名 CODE
(通信欄に「中国四川省地震支援」とお書き下さい。)
※なお、支援金のうち15%を運営資金とさせていただきます。

被災地NGO恊働センター 代表
CODE海外災害援助市民センター 事務局長・理事
 村井雅清(むらい・まさきよ)
 e-mail:murai@code-jp.org

=====================
国境なき医師団からの緊急のお願いです。

国境なき医師団では現在、サイクロン「ナルギス」の被災者への緊急援助を行うための寄付を受け付けています。
最も助けを必要としている人びとに手を差し伸べ、ひとりでも多くの命を救うために、皆様のご支援を心よりお願い致します。

国境なき医師団の活動の詳細はこちらから

【寄付によりできることの例】
5,000円 5人の栄養失調児に栄養治療食(RUF)を1週間提供することができます。

10,000円 500人以上の人びとに約1ヵ月間、風邪やマラリアなどの病気やけがの治療を含む基礎医療を提供することができます。

18,000円 約500人の避難民に清潔な飲み水を1ヵ月間供給できます

寄付は下記の方法でお受付けしています。

インターネット (クレジットカードでの寄付)

郵便振替口座への寄付
口座番号 :00190−6−566468加入者名 :特定非営利活動法人国境なき医師団日本*通信欄に「ミャンマーのサイクロン」と明記ください。国境なき医師団から送付された郵便振替用紙をお持ちの方は、口座番号「00150−3−880418」と記載されている振替用紙もご利用いただけます。

電話での寄付

フリーダイヤル0120−999−199 (8:00〜22:00無休)クレジットカードでの寄付です。お申込み時に、「ミャンマーのサイクロン」支援とご指定ください。*ご寄付の使途指定をいただいた場合、該当の緊急支援活動に優先的に宛てられますが、 指定されたご支援の総額が援助活動の予算を上回る場合は、他の緊急援助に充て
られます。

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2008/05/12

食事制限なしでウエストだけ5センチダウン:ワークショップ、参加者募集中

この春からキャベツ酵素ジュースを飲んだり、骨盤(正確には骨盤と大腿骨の位置関係)を正常な位置に戻すいくつかの体操を毎日3分程度続け、さらに家事をしながら腰を回すエクササイズをやっていたら、どんどんジーンズがゆるくなり、いつのまにか2サイズもダウンしました。腰痛も消えて、ウエストだけが5センチ(ベルトの目3つ分)減り、なぜかヒップアップしました。

何が効果があったのかはわかりませんが、上記3つの組み合わせとソフト断食は本当に楽で体調とスタイルが良くなった(といっても元があまり良くないので、たいしたことはないけど。前より改善した、という意味)ので、みんなに教えたい!我が家で定期的にクラスを始めようかしら、と思うくらいです。

もうわたしは若くはないですから、年齢とともに無駄な肉がたまったり、垂れ下がっていくのは仕方がないとあきらめていたのですが、そうではないことを自分の体で実証できたのは、なんともうれしい限りです。

というわけで、5月も第4金曜日から2泊3日でワークショップをやります!第1回目の参加者の声はこちらをお読みください。

ソフト断食をしながら、自分で健康を管理・増進できるハーモニクスヒーリングを学び、ウエストや太ももを引き締め、ヒップアップまでしてくれた極秘のエクササイズも伝授します。この間、月一度のソフト断食をしている以外、食事制限は一切なしです。

もちろん人間大事なのは中身ですけれど、人前で講演する仕事をしている以上、自分の身だしなみや健康維持には努力を重ねたいと思っています。そして、この忙しいわたしにもできた簡単な健康維持と体型改善(腰痛も治った!)の方法を伝授して、よろこびの輪を広げたいです。

海外出張で9月はできなくなったので、このワークショップの年内の開催は5月、6月、7月、8月、10月、11月とあと6回。各回の定員は8名(最大48名しか受けることができません)ですので、興味のある方はお早めにお申込み下さい。
 
*詳細→ http://kikuchiyumi.blogspot.com/2008/03/blog-post_01.html
*参加費:3万円(ソフト断食の食費、宿泊料、健康チェク&アドバイス料込み)
 (お支払いが困難な方は、分割払い、後払いに応じます。要相談)

ご予約は件名を「ワークショップ参加希望」とし、メールで、住所、氏名、電話、参加希望の回(通しの場合はその旨)と「わたしの実現したい夢」を書き、送ってください。
 予約メール: info@wa3w.com
 ファックスでのお申込みは04-7097-1215(上に「ワークショップ参加希望」と明記)
 
  <ハーモニクスヒーリング&ソフト断食&夢の実現ワークショップ日程>
 第2回:5月23−25日 (初日午後3時鴨川駅集合、最終日5時終了)
 第3回:6月27−29日
 第4回:7月25−27日
 第5回:8月22−24日
 第6回:10月24−26日
 第7回:11月21−23日

2008年、体の中からキレイになって、夢をかなえましょう。

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憲法9条とお誕生ケーキとおかし

母の日に一年生になったばかりの息子が、「ママへのプレゼント」と絵を描いてくれました。

MannaのJPG



彼によれば、憲法9条のサクラの樹が地球を守っている絵だそうで、野原の草もみんな9です。そして覚えたばかりのひらがなで「けんぽう9じょうがんば(ぱ)れ!」と書いてあります。わたしはなんだかうれしくて、胸が熱くなりました。

さて、本題です。我が家ではなるべく自然な食べ物をこどもたちに食べさせたいので、毎日のご飯はもちろん自家菜園のものが中心ですが、デザートやおやつも手づくりしています。

こどもたちが学校から戻った最初の一言は「ただいま!お腹空いた!何かおやつある?」ですから、こちらもいろいろ工夫して、いつでも食べていいものを(できる限り)用意しておきます。

彼らが市販のお菓子で自由に食べてもいいのは、おせんべいだけで、あとは親の許可がいります(おせんべいも最近はアミノ酸や添加物が入っているので要注意)。あと手軽なおやつとしては、乾燥わかめや昆布、レーズンやドライアップル、アプリコットなどの干したフルーツ類。これらは自由に食べてよし。

よくわたしが作るのは「おからマフィン」や「おからクッキー」。おからは「菜の花どうふ」というおいしい豆腐屋さんで新鮮なものをもらえるので助かっています。つくり方は簡単。おからに対して小麦粉を見た目の3分の1ぐらい入れ、ナッツやレーズン、手づくりジャムなどを加えて焼くだけ。しっとりとしたマフィンができ、腹持ちもいいです。

ふっくらとさせたいときはベーキングパウダー(めったに使わないけど)を使っても良いし、卵を泡立てて入れたりします。今回はカスタードクリームに卵黄を使ったので、余った卵白を使いました。

あとヘルシーで大人にも子どもにも人気なのが「味噌ごまスティック」。小麦粉と米ぬかになたね油と味噌、ごまをたっぷり入れて、まとめて伸ばし、短冊状に切って、焼きます。ちょっとチーズのような味で、サクサクしてとてもおいしいです。

クッキーの場合は「味噌ごまスティック」の味噌の代わりにてん菜糖やメープルシロップやドライフルーツを入れて、焼きます。なたね油の代わりにピーナツバターやアーモンドバターを使うと、また違う味わいでおいしいです。ナッツやキャロブチョコやココアなどを加えて、バリエーションを楽しみます。

CookiesのJPG



さて、今日は娘の誕生日なので、普段は使わない卵と乳製品を使って「イチゴタルト」を焼きました(ケーキ屋さんで見たのと同じものを食べたがったので)。卵も牛乳も使った普通のカスタードクリームを珍しく創りました。ちょっと違うのは、材料の小麦粉が全粒粉なので小麦のふすまが入っていること、砂糖は白砂糖ではなく、てんさい糖なのでちょっと黒っぽいこと、その量が普通のレシピの半分なのであまり甘くないこと、タルト生地は塩と菜種油と小麦粉だけで作ることぐらいでしょうか(普通のケーキレシピはわたしには甘過ぎ。砂糖の分量は半分か3分の1でちょうどいい)。カスタードクリームも自然塩を少し入れて甘みを引き出します。

ケーキのJPG



今年で8歳。未熟児で生まれたあなたが、こんなに大きく元気に育ってくれて、ママはうれしいです。ありがとう、そしてお誕生日おめでとう!

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2008/05/11

お金は戦争より自然エネルギーに使おう!

このブログの読者はもうご存知でしょうが、初めて読む方のためにまた書きます。日本人の郵便貯金や銀行預金の一部は、日本の短期国債から日銀の為替介入を経て、米国債に化け、アメリカの違法な戦争を支えています。なので、貯金を10万円以上もっている人には、以下にお知らせする「おひさまファンド」への投資をおすすめします。

おひさまエネルギーファンドのJPG


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    ”あなたのお金が社会を変える”
    地球温暖化を防止するお金の使い方
自然エネルギー事業投資セミナー〜 in 東京・名古屋
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今年1月にNHKの特集でも取り上げられた長野県飯田市での市民の出資で自然エネルギー事業を進める「おひさまファンド」の挑戦を、昨今の温暖化問題の解決策を解説しつつご紹介します。 

温暖化防止に向けてあなたができることを、更に発見していただく場になればうれしいです!

◇日時:
1)名古屋 :5月17日(土)14:00〜
16:00(13:30開場)
 →名古屋会場:名古屋国際センター第1研修室
 (名古屋市中村区那古野一丁目47番1号/
 地下鉄桜通線「国際センター」駅直結、名古屋駅から東へ徒歩7分)
  
2)東京:5月18日(日)14:00〜16:00
(13:30開場)
3)東京:6月21日(土)14:00〜16:00
(13:30開場)
 →東京会場:カタログハウス本社セミナーホール
  (東京都渋谷区代々木2−12−2/新宿駅南口徒歩10分)
  
◇プログラム:
1. 地球温暖化防止と自然エネルギー〜欧州の先進事例から日本に=
 "「自然エネルギー」の第一人者" 飯田 哲也
 (NPO法人 環境エネルギー政策研究所 所長)

2.南信州からの挑戦 〜市民のお金で太陽光発電事業を〜
  "NHKで特集されました!"   原 亮弘
 (おひさま進歩エネルギー株式会社 社長)

3.「温暖化防止おひさまファンド」の事業及び出資説明
※名古屋会場では、名古屋発のコミュニティ・ユース・バンクmomo代表理事の木村真樹さんにもご登場いただく予定です。


◇参加費:無料
◇定員:名古屋会場50名、東京会場60名(先着順)

◇主催:おひさまエネルギーファンド株式会社
◇共催:NPO法人環境エネルギー政策研究所
◇協力:コミュニティ・ユース・バンクmomo

◇お申込方法:
下記の連絡先に、電話、ファックス、ウェブサイト受付フォームからお申し込みください。
おひさまエネルギーファンド株式会社
 TEL: 03-5318-3338
 FAX: 03-3319-0330
 info@ohisama-fund.jp
お申込フォーム
※このセミナーでは、現在募集中の「おひさまファンド」の出資説明も行われますが、出資にご関心が無い方も、テーマに興味がある方は、どなたでもご参加いただけます。
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●"あなたのお金が温暖化を防ぐ"
温暖化防止おひさまファンド」募集中
 
温暖化防止おひさまファンドブログ
市民の意思ある資金で行う温暖化防止事業をの様子をお伝えします。

●参加者募集中!
「地球温暖化を防止するお金の使い方〜自然エネルギー投資セミナー〜」
・5/17(土)14:00~名古屋国際センター
・5/18(日)14:00~カタログハウスセミナーホール(新宿)
・6/21(土)14:00~カタログハウスセミナーホール(新宿)
http://www.ohisama-fund.jp/event_080517.html

●おひさまファンド×クリック募金実施中!
1クリックでおひさまファンドに、クリック募金事務局が1円出資、"37グラムの二酸化炭素(CO2)削減"につながります!
クリック募金のサイト
キャンペーンページ

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2008/05/10

デニス・カイン、劣化ウランの真実を語る

飛行機のキャンセルで迂回を余儀なくされ、48時間かけて来日したデニス・カインは、くたくたの体を休める暇もなく、東京学院で行われた最初の講演会に臨みました。どんなに疲れているのだろう、と心配でしたが、話し始めるとどこからかエネルギーが湧いてくるようで、予定の2時間半はあっという間に過ぎてしまいました。参加者は70名弱、スタッフをいれて80人ぐらいでしょうか。会場の教室は満席でした。

デニス・カインのJPG



彼は「自分がいま生きているのが不思議だ、イラクで自分と同じ被曝をした仲間たちの多くはもう逝ってしまった」と語り始めました。彼の不屈の精神と優しさは多くの仲間を失ってきたことからきているのかもしれません。

デニスは医者になりたくて軍隊に入ります。衛生兵として訓練を受け、1991年湾岸戦争に従軍し、45日間のイラク南部空爆(このときに340トンの劣化ウラン弾を米軍はイラク南部とクウェート国境付近にバラまいた)の後、イラクに進軍します。その大地、空気、見るもの、触れるものすべてが放射能汚染されている中を。

彼らが通った道は後に「死のハイウェイ」と呼ばれるようになるクウェートからバグダッドに向かう国道で、デニスは見てはならないものをそこで見ます。人体が半分溶けているのに、ブーツだけが残っているような異様な死体。通常兵器ではあり得ない、何かまったく新しい兵器が使われたことを数えきれない死体から知ります。原爆投下のあと黒こげの炭化してしまった死体の写真を観たことがありますが、それと同じような死体、そしてそれとも違う何かとも形容できない死体。その正体が、この湾岸戦争で初めて使われた劣化ウランだったのです(白リン弾も使われたのではないか、という人もいます)。

デニスは衛生兵としての任務をしながらその数々の死体を写真に納めました。決して報道では観ることのできない写真です。現在は、それらを見せながら劣化ウランの恐ろしさと違法性を訴えています。その彼が米軍の高貴な任務を信じていたのは最初の5、6年で、あとは疑問を持ち、やがては反戦運動に身を投じながら、米軍を2003年に除隊します。

講演会場の東京学院の JPG



わたしがカリフォルニアのパロアルトで彼に初めて出会ったのは、彼が除隊する直前でした。そのときにあげたわたしの名刺をまだ持っていて、成田空港で再会したときに見せてくれたので驚きました。デニス・カインはいつかわたしと再会したいと思い、大事にもっていた、と話してくれました。

わたしは2004年の大統領選の民主党予備選挙に立候補していたデニス・クシニッチ(同じデニスですが、こちらはオハイオ州選出の下院議員)を取材し、かつ応援するために、クシニッチを追ってカリフォルニア各地を回っていたのです。そのときクシニッチの演説する会場で、「アメリカ兵士が劣化ウランで健康を蝕まれ死んでいる。このことに米国政府は対処すべき」と発言したのが、デニス・カインでした。

クシニッチはこの訴えに耳を傾け、のちに劣化ウランに反対している著名な軍人のダグ・ロッキーを招いて、共同記者会見を米国議会でしています。ここでもクシニッチの誠実さをみました。彼のような人が米国大統領にならないことが残念でなりません。

あれから5年、多くのデニス・カインの仲間は病に倒れ、何の治療も受けずに死んでいきました。軍は劣化ウランとの関係を否定したまま。そんな中、彼は劣化ウラン被害者の救済(自分自身を含む)に奔走し、劣化ウランによる体内被曝の恐ろしさを1人でも多くの人に知ってもらうために国内外で講演活動を行っています。

そんなわけでデニス・カインは放射能の直接被曝(体外被曝とも言う)と体内被曝を経験した広島・長崎のヒバクシャたちにも大きな関心を寄せています。そして劣化ウラン兵器を含む全ての核兵器の廃絶を目指して活動を続けています。その姿勢に共感した日本の反核医師の会が今回の彼の招聘をサポートしてくれています。

今回一緒に来日したレベッカさんとはそんな活動の中で知り合いました。彼女はポリティカル・オーガナイザー(政治的な集会などを組織する人)をする中でデニス・カインに出会い、共感し、やがてパートナーとなります。健康食品店で働くパートナーを得たことが、デニス・カインの健康回復に大きく寄与しているのかもしれません。

講演会場の東京学院の JPG

レベッカ|デニス|ゆみ


デニス・カインは今日から約一ヶ月、関西、四国を中心に日本各地を講演しています。詳細は愛媛反核医師の会の曽根さんにお問合せ下さい。

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2008/05/09

デニス・カインがやってきた

今、成田空港にデニス・カインを迎えに行く車中でこれを書いています。昨日到着の予定が彼の搭乗予定の飛行機がキャンセルになり、彼は一日遅れて日本入り。海外から講演者を招聘してのイベント(わたしは、頻繁にそういうのをやりますが)は、本人の顔を見るまでドキドキします。

本当は我が家に一日泊まって、おいしいオーガニックの食事(今は旬のタケノコ、セリ、ウド、絹鞘などが美味しいです)を食べてもらおうと張り切って準備をしていたのですが、今日は空港から講演会場の東京学院(水道橋西口、徒歩2分)へ直行します。

森住卓さんの本の JPG

森住卓さんや豊田さんなど劣化ウランを追ってきたフォトジャーナリストたちも駆けつけてくれるとのこと。心強い限りです。

劣化ウランは静かな原爆です。原爆のように目に見える破壊力はありませんが、呼吸などで体内に取り込まれると(これを体内被曝といいます)と体の中でアルファー線を出し続け、細胞を傷つけます。細胞分裂の盛んな胎児や幼児にとっては恐ろしいことで、イラクでは幼い子どもたちがガンや白血病で次々といのちを落としています。

劣化ウランそのものは確かに天然ウランより放射能が弱いのですが、一度弾丸や兵器として使われ、酸化ウランの微粒子になると、恐ろしく厄介です。酸化ウランの微粒子は人間の細胞よりもずっと小さく、空気中に浮遊して広範囲に拡散します。たとえばバクダッドで使用された劣化ウランは、たった9日間でイギリスで検出(通常の4倍)されました。大気の流れはイギリスで止まることはないので、今や全世界にその微粒子は拡散していると考えたほうがいいのです(当然、日本にも届いているはず)。また酸化ウランになると不溶性(水に溶けない)に変化するので、体内に入り込んだらなかなか出て来ないで、ずっとそこで放射線を出し続けて周辺の細胞を傷つけます。

しかも劣化ウランは原子力発電所に必要な濃縮ウランを製造した「残りカス」ですから、原発を動かし続ける限り無限に生み出され、「ゴミ(廃棄物)」なのでただ同然で入手でき、その上、「劣化ウラン弾」の破壊力は抜群ときています。兵器産業がこの悪魔の兵器をそう簡単に手放すとは思えません(威力があるし、ぼろ儲けができる)。だからこそ、心ある市民が国境を越えてネットワークをつくり、より幼いもののいのちから順に奪っていく劣化ウラン兵器の非人道性を広く知らせて、使用禁止にしていくしかありません。

一人一人の力がここでも試されます。

「劣化ウランは放射能が自然界より弱いのだから安全なのだ」という人たち(政府や業界関係者は、このようにいいます)にだまされないようにしましょう。それでは今晩6時半、東京学院でお会いしましょう!

原爆といえば、今年まで封印されていた広島の原爆投下直後の写真が公開されました。ぜひパートナーの森田玄のブログをご覧下さい(かなりショッキングな写真なので覚悟をしてから観てください。I am sorry, please forgive me, Thank you, I love youと言ってから観ましょう。繰り返さないためにも・・・といってもホ・オポノポノを知らない人には、何のことだか意味不明ですね!)。

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2008/05/06

9条世界会議はスタートライン

9条世界会議は大盛況のJPG

9条世界会議、大盛況、大成功でしたね。市民の力で本当によくここまでやった、と思います。

でも現実をしっかりみましょう。わたしたちが9条世界会議の成功を喜んでいる間も、世界各地で戦争は続き、人々は殺され続け、そして我が国の自衛隊(航空自衛隊)は相変わらずイラクにいきっぱなしで米兵と武器を空輸しているのです。

9条はまだ生きているけれど、まだ生かしきれていません。
9条を本当に現実にするのは、これからです。
そして、それには私たち一人一人の不断の努力がいるのです。

昨日の9条シネマのコーナーも本当にたくさんの人に来ていただいて、200人の会場に立ち見がきっしり。最後には前の方にきて地べたにみんな座ってもらい(こういうことは、2006年の「911真相究明国際会議」のときもありましたね)、すごい熱気の中で『テロリスとは誰?』を観ていただきました。

会場の JPG



おかげさまで持っていった『テロリスとは誰?』のDVDや本は完売で、多くの人がわたしの名刺を持ってかえって、あとから注文する、ということになりました。サイン会も殺到しました。こんな過酷な戦争映画にサインをするというのも、なんかなあ・・(もう少し温かくて、やさしくて、麗しい作品を手がけたいものです)。でも、ま、いっか。

サインをするの JPG



あの映画を日本中の人が観たら(わたしは与党の議員にこそ、観てほしいのですよね)、アメリカの戦争や外交政策に協力することに賛成する人はほとんどいなくなるという確信が、わたしにはあります。だから右も左も関係なく、あの映画を日本中通津浦々に広げたいのです。

そこで、今図書館に寄贈大作戦を始めましたが、図書館に勤務している方から、アドバイスをいただきました。今全国の図書館ではビデオは受け付けていないところが多く、寄贈されても捨てられてしまう可能性があるので、確かめてから寄贈したほうがいい、ということです。

となると、一般の図書館より、卒業した母校の図書館とかに持参したほうが確実かもしれませんね(高校以上じゃないとちょっと難しいかも)。これまでご応募下さった方も、ぜひ図書館に確認してからわたしたちの作品を寄贈していただけるとうれしいです。ありがとうございます。

9条世界会議に来ていた森田ゆりさんが、せっかく関東まできたので、そのまま我が家に寄って、ゆっくり泊まっていきました。いろいろなお話がゆっくりできて本当に有意義でした。

ゆりさんは、わたしと玄さんがこの一年ぐらい実践しているホ・オポノポノに、ずいぶん興味をもってくれました。社会的な活動をして、忙しい人こそ、ホ・オポノポノを知っているとすごくいいと思います(燃え尽きないためにも)。

ゴールデンウィークも終わって、あさってはデニス・カインを空港で出迎えます。いよいよ、彼の全国行脚が始まります。まずは5月9日の東京を皮切りに、日本全国で講演します。お近くの講演会へぜひ。日程、開催都市、主催者
名の順です。
 
 5月9日(金)東京 GPC(きくちゆみ)、たんぽぽ舎 6時半/東京学院にて
 5月10日(土)大阪 保団連近畿ブロック、反核医師の会
 5月11日(日)奈良 反核医師の会
 5月13、14日(火)徳島・高知保険医協会、民医連
 5月15日(木)高松 反核医師の会、保険医協会
 5月16日(金)にいはま 9条の会
 5月17日(土)松山(午後)愛媛反核医師の会・9条守る愛媛県民の会、  
         今治(18時半〜)9条の会
 5月18日(日)広島 保険医協会
 5月19日(月)京都 佛教大学学生サークル ピースアクション
 5月24日(土)和歌山 反核医師の会
 
  ◇◇◆5/9「俺は劣化ウランを見てしまった」◆◇◇
      −デニス・カイン東京講演・演奏会−
 日 時:5月9日(金)18:30〜21:15 終了後、懇談会(別途)あり
 会 場:東京学院会議室(TEL 03-3261-0017)
    JR水道橋駅西口下車2分
 資料代:1000円
 出店ブース歓迎・出店料(机-180センチ-の半分)500円(乞う連絡)
 
 主 催:グローバルピースキャンペーン、たんぽぽ舎
 共 催:東京反核医師の会
 協 力:劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク
    TEL 03-3238-0056(午前中)

連絡先:きくち ゆみ(04-7097-1011)、たんぽぽ舎・柳田(090-6029-5511)

※デニス・カイン(湾岸戦争より帰還した元アメリカ兵・ロック歌手)
 デニスは、米軍空挺部隊の衛生士官として1991年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に
 従軍。劣化ウランの威力と恐ろしさを目撃し写真に収めた。ウランが人間の体を
 長期にわたり蝕んでゆく怖さを被害者として経験し証言する。

 彼のことばから——
 「軍隊でわれわれは民主主義を守ることを教えられるが、行うのではない。
 民主主義では戦争に勝てないから、力で勝つのだ。
 想像してみたまえ「人の命」を奪うことを!
 俺たちみんな殺したかったから殺したのではなく、
 殺せと言われたから殺したのだ。
 誰が「人の命」を奪うことを支持するだろうか?
 それならそんな無理強いに従うのはやめよう!
 最後に弔いの国旗に包まれるのは市民なのだ」———デニス・カイン




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