2006/01/31

熱かった神戸&『911ボーイングを捜せ』DVD本日入荷!

1月27−29日、神戸にいってきました。コンサート(ピアノとフルート)と講演会と上映会のためです。上映会と講演会を企画した岡林さんたちは「赤字になったらどうしよう・・・」と心配だったそうですが、ふたをあけたら、超満員。のべ300人が映画を観て、話を聞いてくれました。熱かったですよ、神戸。本もビデオもよく売れて、二日の売り上げは20万円を越えたのではないかしら?

神戸から戻った日は、「平和への結集」の集会に参加しました。こちらもなかなか熱かった。そしてそこに遠路神戸から参加してくれた「ヒューマンシールド神戸」の吉村誠司さんが我が家に遊びにきてくれて、うちの周りの山を人工林から雑木林に変えるプロジェクトに協力してくれることになりました。我が家の周辺はやせ細った杉や檜が植えられていますが、まったく手入れされておらず、材として使うこともできません(採算があわない)。なので、我が家で薪小屋を建てたりする材料に使う事にして、少しずつ手を入れ、代わりに果樹や落葉広葉樹を植えていくことにしました。食いしん坊の私は、さっそくさくらんぼう、あんず、もも、みかん、いよかん、そして唯一観賞用の紅葉の苗木を買いました。

そして、本日、待望の『911ボーイングを捜せ』のDVDを入荷。これまで1ヶ月近くまっていただいた多くの方にも、やっと発送を済ますことができました。ちょっと肩の荷がおりました。よかった。2−3日で届かない方は、ご連絡をください。神戸でご注文いただいた方への発送は明日になります。もう少しお待ちを。

共同通信から『911ボーイングを捜せ』に関して取材がはいり、急遽、東京でミニミニ上映会&講演会をすることになりそうです。まだ仮ですが、たぶん2月5日、午後7時半から9時まで。田町のキャンパスイノベーションセンターにて。最近、私のメルマガやブログでこの作品を知った方で、またご覧になっていない方はぜひお出かけください。正確な情報は、私のスケジュールにてチェックをしてくださいね。
http://www.harmonicslife.net/schedule_yumigen.html

2006/01/26

玄ちゃん、おたんじょうびおめでとう

今日は愛するパートナーの玄ちゃんの誕生日。新しいシャツとくつをプレゼントして、特製アップルパイを焼きました。このアップルパイはアトッピッ子も完全ベジタリアンもマクロビアンも食べられて、すごくおいしいの。簡単なので、レシピを公開。船越康弘さんの『わらの料理』にあるんだけど、私のはもっといいかげん!いつも、計らないでてきとうに作ってしまいます。

Gens Birthday JPG

材料は、パイ皮のほうは、地粉150グラム、植物油(今日は米油を使いました)20ccと白ごまペースト40グラム(私は油とか計らずに適当にいれてしまいます)、塩水50ccぐらい(塩は3グラムぐらい)。具のほうは、大きめのリンゴ2個(紅玉かフジがいいかな)、レーズンが50グラム、くず15グラムに水30cc、塩少々。

まず、パイ皮のほう。パイ皮というよりは、私の場合、タルトに近い焼き上がりになるなあ。白ごまペーストと油と塩水をよく混ぜたなかに、粉をさっくり混ぜて、まとめておきます。少し寝かして、パイ型に敷き詰めます。これを200度のオーブンで20分焼く。

パイ皮を焼いている間に、具の方を作る。ひたひたの水にひたしたレーズン、5ミリのいちょう切りにしたりんごの順に重ねて、上からぱらぱらっと塩をふって、弱火で重ね煮。リンゴが透き通ったら、水ときくずでとろりと固めます。焼き上がったパイにこの具をいれて、できあがり。おさとうをまったく使わずに、こんなに甘ーいアップルパイが手軽にできるんですよ。慣れれば20分で作れるから、やってみてね。

2月3日の自分の誕生日のときは、これも超簡単でおいしいチーズケーキを焼くのだ!でもこちらは、ベジタリアンでもないし、マクロビアンでもありません。卵も生クリームもクリームチーズもたっぷり使います。

2006/01/24

♪ 雪の鴨川に戻りました ♪ - 05分28秒 - 1.3MB

PodCast GIF

桜の咲いている沖縄から戻ったら、なんと鴨川は雪。沖縄を午後8時の最終便で出発し、10時20分に羽田空港に着いたときは、雪はなかったので安心していましたが、東京湾を渡ったら雪景色。ああ、家に帰れるかなあ、と心配になりました。

車を止めてあった君津に着いたら、フロントガラスに5センチぐらい積もった雪が凍って、ワイパーも動かない状態。まずはこの凍った雪かきから。駐車場を管理しているおじさんが、親切にも手伝ってくれました。ありがとう!

君津から鴨川までの国道も所々凍っていて、のろのろ運転でやっと鴨川に着いたのは真夜中すぎ。国道で我が家の下まではなんとか行けたのですが、家に入る山道は途中から雪が凍っていて運転不能。仕方なく山の下に車を置いて、歩いて帰宅しました。子どもたち二人も寒い真っ暗の道を「歩こう、歩こう、私は元気・・・」と歌いながら、なんとか歩きました。見上げると、満点の星空。しばし足を止めて「きれいだねえ」。街灯はありませんが、星の光のお陰で何とか歩くことができました。

Walking Home JPG

沖縄では本当にたくさんの出会いに恵まれました。家族ぐるみのおつきあいをさせていただいている金城睦&久美子夫妻には今回もお世話になりました。第1回東京平和映画祭で上映した『チベットチベット』の監督の金森太郎さんとも再会しました。彼が連れて行ってくれた地元の人しか行かないという浜は実に美しかった。今度は泳げるときに戻って来よう。

昨年11月に地球平和公共ネットワークが主催した「スピリチュアリティと平和のシンポジウム」に出演したカミンチュの比嘉良丸さんとも再会し、彼が守っている聖地(鍾乳洞の素晴らしい洞窟)をご案内していただきました。母なる地球の胎内にいるような異次元空間でしばらく瞑想をさせてもらうと「そのまま進んでいいよ。応援している」というメッセージをいただきました。

私たちの『バタフライ』を気に入ってくれている「スターローズカフェ」の高嶺のぶえさんの紹介で、山根麻衣さんとも出会い、彼女のパワフル&ソウルフルな歌声を聴かせていただきました。麻衣さんとは、以前からお互いの作品を交換したりする仲でしたが、なかなかお会いするチャンスがなかったのです。沖縄で実現するとは、運命の神さまの粋な計らい。麻衣さんの歌、いいですよー。

そして、短い滞在中に私の講演会を企画してくれた井上聖(きよし)さんとHeart of Earthの仲間たち。彼らの素晴らしい働きで、東京平和映画祭for YOUTHでやった『ピースフィルムメドレー』を60人の方に観ていただくことができました。このイベントの告知のためにFMたまん、FMチャタン、FM21、なはラジオに生出演。FM21のパーソナリティは『軍隊を捨てた国 コスタリカ』でステキな琉球舞踊を披露してくれた仲村清子(すがこ)さん。いつかお会いしたいと願っていたのが、はからずも実現。

琉球新報と沖縄タイムズも訪問し、取材してもらいました。どちらの新聞も告知をしてくださいました。たった1週間の準備期間でやるだけのことをやり、60名も集まった(しかも名護市長選でみな忙しいときに)のは快挙。八汐荘に会場費を払うと殆ど何も残りませんでしたが、本やビデオがよく売れ、次につながったので、やった甲斐がありました。

そうなんです。沖縄の次の企画が決まったの!3月19日に那覇の「てんぷす」(国際通り)で私のライフワークである環境問題に関する講演会の開催と、その前か後に北谷で平和をテーマの講演会、そして今回大好評だった健康をテーマにしたワークショップもやることに。沖縄が大好きな私たちにとって、このような御縁がいただけることは、本当にうれしいです。

また、沖縄でビーチクリーンアップをずっとやってくれている古い仲間のエド・サンチェスとも再会。彼が沖縄巡礼の話をしてくれたときには、ぞくぞくしました。エドとは知り合って15年以上たちますが、今回初めて本当につながった感じ。彼は私の今の仕事にとても興味をもち、私の本やDVDを沖縄在住の外国人に広めたいと言ってくれ、さっそく米軍基地で働いている女性教師を紹介してくれました。

お世話になった金城久美子さんはソプラノ歌手なのですが、彼女とアメリカのセドナからやってきたジョン・デュマというインディアンフルート奏者が1月30日の午後7時からに那覇のパレット市民劇場でニューイヤー・コラボレーションライブをやります(前売り2500円、問合せ:098-885-8857)。名古屋でジョンのオーガナイズをやっていたのは、平和省運動を一緒にやっているタカちゃん(冨田貴史)。なんか、どんどんつながっていきますねー。私たちの沖縄滞在最後の日、名古屋から那覇に到着したばかりのジョンを迎え、そして東京へ飛ぶ私たちを送るために、おもろまちの「マリノ」というイタリアンレストランで金城夫妻が歓送迎会をしてくれました。

このとき、ジョンに『911 In Plane Site』をプレゼントしようとしたら、彼は「もう持っているよ。でも、どうして君たちがこれを?」と話が盛り上がりました。アメリカ人もやっと911事件の嘘に目を向けつつある、アメリカ政府のやっていることは地球を壊し、いのちを破壊することばかり、と話すジョン。セドナでは大きな劇場で911 In Plane Siteが最近上映されたそうです。

実は、オーストラリアで1月4日にこの作品が初めてテレビ放映されたのです。これは世界中の商業放送で初めて。チャンネル10にエールを送ります。放映後、問合せが600件以上も殺到し、これは番組始まって以来のことだそうです。再放送になるといいな。

Channel 10 JPG

日本のテレビ局で『911ボーイングを捜せ』や『テロリストは誰?』を最初に放映してくれるのは、果たしてどこでしょうか。これらの作品に関して、複数のテレビ局や新聞の取材は受けていますが、なぜか報道されません。現場の記者は興味をもってくれているのですが、どこかでストップがかかっているようです。まあ、こちらはこれからも粘り強く草の根上映会を続けていきましょう。真実は勝つのだ!

しばらく寒い鴨川にいます。この間、神戸や千葉、東京で講演会があります。そのあとは、ニュージーランドで行われる平和コンサートに出演するのにあわせて、1ヶ月ほど旅にでます。旅の間、ネット環境はあまりよくないので、メールへのお返事ができないことをあらかじめお伝えしておきます。

ところで、『911ボーイングを捜せ』を注文したみなさん、只今注文が殺到し、在庫が切れ、発送が遅れています。申し訳ありません。DVDのプレスを委託した会社から1月31日に完成との連絡がありました。みなさんへの発送は2月1日になりますので、今しばらくお待ちください。『週間ポスト』の記事の影響は大きいです。

911ボーイングを捜せ』の記事が掲載された『週刊ポスト』は各書店で売切れが続出するほどよく売れたそうです。この号の「週刊ポスト』を入手したい、というメールを複数いただきましたので、急遽出版社から百冊まとめて仕入れました。1冊350円+送料200円でお分けしますので、欲しい方はきくちまでDMでご住所、お名前、電話番号をお知らせください。

せっかく治った風邪をぶり返さないように、気をつけます。
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と・・・。今、この原稿を投稿しようと思ったら、となりで玄さんが「オサマ・ビン・ラディンがウィリアム・ブルムのRogue State(『アメリカの国家犯罪全書』益岡賢訳)を読め、と言っているよ」とつぶやいています。えええ!どういうこと?
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4636742.stm


ブルムとはワシントンでお会いしたことがあります。彼の本は私もアメリカ人全員の必読書だと思うけど・・・。このことをどう解釈したらいいかわからないけど、ブルムの本が売れることはとてもいいこと。いまだに「対テロ戦争」とやらを信じて戦っている人たちすべての必読書だと思いますよー(小泉首相も読んでね)。

2006/01/16

♪ 沖縄から ♪ - 13分06秒 - 3.1MB

PodCast GIF

まだ風邪がぬけません。咳だけ残っていて、夜咳き込んで眠れません(家族にも迷惑をかけています)。でも沖縄は暖かく、零下の我が家から比べると天国のようです。

今回はゆっくりするつもりで沖縄に来ましたが、前回友だちになった人たちが集まってくれて、せっかくだから私の講演会と上映会をやろう、と急に企画がきまりました。

ちょうど『週間ポスト』が出て『911 ボーイングを捜せ』が話題になっているので、その上映会も合わせて行います。
日時:2006年1月21日(土) 2時半から4時半(2時15分開場)
場所:八汐荘(国際通り、松尾。アメリカ屋松尾店向かい路地はいる)
入場料:千円

もし沖縄に知り合いがいる方はお知らせしてくださると助かります。
沖縄の方が、これを読んでくれるといいのだけど。

昨日、一昨日と連続して、このガラガラ声でFMラジオに出演しました。その模様も、後にポッドキャストでアップしますね。FMたまん、そしてFMチャタンです。明日はFM21に出演します。
http://www.fm-taman.com/
http://www.fm-chatan.com/

Yuria San JPG

ゆみとDJのユリアさん、FMちゃたんにて

やっと普通の人(平和運動や環境運動のサークルの外にいる人たち)にも『911ボーイングを捜せ』が知られ始めたことを喜びたいです。

ただいまDVDの注文が殺到していて、発送が遅れていますことを、お詫びします。
本も在庫がなくなり、今、増刷中。DVDも残る数本で在庫切れでただいまプレス中。できあがるのは来週以降になります。お待たせしている方、ごめんなさい。

2006/01/13

風邪ひいて沖縄

いやあ、お正月早々強烈な風邪でダウンしました。といっても、こうやってコンピュータに向かえるようになったのですから、もう回復しつつある証拠かもしれません。ただ、なかなか咳が抜けません。今も夜中に咳がひどくて目が覚めてしまったので、こうしてブログを書いています。

健康が一番ですね、本当。普段は元気なので健康のありがたさをあまり意識していないけど(当たり前に思っている)、こうやって家族揃って風邪をひいたりすると、その大切さをしみじみ感じます。家の中が零下2度じゃ、風邪もひくよね。

健康って、空気とか平和みたいなものかも。失ってそのありがたさが初めてわかる。でもそれじゃあ、遅い。

日本の国土に爆弾が落とされなくなって、60年。今の若い人は戦争っていっても、どこか遠いよその国の話で、自分たちの頭の上に爆弾が落ちてくることはまったく想像していないようです。まあ、厳密に言えば、私もそうかも。

でも憲法9条が変えられて、自衛隊が軍隊となり、米軍と一緒に世界中で戦争するようになったとき、日本は(そして日本人は)常にテロに怯えるようになり、もっと軍事費やテロ対策費が伸びて、監視・密告社会になり、教育や医療や福祉の費用は減らされ、格差は広がって、今よりさらに殺伐とした社会になっていくことは想像がつきます。

そんなのはいーやだ。

憲法9条が変えられる前に、これまで神棚に飾ってあっただけの9条を実践したい。その一つの方法が平和省。ここ沖縄に来るのは、戦争をしている軍隊とともに暮らすことを体験するためでもあります(暖かいから風邪ひき家族にとっては、ありがたい、というのも大きな理由)。日本の米軍基地の75%がこの小さな島(国土の1%)にひしめき合っています。

今回は最初の2泊だけ読谷村のホテルに滞在したのだけど(一番安いツアーで来ている。ホテルの宿泊が2泊もついて、帰りの便は14日まで延長できて、なぜか格安航空券代より安い)、ここには巨大な嘉手納基地をぐるりと回らないと行かれません。左右に広がる広大な米軍基地。金網がどこまでも続き、立ち入り禁止。一体、ここはどこの国?と錯覚します。

そして、広大な土地を奪われていますから、道路はいつも渋滞。この基地がなければ・・・。有名な神社の鳥居のある「鳥居ステーション」の入り口も通って行きました。あのダブル鳥居は異様な雰囲気だけど、何であんな風にしたのかなあ。

今回は2週間と短い滞在なので、講演は2度。あとはひたすら体を休めることと、たまっている原稿を書くこと。『バタフライ』『デニスクシニッチ』『テロリストは誰?ガイドブック』『911ボーイングを捜せガイドブック』の再版が次々と決まり、加筆訂正にも追われています。『週刊ポスト』効果で、『911ボーイングを捜せ』のDVDの注文が殺到して、こちらも再プレス。

今年もなんだか忙しくなりそう。だから、体をもっといたわらないと。自分自身も地球の一部だということを忘れないで、まずこの一番身近な小宇宙を「平和に健康に豊かに」保ちたいと思っています。

暖かい沖縄に感謝をこめて。

2006/01/03

週刊ポストの電車中釣り広告ー明日発売

今日、友人に会いにいくとき、JRに乗る機会があったのですが、中釣り広告の中に『週刊ポスト』のものがあって、そのトップ記事(一番右)がなんと私たちが日本で配給している『911ボーイングを捜せ』に関する記事でした。ベンジャミン・フルフォードさんという元フォーブスの編集長で現在はフリーのジャーナリストをしている方が書いたものです。彼は日本語も(他の数カ国後も)不自由なく読み書きできます。内容は彼が映画を観て、いろいろ調査したあと、彼の考えを述べているもので、この手の雑誌で取り上げられるのは初めてです。[フォーブス日本]

だいぶ前に『週刊金曜日』が取り上げてくれましたが、読者も少ないし、世論にはほとんど影響を与えませんでした。今回は発行部数が多い分、少しはインパクトがあるといいのですが。また攻撃も増えるでしょうが、この手の作品はその真実がわかるまで(米国政府が情報公開をしてくれるまで)決着がつかないから大変です。粘り強く、情報公開(とくに、ペンタゴンの映像)を迫っていこうと思います。

米国政府に情報公開を迫り(なんせ、これを理由にアメリカとそれに追従する国々は、対テロ戦争を始めたのですからね。対テロ戦争には我が国の自衛隊も参加していますし、そのせいで改憲圧力も強まりましたしたから、この事件の真相究明は、本当に重要なのですよ)、それを実行させるには、アメリカ人と世界中の人々からの圧力が必要でしょう。

911ボーイングを捜せ』が911事件に疑問を投げかけた最初の作品の一つですが、急いで制作した感はあり、ちょっと雑な部分もあります(でも、あのタイミングで出したのはすごいです。先駆者の仕事は、必ず批判されるものです)。彼らが現在出している『Director's Cut』のほうは、最初の作品よりずっと改良されています。

その後、さらにグレードアップした他の監督の映画がいくつも出ているので、時間とお金が許せばそれらも翻訳して、順次紹介していきたいです。翻訳したい本も何冊もあります。グリフィンの本は、ぜひやりたいなあ。でも時間がー。

映画の中では『Loose Change』(おつり、小銭、という意味。でもどうしてこういうタイトルにしたのか不明)は次に翻訳する作品としてはベストと思っています。みなさんも観て。何度も紹介しますが、ブロードバンドをお持ちの方はここでダイジェスト版が観れます。

2006/01/01

あけましておめでとうございます

2006年がはじまりましたね。どんな年になるのでしょうか。そして私たちは、どんな年にしていくのでしょうか?

今年が少しでもいのちにとって優しい年になりますように。パキスタンの極寒の中でテントで震えている人たち、津波やハリケーンや突風や地震や大雪や事故などで家族や家を失い絶望している人たちに優しい手が差し伸べられますように。紛争地域で暮らす子どもたちが生き延びることができますように。自殺を思い詰めている人がなんとか思いとどまり、生き続けることができますように。いのちが大切にされる社会をつくることに今年も取り組んでいきます。

Toshi Koshi Soba JPG

そんな思いで年越しそばを食べました。年越しそばは国産の10割そばで、畑から収穫した人参の葉っぱと人参とタマネギのかき揚げと、ネギ、大根おろし、白ごま、ゆずを添えて、昆布だしのつゆでいただきました。そばと白ごまと昆布と調味料以外はすべて我が家の無農薬農園の恵み。ありがたいです。「太陽と大地と海の恵みに感謝して、いただきます」(我が家の食前の歌)。おいしい食べ物を家族や友人と囲めることほど、幸せなことはありません。

世界中のこどもたちが笑顔でいられますように。この地球上で毎日飢えや病気で亡くなる子どもたちは数万人。日本で1日に捨てられる食べ物は2千万食とも3千万食とも言われています。その大部分(約7割)は輸入食品。日本人が飽食や食べ物を無駄にすること(残したり捨てたり)を少しずつでもやめて(腹八分目医者いらず!)、食料自給率を高めて、お金を武器ではなく環境の修復、イラク駐留費ではなく世界中の人たちが生きられるために使うことができますように。

平和への結集(近々メルマガで紹介します)や平和省の種が芽を出し、ぐんぐん伸びていきますように。憲法9条の先見性と高貴さが理解され、日本でもう一度いのちを与えられ(今は絵に描いた餅で風前の灯。もっと実践していかなくては!)、世界中に広がっていきますように。ハワード・ジンさんが昨日送ってくれた「この地球からすべての戦争をなくす平和運動」に憲法9条を持って、私も参加します。

こんなにお願いごとばかりで神さまは大変ですね。願いは大きいのに、自分ができることは、ほんとにわずかなことです。

私自身の今年のささやかな誓いは、少食を実践すること(子ども4人を次々と妊娠し、出産し、授乳するという生活が10年も続いて、すっかり大食漢になってしまいました。なので、少食にしてやっと普通の人並み)。超少食を推奨・実践している甲田光雄医師のようにはいきませんが(10年後の目標?)、一日2食にして、よく噛んで、私に捧げられたいのちに感謝していただくことを毎食実践するようにします。私がいただいたいのちの分まで、良き働きができますように。

どうもありがとうございます。