これ、聞いて私もみんなも、そして話している本人も泣いちゃった。ハワイに来た当初は、ホノルルマラソンは無理かもしれない、このまま旅立ってしまう、って思っていたときもあったもんね。
「白い粉にならずに」という意味は、よくわからない人もいたみたいだけど、お骨になってハワイから日本に帰っていたかもしれない、ということを彼女は言っていました。確かにハワイにきて新しい治療が始まって2週間ぐらいは、痛みが強かったり、喉の腫瘍のせいで食事や水が喉を通らなくなったり、意識がもうろうとしたり、このままどうなってしまうのだろうか、というとても不安な時期がありました。
同じ部屋で隣で寝ていた私も心配で、夜中に起きてはユッキーの寝息を確かめに行っていた日々を思い出しました。
それを乗り越えて、今日のユッキーが受け取ったランナーのゼッケン(番号)24398でした。「243って不死身だね、ユッキーのことだね」と言うと、ユッキーはこんな素敵な笑顔を見せてくれました。
二人で感動。
「ユッキーなら大丈夫、きっと良くなる(大丈夫)、夢は叶うよ(大丈夫)」
これはチームメッセンジャーでみんなに掛けあう言葉なんだけど、実際、ユッキーは「ハワイに行ってゆみさんのご飯を食べて元気になって、ホノルルマラソンに出る」という夢をほぼ全部叶えつつあります。
あと数時間ご、死の淵まで行った友人の明日のマラソン、ともかくスタート地点に立って、1歩前に出し、彼女のめざす1/10マラソン(歩き)をサポートしたいと思います。
ユッキーのおかげで私も杉浦さんをはじめチームメッセンジャーとつながれたことをとても喜んでいます。癌患者さんからたくさんたくさん、勇気や愛や生きることの意味を受け取りました。
いまここにある確かな自分のいのち、動いている心臓、呼吸している肺、食べ物を消化してくれる臓器たち、良く動く手足、見える目、話せる口、聞こえる耳、味わえる舌、考える脳などすべてがありがたいです。
生きていて良かった。
ユッキーをハワイ島に受け入れてよかった。(本当はすごく迷ったし、怖かった)
ユッキーのいのちを信頼して、そしてユッキーも私たちを信頼してくれてよかった。
明日また素敵な報告ができるよう応援してください。
ユッキーをサポートしてくれたすべての方に、ありがとうございます。
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