野中さんとは最初、Twitterでつながり、共通の友人がいることがわかり、彼女がホノルルからコナにいらしたときに、やっとお会いできました。私は彼女がNHKで活躍しているときからもちろん存じ上げていますが、個人的にお話をするのは初めてです。
でも話を聞くと、共通の友人だらけでビックリ。どうして今まで出会わなかったんでしょうね、と互いに不思議がっていたのですが、人が出会うタイミングは全て完璧で、天の配剤。きっと今がピッタリだったのでしょう。
ハワイにいると、こういったときめく出会いに恵まれることが多いです。せっかくのチャンスなので、早速インタビューさせていただきましたら、話がはずんではずんで、止まりません。
原発のことから放射能汚染のこと、福島周辺の子どもたちのこと、日本の今と未来のこと、次から次へと話は続き、互いの興味やこれからやりたいことがほとんど同じであることを発見し、とても嬉しかったです。
野中さんがこちらの人に私を紹介するとき、「ファイター(闘う人)」と称していました。私は確かにずっと国や企業を相手に裁判などもして闘ってきたので、そのように見られるのは当然です。が、今私が目指しているのは「ピースメーカー(平和を創る人)」です。
それにはまず自分自身が「平和である= Be Peace」であることが大切です。自分が平和であるための有益なツールとして、私は非暴力コミュニケーション(NVC)を学びつつ、練習(実践)しています。平和であるために必要なことは、その時その時に沸き起こる自分の感情をよく味わい、その奥に隠れている自分の価値、大事にしていること(ニーズと言います)に気づくことです。
というわけで、明日のイベントのお誘い。
コナ在住の方対象ですが、コナにお友達のいる方(なんて、そんなにいませんよね)にお知らせ下さい。
Creating Social Change Through Effective Communication
効果的コミュニケーションで社会変革を創造しよう!
日時:2013年5月24日(金)午後5時から7時半
場所:Island Naturals@Kaiwi Street, 2階会議室
参加費:無料(寄付歓迎)
言語:英語
ファシリテーター:Andrea Pro、森田玄、きくちゆみ
*寄付は経費を除き、全額「ふくしまキッズハワイプロジェクト」に寄付させていただきます。
英語:http://harmonicslifecenterhawaii.blogspot.com/2013/05/fukushima-kids-hawaii-project-fkhp.html
関心を持っていただいて、ありがとうございます。
なお、翌日25日は、オールドエアポートのパビリオンで午後2時から、モンサントに反対する集会とマーチが行われます。私も参加する予定です。
*読んでくださり、ありがとうございます。人気ブログランキングに参加しています。クリックで応援して下さい。
1 件のコメント:
野中さん、私も好きです。まるで女学生のような口調で情緒的に体制批判ばかり展開する福島瑞穂と違って、普段から話が冷静でわかりやすく理路整然。「頭の中で縦横の仕分けがきちんとできている人だな」という好印象を受けます。菊池さんが主張する“911自作自演説”をどう思うか、それを野中さんに聞いてほしかった。
話は変わりますが、最近の憲法論議では、護憲派の朝日・毎日・東京、改憲派の産経・読売・日経と、大手紙の論調が完全に二分された感があります。それぞれの陣営からバランスよく1紙ずつ取っている私も、自分の見解は別にして、各紙の動向を注意深くチェックする毎日です。今朝の日経に編集委員が興味深い記事を書いていますので、以下にその一部を引用します。環境活動家の菊池さんにも関係してきます。
「護憲派を自称する国会議員も考えどころだ。96条改正で憲法の最高法規としての地位が揺らぐと危機感を抱くのなら、やや逆説的だが、環境権など「新しい人権」の明記や統治機構の改革に限って積極的に改憲に協力してはどうか。
いまの発議要件のままでも改正は十分可能だと実証でき、「占領下の押しつけ憲法のまま」という批判への反論材料にもなる。戦後の民主国家としての歩みや有権者の良識をもっと信じるべきで、改憲=軍国主義の復活という前時代的な発想では進歩がない」
以上
コメントを投稿