2007/09/22

平和省地球会議第一日目の報告 (メモ)

Updated GIFフィリッピンのビデオを加えました。

以下は、いつものとおり自分用に書いたメモですが、少しでも様子がわかれば、と思いブログにアップします。
ーーーーーー
第3回平和省地球会議、アカデミアパーク201号室、午前9:00開始

<自己紹介>
コスタリカ副大統領の手紙
デニスクシニッチのメッセージ
ビザが降りずに参加できなかったイラクのMohamad Habeebの手紙

エクササイズ:あなたの国の平和省創設キャンペーンはどこ?(すべての国から1人ずつが並んで以下の質問に答えて、並び直すエクササイズ)
1、始まったばかり?(より右側)もう平和省ができている(より左側)?
2、資金や資源にめぐまれているか?十分、まったく不十分?
3、人にめぐまれている? 何百人もいる?5人以下?
4、楽しい?エンジョイしている?
5、平和省の展望は?楽観的(平和省ができそうか)、悲観的か?

国別報告(各国5分ずつ、Q&A3分)

CarlosさんのJPG

1、ブラジル:Carlos Alrbert Emediatoさんの報告。(メモ取り忘れ)

SaulさんのJPG

2、カナダ:Saul Arbessさんの報告。3年かかって29人の国会議員が平和省に賛同するようになった。つながりのマジック(魔法)にいつも気付いていること。誰かどうつながっているかわからないものですから。12支部がある。
コメント*偶然はない。共時性

Vasudeva and AggarwalさんのJPG

3、インド:N. Pillai VasudevanさんとSuman Aggarwalさんの報告:ラダクリシュナンがリードする「インド平和省イニシャティブ」が平和省創設運動をリード。ガンジーの教えに法る。インド:飢餓と暴力のないインドのイニシアティブが7ヶ月前にはじまる。違う宗教グループが参加している。非暴力省アカデミーの創設。Non Violent Defenceが必要。非暴力の防衛。

GershonさんのJPG

4、イスラエル:Gershon Baskinさんの報告。パレスチナと一緒にやっている。11月末にワシントンでサミットがある。イスラエルとパレスチナの両政府に平和省を設立するように働きかけている。パレスチナ—イスラエルの平和関連140のNGOの連合体をつくった。
peacengo.org
ーーーー
<ファシリテーターからの質問>
 1、自分のキャンペーンのために学んだこと、自分たちのキャンペーンに役立てられること
 2、自分たちが助けてあげられるもの
 3、その他、何でも感じたことは?
ーーーーーーー
コーヒーブレイク
ーーーーーーー
5、フィリピン:DVDのプレゼンテーション(20分):ミンダナオの和平プロセスから学ぶ



Balay MIndanaoというコミュニティーベースのNGOが政府と反政府グループの間に入って調停者の役割をする。地元のニーズを満たすことで、地域からの平和を達成する。長い間の地域紛争が収まりつつある。コミュニティーの様々な声を聞き、それぞれのニーズ(教育、衛生、食料、水、農地、道路、などなど)を満たすことが重要。平和と発展、この両者がミンダナオには必要。フィリピンでは現在、6つの和平プロセスが進行中。

ManishさんのJPG

6、ネパール:Manish Thapa. カナダのときはDepartment of Peace(平和局)しかなかったのが、今年、平和・復興省ができた。
Q:どうやって始めたのか?どうしてもうできたのか?
A:長い間、紛争があったので、人々はみんな平和を望んでいるから、実現するのは簡単。7つの党を説得した。もっとも闘争的で敵対的だった党に平和省のアイデアをもっていった。(Maoistと政府の闘争)
Q:女性の役割は?
A:あまり参加していない。
Q:ユースの役割、Manishさんは若いのにものすごいことを成し遂げた。どうやって?
A:ユースのグループのリーダーをやってきた。ネパールの平和省イニシアティブはユースがリードした。

ZoughbiさんのJPG

7、パレスチナ:Zoughbi Alzoughbi:やっと一歩前進したと楽観的になると思えば、状況が変わり、すぐ後退し、悲観的になる。ガザ、ウエストバンクでいま起きていること。平和省ができるには占領が終わらなくてはならない。ノルウェー政府のイニシアティブでイスラエルとパレスチナの草の根のレベルでの平和構築の動きが進んでいる。NGOの動きもあるが、挑戦の連続だ。
Q:イスラエルの報告と、今聞いた報告との違いに混乱する。
A:

CorinaさんのJPG

8、ルーマニア:Corina: ルーマニアに本拠をおく平和NGO Partirは私とKaiの2人でやっているが、グローバルアライアンスの情報センターであり、さまざまな平和構築のトレーニングを提供している。これからもその役割を続ける。年次サミットの議事録を作成し、サミットの準備のファシリテーションをしている。
Q:オンライン平和構築トレーニングとは?
A:トランセンド平和大学が運営している。ネットで参加できる。ピースジャーナリズム、平和構築、紛争解決など、いろいろなコースがある。リサーチをし情報提供もしている。リサーチに基づく最新情報は、平和構築に必要な道具。それをみんなに使ってもらえるようにしている。

<ファシリテーターからの質問>
 1、自分のキャンペーンのために学んだこと、自分たちのキャンペーンに役立てられること
 2、自分たちが助けてあげられるもの
 3、その他、何でも感じたことは?
ーーー

SophiaさんのJPG

9、ニュージーランド:Sophia La Toa/400万の人口の小さな国。UNへNGOの賛同による平和省設立を進める決議案を提出した。Minister of Disarmament/Arms Controlがすでにある。not Power over, but Power with. (英語がよく聞き取れない)7 office for peace

BianncaさんのJPG

10、オーストラリア:DVDプレゼンテーション(Imagineの音楽にのって



FrancoisAndJeanさんのJPG

11、ルワンダ:Francois(政府/議員)さんとBasabosa(NGO,市民)さんが一緒に発表。1994の大虐殺を経験。100万人以上が犠牲に。国はめちゃくちゃ。コンセッションと和解の途中。たくさんの難民、たくさんの孤児、たくさんの子どもを亡くした親たち、Restrutive Justice??の委員会がある、Not to forget, but to forgive(忘れないけど許すこと)が大事。市民社会と政府が協力して平和な社会を作ろうとしている。

AmdouさんのJPG

12、セネガル:Amdou Coly Gomisさんの報告:ユースの平和構築活動に関わって6年目。母親は南出身、原油があるので戦争がある。資源があるところは必ず資源争奪戦争になる。みんなのサポートレターがほしい。平和省のロゴを郵便切手に使いたい。政治家に影響を与えるのに国際的サポートが必要。

KarenさんのJPG

13、南アフリカ:Karen Barenshe:初参加。やっと参加できて、みんなに会えてわくわくしている。Desmond Tutuにアプローチ。KarenとJacquielineがピーススアライアンスの設立メンバー。まだはじまったばかりで、国内の平和グループにコンタクトしている。ユース運動もあり、平和教育もやっている。Peace Army、Peace Academyに興味有り。資金が必要。2009年には南アフリカでサミットをやりたい。2010?

これまでと同じ質問で小グループで意見交換。

BinnieさんのJPG

14、イタリア:Binnieさんの報告。日本の憲法9条のように、イタリアも4条がある(国際紛争の解決に武力を使わない)。5ポイントプログラムがある。若い人、子どもたちに平和構築技術を教える草の根運動をやっている。子どもの内から教えるのが大事。国際紛争に武力介入はしないように、争いにも暴力を使わないことを早いうちに教える。ノーベル平和賞のグループが平和省に興味をもっている。カラブリア地方(地中海)の政府も興味をもっている。リゴベルタ・メンチュ「平和とはxxではなくて、平和とはあなたと私のこと」

RitaさんのJPG

15、コスタリカ:Rita Marieさんの報告。平和を達成するのに大事なのは、国としてのモデルをつくること。コスタリカがそれになることをめざしている。1948年に軍隊を廃止。自分はRasur Foundationの代表をしている。その中のひとつのAdvocacyの中で、平和省創設の活動をしている。法案を出す。まず政府の声を聞いた。そして、Ministry of Justiceの中に平和構築の部署があったので、Ministry of Peace and Justiceにすることを提案。3つの部署:平和推進局、オルターナティブ紛争解決局、パブリックショー(一般向け広報局)。NGOが一緒に働く。National Commision Pro Peace(government)/Peace Academy の代わりに、Peace Armyをつくっている(ガンジーが始めたが殺された)Peace Armyで教えていること:平和を心に感じることと平和的に話すこと。Peace Army Way を学校でこどもたちに、刑務所で、警察で、タクシー運転手。

US TeamのJPG

16、アメリカ:Anne Creterさんの報告、6人。下院議会では68人(435人中)が平和省法案を共同賛同議員として提出。上院はまだ出ていない。毎年提出しなおさなくてはならない。今、みんな平和行進している。World Prayer Societyのメンバーで、UNの近くに住んでいる。UNが平和省推進決議案を出すように働きかけている。国連本部でワークショップをした。
Aronさんの報告:平和省学生アライアンスは34支部ができた。500支部つくる計画。大統領がリーダーではなくて、人々がリーダーになるように変化させたい。

Peter and OttoさんのJPG

17、ウガンダ:Peter Lukwiyaさんの報告。ウガンダ政府からの報告。Otto Odongaさん。国の予算の大半が軍事費。これを変えるには平和省が必要。全ての国に。ウガンダ議会の中に平和フォーラムを6ヶ月以内につくる予定。市民社会の中に平和運動をしているところが沢山あり、それらと協力

JamesさんのJPG

18、イギリス:James Eckhardtさんの報告。2003年に運動が始まる。法案を書くのを手伝った。20人の議員、その中に主要3大政党の議員が入っており、賛同している。平和は机や椅子のことではなく、そこに座っている人がつくる。だから教育が重要。すでに現存している省の中に平和的解決にコミットしている部署(外務省や防衛省の中など)がいくつかある。それらをつないて、統合していって平和省にしていく。

JUMP TeamのJPG

19、日本:憲法9条が変えられそうなときに、このサミットが行われている。戦争の放棄と軍隊の不保持が書かれているが、実際は世界第4位か3位の自衛隊が存在。イラクにもいって、後方支援をしている。JUMPはまだできたばかりで組織にもなっていないが、このサミットを準備する過程でチームビルディングができた。

EricさんのJPG

20、香港:Eric Wong:昨日、平和の文化のイベントが初めておこなわれた。みんなにあえてうれしい。

Jahangir PiaraさんのJPG

21、パキスタンのJahangir Piaraさんはまだ到着していない。23日到着の予定)

=========コーヒーブレイク========

Aaron Tara and ManishさんのJPG

ユースキャンペーンの報告:Aaron(米国)
学生ピースアライアンスをつくっている。今35支部ができて、5年以内に500支部を創る計画で動いている。全国会議をする予定。Peace Jamを知っているか?

Tara(カナダ):聞けなかった(事務仕事で外に出たため)

Manish(ネパール):世界中をまわって平和省のことを伝えている。カナダ、アメリカ、

Peter(ウガンダ):Nina, Children of the Earth(Nina, USA), 五井財団が去年「World Spiritual Youth Forum」で平和省の提案をしたら、すべてのユースに大歓迎された。

The Global Youth Allianceについても話している。月に一度電話会議をしている。Skypeで会議はどうか?

平和省地球会議の写真と映像がハーモニクスライフギャラリーでご覧になれます。

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。

0 件のコメント: