2005/10/25

ホピ、イロコイ、キノコ採り&脱穀

10月21日、ロンドンから成田に戻ったその足で、喜納昌吉さんの主催したシンポジウムにいってきました。星川淳さんやベンジャミン・フルフォードさんや保坂展人さんとご一緒に、沖縄、アイヌ、イロコイとホピの人々と輪を囲んで、平和や憲法9条について語り合いました。一人の発言はほんの数分間だったので、私はロンドンの第1回国際平和省会議の報告だけをしました。一番うれしかったのは、現役の国会議員である喜納昌吉さんと保坂展人さんのお二人が平和省のアイデアに賛同してくれたことです。

鉄は熱いうちに打て。今週中には文書をつくって、平和省をつくる超党派議員の会を小さく形にしよう!そうそう、ベンジャミンさんが中丸薫さんと一緒に書いた本はちょうどロンドンへ行く途中で読んだけど、とても面白かった。『泥棒国家日本と闇の権力構造』というタイトルで、徳間書店から。まだの方はぜひ。『911ボーイングを捜せ』についても、かなり詳しく触れています。ベンジャミンは日本人より日本を愛しているかもしれないカナダ人。

シンポを無事終わってやっと帰宅。子どもたちは淋しかったせいか、二人とも私の上に乗っかってきて眠りました。一番下の子は普段しないおねしょまで!やっぱり、子どもなりにおかあさんがいないことは、ストレスになっているのかな。これからは、なるべく家にいるからね。そして一緒にどこへでも連れて行くからね(静かにできるのなら、それこそどこへでも連れていくのだけど)。

さて、翌日はなんと益岡賢さんとステファニーさんが遊びにきてくれました。前から遊びにくる、といっていたのだけど、超多忙な人でなかなか実現しなかったのが、やっと実現。私がこの日しかあいていないからぜひ、と半ば強制的に来てもらいました。実は彼は知る人ぞ知る、キノコ博士。私が彼に俄然興味を持つようになったのも、初めてお会いしたときに、珍しいキノコ(彼が採取し乾燥したもの)をもらい、その料理のレシピ(ビシソワーズに細かく砕いて入れる)通りにつくってみたところ、とてもおいしかったのがきっかけ。私はとても食いしん坊なので。

もちろん、翻訳家としての彼の仕事は素晴らしく、彼の訳したアメリカの外交政策を批判した本(ウィリアム・ブルムの『アメリカの国家犯罪全書』とか)は殆ど読んでいます。最近の作品では『ピーク・オイル』は必読です。ためになるのはもちろん、読み物としても面白かった。この本は、丸の内のビジネスマンが結構読んでいるらしい。それはいいこと。

で、今晩は彼が採ってくれたカラカサタケ?とかいうキノコを料理します。毒キノコじゃないよね、博士。(もしこれで私たちが具合悪くなったら、犯人は益岡さんです)。キノコは奥が深くて、一度教わったぐらいじゃ、毒キノコと食用キノコの見分けがつきません。xxモドキとか、本当にそっくりさんがたくさんあるのです。だから、私たちは自然のキノコには手を出しません。我が家では椎茸を栽培しているので、食べるのはそれだけ。

二日続けて晴れたので、昼間はロンドンへ行く前に刈った稲を脱穀しました。ちょうど平和の旅人・アコちゃんが戻ってきてくれて、手伝ってくれました。すごーくお天気がよくて気持ちよかった。今年は5枚の棚田のうち、2枚が土砂崩れで埋まってしまったので、収穫量は減って3俵弱。それでも大切に食べれば、また1年間私たち家族のいのちをつないでくれます。あ、元気な子どもたちが帰ってきました。今日は搗きたての新米を炊こう!!ここで田植えや稲刈りを手伝ってくれた方は、新米をごちそうしますので、連絡をくださいね。

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