2005/10/18

ロンドンにつきました

久々のロンドン。上の二人の子どもたちがロンドンから日本に戻って以来、初めてです。直行便とはいえ、12時間のフライトは長かった。ヒースロー空港から町中へは乗り馴れた地下鉄で。宿はWarren Street駅の近くのインディアンYMCA。その名の通り、客の9割以上がインド人で、併設のレストランのメニューもインド料理のみ。1部屋二人まで泊まれて、1泊77ポンド(1万7千円ぐらい?)なので決して安くはないですが、ロンドン中心部で個室にシャワーとトイレがついて、食事付きですからこれぐらいで仕方ないのかもしれません。

国際平和省会議に参加している人たちは全員ここに滞在しているはずなのですが、まだ誰にも会っていません。会議は明日からですが、みんなどこにいるのでしょうか。私は2階の図書室にあるネット回線を使って、これを書いています。もう日本時間だと朝4時半。飛行機の中では眠れなかったので、あと2時間眠らずにいたら、昨日の朝から24時間連続して起きていることになります。でもこうすると、明日の朝には時差ぼけが治ってしまうのです。だからあと少しがんばって、起きていよう。今晩はぐっすり眠れることでしょう。

空港とホテルと会議場を往復するような旅だけは絶対したくない(私の好きな旅は行き先を決めない、いきあたりばったりの旅。時間の許す限り気の向くままあちこちを回る旅)、と思っていましたが、最近はそのパターンが増えました。子どもを家に追いてきているので、それも仕方ありません。会議が終わったら家にトンボ帰りします。それだけのものをつかんで、帰りたいです。

飛行機の中で読んだ米原万里さんの本にも、会議通訳者として空港ー飛行機ーホテルだけを往復する旅を嘆いている米原さんの体験談がでてきました。でもそれはちゃんとしたギャラをもらっている仕事の旅だから、まだまし。私のように全部自費で遠路はるばる国際会議にやってきて、一切観光もなにもせずに戻るのは、もったいなくってしかたありません。

0 件のコメント: