2006/01/24

♪ 雪の鴨川に戻りました ♪ - 05分28秒 - 1.3MB

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桜の咲いている沖縄から戻ったら、なんと鴨川は雪。沖縄を午後8時の最終便で出発し、10時20分に羽田空港に着いたときは、雪はなかったので安心していましたが、東京湾を渡ったら雪景色。ああ、家に帰れるかなあ、と心配になりました。

車を止めてあった君津に着いたら、フロントガラスに5センチぐらい積もった雪が凍って、ワイパーも動かない状態。まずはこの凍った雪かきから。駐車場を管理しているおじさんが、親切にも手伝ってくれました。ありがとう!

君津から鴨川までの国道も所々凍っていて、のろのろ運転でやっと鴨川に着いたのは真夜中すぎ。国道で我が家の下まではなんとか行けたのですが、家に入る山道は途中から雪が凍っていて運転不能。仕方なく山の下に車を置いて、歩いて帰宅しました。子どもたち二人も寒い真っ暗の道を「歩こう、歩こう、私は元気・・・」と歌いながら、なんとか歩きました。見上げると、満点の星空。しばし足を止めて「きれいだねえ」。街灯はありませんが、星の光のお陰で何とか歩くことができました。

Walking Home JPG

沖縄では本当にたくさんの出会いに恵まれました。家族ぐるみのおつきあいをさせていただいている金城睦&久美子夫妻には今回もお世話になりました。第1回東京平和映画祭で上映した『チベットチベット』の監督の金森太郎さんとも再会しました。彼が連れて行ってくれた地元の人しか行かないという浜は実に美しかった。今度は泳げるときに戻って来よう。

昨年11月に地球平和公共ネットワークが主催した「スピリチュアリティと平和のシンポジウム」に出演したカミンチュの比嘉良丸さんとも再会し、彼が守っている聖地(鍾乳洞の素晴らしい洞窟)をご案内していただきました。母なる地球の胎内にいるような異次元空間でしばらく瞑想をさせてもらうと「そのまま進んでいいよ。応援している」というメッセージをいただきました。

私たちの『バタフライ』を気に入ってくれている「スターローズカフェ」の高嶺のぶえさんの紹介で、山根麻衣さんとも出会い、彼女のパワフル&ソウルフルな歌声を聴かせていただきました。麻衣さんとは、以前からお互いの作品を交換したりする仲でしたが、なかなかお会いするチャンスがなかったのです。沖縄で実現するとは、運命の神さまの粋な計らい。麻衣さんの歌、いいですよー。

そして、短い滞在中に私の講演会を企画してくれた井上聖(きよし)さんとHeart of Earthの仲間たち。彼らの素晴らしい働きで、東京平和映画祭for YOUTHでやった『ピースフィルムメドレー』を60人の方に観ていただくことができました。このイベントの告知のためにFMたまん、FMチャタン、FM21、なはラジオに生出演。FM21のパーソナリティは『軍隊を捨てた国 コスタリカ』でステキな琉球舞踊を披露してくれた仲村清子(すがこ)さん。いつかお会いしたいと願っていたのが、はからずも実現。

琉球新報と沖縄タイムズも訪問し、取材してもらいました。どちらの新聞も告知をしてくださいました。たった1週間の準備期間でやるだけのことをやり、60名も集まった(しかも名護市長選でみな忙しいときに)のは快挙。八汐荘に会場費を払うと殆ど何も残りませんでしたが、本やビデオがよく売れ、次につながったので、やった甲斐がありました。

そうなんです。沖縄の次の企画が決まったの!3月19日に那覇の「てんぷす」(国際通り)で私のライフワークである環境問題に関する講演会の開催と、その前か後に北谷で平和をテーマの講演会、そして今回大好評だった健康をテーマにしたワークショップもやることに。沖縄が大好きな私たちにとって、このような御縁がいただけることは、本当にうれしいです。

また、沖縄でビーチクリーンアップをずっとやってくれている古い仲間のエド・サンチェスとも再会。彼が沖縄巡礼の話をしてくれたときには、ぞくぞくしました。エドとは知り合って15年以上たちますが、今回初めて本当につながった感じ。彼は私の今の仕事にとても興味をもち、私の本やDVDを沖縄在住の外国人に広めたいと言ってくれ、さっそく米軍基地で働いている女性教師を紹介してくれました。

お世話になった金城久美子さんはソプラノ歌手なのですが、彼女とアメリカのセドナからやってきたジョン・デュマというインディアンフルート奏者が1月30日の午後7時からに那覇のパレット市民劇場でニューイヤー・コラボレーションライブをやります(前売り2500円、問合せ:098-885-8857)。名古屋でジョンのオーガナイズをやっていたのは、平和省運動を一緒にやっているタカちゃん(冨田貴史)。なんか、どんどんつながっていきますねー。私たちの沖縄滞在最後の日、名古屋から那覇に到着したばかりのジョンを迎え、そして東京へ飛ぶ私たちを送るために、おもろまちの「マリノ」というイタリアンレストランで金城夫妻が歓送迎会をしてくれました。

このとき、ジョンに『911 In Plane Site』をプレゼントしようとしたら、彼は「もう持っているよ。でも、どうして君たちがこれを?」と話が盛り上がりました。アメリカ人もやっと911事件の嘘に目を向けつつある、アメリカ政府のやっていることは地球を壊し、いのちを破壊することばかり、と話すジョン。セドナでは大きな劇場で911 In Plane Siteが最近上映されたそうです。

実は、オーストラリアで1月4日にこの作品が初めてテレビ放映されたのです。これは世界中の商業放送で初めて。チャンネル10にエールを送ります。放映後、問合せが600件以上も殺到し、これは番組始まって以来のことだそうです。再放送になるといいな。

Channel 10 JPG

日本のテレビ局で『911ボーイングを捜せ』や『テロリストは誰?』を最初に放映してくれるのは、果たしてどこでしょうか。これらの作品に関して、複数のテレビ局や新聞の取材は受けていますが、なぜか報道されません。現場の記者は興味をもってくれているのですが、どこかでストップがかかっているようです。まあ、こちらはこれからも粘り強く草の根上映会を続けていきましょう。真実は勝つのだ!

しばらく寒い鴨川にいます。この間、神戸や千葉、東京で講演会があります。そのあとは、ニュージーランドで行われる平和コンサートに出演するのにあわせて、1ヶ月ほど旅にでます。旅の間、ネット環境はあまりよくないので、メールへのお返事ができないことをあらかじめお伝えしておきます。

ところで、『911ボーイングを捜せ』を注文したみなさん、只今注文が殺到し、在庫が切れ、発送が遅れています。申し訳ありません。DVDのプレスを委託した会社から1月31日に完成との連絡がありました。みなさんへの発送は2月1日になりますので、今しばらくお待ちください。『週間ポスト』の記事の影響は大きいです。

911ボーイングを捜せ』の記事が掲載された『週刊ポスト』は各書店で売切れが続出するほどよく売れたそうです。この号の「週刊ポスト』を入手したい、というメールを複数いただきましたので、急遽出版社から百冊まとめて仕入れました。1冊350円+送料200円でお分けしますので、欲しい方はきくちまでDMでご住所、お名前、電話番号をお知らせください。

せっかく治った風邪をぶり返さないように、気をつけます。
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と・・・。今、この原稿を投稿しようと思ったら、となりで玄さんが「オサマ・ビン・ラディンがウィリアム・ブルムのRogue State(『アメリカの国家犯罪全書』益岡賢訳)を読め、と言っているよ」とつぶやいています。えええ!どういうこと?
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4636742.stm


ブルムとはワシントンでお会いしたことがあります。彼の本は私もアメリカ人全員の必読書だと思うけど・・・。このことをどう解釈したらいいかわからないけど、ブルムの本が売れることはとてもいいこと。いまだに「対テロ戦争」とやらを信じて戦っている人たちすべての必読書だと思いますよー(小泉首相も読んでね)。

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