私からBE INの参加者、そして私のブログを読んで下さっているあなたにに一番伝えたかったことは(これを言う前に中継は切れてしまったのですが)
「どこにいてもいい。あなたの夢を今生きてください」
です。
私は311のとき東京にいてゆらゆら揺れる高層ビルを見ながら、「あれが崩れてきたら私はここで死んでしまうのだ」ということをリアルに想像しました。朝、子どもたちを学校に送り出し、夫に駅で別れを告げたまま、再会できずに人生が終わってしまうことがあり得るのだ、と。
怖かった。
「そんなのは嫌だ」と心の中で叫んだ。
その日は帰宅難民になり、夜中過ぎまで家族とも連絡がつきませんでした。その間、「こうして突然いのちが終わってしまうなら、将来の計画や夢は前倒しで今やろう」と決意したのでした。
ハワイ島への移住は「いつか」実現したい夢だったし、「ハーモニクスライフセンター・ハワイ」も、毎月やっている「夢ワーク」のときには必ず書いていたけれど、「今はまだ無理」と言い続けてきました。
それを311体験ですっぱりやめて、ともかく、今、夢に向かってできることをやる、「今、夢を生きる」ことにしたのです。
「夢なんてない」という人もいるでしょうね。
やりたいこと、と言い換えてもいいです。
この人生でやりたいと思っていること、生きている間にやりたいことを、今やろう、今それに向かって一歩踏み出そう、ということです。それには自分自身に「無理」と言い続けるのをやめる必要があります。
さっき、BE INのフィナーレでネネさんが歌ってくれたように、「戦争にも原発にもさよなら」したいです。それにつながる行動をし、それにつながる日常を生きたい。
明日(もう今日です。こちらの9月11日)は、ハワイ島のサウスコナのファーマーズ・マーケットでこの島の農産物の放射線量の測定をやります(私の借りたガイガーカウンターでは、ガンマー線しか計れませんが)。
どこにいても、だれといても、いつも自分の夢を生きるのです。なりたかった自分自身になり、やりたかったことを今やる。
911と311が私たちにくれた教訓を、奈良本英佑さんは
「9・11」の教訓――戦争は、「テロ」への解決にならなかった。
「3・11」の教訓――日本人は原発なしでやっていけることがわかった。
とまとめてくれました。
私も同感。
日本は原発なしでやっていけます。
「停電」も「経済発展しなくなる」も、原発利権が必要な人たちの脅しに過ぎません。
それに放射能汚染の中で子どものいのちを損ないながら生きるより、エネルギーを大事にして(節約して)、放射能汚染の心配のない日本にしたほうがずっといいと思いませんか。
日本には数多くの脱原発の市民運動がありますが、「美浜の会」は美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会で、長年に渡って粘り強い活動を続けています。そのHPに現在稼働中の原発、停止中の原発の情報があります。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/genpatsu_jyoukyou_20110908.pdf
54基中、稼働中が11基、43基は止まっています。
一度止めた原発を再稼働させなければ、日本は自然に脱原発できます。
きっとできます、日本の脱原発。
私たちの意志で。
原発利権ペンタゴン(政・官・財・学・メディア)の抵抗はもちろん大きいですが、あきらめないで実現しましょう!
地震国の原発は止める。
私やあなたのためにも、地球の生きとし生けるもののためにも。
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4 件のコメント:
私の何よりの夢は、日本(世界)から原発・核施設が無くなり、放射能に脅えず子供たちが生きられるようになることです。
そのために踏ん張っています。
外国(特にニュージーランド)への移住も夢ですが、英語が心もとないです。
ゆみさんは、どうやって勉強して英語が得意になったのですか?
よければ教えてください。
私も同じ夢を持っています。戦争もね。子どもたちがたくさん殺されるから。終わっても恐怖や悲しみが長く残るしね。
英語は海外の一人旅で身につけました。大学出た頃はほとんどは話せませんでした。卒業してすぐ1年間ヨーロッパを旅したときにかなり上達しました。ニュージーランドは私も好きな国です。反核/非核の国ですからね。
この星でいのちがずっと続くようにしたいです。
私は他県の原発の10km圏内に住んでいます。
事故後、電力会社から説明会がありましたが住民は黙って聴いているだけでした。
誰も「安全に対してどういう対策をとっていくのか。」「住民の避難対策は」という質問をしませんでした。
(私はその場にはいませんでしたが、父は説明会に行っていたので父から話を聞きました。)
自分達のためにも、安全かどうかを確かめるべきなのに。
地元が何でも「はいはい」と聞いているから、電力会社にも嘗められるのだとまで思ってしまいました。
気性が荒いと言われる漁師が多い町なのですが、「いつもの貴方達の頑固さはどこいったの」と思いました(苦笑)
(情報がないなら仕方ないですが)自分の健康を守ろうと思えば守れる場合、守ろうとしないのは怠慢だと私は思います。
今、この町にこれからも住み続けていいのか迷っています。
地元の住民は原発に心配はしている。けれど誰も表立って動き出さない。いざという時、避難を指示したり住民を守ってくれる権力者もいない。これの状況で何か起こったとしたらこわすぎます。
原発がある町も事故が起これば他の町と同じ被害者なのに、ネットの意見を見ていると原発がない町との線引きがあるような気がして。確かに不平等だと思うのですが、じゃあ誰も守ってくれない状態で原発のある町はどこに入ったらいいのかって思います(事故がおこれば電力会社は敵にまわるし)
原発がある町は、水や空気や何かが原発から洩れた場合畑にも降り注ぐのに、健康リスクはずっと高いのにって思います。
私のこれからの夢は
・動物保護と関わっていくこと(避難区域の動物達への理不尽さに涙がでたので)
・政策がおかしいと思ったら政府でもどこへでも投書をすること。
・チェルノブイリ基金?の組織が、日本の震災の寄付をしてくれたらしいのでいつか私も寄付か何かを返すこと。
・食品に気をつけて、家族と自分の健康を守りたいので放射能に対する知識を身につけたいと思っています。
理想は高いのですが、半年後にこの夢を続けていられたらいいなって弱い意志で思います(^_^;)長々と失礼しました。
コメント、ありがとうございました。原発から10キロ、ってリアルです。311を体験した後となっては特に。私の友人にもいます。現地(目の前)の人もいます。でも動かずに原発を止める活動をしています。
何を優先するか人それぞれです。良い悪いはないし、人の選択にたいして他人はジャッジ(判断)できません。その人の魂が知っています。何をしに生まれてきたか。
どこに住むか、どんな仕事をするか、日本では自由に選べます。ありがたいことです。でも狭い日本はどこに住もうと原発現地です。やはり地震国の原発は止めた方がいいですね。あなたと私の夢のためにも!
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