2007/09/30

広島の朝の祈り

9月30日の朝、疲れが極限に達したお陰でぐっすり眠って、5時半に目が覚めました。わたしはホテルを出て、まだ薄暗い平和記念公園に散歩に行きました。昨日は忙しくて見る時間がなかったので、ひとりでゆっくりと慰霊碑の数々をまわり、祈りを捧げました。

今日はあの東海村で臨界事故があった日でもあります。原子力の平和利用であっても日々「被曝者」を生み出していることに想いを馳せながら。

この二日間に広島で起きたことは、まるで奇跡のようです。広島の一期一会の会のお陰で、一番いい形でグローバルアライアンスのみなさんを迎えられたと思います。こころからありがとう。被曝者の宇根利枝さん、ありがとう。利枝さんの話しをきいているときに、強い平和の戦士たちの涙をたくさん見ました。わたしもたくさん泣きました。

89歳の利枝さんの名刺には「日本善行会」と書いてあります。彼女は、あのとき水をあげたくてもあげられなかった(放射能の毒のはいった水をあげると、人々は即死してしまうから)ことを悔やんでも悔やみきれず、「ごめんなさい」といいながら、慰霊碑への献水を続けられています。

来年の平和省地球会議の開催国になったオーストラリアの平和省運動の代表であるビアンカ・ペースさんの言葉をふと思い出しました。「平和とは何でしょう?平和とはGood Will(善意)の石を池に投げるようなものです。そこから生まれる波紋が平和です」と。

利枝さんはすでに平和の波紋を広げており、私たちが目指している平和の文化の体現者そのものです。地獄の底から立ち上がった人の、本当の美しさ、優しさ、広い心に触れて、誰もが癒されていました。

世界の仲間たちに広島に来てもらって、本当によかった。

ほとんどの慰霊碑のまわりでは、すべてのスピリットは光になっていて明るい、清々しさを感じたのですが、1カ所だけまだ悲しみに満ちているものがありました。それは原爆で亡くなった韓国人や朝鮮人の慰霊碑でした。もしかしたら、この慰霊碑にはまだ十分な祈りが届いていないのかもしれません。気のせいかもしれませんが、ライフエネルギーテスト(筋肉反応を使って、気を読む方法)でも、同じ回答をもらいました。

許しと和解と癒し。まだまだ私たち人類には、そして、私自身にも課題が山ほどあります。

今はただ広島のやさしい人々に、どうもありがとう、といいたいです。
これから長崎です。

平和省地球会議の写真と映像がハーモニクスライフギャラリーでご覧になれます。

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2007/09/29

広島にみんなと一緒に来られてよかった!

平和省地球会議のオプショナルツアーも後半に入りました。広島までは海外から26名の人が参加しています。

今日9月29日、広島での日程を無事終え、明日は長崎へ出発です。今日で帰路に着いたのは、フィリピンのお二人。明日帰るのはルーマニアのコリナ、カナダのソウルとペニー、セネガルのアマドゥ、ウガンダのオット、アメリカのジュリアとアーロンです。だんだん淋しくなりますが、移動は楽になります。

広島のイベントは、昨晩、被爆者の宇根利枝さんの話しを聞き、ほとんどのみんなが彼女の心からの「許し」と「平和への熱い想い」に癒され、泣いていました。この会を持てたことだけでも、今回の会議を日本でやった意味があると、いろいろな方から感謝されました。

今朝は平和公園や原爆資料館を見学しました。それぞれの場で、たくさんの祈りが捧げられていたことを、アメリカ人の参加者から教えてもらいました。彼女はある場所で号泣してしまったので、ひとりの時間が必要だった、と話してくれました。

この時間は自由時間だったので、わたしと井出さんは東京で参加できなかった非暴力コミュニケーション(NVC)ワークショップにひとりの参加者として参加しました。NVCの参加者は60名もいて、ものすごい関心の高さです。

NVC参加者には英語を話せる人も多くて、これからの日本のNVCチームは充実するでしょう。たった2時間では、NVCではどんなことが可能か、ということをかいま見ただけですが、夫婦のチャンネル争いの事例や自分のやりたいこととやるべきことの葛藤などについてワークは目からウロコでした。子どもを育てるときに、ご褒美と罰を使わない、とういのも大きな学びでした。

「今度約束破ったら、本当に怒るわよ」、とかしょっちゅう子どもに言っています。これって、脅しです。こどもという自分より小さな、弱い存在に対してこそ、NVCを使わなくては、と思い直しました。しかし、実際の日常生活では毎日声を荒げている自分がいます。

多くの人が涙をうかべて、Miki Kashtanさんの話しを聴いていました。NVCが自然にできるようになるまで、練習していきたいです。自分の町でもNVCのグループを立ち上げて、練習する機会をつくっていきたいな、と思いました。(東京のNVCに参加した鴨川の近所の友だちと一緒にやりたい)

午後は「世界のピースメイカーとのお話し会」があり、秋葉市長もすばらしい英語のスピーチをされました。広島を観たあとのグローバルアライアンスの人の話は、前にも増して、腹の底からの決意のようなものが伝わってきて、鳥肌がたつほどの感動をしました。若い人も多く参加していたので、早速アーロンさんとジュリアさんが連絡先を交換していました。来年オーストラリアで行われる第4回平和省地球会議までには、もしかして日本のユースチームもできているかもしれませんね。

夜の交流会は、広島の母たちの手料理を堪能しました。海外の参加者の会費はなんと、広島の一期一会の会からのご招待(無料参加)となりました。シンポジウムだけでなく、お食事交流会までカンパだけでまかなう、という広島の人たちの決意にも感激しました。グローバルアライアンスの人たちのほとんどはカンパを奮発していました。

広島のお母さんたちの手料理はこの旅が始まって以来、一番美味しかったです。
こういう家庭の手料理が食べたかったので、本当にありがたかった。

ご飯は玄米、五穀米、炊き込みご飯などいろいろな種類があり、おかずは野菜中心で、オーガニックの食材や無添加の調味料で調理されていました。広島の「エプロンチーム」に感謝です。

次にネットが使えるのは、明日、長崎の予定が終わった夜かな?わかりません。明日は移動の後に、次々とイベントがあり、一番ハードです。みんな、疲れがたまってきているから、ちょっとだけ心配。深呼吸をして、乗り切ります。

明日は8時半出発です。
寝不足が続いているので、今日こそはしっかり眠っておきます。
おやすみなさい。

あと、今日は来ることができませんでしたが、「広島を第三世界の人に観てもらおう」と最初に提案してくれた池辺さんにも感謝します。最終的に、海外から26名を広島までお連れできました。広島の平和記念公園を観たこと、そして広島の人々からの暖かいおもてなしを受けたことは、海外からの参加者にとって忘れられない体験になったでしょう。

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2007/09/28

平和省地球会議、本会議日程無事終了ー 京都交流会

9月21日に開幕した第3回平和省地球会議は9月25日まで木更津のアカデミアパークで開催され、21カ国50名の参加で活発な創造的対話が行われました。新しい組織(既存の組織ではなく、それぞれの情熱と責任に基づく組織)が生まれつつあります。

オーストラリアMFPの JPG

今回の会議で特筆すべきは、まず、イスラエルとパレスチナ、インドとパキスタン、そしてフィリピンの中で対立する者同士がこの会議に参加し、共に平和省創設をめざして手をつなぎ、歩み始めた、ということ。そして、紛争が今もたえないアフリカで、ウガンダ、南アフリカ、ルワンダ、セネガルのイニシアティブで、アフリカ・ピースアライアンス(平和連合)が誕生したことです。また、来年2008年の開催国にはオーストラリアが、2009年の開催国にコスタリカが選ばれました。

9月26日には、昼間、22名で参議院議員会館を訪れ、国会議員向けのブリーフィングを行い、次回のオーストラリアの地球会議ではユースのグローバルアライアンスの会議をもっと充実させたい、ということが確認され、それぞれの平和省創設運動を担う国々で、ユースの担い手を育てていくことが期待されています。日本はまだユース(年齢的には30歳ぐらいまで)が少なく、これからです。国際関係や平和学を学んでいる日本中の学生さんたちに、米国やカナダなどの先進事例が学び、日本でもユースの活動を創っていってほしいな(そのためのできるサポートはします)、と思いました。

その先駆けとなるようなことが、昨夜、京都の交流会で起こりました。立命館大学の藤岡先生が中心になってくれたお陰で、立命館大学の平和学や国際関係論を学ぶ学生さんが20名ぐらい参加してくれました。平和省ということについては、まだほとんど知らない人ばかりでしたが、みなさん英語も堪能で、自分の考えや疑問点を英語できちんと話してくれて、うれしかったです。この中から、もしかしたらユースの運動を日本でつくれる人が生まれるかもしれません。

最後は全員が総立ちになって、平和省地球会議で練習してきた歌をみんなで歌いました。こんな歌詞です。
How could anyone ever tell you that you are anything less than beautiful?
How could anyone ever tell you that you are less than whole?
How could anyone fail to notice that your loving is a miracle?
How deeply you are connected to my soul.

いつか録音して、ここのもアップしたいと思っています。

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2007/09/27

『9.11事件は謀略か』 立花隆さんが書評

9・11事件は謀略かの JPG

長崎大学の戸田清さんと一緒に翻訳したディビッド・レイ・グリフィンの『9.11事件は謀略か』(原題:New Pearl Harbor)は、分厚くて高くて、なかなか売れないだろうな、と思っていたのですが、結構売れているみたいです。

9月27日に週刊文春で立花隆が1頁ほど書評を書いてくれました。テロ特措法のことでゆれている今、日本の国会議員全員がこの本に書かれていることを知るのは、とても大切です。あなたの地域から選出されている国会議員に、ぜひこの本を読むようにお伝えください。もし、911事件が報道されているようなテロ事件とは違う場合、テロ特措法を延長して、アメリカの対テロ戦争を支援することはまったく意味がありません。今は、テロ特措法を延長する前に911事件が何だったのか、もう一度検証するときです。

さて、平和省地球会議は、昨日、本会議と東京シンポジウムを終えて、公式日程を終了しました。半数の人は、今日帰路に着きます。国会議員へのブリーフィングもでき、昨日は有意義でした。

わたしは今日から約30名を連れて、京都、広島、長崎、沖縄を訪問します。
私たちの足跡から、平和の芽が出て、花が咲きますように。種はまかれました。

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2007/09/24

平和省地球会議三日目と東京シンポジウム

いよいよ3日目です。平和省地球会議は、第2回のカナダのときからの習慣で、いつも歌で始まります。これまでアメリカ、コスタリカ、セネガル、日本の歌を学び、躍りました。(日本の歌は「ふるさと」)

今日はいよいよグローバルアライアンスのワーキンググループ(役割分担)です。6つのグループにわかれて、それぞれが丸一日かけて話し合いました。

JUMP JPG

交流パーティーの一コマ。JUMPのメンバーにプレゼントをするオーストラリアのビア ...


1 グローバルアライアンスの役割(機能)について:コミュニケーションを促進すること
2 戦略プランと予算
3 コミュニケ(声明文/宣言文)の作成
4 内部へ、対外への情報伝達(HP、ニュースレターなど)
5 次のサミット:ホスト国はオーストラリアに決定
6 東京シンポジウムの内容の決定

JUMP JPG

プレゼントをもらって喜ぶみさこさん


ーーーーーーーーーーー
そして、第3回平和省地球会議の成果を発表するのが、東京シンポジウムです。
2007年9月26日(水) 午後6時半開場、7時開演、9時半終演予定。
国立オリンピックセンター青少年総合センター カルチャー棟小ホール
入場料:千円

参加したい方は、
tokyo@ministryofpeace.jp
FAX: 0479-62-1327
へ、お名前と連絡先を送って、お申込みください。

「平和省」に興味をもってくださった方、ぜひ東京のオリンピックセンターでお会いしましょう。東京から遠い方は、27日に京都の立命館大学の国際平和ミュージアムで、あるいは29日に広島の国際平和会議場で、30日に長崎で、あるいは10月2日に沖縄で、お会いしましょう。

詳細は平和省プロジェクトのHPをご覧ください。

夜は忙しいという方は、昼間に行われる記者会見にいらしてくださってもいいです(国会議員と記者向けのブリーフィングです)。9月26日(水)午後12時半から1時間、参議院議員会館の第1会議室で行います。独立系メディアの方も大歓迎です。

JUMP JPG

詩を読むパレスチナのゾグビ・ゾグビさん


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2007/09/23

♪ 平和省地球会議二日目 ♪ - 57秒 - 892 KB

PodCast GIF

今日は5つの分科会に別れてトレーニングをしました。わたしは午前中は、インドのガンジーの教えに基づく「非暴力を政治的に制度化する」というテーマのトレーニング (講師はDr. Suman Khanna Aggarwal/Shanti Sahyog-Gandhianというガンジーの教えを広めるインドのNGO)、午後は、平和省創設運動の戦略(ロビイング、メディア、資金集め、組織作り)を学ぶアメリカのピースアライアンスのトレーニングを受けました。

Dr Aggarwa  JPG



毎分200万ドルが軍事費に使われている一方、非暴力の教育やトレーニングには1ドルも使われていないという現実。これでは非暴力の社会が実現できるはずがありません。

紛争とは何か。それは「意見の違い」のこと。意見の違いはあたりまえで、どこにでもある。あらゆるレベルの人間関係の中に紛争がある。1人の人間の中に紛争(矛盾)もある。

紛争は問題ではない。紛争があるのは自然なこと。紛争自体は中立、良い悪いはない。どのように紛争を解決するかが問題。暴力を使うかどうかどうかが、分かれ目。

どうして非暴力を選ぶのか?
ガンジー:それは人間の本質だから。人間の本質は相反するもの両方を含む、たとえば愛と憎しみ、暴力と非暴力。人間の生きる意味はより良い人間になること、低い本質をより高い本質にすること

人間は生きるのに愛が必要です。赤ちゃんでも老人でも。それでは愛の基本は何?それは信頼。信頼がなければ、愛はない。軍事的「抑止力」とは不信に基づく(愛はない)。ガンジーの非暴力では他人の弱点を利用しない。逆にいうと、暴力とは他人の弱点を攻撃すること。

政治の中でも4つの「C」を実戦すること。
connecting つながること
communicate コミュニケートすること
celebration 祝福すること
compassion 慈愛

イギリスからの独立を勝ち取った「塩の行進」とは、実際に何をしたのか?非暴力とは?
1、不正義を明らかにする(見えるようにする)
2、慎重に不正義の象徴を選ぶ。インドでは「塩」。インド人が塩を作れないということは、生存にかかわること。
3、1回に一つのテーマにすること。フォーカスする。
4、サティアグラハを実行する場を慎重に選ぶ。塩の行進では、海に向かって歩くことは合法、塩をつくることは違法だったので、海に向かって行進した。
5、肯定的で積極的であること
6、絶好のタイミングを選ぶ
7、真実を貫き、敵をつくらない。愛に基づく行動
8、なにがあっても暴力は使わない。死んでもいいほどの覚悟、しかし決して殺さない
9、秘密をもたない、地下活動はしない。すべてをオープン。
10、間違っている、と伝えるが、愛をもって、愛するが故に伝えること。
11、自己鍛錬。

ガンジーの「塩の行進」は26日で4500万人をひとつにしました。その成功の秘訣はなんでしょうか?真実を追究し続ける、実戦するということは、何でしょうか?まだまだ沢山、学ぶことがありますね。
ーーーーーーーーーーーー
午後は、平和省創設運動の戦略(ロビイング、メディア、資金集め、組織作り)を学びました。アメリカのピースアライアンスのトレーニングで、これはわたしと今村和宏さん、石塚ともさんと3人で受けました。わたしはこの間、第三世界の人々のホームステイのことや旅の手配などで、出たり入ったりであまり集中できなかったので、全体の報告はお二人のを待ちたいです。

トレーニングの後半で、それぞれの活動(わたしの場合は「平和省プロジェクト」)について、60秒のラジオのスポット広告をつくる、という課題をいただきました。60秒で平和省プロジェクトをアピールするものを書いてみました。これは、あとでピースアライアンスのHP上にアップされる予定です。この広告は55秒でした。
ーーーー
「平和省プロジェクト」は日本政府に平和省をつくり、日本国憲法の精神である平和の文化を広めるために活動をしている市民グループです。平和省とは身近な争いから国際紛争までを非暴力で解決することを提案し、推進する政府機関です。

世界のほとんどの国に防衛省や国防省はありますが、武力で紛争を根本的に解決することは困難です。平和省とは紛争が武力闘争になる前に介入し、戦争を未然に防ぎます。そのために必要な非暴力のトレーニングを提供し、平和構築の専門家を育てます。

ネパールやソロモンアイランドにはすでに平和省があります。ぜひ日本にも平和省をつくり、憲法9条の「平和の文化」を現実のものにしましょう。ホームページはministryofpeace.jp

あなたと共に、日本にも平和省を。

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2007/09/22

平和省地球会議第一日目の報告 (メモ)

Updated GIFフィリッピンのビデオを加えました。

以下は、いつものとおり自分用に書いたメモですが、少しでも様子がわかれば、と思いブログにアップします。
ーーーーーー
第3回平和省地球会議、アカデミアパーク201号室、午前9:00開始

<自己紹介>
コスタリカ副大統領の手紙
デニスクシニッチのメッセージ
ビザが降りずに参加できなかったイラクのMohamad Habeebの手紙

エクササイズ:あなたの国の平和省創設キャンペーンはどこ?(すべての国から1人ずつが並んで以下の質問に答えて、並び直すエクササイズ)
1、始まったばかり?(より右側)もう平和省ができている(より左側)?
2、資金や資源にめぐまれているか?十分、まったく不十分?
3、人にめぐまれている? 何百人もいる?5人以下?
4、楽しい?エンジョイしている?
5、平和省の展望は?楽観的(平和省ができそうか)、悲観的か?

国別報告(各国5分ずつ、Q&A3分)

CarlosさんのJPG

1、ブラジル:Carlos Alrbert Emediatoさんの報告。(メモ取り忘れ)

SaulさんのJPG

2、カナダ:Saul Arbessさんの報告。3年かかって29人の国会議員が平和省に賛同するようになった。つながりのマジック(魔法)にいつも気付いていること。誰かどうつながっているかわからないものですから。12支部がある。
コメント*偶然はない。共時性

Vasudeva and AggarwalさんのJPG

3、インド:N. Pillai VasudevanさんとSuman Aggarwalさんの報告:ラダクリシュナンがリードする「インド平和省イニシャティブ」が平和省創設運動をリード。ガンジーの教えに法る。インド:飢餓と暴力のないインドのイニシアティブが7ヶ月前にはじまる。違う宗教グループが参加している。非暴力省アカデミーの創設。Non Violent Defenceが必要。非暴力の防衛。

GershonさんのJPG

4、イスラエル:Gershon Baskinさんの報告。パレスチナと一緒にやっている。11月末にワシントンでサミットがある。イスラエルとパレスチナの両政府に平和省を設立するように働きかけている。パレスチナ—イスラエルの平和関連140のNGOの連合体をつくった。
peacengo.org
ーーーー
<ファシリテーターからの質問>
 1、自分のキャンペーンのために学んだこと、自分たちのキャンペーンに役立てられること
 2、自分たちが助けてあげられるもの
 3、その他、何でも感じたことは?
ーーーーーーー
コーヒーブレイク
ーーーーーーー
5、フィリピン:DVDのプレゼンテーション(20分):ミンダナオの和平プロセスから学ぶ



Balay MIndanaoというコミュニティーベースのNGOが政府と反政府グループの間に入って調停者の役割をする。地元のニーズを満たすことで、地域からの平和を達成する。長い間の地域紛争が収まりつつある。コミュニティーの様々な声を聞き、それぞれのニーズ(教育、衛生、食料、水、農地、道路、などなど)を満たすことが重要。平和と発展、この両者がミンダナオには必要。フィリピンでは現在、6つの和平プロセスが進行中。

ManishさんのJPG

6、ネパール:Manish Thapa. カナダのときはDepartment of Peace(平和局)しかなかったのが、今年、平和・復興省ができた。
Q:どうやって始めたのか?どうしてもうできたのか?
A:長い間、紛争があったので、人々はみんな平和を望んでいるから、実現するのは簡単。7つの党を説得した。もっとも闘争的で敵対的だった党に平和省のアイデアをもっていった。(Maoistと政府の闘争)
Q:女性の役割は?
A:あまり参加していない。
Q:ユースの役割、Manishさんは若いのにものすごいことを成し遂げた。どうやって?
A:ユースのグループのリーダーをやってきた。ネパールの平和省イニシアティブはユースがリードした。

ZoughbiさんのJPG

7、パレスチナ:Zoughbi Alzoughbi:やっと一歩前進したと楽観的になると思えば、状況が変わり、すぐ後退し、悲観的になる。ガザ、ウエストバンクでいま起きていること。平和省ができるには占領が終わらなくてはならない。ノルウェー政府のイニシアティブでイスラエルとパレスチナの草の根のレベルでの平和構築の動きが進んでいる。NGOの動きもあるが、挑戦の連続だ。
Q:イスラエルの報告と、今聞いた報告との違いに混乱する。
A:

CorinaさんのJPG

8、ルーマニア:Corina: ルーマニアに本拠をおく平和NGO Partirは私とKaiの2人でやっているが、グローバルアライアンスの情報センターであり、さまざまな平和構築のトレーニングを提供している。これからもその役割を続ける。年次サミットの議事録を作成し、サミットの準備のファシリテーションをしている。
Q:オンライン平和構築トレーニングとは?
A:トランセンド平和大学が運営している。ネットで参加できる。ピースジャーナリズム、平和構築、紛争解決など、いろいろなコースがある。リサーチをし情報提供もしている。リサーチに基づく最新情報は、平和構築に必要な道具。それをみんなに使ってもらえるようにしている。

<ファシリテーターからの質問>
 1、自分のキャンペーンのために学んだこと、自分たちのキャンペーンに役立てられること
 2、自分たちが助けてあげられるもの
 3、その他、何でも感じたことは?
ーーー

SophiaさんのJPG

9、ニュージーランド:Sophia La Toa/400万の人口の小さな国。UNへNGOの賛同による平和省設立を進める決議案を提出した。Minister of Disarmament/Arms Controlがすでにある。not Power over, but Power with. (英語がよく聞き取れない)7 office for peace

BianncaさんのJPG

10、オーストラリア:DVDプレゼンテーション(Imagineの音楽にのって



FrancoisAndJeanさんのJPG

11、ルワンダ:Francois(政府/議員)さんとBasabosa(NGO,市民)さんが一緒に発表。1994の大虐殺を経験。100万人以上が犠牲に。国はめちゃくちゃ。コンセッションと和解の途中。たくさんの難民、たくさんの孤児、たくさんの子どもを亡くした親たち、Restrutive Justice??の委員会がある、Not to forget, but to forgive(忘れないけど許すこと)が大事。市民社会と政府が協力して平和な社会を作ろうとしている。

AmdouさんのJPG

12、セネガル:Amdou Coly Gomisさんの報告:ユースの平和構築活動に関わって6年目。母親は南出身、原油があるので戦争がある。資源があるところは必ず資源争奪戦争になる。みんなのサポートレターがほしい。平和省のロゴを郵便切手に使いたい。政治家に影響を与えるのに国際的サポートが必要。

KarenさんのJPG

13、南アフリカ:Karen Barenshe:初参加。やっと参加できて、みんなに会えてわくわくしている。Desmond Tutuにアプローチ。KarenとJacquielineがピーススアライアンスの設立メンバー。まだはじまったばかりで、国内の平和グループにコンタクトしている。ユース運動もあり、平和教育もやっている。Peace Army、Peace Academyに興味有り。資金が必要。2009年には南アフリカでサミットをやりたい。2010?

これまでと同じ質問で小グループで意見交換。

BinnieさんのJPG

14、イタリア:Binnieさんの報告。日本の憲法9条のように、イタリアも4条がある(国際紛争の解決に武力を使わない)。5ポイントプログラムがある。若い人、子どもたちに平和構築技術を教える草の根運動をやっている。子どもの内から教えるのが大事。国際紛争に武力介入はしないように、争いにも暴力を使わないことを早いうちに教える。ノーベル平和賞のグループが平和省に興味をもっている。カラブリア地方(地中海)の政府も興味をもっている。リゴベルタ・メンチュ「平和とはxxではなくて、平和とはあなたと私のこと」

RitaさんのJPG

15、コスタリカ:Rita Marieさんの報告。平和を達成するのに大事なのは、国としてのモデルをつくること。コスタリカがそれになることをめざしている。1948年に軍隊を廃止。自分はRasur Foundationの代表をしている。その中のひとつのAdvocacyの中で、平和省創設の活動をしている。法案を出す。まず政府の声を聞いた。そして、Ministry of Justiceの中に平和構築の部署があったので、Ministry of Peace and Justiceにすることを提案。3つの部署:平和推進局、オルターナティブ紛争解決局、パブリックショー(一般向け広報局)。NGOが一緒に働く。National Commision Pro Peace(government)/Peace Academy の代わりに、Peace Armyをつくっている(ガンジーが始めたが殺された)Peace Armyで教えていること:平和を心に感じることと平和的に話すこと。Peace Army Way を学校でこどもたちに、刑務所で、警察で、タクシー運転手。

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16、アメリカ:Anne Creterさんの報告、6人。下院議会では68人(435人中)が平和省法案を共同賛同議員として提出。上院はまだ出ていない。毎年提出しなおさなくてはならない。今、みんな平和行進している。World Prayer Societyのメンバーで、UNの近くに住んでいる。UNが平和省推進決議案を出すように働きかけている。国連本部でワークショップをした。
Aronさんの報告:平和省学生アライアンスは34支部ができた。500支部つくる計画。大統領がリーダーではなくて、人々がリーダーになるように変化させたい。

Peter and OttoさんのJPG

17、ウガンダ:Peter Lukwiyaさんの報告。ウガンダ政府からの報告。Otto Odongaさん。国の予算の大半が軍事費。これを変えるには平和省が必要。全ての国に。ウガンダ議会の中に平和フォーラムを6ヶ月以内につくる予定。市民社会の中に平和運動をしているところが沢山あり、それらと協力

JamesさんのJPG

18、イギリス:James Eckhardtさんの報告。2003年に運動が始まる。法案を書くのを手伝った。20人の議員、その中に主要3大政党の議員が入っており、賛同している。平和は机や椅子のことではなく、そこに座っている人がつくる。だから教育が重要。すでに現存している省の中に平和的解決にコミットしている部署(外務省や防衛省の中など)がいくつかある。それらをつないて、統合していって平和省にしていく。

JUMP TeamのJPG

19、日本:憲法9条が変えられそうなときに、このサミットが行われている。戦争の放棄と軍隊の不保持が書かれているが、実際は世界第4位か3位の自衛隊が存在。イラクにもいって、後方支援をしている。JUMPはまだできたばかりで組織にもなっていないが、このサミットを準備する過程でチームビルディングができた。

EricさんのJPG

20、香港:Eric Wong:昨日、平和の文化のイベントが初めておこなわれた。みんなにあえてうれしい。

Jahangir PiaraさんのJPG

21、パキスタンのJahangir Piaraさんはまだ到着していない。23日到着の予定)

=========コーヒーブレイク========

Aaron Tara and ManishさんのJPG

ユースキャンペーンの報告:Aaron(米国)
学生ピースアライアンスをつくっている。今35支部ができて、5年以内に500支部を創る計画で動いている。全国会議をする予定。Peace Jamを知っているか?

Tara(カナダ):聞けなかった(事務仕事で外に出たため)

Manish(ネパール):世界中をまわって平和省のことを伝えている。カナダ、アメリカ、

Peter(ウガンダ):Nina, Children of the Earth(Nina, USA), 五井財団が去年「World Spiritual Youth Forum」で平和省の提案をしたら、すべてのユースに大歓迎された。

The Global Youth Allianceについても話している。月に一度電話会議をしている。Skypeで会議はどうか?

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セレブレーションコンサート速報

最高の音楽を聴いた喜びに浸っています。
ああ、もっとたくさんの人に聴いてほしかった。

セレブレーションコンサート、すばらしかったです。



平和省プロジェクトの立ち上げの頃からかかわってくれている池辺幸恵さんのピアノの演奏でしっとりと幕開けし、関東ひびき太鼓の子どもたち(と大人も)の迫力ある演奏に観客は釘付けになりました。

そしていよいよグローバアライアンスの登場。イラクやガーナなど、ビザがおりなくてこられなくなった人々やそのために遅れてくる人がいて、予定よりも参加者が減りましたが、今日現在20カ国50人が第3回平和省地球会議に参加してくれています。それぞれの国の代表が自分のグループのロゴをもって登壇し、アメリカのピースアライアンスの事務局長のDot Maverさんが、グローバルアライアンスを代表して、平和省設立に向けた運動の現状と展望についてスピーチをしました。彼女が「日本は平和省の精神を先取りした憲法をもっている。憲法9条はすべての国にあるべきだ」と言うと、会場から拍手がわき起こりました。

休憩時間はDays Japanの展示に多くの人が息をのみ、そして第2部の開幕。

Yaeさんの透き通る声が、魂をゆさぶります。大地にしっかり根ざした半納半歌手の歌声は、大地の底から天まで響き渡ります。彼女と飛鳥さんのコラボレーションは今回が初めてなのですが、見事な息の合い方に、鳥肌がたちました。

そして、Askaさんの卓越のヴァイオリン。なんて表情豊かで艶かしいのでしょう。彼女の歌はまるで私の心を歌っているかのようで、すっかり音楽の中に自分が入り込んでいました。



ああ、幸せ。こんな音楽を世界のピースメイカーたちと一緒に分かち合えるなんて。
ありがとう。

裏方のスタッフも素晴らしい仕事をこなしてくれました。
大変な仕事を一緒にやることを通して、チームワークが育っていきます。

第3回平和省地球会議、明日から本会議が始まります。(21日は組織会議のみ)
その結果は、9月26日の国会記者会見(12時半から参議院議員会館第1会議室)と東京シンポジウム(午後7時から、オリンピックセンター小ホール)でみなさんと分かち合いますので、どうぞお楽しみに。

続く京都は27日、午後7時から立命館大学国際平和ミュージアムにて。
広島は29日、午後1時から広島国際平和会議場。
長崎が30日、午後6時から教育文化会館大会議室
沖縄が10月2日、午後7時から琉球大学法文学部新棟215教室 午後5時開場、6時半開演
お近くの方は、またとない機会ですから、ぜひお出かけください。

詳細は、平和省プロジェクトのHPにあります。

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2007/09/18

平和省地球会議セレブレーションコンサートまであと3日

平和省地球会議セレブレーション・コンサートの JPG

世界各国で平和省の創設に尽力している人々が一同に会する「平和省地球会議」開幕まで、あと3日。9月21日の「国際平和の日」と平和省地球会議の日本開催を祝して、コンサートをやります。

今からでもメール1本で予約すれば前売りで入れます。ブース(1コーナー千円)もまだスペースあります。参加して、一緒に楽しみましょう!小学生まで無料ですから、ぜひ、お子様を連れて本物の音楽を聴きにきてください。すばらしいミュージシャンの響宴です。ヴァイオリンのAskaと歌手のYaeの初のコラボレーションもお楽しみに。

タイトルを「コンサートチケット」とし、枚数、お名前、住所、電話番号をconcert@ministryofpeace.jp
へ送ってください。詳細は、以下をお読み下さい。

きくちゆみ/平和省プロジェクト
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 ◆ 平和省地球会議 セレブレーション・コンサート♪ ◆

 今月、木更津市で開かれる「平和省地球会議」を祝してコンサートが
開催されます。
 すばらしい音楽を楽しみ、平和省創設に力を尽くす世界の人びとに直接
接するまたとないチャンスです。ふるってご参加ください。

■日時:2007年9月21日(金)18:30開演(18:00開場)21:00終演予定
■場所:かずさアカデミアパーク メインホール
    http://www.kap.co.jp/
■プログラム:
  ・池辺幸恵(ピアノソロ)
  ・関東ひびき太鼓(日本太鼓&踊り)
  ・平和省グローバル・アライアンス(セレモニー)
  ・Yae(歌)
  ・金子飛鳥(ヴァイオリン)
 プロフィールほか詳細:http://ministryofpeace.jp/activities/070921globalsummit/concert/concert.pdf
           (チラシのダウンロードも可能)

■主催:「平和省プロジェクトJUMP」&「平和省グローバル・アライアンス」
■チケット代:前売り1500円、当日2000円
       (学割500円引き、小学生以下は無料)
  チケット販売 1.木更津元気力発電所(tel:0438-25-5530)
         2.チケットぴあ(コンビニ)Pコード:553-207
  チケット予約 1.電話 047−498−4104
         2.Eメール concert@ministryofpeace.jp

転送、転載を歓迎します。

平和省基金へのご支援、ありがとうございます。やっと500万円に手が届きそうになりました。しかし、まだ第3世界の方の渡航費・滞在費を賄う800万円が足りません(この分は、メンバーみんなで借金しました)。もし、サポートできる方は、以下の口座へお願いします。どうもありがとう!
 
◆平和省基金 00260−4−132393(郵便振替)

◆ 千葉興業銀行 鴨川支店 店番号620 
    普通預金 口座番号 1047335 
    名義 平和省プロジェクトJUMP    
 ・ 一般の支持者:一口千円で何口でも
 ・「地球会議」支援者:一口1万円から

1万円以上のご寄付には、平和省プロジェクトからささやかなプレゼントを贈らせていただきます。

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。

2007/09/14

長崎放送で今日、ルースチェンジを紹介!

Loose Change GIF

長崎の人、いますかー?

本日午後5時(といって番組表をみたら、あれ、水戸黄門だなあ)すぎぐらいに、長崎放送で『911の嘘をくずせ(ルースチェンジ・セカンド・エディション)』が一部放映されます。

地方局ではありますが、昨年の名古屋の中京放送「お助けマンマミーア」に続く快挙!です。
長崎の人、観てください。そして観たら内容を教えてくださいね。

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。

2007/09/12

安倍首相辞任——テロ特措法どうなる?

安倍首相が辞任しました。何で今のタイミング?週刊現代の追っていたスキャンダル(脱税疑惑)のせい?それとも?

どうせやめるなら、参議院選挙惨敗の責任をとってやめればよかったのに。こんな風に辞めると、後味わるいでしょうね。

少なくとも、安倍首相は日本という国を代表する首相でした。それが、参院選で主権者国民から受けた「惨敗」という審判に対して責任を取って辞めるのではなくて、ブッシュ大統領との約束が果たせない、ということを理由に辞めるということは、彼が日本とアメリカとどちらに忠誠を尽くしているかが、よくわかる話です。

ともかく、これで国会運営はますます難しなり、テロ特措法の延長も難しくなるでしょう。それは、いいこと。わたしは「テロとの戦い」に最初から反対(かえってテロが増えるから)だし、911テロだってアメリカの自作自演の可能性が高いのですから。

9・11事件の省察の JPG

NO 9・11事件は謀略かの JPG

今の対テロ戦争はでっちあげだし国際法違反です。100歩譲って、もし911事件が政府や大手メディアの言う通りだったとしても、爆弾おとして、無実の人をもっと殺して、テロがなくなるわけないじゃない。

いっそのこと、イラク特措法も廃案にして、自衛隊は日本に戻ってくるべし。いつまでアメリカの嘘にだまされているのでしょうね?911事件、あれは報道されているような「テロ」なんかじゃない。少なくとも、米国政府の協力がなければ、あの事件は起こりえなかったのです。最悪の場合は、米国首脳(おそらく、チェイニー副大統領)が計画から関与していた可能性が高い事件なのです。

911事件は謀略か』と『911事件の省察』を読んで、そろそろ目をさましましょうね。

<9月11日にスーパーデラックスへいらした方へ>
あのときご覧いただいたDVDと本を、今週末9月15日、青山ウィメンズプラザのコシミズさんのイベントのほうでは必ず販売しますね。わたしは3時頃の出演。ぜひ、いらしてください。その次は9月26日にオリンピックセンターです。

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。

2007/09/08

週刊FRIDAYをご覧下さい!

FRIDAYのJPG

FRIDAYのJPG

こんな記事がでました。今週号のフライデー。

911事件から6年目を迎える今、徐々に911の真相が日本でも伝えられ始めています。9月11日には、田町のキャンパスイノベーションセンターで1時半からと、六本木のスーパーデラックスで午後7時から、911関連のお話をします。9月15日には青山のウィメンズセンターで、やはり911関連のお話をします。

911事件は、一般に報道され、みんなが信じている話(アラブ原理主義者によるテロ)とは違います。『911事件は謀略か』(The New Pearl Harbor)を一読すれば、この事件が米国政府の協力(立案から積極的に関与しているか、事件が成功するよう協力しただけかは、諸説ある)なしには、起こりえなかったことを理解するでしょう。そして『911事件の省察』を読めば、さらにその背景まで深く理解できるでしょう。

事件から6年、今日も「対テロ戦争」は続き、戦場にされた国々では無実の人がいのちを奪われ、健康と暮らしを蝕まれ続けています。そのきっかけとなった911事件の真実を、今年こそ日本でも広く伝え(マスコミ、がんばれ!)、この違法な対テロ戦争に自衛隊を参戦させていることを、一刻も早くやめさせたいと思います。

9月11日、15日に続き、9月16日は茨城県立母親大会で記念講演もします。場所は、友部高等学校。誰でも参加できる(資料代1000円)とのことなので、ぜひ会場でお会いしましょう。

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。

危ないぞ、日本ーー日米の教科書事情比較

戦争中毒の JPG

このブログとわたしのメルマガの読者だけが知っていて、日本ではニュースにならなかった痛快なこと。それはあの『戦争中毒』(Addicted to War)が今年、アメリカのサンフランシスコで高校の歴史教科書の副読本に選ばれたこと。この5年間、アメリカの学校や先生にAddicted To Warをプレゼントし続けてきたことが、ようやく結実した、と喜んだものでした。

さて、ひるがえって日本は?

慰安婦の記述は完全に教科書から消えたし、今度は沖縄戦のときの「集団自決」に日本軍の関与がなかったことに。南京大虐殺もなかった(仮に人数が少なくても、なかった、ということにはならない)とか、権力者側がみんなに知ってほしくない歴史を消そうとする動きが進んでいます。最近、本屋さんに行くと、「勇ましい」タイトルの本が平積みに。アメリカから独立するのはいいけど、軍国主義日本の復活はごめんです。

確かに、自国の残酷な歴史に直面するのはつらいものです。不愉快な人もいるでしょう。でも、だからといって、それはなかったことにはならないし、過去の過ちから学べない人、国は、また同じことを繰り返すだけです。人は誰でも過ちを犯します。でも、過ちから学んで、二度と繰り返さないようにすることができます。生きるって、そういうこと。失敗して、学び、成長する。その繰り返しじゃないかな。

なんか、今の日本って、アメリカよりも危ないかも。

平良牧師とわたしの対談を聞いて感銘を受けたという方から以下の投稿をいただきましたので、紹介します。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2007/08/blog-post_3175.html

平良牧師とゆみ JPG



初めまして。練馬区にすんでいる大城と申します。先日、友人のところで、きくちさんが辺野古の平良牧師さんとお話している録音を聞かせていただきました。

現在、私の友人が、辺野古でカヌーに乗って非暴力の行動をつづけています。こうした縁のあるのものにとっては、沖縄は『近い」のですが、現在沖縄県の全市町村で抗議の決議があがっている、下記の問題については、本土のマスコミはほとんど黙殺です。

ささやかな企画ですが、練馬でも学びの場をもち、会わせて練馬区への働きかけをするために署名運動も始めております。きくちさんのお力で、多くの方々に宣伝していただければ、幸いに存じます。突然のぶしつけなお願いで申し訳ありません。

以下、集会案内を貼付けます。

<転送歓迎>
私たち、練馬の市民有志は、歴史教科書の沖縄戦「集団自決」検定修正問題について、沖縄だけの問題ではないので、練馬からも声をあげていこうということで、区議会に検定撤回の意見書採択を求める陳情を提出し、1万人の賛同
署名を集める取り組みを行なっています。

そして、これと並行して以下の緊急集会を予定していますので、お知らせいたします。賛同署名とともに、集会へも是非ご参加ください。

なお、沖縄では、9月29日にこの問題で、5万人規模の大集会が県知事も出席して開催されることが予定されているとのことです。

☆緊急集会in練馬☆
『今、なぜ沖縄戦の事実を歪曲するのか』
<歴史教科書の「集団自決」検定修正をめぐって>

すでにご承知のことと思いますが、教科書検定によって来年度から使用される高校の歴史教科書から、沖縄戦における「集団自決」に日本軍が関与していたという記述が削除されました。この検定に対し、沖縄では沖縄県議会と県内全41市町村が削除の撤回を求める決議を採択し、島ぐるみで抗議の声があがっています。

けれども、この問題は沖縄だけの問題ではありません。未来のために、真摯に事実を学ぶべき教育の場で、沖縄戦において日本軍が住民をまもらなかったことや、多くの沖縄の人々が「自決」を強いられたことなどが、曖昧にされようとしています。

今私たちは、この検定の持つ意味とねらいを知り、現状を変えていくために何ができるかを考えたいと思います。

日時:9月11日(火)6時半開場、7時開会
会場:練馬区立勤労福祉会館 集会室(西武池袋線大泉学園駅 南口下車・3分)
講演:沖縄戦集団死・「集団自決」歪曲と県民の運動について
山口剛史さん (「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」事務局長 /琉球大学准教授)
報告:「大江・岩波『集団自決』裁判」の現状について
岡本厚さん(岩波書店)
その他:練馬沖縄県人会の方など

資料代: 300円

主催:<沖縄戦教科書検定問題を考える9.11集会>実行委員会
連絡先:柏木 Eメール:m-kashiwagi@mb.neweb.ne.jp
電話090-8311 -6678

<練馬在住の賛同人>多数(省略)
* 集会のチラシおよび練馬区議会への陳情署名用紙が必要な場合は、上記連絡先まで請求ください。

NO BASE3の JPG

P.S.
この集会の前日の9月10日には、「大江・岩波『集団自決』裁判」の、沖縄出張法廷での証人尋問が行なわれます。山口さん岡本さんもその裁判に立ち会われますので、その報告も聞ける思います。
(注)大江・岩波「集団自決」裁判とは
2005年に、沖縄戦当時、座間味島守備隊の元隊長及び渡嘉敷島守備隊長の遺族が、住民の「集団自決」は隊長命令によるものではなかったとして、「沖縄ノート」の著者である大江健三郎氏と出版社の岩波書店に対し、出版差し止めと 名誉毀損に対する謝罪を求めて裁判を起こし、現在大阪地裁で係争中である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー転載ここまで。

というわけで、練馬区近辺の方で興味のある方はぜひ、お出かけください。

わたしはこの日はダブルヘッダー(昼間は田町のキャンパスイノベーションセンター、夜は六本木のスーパーデラックス)で911関連の講演をしています。その情報は、「きくちゆみのスケジュール」にアップしますね。平和省地球会議の準備で、他のことにはなかなか手が回らない!

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。