今日はあの東海村で臨界事故があった日でもあります。原子力の平和利用であっても日々「被曝者」を生み出していることに想いを馳せながら。
この二日間に広島で起きたことは、まるで奇跡のようです。広島の一期一会の会のお陰で、一番いい形でグローバルアライアンスのみなさんを迎えられたと思います。こころからありがとう。被曝者の宇根利枝さん、ありがとう。利枝さんの話しをきいているときに、強い平和の戦士たちの涙をたくさん見ました。わたしもたくさん泣きました。
89歳の利枝さんの名刺には「日本善行会」と書いてあります。彼女は、あのとき水をあげたくてもあげられなかった(放射能の毒のはいった水をあげると、人々は即死してしまうから)ことを悔やんでも悔やみきれず、「ごめんなさい」といいながら、慰霊碑への献水を続けられています。
来年の平和省地球会議の開催国になったオーストラリアの平和省運動の代表であるビアンカ・ペースさんの言葉をふと思い出しました。「平和とは何でしょう?平和とはGood Will(善意)の石を池に投げるようなものです。そこから生まれる波紋が平和です」と。
利枝さんはすでに平和の波紋を広げており、私たちが目指している平和の文化の体現者そのものです。地獄の底から立ち上がった人の、本当の美しさ、優しさ、広い心に触れて、誰もが癒されていました。
世界の仲間たちに広島に来てもらって、本当によかった。
ほとんどの慰霊碑のまわりでは、すべてのスピリットは光になっていて明るい、清々しさを感じたのですが、1カ所だけまだ悲しみに満ちているものがありました。それは原爆で亡くなった韓国人や朝鮮人の慰霊碑でした。もしかしたら、この慰霊碑にはまだ十分な祈りが届いていないのかもしれません。気のせいかもしれませんが、ライフエネルギーテスト(筋肉反応を使って、気を読む方法)でも、同じ回答をもらいました。
許しと和解と癒し。まだまだ私たち人類には、そして、私自身にも課題が山ほどあります。
今はただ広島のやさしい人々に、どうもありがとう、といいたいです。
これから長崎です。
平和省地球会議の写真と映像がハーモニクスライフギャラリーでご覧になれます。
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