10日間も一緒に旅をして、まるで家族のようになってしまったので、お別れが淋しいです。でも、みんなそれぞれの国に戻って、平和省創設のために、そして平和の文化を現実のものにするために、やることが沢山あります。だから、また来年の第4回平和省地球会議(オーストラリア・シドニーで開催予定)までしばしのお別れです。そのときまでに、ここ日本でも進展がありますように。
長崎でのシンポジウムは120人以上の人がつめかけて、大盛況でした。市議会議員の池田章子さんは元教師なのですが、彼女の教え子たちも沢山来てくれて(女生徒ばかり!)、未来にも希望が持てました。懇親会は「大地のテーブル」。ここは野菜のお料理が沢山あっておいしくて、とても評判がよかったです。
長崎の原爆で孤児になった被爆者の下平作江さんのお話には、みんな涙が止まりませんでした。彼女に米国議会で証言してもらおう、米国のテレビで話してもらおう、という提案が次々とされ、実現に向けて協力するつもりです。
広島の平和文化センターのスティーブン・リーパーさんもアメリカの全ての州で2都市ずつと首都のワシントンDCの合計101カ所で、広島・長崎原爆展をやる計画があります。この計画はすばらしいので2008年の大統領選挙前までに、これも実現したいです。
続いて、今回の旅の最期の地、沖縄。アメリカ、イスラエル、カナダで平和省創設をめざしている6人を連れてきました。人数が減ると移動がこんなに楽になるのですね。やっとすこし余裕がでてきました。沖縄は私たちが真剣に移住を考えている場所でもあります。ここの青い空と海と豊かな森は地球の宝物。この宝物を未来の子どもたちにもっと美しくして渡したいです。その未来には基地がもう必要ない社会であってほしいです。
子どもたちに訓練をするのは、人を殺す訓練ではなくて、非暴力の技術(非暴力コミュニケーションや調停や紛争転換や紛争予防など)の訓練のほうがいい。そのために、沖縄の人々と議員と一緒に、平和省の実現を目指したいです。
今日は那覇空港で出迎えてくれたJUMP沖縄のスタッフと玉城(たまぐすく)を訪れ、そのあと海を訪れ、最後に摩文仁の丘へ連れていってもらいました。「平和の礎」の中心にある噴水からは平和の波が世界に広がっていく様子が描かれていましたが、グローバルアライアンスのメンバーと沖縄のスタッフ、そしてそこに来ていた観光客と一緒に手をつなぎ、祈りを捧げました。輪(和)ができた瞬間に何かが変わったのを感じました。
最後の交流会では大城ママさんのおいしい手料理にみな感動。明日はまた早くから辺野古や高江へ向かいます。ぐっすり眠って英気を蓄えなくちゃ。
平和省地球会議の写真と映像がハーモニクスライフギャラリーでご覧になれます。
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