2014/03/27

ZUMBA日本ツアー無事終了/コナでふくしまキッズ&ママの歓送迎会

おかげさまでJason先生とのZUMBA日本ツアーは無事終了。東京から横浜経由で大阪へ、京都、名古屋、東京と戻ってまた湘南、千葉で踊り、最後は東京のフィナーレまで毎日移動しながらJASONと躍りました。各地のリーダーのみなさま、参加者のみなさま、おつかれさま&どうもありがとうございました!

ゼロノミクマと一緒に躍れたのが最高の思い出になりました。

こちらに戻ってから、風邪をひいて2日間ほどダウンしました。日本はとても寒かったのですが、ミッション中は緊張していたせいか風邪はひきませんでした。ところがハワイに着いたとたんにカラダが緩んだようで、鼻水が出て喉が痛くなり、発熱も1日だけしました。カラダは正直ね。左目に出た湿疹は、何が原因かな?こちらに来たら治りましたが!

福島から参加してくださったあるお母さんが、先の見えない不安など様々なストレスを抱えているけど、ZUMBAを躍ったら楽しくて明るい気持ちになれたので、参加して良かった、と言って下さいました。この言葉を聞けただけでも、Jason先生をわざわざ日本まで連れて行ったかいがあったと思います。

さて、今日はコナのふくしまキッズハワイハウスに滞在中の8名(3人のママと5人の子どもたち)に新しい我が家(フエフエランチ)に来てもらって、歓送迎会をしました。現在滞在の3組中、1組の親子3名は今週末で帰国です。いつも見送るのが一番つらいです。もちろん福島にいる家族の元へ帰らなければならないのですが、家族一緒に安心して子育てできる方法を見つけたい!!!

フエフエランチの広い芝生でゴロゴロ転がったり、日本の歌遊びをしたり、ドッジボールをしたり、最後はキャンプファイヤーを囲んで、アメリカならではの「串刺しマシュマロ」を火にあぶって食べたりしました。こんな楽しい時間が永遠に続いたらいいなあ、と思いました。

一人のお母さんが子どもを抱いて芝生を転がっているとき、「もうこんなことはできないなあ」とつぶやきました。そのとき、あらおしゅんすけさんの詩を思い出しました。

当たり前の日常がどんなにありがたいかを綴ったもので、読んだ瞬間、私が泣き出した詩です。
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   いのち
         あらお しゅんすけ

安心して 空気を吸って
安心して 食べものを食べて
安心して 子育てをして
安心して 眠る

二〇一一年に 気がつきました
それが どんなに有難いことだったのか
それが どんなに幸せなことだったのか
それを 皆さんにも伝えたいのです

広大な宇宙 一五〇億年の一点
四〇億年の生命の歴史の中にある 我われ
安心して きょう一日を 丁寧に生きる
自分の、他者の命をいつくしみながら
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この詩集は、今回帰国中にジャーナリストの柴野徹夫さんからいただいた『安達太良のあおい空』の最初の一遍です。あらおしゅんすけさんは詩人ではなく、福島県二本松市在住の獣医さんですが、311以降に綴った文章は、そのまま福島の記録としても貴重なものです。

電車の中で最初の詩を読んだ瞬間、涙が溢れてきてあわてて本を閉じました。この他の詩もとても深く心にしみいります。被災地の人にもそうでない人にも読んでほしいです。

柴野さんは若いとき、原発労働者になって潜入レポや本を書き、受賞歴のある気骨ある大先輩ジャーナリストです。その後遺症で難病を患い、今回会ったときは「ゆみちゃん、僕の命はもう今年いっぱいだからね」と言われました。


憲法9条・メッセージプロジェクトを担う活動家でもあり、この本には彼の特別寄稿「原発のない明日へ」も収録されています。ハワイ島に住んでいる日本人の子どもたちとこの詩集を使って朗読会をやれたらいいな、と思っています。一般書店では販売していませんが、制作費用と復興支援費用を含めて2千円の寄付で購入できます。

あらお詩集のお求めは、あらおさん(携帯:090-5835-1188)、またはK9MPへ。
http://blogs.dion.ne.jp/k9mp/archives/11247308.html


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