2010/02/27

♪ ノータレントショー(Know Talent Show) ♪ - 19分19秒 - 4.8 MB

PodCast GIF

今日のタイトルは英語の言葉遊び。リトリート最終日の夜のパーティー(と隠し芸大会)のイベント名が「Know Talent Show(No Talent Showのかけことば)」でした。

発音だけを聞くと「才能がない人のショー」に聞こえますが、綴りを読めば「みんなの(隠れた)才能を知るショー」という意味。こんなところにも、ユーモアーがあふれています。

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ノータレントショーでは、歌、ダンス、寸劇、ストーリーテリング、ゲームといろいろなショーがあり、大いに笑い、感動しました。圧巻だったのはケンさんのプロ顔負けの歌。私はその中で公開ポッドキャストの収録をしました。ほんの10分ちょっとですが、そのライブ感の楽しかったこと!タイトルをクリックすると聞くことができます。

パーティーが終わっても、みんなで子どものように遊び、踊り、今は飲み会。もう午前3時ですが、明日のお別れが名残惜しくてまだほとんどの人が起きています。

私は飲み会をちょっと失礼して、このブログを書いているのですが、それはどうしても今日のショーでインタビューしたミキ・カシュタンさんのお話を一刻も早くみなさんに伝えたいからです。(感動が新鮮なうちにね!)

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今日のポッドキャストのインスピレーションをくれたのは、安納献ことケンさん。
「せっかくだから、ゆみさんのブログをみんなに英語で読んだらどうかなあ」と、このタレントショーへのエントリーを勧めてくれたのです。

みんな何か隠し芸を披露するらしいけど、特にやりたいことがみつからなかった私は、彼のアドバイスを聞いて考え直しました。そして、「何かやるなら、ミキを公開インタビューしてポッドキャストしたい」と答えました。

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NVC(非暴力コミュニケーション)では自分のニーズを満たし、かつ相手が合意してくれる可能性の高いリクエストをしますが、さっそく実践です!リクエストを言うタイミング、リクエストの明確さも重要。

それで夕食を食べ終わったミキさんのところに言って、「私のポッドキャストにゲストとして出演してくれますか(私のニーズは創造性と喜び)」と聞くと、「喜んで」という返事をその場でいただきました。

それでぶっつけ本番でやったショーが今日のポッドキャストです。

「NVCのことをあまりよく知らない観客の前で公開ラジオ収録をやる」という設定で、ミキさんをインタビューしましたので、NVCに興味のある方はよかったら聞いてください。すばらしい通訳は、ケンさん。何度もこのリトリートに参加してきた彼は今回はアシスタントとして参加しています。

リトリートの間中、ケンさんの相手のニーズを推測する能力に何度も感嘆しました。経験を積むと、わかるようになるのでしょうか?それとも生来の才能なのかしら?ビギナーの私は、身近な人(家族や友人)を相手に練習をしていこうと思います。

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質問に対するミキさんの的確な表現は感動ものです。
日本にもNVCが広がっていくといいなあ。

では、ENJOY the show!

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2010/02/26

ニーズは何?

「ニーズは何?」「あなたのニーズは?」「相手のニーズは?」

NVC(非暴力コミュニケーション)を学ぶ日々、ずっと聞かれ、また自分自身に聞く質問です。

今日のロールプレイでは、私が長い仕事を終えて(出張など)家に帰ったとき、子どもたちが家中をおもちゃや学校の道具などで散らかしっぱなしにしておいて、私ががっかりしたり、怒ったりする状況を選びました。

このときの私のニーズは何でしょう?

体は疲れています。おそらく休息がほしい、家に着いてホッとしたいでしょう。なので安心、安全、休息などのニーズがまず考えられますね。それから、家がごちゃごちゃなことに反応していますので、たぶん、秩序とか清潔さも必要です。でも、その奥にまだ、家族とゆっくりつながりたい、リラックスしたい、などのニーズもありそうです。

ニーズは一つではないし、一つのニーズの奥にはたいていもっと深いニーズが隠れています。

そして、家を散らかしている子どもたちのニーズはなんでしょう。

「家を散らかしている」というのは私の判断、私の評価であり、子どもたちや夫にとっては「散らかっていない」のかもしれません。彼らは遊びたいなど、自由のニーズもあるし、整理整頓を助けてほしい、というサポートのニーズもありそうです。私にそばにいてほしいというニーズもあるかもしれません。

相手のニーズは正確に知ることはできませんが、想像することはできます。

この瞬間、自分に何が起きていて(どんな気持ちがわき起こっていて)、相手はどう感じていて、自分と相手にどんなニーズがあるのか探り続ける、というのがNVCの基本の基本です。

この基本ができるようになると、おそらく私が家にたどり着き、ちらかっているのを見た瞬間に、やっと会えた子どもたちに向かって怒鳴り散らすことはなくなるでしょう。

ニーズ(要求)がクリアになると、怒りや悲しみなどの感情がシフトします。この1週間何度も何度もそのシフトを経験しました。日常の世界に戻ったときに、この気づきをキープできるかどうかが次のチャレンジです。


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2010/02/25

「しかたない」から「しかたある」を可能にするNVC(非暴力コミュニケーション)

日本で会話に良く出てくる言葉に「しかたない」というのがあります。
今日あなたは何回「しかたない」を聞きましたか?
あるいは何回「しかたない」と言いましたか?

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今日のタイトルは、今私が参加している「NVC(非暴力コミュニケーション)リーダーシップトレーニング」のアシスタントのジャレッドさんとの会話から生まれました。ジャレッドさんは、ユーモアと遊び心に溢れた人で、いつか日本で教えたいと言っていますので、NVCに興味を持っている人はお会いするチャンスがくるかもしれません。

「仕方」「ない」とはすなわち、他に方法がない、選択肢がない、だからそれをやるしかない、というときに使いますが、そこには、あきらめやなぐさめの意味も入っています。

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今、私がここで学んでいるNVC(非暴力コミュニケーション)は、「しかたない」を「しかたある」、つまり、他にも方法がある、選択肢があるのだ、ということに気づかせるコミュニケーションなんだ、と腑に落ちたのです。実は、選択肢はAだけでもないし、AかBかの二者択一でもないし、私(やあなた)のニーズを満たす方法は無限にある「かもしれない」、という気づき。つまり、「仕方」は「たくさんある」「いろいろある」と余裕が生まれて暴力を選ばないでも、自分の欲しい物が手に入るのです。

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NVCではすべての行動(や発言)はニーズを満たすために行われる、と考えます。しかし、その行動(あるいは言葉)はニーズを満たすどころか逆効果であることがよくあります。たとえば、アメリカ人に安全のニーズがあるとします。まさに911以降、テロを撲滅するために戦争をしていますが、それでより多くの人を殺していることは、かえってアメリカの安全を損なっている、というふうに。

自分の中に何かの感情がわき起こり、行動したくなったとき、それが自分のどんなニーズからきているのか、そしてそれに関わる相手のニーズは何なのかと推測するだけで、たぶん、最初にとろうと思った行動をとらないかもしれないし、別の選択があることに気づくかもしれません。

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私はどちらかというと、考えもせずに行動するほうです。これまでたいていのことは、思いついたら即行動に移してきました。その結果、今の私があります(後悔はしていません)。

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それでうまく行く(自分の得たい結果を得る)こともありますが、そうではないこともあります。
そうではないとき、トラブったとき、NVCが役立つだつだろうと思います。

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すべての人にはニーズがあり、ニーズは人類共通だ、という仮定に立つと、相手の表現がどんなに不快なものであれ、その奥にあるニーズは何なんだろう?と探求しているうちに、気持ちが落ち着いてくるから不思議です。

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このリトリートは、NVCのリーダーを養成するためのものですから、毎日、目の前で赤裸々な人間ドラマが繰り広げられています。私がここで体験するすべてが、私にとって人生をより豊かに味わい深いものにしていて、ただただ毎日が楽しくありがたいです。

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英語が全部わからなくても、みんなが冗談を言って笑っているときに、私1人がわからなくて笑っていなくても、寂しく感じることもなくなりました。受け入れられ、愛されていると感じているからです。

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まだ会ったばかりだというのに、まるで家族みたい。人間というものがこんな短時間に、こんなに深い絆を感じることができるなんて、信じられない(ぐらいすばらしいこと)です。

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人がこのように互いに愛おしく、家族のように感じられたら、戦争という選択肢は自然と消えるでしょう。そんな夢のようなことを可能にする道具の一つがNVCなのかもしれません。

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2010/02/24

雨のレッドウッドのハイキング

今日は一日雨。非暴力コミュニケーションを学んでいる仲間の中で若手の1人、ジョニーに誘われて、深いレッドウッドの森の道なき道を歩きました。歩きながら、いろいろな話をしました。

ジョニーが子どものとき、親に連れ回されて旅行に行くのが大嫌いだったこと、でも大人になって振り返ると、そのとき学んだことが彼の人格を形作っているので、今はそれをものすごく感謝していることを話してくれました。彼の話は、これまで子どもたちをあちこち連れ回してきたけれど、最近はぜんぜん一緒に来たがらないことに一抹の寂しさを感じていた私にとって、新しい見方を授けてくれました。

また、債券ディーラーだった私が環境活動に入ったきっかけが熱帯林を守るためだったという話から、なぜ今日こうしてNVCを学ぶことになったのかまでのライフストーリーは、彼の興味を誘っただけでなく、多いに勇気づけたようでした。

モンキー塀自然保護区に全力投球していた20年前も今も、森は相変わらず猛スピードで消えています。この森が私たちのいのちの根源なのに。森がなければ呼吸もできないのに、いつになったらやめるのでしょうね。

私たちの生産と消費と廃棄は留まるところを知りません。この地球上から猛スピードで消えているのは、原生林や森だけではなく、あらゆる資源や生き物たちもです。同時に廃棄物が山や川や海を汚し、人間を病気にしています。そして、こんなにモノがあふれ、一部では一見豊かになっていても、世界の貧困は拡大し、戦争はなくなりません。

なぜでしょう?

この現実をコミカルに端的に描いたSTUFFというミニドキュメンタリーが今、アメリカで流行っています(メールでもよく回ってきます)。今回のリトリートに参加したメンバーの1人が、この映像を作った人の友人だというので、びっくり。何事も偶然はないんだなあ、とまた改めて思いました。出会いにはすべて、意味があるんですね。

日本語字幕をつけて下さった方に心から感謝します。転送歓迎!

“The Story of Stuff”
http://indiesatellite.jp/?p=46

NVCは私にとってはまだまだ難しいですが(今回の生徒の中で一番の落ちこぼれである自信があります)、ここで得た仲間たちは一生の宝になりそうです。

で、私が今NVCを学んでいるトレーナーは日本にでもおなじみのミキ・カシュタンさんです。彼女が今日からブログを始めたので、ここにご紹介しておきます。英語ですが、興味のある方はぜひ。
http://baynvc.blogspot.com

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2010/02/23

911の記者会見の動画/NVCリトリートの森から

2月18日に私がサンフランシスコで参加した記者会見の模様が、動画で観られます。
http://world911truth.org/ae911truth-press-conference-video/
写真の左から、スティーブン・ジョーンズ博士、リチャード・ゲイジ氏、エリック・ロイヤー氏(911の真実を求める消防士たち)、デヴィッド・レイ・グリフィン博士です。私はちょうどグリフィン博士の真ん前の最前列に座って、この記者会見を聞いていました。このニュースが新聞のヘッドラインを飾り、テレビのトップニュースにならないのは残念なことですが、1000人の以上の建築家とエンジニアたちの声は、無視できなくなるときが必ず来ると思います。

さて、私は今、サンフランシスコから車で2時間弱離れたサンタクルーズの郊外の森の中にいます。ここで行われているのはBay NVC主催のNVCリーダーシップトレーニング。参加者はNVC(非暴力コミュニケーション)の経験者で、NVCを教えるスキルを学ぶために世界各国から集まっています。20代から60代の老若男女のほとんどがアメリカ人。外国からの参加者はデンマークから1人、ドイツから2人、インドから1人、日本から私を含め3人が参加しています。

今日で4日目が終わりましたが、私にとっては何もかもが新鮮で、大いに学びと刺激になっています。私の英語の理解度は8割ぐらいで、朝から晩まで集中力が要求されますが、チャレンジを楽しんでいます。

私がNVC(非暴力コミュニケーション)をどうして学びたいかというと、このコミュニケーションは、私が私らしく生きることを許しながら、私と他者の心の結びつきを強化できるからです。心のつながりが強化することは、互いの人生をより豊かに楽しいものにすると思います。

また、NVCはさまざまな活動や仕事で意見の違う相手とのコミュニケーションが必要な人にも大変役立つので、自分が学んだことを興味のある人と分かち合いたいです。

学んだからといって、すぐにできるようになるわけではありませんが(結構、私はNVCが苦手かもしれない)、なんでも練習して(そしていっぱい試行錯誤を重ねて)上達していくと思うので、怖がらずにどんどんトライしていくつもりです。自分の子どもや夫とNVCを意識して話してみて、「あ、うまくいった(こちらの望んだ結果になる)」「失敗した(つながりがかえって失われた)」、と楽しんだり悲しんだりしています。

一年後の自分自身の変化が今から楽しみです。

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2010/02/22

LAKA:フラの女神の息吹きーーケアラ・チン フラ公演、チケット販売開始!

日本に大勢のファンと生徒を持つクム・ケアラ・チンと彼の率いるNa Wai Iwi Olaが今年も日本にやってくることになりました。昨年の東京公演ではそのチャント(唄)とフラ(踊り)とロリンダ・ビーンの美しい声が満場の観衆を魅了しました。チケットが売り切れて、多くの方が入場できなかったことを申し訳なく、懐かしく思い出します。

今年のテーマはLAKA。フラの女神です。LAKAはフラを踊る人、フラを愛する人の中に宿る女神です。

ハワイのフラに日本人がこれほど惹かれるのは、何か共通するルーツがあるからなのでしょうか。大地とつながり、自然の神々に捧げるフラカヒコ(古典フラ)の踊りは、日本の古い神社で奉納される巫女の踊りを彷彿とさせます。

こちらのフライヤーで詳細をご覧になれます。(PDF - 2.2MB)

  <LAKA:フラの女神の息吹 フラ・カヒコ(古典フラ)の夕べ>
日時:2010年5月20日(木)18:30開場、19:00開演(20:30終演予定)
場所:神奈川近代文学館ホール
チケット:前売り4500円 当日5000円(全席自由)
ローソンチケットLoppi: Lコード34712

私が事務局と当日の進行を担当させていただくのは、私がハワイの先住民文化を大切に思っており、彼らの活動を応援したいからです。公演の収益は、ハワイの子どもたちにフラとチャントを通してハワイの伝統文化を伝えるNa Wai Iwi Ola財団に寄付させていただきます。

あなたと感動の時間と空間を共有できる日を楽しみにしています。

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2010/02/21

「アイノコトハジメ」のその後/ご縁の仕事に精魂を込める

2月14日(バレンタインデー)のブログに書いた「アイノコトハジメ」というイベントを企画・主催ちひろさんと義信さんから、心があったかくなる報告のメールが届きましたので、紹介します。私たちが分かち合ったBe Peaceがさざ波のように広がって、素敵なことが起きている喜びを、ここレッドウッドの森の中でしみじみと味わっています。
ーーーーーーーーーーー
13日アイノコトハジメ、ありがとうございました。
「満たされている」というのは、こういう空気のことだと、感じました。

実は、キッチントークで「昨日のケンカ、ひどかったー!!って」言っていた仲間が、当日になって急に参加できなくなってしまいました。

翌日の「農コン!」に来ていた彼女に話を聞いてみると、パートナーと「16:30に行くって言った」「いや、言ってない」の言い争いになってしまい、そこにエネルギーを使い果たしてついに来れなくなってしまったとのこと・・・。

「んもぉーーーむかつくうーー・・・」と、はにかみながら、困ったようにつぶやきに来た美しい彼女に、わたしはゆみさんと玄さんに教わったBe peaceの瞑想方法を、伝えてみました。

脳みそがハートに入ってしまうのをイメージして。
思わず笑ってしまうような、嬉しくて楽しくて仕方がないことを、思い浮かべて・・・。

ハートに手を置いて、ゆっくり呼吸する彼女の口元が、ゆっくりにっこり。

そうして、目を開けた彼女が言いました。
「うわあ・・・これ、すごいね」。

これなら、大丈夫そう。話せそう。と、
彼女は彼の元へ、歩いていきました。

ゆみさん、玄さん、愛の広がりを、感じます。
それぞれが物語を持って、あの場にいました。
ひそかに、声をおしころして、涙を流す人もありました。

自分の目の前にある困難に、目をそらすでもなく、逃げるでもなく、無理にコントロールするでもなく、ただ、ひたすらに見つめ、向き合おうとするその姿勢が、わたしには、とても美しいものに感じました。それは、重い「しょうがい」のある小さな人々の、ひたすらにそれを受け入れて生きる姿にも、似ていると感じました。

見つめながら、歩む。
その歩みが、また新たに、パワフルに始まった気がしました。

翌日14日農コンでは、若い男女が踊り、歌い。
女神ユノの日が還ってきた。
パワフルな農暦新年。新月。

あけまして、おめでとうございます。
愛が、広がります。
嬉しいです。

ゆみさん、玄さん、
鎌倉に来てくださって、ありがとうございました。
平和ぷくぷく、素敵な企画を、ありがとう!!
新年も、どうぞよろしくおねがいいたします。

☆Be peace☆

中村ちひろ

ーーーーーーーーーーーーつづいて、ちひろさんのパートナーの義信さんから。
みなさま

ありがとう。
とても豊かな情景がまぶたにやきついています。
くりをと別れ際。
この企画の過程の全てがありがたかったね。

今日も皆で農業コンパしながら、
BePeaceやったり、
さくやの学びをふりかえって、かみしめて、
反芻して味わっていました。

ごちそうさま!

農家の本棚で見つけた、発酵道。
今日ゆみさんが我が家から向かった腰越にすんでいた、
おもさんならぬ、太母、たもさんのことが書かれていました。

へいわぷくぷく!


ーーーーーーーーー
ここのリトリート・センターは深いレッドウッドの森の中にあります。レッドウッドの森を守るために、「ルナ」という巨木の上に立てこもり、2年間降りてこなかったジュリア・バラフライ・ヒルのことを思っています。私は彼女の本『一本の樹が遺したこと』を翻訳しましたが、今月号の「LOVE & THANKS」には偶然にもその書評が出ています。

また、「へいわぷくぷく」の会場には、決して安くはないその本を持って、サインをしてください、という人がいて驚きました。トランジションタウンの活動をしている方で、仲間たちにもこの本を薦めている、と教えてくれました。自分のやった仕事が、自分の知らないところで、誰かに何か素敵な影響を与えていることを知るとき、この上もない喜びに包まれます。

日々の一瞬一瞬を大切に、共にいる人と分かち合いながら、縁あってやらせていただく仕事を精魂込めてやって生きていこう、と再確認しました。

p。s。
足掛け2年かかったデヴィッド・レイ・グリフィン博士の『911 Contradictions - An Open Letter to Congress and Press』(911の矛盾ー議会とマスコミへの公開質問状/邦訳未定)をやっとやっと訳し終わりました。今月末に初校ができます。出版は春が来た頃でしょうか。もう少しお待ちください。

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2010/02/20

ジョーンズ博士にお会いしました/サンタクルーズに無事到着

サンフランシスコの空港には「911の真実を求める建築家とエンジニアたち」のメンバーのパットが迎えにきてくれて、無事11時の記者会見に間に合いました。ちょうどシアトルから飛んできた「911の真実を求める消防士たち」を始めたロイヤー氏もご一緒でした。

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アドミラルホテルの会場につくと、受付で人がごったがえしていて、前の方にスティーブン・ジョーンズ博士が座っていたので、さっそくご挨拶をしました。ほどなく、デヴィッド・レイ・グリフィン博士もやってきて、再会を喜びました。

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リチャード・ゲイジ氏はすでにステージの上で忙しそうにしています。そばまで行って、声をかけると「YUMI!」と目を輝かせてハグしてくれました。

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今日のスピーカーは建築家のリチャード・ゲイジ氏、神学者のグリフィン博士、物理学者のジョーンズ博士、そして消防士のロイヤー氏。会場はおそらく200名ぐらいの独立系のプレスと聴衆がいたでしょうか。1000人の建築家とエンジニアたちが米国政府に911事件の再調査を求めて署名をし、米国議会の上院と下院の全議員にプレスリリースと1000人の署名が送られたことが発表されると、会場は大きな拍手で包まれました。

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1時間半の会見のあと、ランチミーティングを楽しみ、私は今回の渡米の目的地であるサンタクルーズへ。今日からおよそ9日間、NVC(非暴力コミュニケーション)のリーダーシップトレーニングを受けます。参加者は30人ぐらいでしょうか。

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食事がVeganでとてもおいしいので感激しています。

今日から2月いっぱいインターネットへのアクセス時間が制限されます(朝7時から夜9時までプログラムが毎日あるので)が、帰国しましたら報告会をしたいと思います。

もう24時間以上起きていてくたびれたので、今日は早く寝ます(といっても現地時間の午後10時半です)。

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2010/02/19

サンフランシスコでAE911(911の真実を求める建築家とエンジニアたち)が記者会見

今日(2月19日)、サンフランシスコの現地時間11時(日本時間だと明日の午前2時?)に記者会見があります。私は今から成田を飛び立ち、そこに向かいます。

これは画期的なこと。米国政府に911事件の再調査を求める建築家とエンジニアが千名を超えたのです。私のことを陰謀論者扱いする人も、千人の建築家とエンジニアたちを全員陰謀論者(英語でコンスピラシー・シオリストと言います)と呼ぶ訳にはいかないでしょう。

彼らのプレスリリースをスペインの童子丸開さんが訳してくれたので、ご紹介します(これは暫定訳で、あとで調整したものを、日本のマスコミ各社に送ります)。
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1000人を超える建築家とエンジニアたちが、9・11事件の新たな調査を求めている
世界貿易センターの3つのビルが爆破によって解体された証拠を掲げて

米国の非営利団体「9・11の真実を求める建築家とエンジニアたち(以下、AE911Truth)」の創始者である全米建築家協会会員、建築家リチャード・ゲイジに成り代わりまして、お知らせいたします。AE911Truthは、2001年9月11日にニューヨーク世界貿易センターで起きたツインタワーと第7ビルの崩壊に関して、新たな調査の要求を行って参りましたが、このたび、その要求を支持して署名に参加する世界中の建築家とエンジニアが1000名を超えました。そこで、その決定的な一里塚を記念しまして、記者会見を行いたいと思います。この事件に対する公式の見解を慎重に調べてまいりましたが、公式の報告からは科学捜査上必要なデータが無視されており、それらの専門家たちは、この奇妙な崩壊に関する新たな独立した調査が必要であると結論づけております。

9/11:真実への青写真 DVDのJPG

建築と工学の専門家たち、および他の支持者たちは、AE911Truthによる発見と関連事項について討議することになるでしょう。彼らが認めてきた爆破の証拠をまとめた簡単なプレゼンテーションにはQ&Aが加えられえる予定です。そのプレゼンテーションは、この組織によって作られたDVDである「9/11: Blueprint for Truth – The Architecture of Destruction(日本語版『真実への青写真』)」であり、これはウエッブサイトAE911Truth.orgで購入できます。そこでは、9・11事件で、ニューヨーク市の3つの高層ビルが爆発物を用いて破壊された科学捜査上の証拠について、分析が行われています。そして全米で、AE911Truthの署名者によって、全ての議会議員たちに対して、新たな調査要求がなされるでしょう。

ゲイジと彼のグループは、科学捜査上の証拠に基づいて結論を出しています。彼は次のように述べます。「FEMA(米国緊急事態管理庁)とNIST(米国国立標準技術院)による公式の報告書は、ツインタワーの崩壊の状況について、不十分で矛盾と誤りに満ちた説明をしている。そこで我々は、NISTの役人たちを大陪審にかけるように求めているのだ。」ゲイジは、崩壊した3番目の高層ビルである、WTC第7ビルの崩壊について、次のように指摘します。この47階建のビルは、飛行機の激突を受けませんでした。ところが、30メートルにわたって完璧な自由落下の加速度で落下したのです。AE911Truthの署名要求賛同者たちの研究によって発見されたこの明らかな事実は、NISTも認めざるを得なかったものです。科学的な調査から、その他の当惑させるような諸事実が見つかっています。

・ちょうど6.5秒で、完璧に、左右対称的に崩壊した第7ビル
・10秒から14秒で、自由落下に近い加速度をもって、完璧に崩壊したツインタワー
・100名以上の事件当時の目撃者による爆発と閃光の証言
・時速95キロメートルで180メートルも水平方向に飛ばされた莫大な重量の鋼鉄片群
・空中で粉塵と化した、9万トンにのぼるコンクリートと金属床材
・直径400メートルに広がる残骸:「パンケーキ崩壊」したはずの床を見ることは無い
・崩壊進行箇所より20~40階も下で現われた単独の爆風の噴出
・瓦礫の中に見つかった大量の溶けた金属
・鋼鉄のサンプルに見つかるテルミット剤の証拠
・国際的な科学者チームによって発見された、粉塵中にあったナノテルミット爆薬の証拠

AE911Truthによる結論は、科学者、上級レベルの軍人や情報機関関係者、政府高官たち、パイロットと航空関係者たち、消防士たち、学者たち、大学教授たち、9・11事件生存者たちと犠牲者遺族たちの、何千何万という人々によって認められているものです。その影響は巨大であり、近々行われるカリド・シェイク・モハメド裁判にも重大は衝撃を与えているかもしれません。

AE911Truthについて
この9・11真相追求運動は、2006年に雑誌タイムズによって「政治的な現実性を持つ主流の運動」であると呼ばれたのですが、その勢いを増しつつあります。AE911Truth自身の影響力が増大すると共に、ゲイジが米国の20の州と13カ国で130階に渡って講演会を実現させました。それには、2009年終盤に行われたオーストラリア、ニュージーランド、そして日本での講演も含まれます。彼は、BBC, CBC, NatGeo, Fox TVなど世界中のメディアによるインタビューを受けています。
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この続きは、あちらからまた続きを書きます。飛行機に乗り遅れないように、行ってきます。

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2010/02/18

オバマ大統領、原子力発電は温暖化対策にはなりません(原発は「海暖め装置」です)

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イギリスのガーディアンのニュースです。
http://www.guardian.co.uk/environment/2010/feb/16/barack-obama-nuclear-reactors
オバマ大統領が、83億ドル(約8300億円)の新規融資で原子力発電推進のボタンを押しました。これによって30年ぶりに米国内で新規の原発2基が建設されることを目指しています(設置許可など諸手続きがあるので、そこで食い止めてほしい)。

理由は温暖化対策(二酸化炭素を出さない)ということですが、オバマ大統領、それ間違っていますよ(ホワイトハウスにメールを送ろう!)。

まず、温暖化の原因が二酸化炭素が主犯であるという説には、現在、異論が出ています。IPCCのデータミス(改ざんという説もある)のことがニュースになり、信頼が揺らいでいるのは、みなさんもご存知でしょう。

アル・ゴアの『不都合な真実』を観てすっかり感動した私でしたが、『地球温暖化詐欺』という映画を観ると、何が本当かわからなくなってしまいました。お時間のある方はURLをあげておきますので、ご覧下さい(日本語字幕をつけてくれた方、ありがとうございます。この映画についてお願いがあるので、私にメールをください)。



地球温暖化詐欺2/8
地球温暖化詐欺3/8
地球温暖化詐欺4/8
地球温暖化詐欺5/8
地球温暖化詐欺6/8
地球温暖化詐欺7/8
地球温暖化詐欺8/8

よく二酸化炭素と温度の上下の波の図を見せて「二酸化炭素が増加すると温度も上昇する」と言う説明を受けますが、よく観ると温度が上がったから二酸化炭素が増えているようにも見えます。

ようするに、人類はまだ地球のことをよくわかっていない、ということなのではないでしょうか。少なくとも、私はまだ判断がつきません。ただ困るのは、「原子力発電が二酸化炭素を出さないクリーンエネルギーで、温暖化対策になる」という嘘がまかり通ってしまうこと。

もちろん私は化石燃料の節約には賛成です。未来の子どもたちのためにも、限りある資源は大切に使いたいから、「エコブーム」で省エネが広がるのは歓迎します。

だからといって、放射能を出す原子力発電が「エコ」というのはおかしいです。原発は高レベル廃棄物が処分できません。たとえばプルトニウムの半減期は2万4千年ですが、危険で半永久的に管理する必要がある高レベル核廃棄物の処分コストは計算できないぐらい高くなってしまいます。

誰もそばに欲しくないものを、いったいこの地球のどこにつくり、誰が何万年と管理できるのでしょう??

それにしても、アメリカがこの調子じゃ、日本の原発増設にも追い風になりそうで困ったな・・・。原子力産業(そして電力業界)はマスコミへの影響が絶大なので、なかなか私が書いているような情報はでてきませんよ(NHKとかが真夜中に原子力発電の危険性を描いた海外のドキュメンタリーなどを放映することがたまにあるけど)。

「持続可能」を追った鎌仲ひとみ監督の次の作品『みつばちの羽音と地球の回転』を応援しなくっちゃ!6月に完成予定とのことで、今から楽しみ。

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