2013/06/27

ふくしまキッズハワイプロジェクトへのサポートに感謝

この2日間、鴨川の我が家で朝から晩まで大掃除三昧。築200年の古民家は隙間も多く、家の中はホコリだらけ。ジメジメしているので布団がややカビ臭い感じもする。ホコリに喉がやられて、咳が止まりません。でも、EMをたっぷり霧吹きで撒いてお掃除をしたら、カビ臭はすぐに消えました。すごいEM菌。

さて、私の留守を預かってくれているルミ子さんから、ふくしまキッズへ寄せられた寄付の郵便振替用紙を見せてもらっていました。本当に大勢の方が1万円以上の寄付をくださり、なんと今日はさらに50万円をまとめて振込んでくれた方がいて、私は思わず泣いてしまいました。退職金の一部をこちらにくれた、と話していました。

コンサートのときに、Heats for Fukushima Kidsに50万円を手渡すことができたのですが、今日いただいた50万円で合計100万円を福島の子どもたちに贈ることができます。

目標額は800万円ですが、渡航費だけならあと400万円です。足りない分はどうするか?というと親御さんが負担します。

福島に今も住んでいる方は、ただでさえ大変なので、親に経済的負担をかけたくないのです。福島ー東京ーホノルルーヒローコナの往復で25万円強なのです。というわけで、引き続き、みなさまのご支援をおねがいする次第です。

ありがとうございます。



寄付の振込先(郵便振替か銀行振込):
郵便振替 00110-1-144224 ハーモニクスライフセンター
*  通信欄に「ふくしまキッズ」とご記入下さい。

千葉興業銀行 鴨川支店 普通
1050297 ハーモニクスプロダクション

お振込みされた旨を必ずメールでお知らせ下さい。メールでご連絡をいただいたサポーター(1口1万円)には、後日、プロジェクトの報告を送ります。




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2013/06/25

フルート&トークショーは大成功!次回(9月6日)も決定

今、コンサートが終わって宿(ハワイ島から来ているあけみさんのご招待)に戻ったところです。終わった〜

久しぶりのソロはどうなるかドキドキしましたが、音楽的には今までの私の演奏の中では一番満足のいくコンサートになりました。鈴木豊乃さんも、また私と一緒に演奏してくださるというので、すごくうれしいです。

今回、彼女はピアノの伴奏というより、自由自在にアレンジもしてくれるコラボレーション。素人の私が言うのもおこがましいかもしれませんが、私のフルートと相性が良くて、楽しくて幸せであっという間の2時間でした。

こんなに大好きな音楽だったのに、環境問題の深刻さに気づいた28歳のときに「フルートなんて吹いている場合じゃない」と演奏活動をやめてしまったのでした。

これからは大好きなこと(たとえばフルート演奏)で、平和や環境や健康(子どもたちのいのちを守ること)に貢献することに決めました。楽しいことなら多少大変でも続けられますからね。

今宵は集まったお客様は懐かしい顔も多く、とても暖かい雰囲気だったので、私は緊張することもなくのびのびと演奏できました。ありがとうございました。

第2部では特別ゲストの方々にも一言ずつお話していただきました。最初は江本勝さん(8月26日になんと同じ場所でサウンドセラピストのAIKAさんと「愛・感謝コンサート」をやるそうです。これも不思議な偶然ですね〜)。江本さんは7月の全米ツアーの最後にハワイに寄り、コナ(7月17日@アロハシアター)とヒロ(7月20日@ヒロ・ウイマンズ・クラブ)で講演されます。

そして次は先日、ハワイ島でもご一緒した野中ともよさん。短い時間にまたユーモアたっぷりの「出会い系」のお話をしてくださいました。こうしてともよさんと仲良くさせていただいているのも、私がハワイ島にいるおかげです。一期一会の素敵なお話で、参加したみなさんは超ラッキーでしたね。

そして、福島からもスペシャルゲストが!

1人は『きんばあちゃんの花見山』の著者で絵本作家のあきばたまみさん。ピアノの豊乃さんの友人で、彼女はこの絵本と花見山に触発されて『花見山』という子どものための連弾曲を作曲したそうです。この日は、なんと連弾(二人で演奏する)の譜面を1人で名演奏。素敵でした〜

もう1人は、昨年ハワイ島に家族で来て、「語り部」とシンガーとして原発事故直後の避難の様子をシェアして、ハワイの人々の心をふるわせた井上美和子さん。彼女には『花は咲く』を歌っていただきました。ステージリハーサル1回だけで本番だったけど、ばっちりでしたよ〜。江本さん、野中さん、あきばさん、井上さん、コンサートを豊かにしてくれて、ありがとうございました。

今日のコンサートの縁の下の力持ちは、作家で平和省プロジェクトでご一緒している彦坂諦さん。からお借りした村松フルートは最高の音色でした。ああ、やっぱり村松はいい音だなあ。また本番のときだけはお借りしたい、と思うような響きの楽器でした。

今日のコンサートに伊藤千尋さんにお声をかけたら、参加は叶いませんでしたが、こんな文章を私のブログに投稿してくれました。転載します。
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伊藤千尋 さんが投稿「ふくしまキッズ ハワイプロジェクト:あなたにもできることがあります」にコメントを書き込みました。

きくちゆみさんのフルートと言えば、思い出すのは、今からちょうど10年前、2003年の米国です。イラク戦争が始まる直前、全世界、そして全米でいっせいの反戦デモが行われ、ロサンゼルスでも10万人が市の中心部に繰り出しました。当時、朝日新聞のロサンゼルス支局長をしていた私が現場に取材に行くと、壮大なデモ隊を前に舞台の上でフルートを吹く日本女性がいました。それがきくちゆみさんです。曲はアメイジング・グレイス。演奏のあと、彼女は武器を楽器に変えようと英語で訴え喝采を浴びました。それは写真付きの記事になって朝日新聞に掲載されました。2度目に彼女のフルートを聴いたのはハワイでした。地元の人々に自らの子育て体験など語りかけながら演奏しました。平和と安心して暮らせる社会のために軽やかに行動する彼女の演奏には、「大地の母」の重みがあります。ぜひ、聴いて欲しいと思います。


日本人女性がフルート演奏 米・ロスのイラク・反戦集会

 【ロサンゼルス=伊藤千尋】「金属は戦争でなく音楽のために使って」。世界を一周した15日のイラク攻撃反対集会・デモの最後に行われた米ロサンゼルスでの集会で、千葉県鴨川市のフリーライターきくちゆみさん(41)が、フルートを吹いて平和を訴えた。映画の街ハリウッドの街頭で、同市の反戦運動史上で最大となった10万人の参加者が拍手を贈った。
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なつかしいです。あれからもう10年が経ったのですね。最近年を聞かれても、31歳までは覚えているのですが、その後はわからなくなっちゃって、なんてはぐらかしているのは、自分がもう半世紀も生きたことが信じられないからです。

昔だったら、人生50年なんて言っていました。
私はやっと半分、と思っています。半分でこれだけできた。でも、まだやりたいことだらけ。だから残りの半分は一切無駄なく、心からやりたいことだけを厳選して生きていくのです。

戦争は終わらない。
原発は壊れ放射能を出し続けている。

それでも私はこの限りあるいのちを使って、ハチドリの「クリキンディ」のように、一滴の水を垂らし続けます。

ポトリ。
ポトリ。

それにしても、江本勝さんも中野ともよさんもお一人で何百人(あるいは何千人)と集めることができる著名人。私のコンサートにお二人が来て、応援メッセージを寄せてくださるなんて、なんてありがたいのでしょう。

福島から疎開中の井上美和子さんの歌も、吉田美佐子さんが福島の5年生の女の子の書いた詩を朗読も、とても感動的でした(みなさんは、泣いていましたね)。私はもらい泣きしないように必死でした(泣くとフルートは吹けなくなります)。

さあ、始まりました。

これは私のライフワークになると思います。
ふくしまキッズハワイプロジェクト

福島の、そして日本の子どもたちが1人でも多く、ハワイ島で遊び(今回の計画)、ハワイに友達を作って、ハワイを好きになって、英語も覚えて(未来の計画)、世界に羽ばたいていってほしいです。



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2013/06/23

美味しい、簡単ローフード(速報)

今日は辻堂駅からバス(綾瀬車庫行き)で二つ目にある「ecomo」という素敵なオーガニック建築&ショップ&レストラン&スペースで、ローフード教室をしました。

お料理ができたあと、参加者のみなさんと撮った写真がこれ。美味しそうでしょう?
福島から湘南に越してきた家族も参加してくれて、とてもうれしかったです。ローフード(とくに発酵食)を毎日の生活に取り入れて、放射能汚染時代をなるべく健やかに生き抜いていってほしいです。

デザートで作ったローマンゴープリンは美味しかったなあ。ハワイに帰ったら、子どもたちに作ってあげたいです。
明日(6月24日)はいよいよ「きくちゆみのフルート&トークショー」@王子の北とぴあ、午後7時(開場6時半)から。まだ集客がとても心配(やっと15人ぐらい見えてきた)なので、どうかこのサイトを伝えることでサポートをして下さい。これを読んでいるあなたが来て下さったら、どんなにうれしいでしょう。

以下は、セラピストの本郷綜海さんが、メルマガで書いてくれたものです。
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明日6月24日に、王子の北とぴあにて、きくちゆみさんの「フルート&トークショー」があるそうです。

ゆみさんが、ふくしまの子供達をハワイ島に招待するプロジェクト
「ふくしまキッズハワイプロジェクト」で中長期的に何をしようとしているのかを
発表する日にもなるそうです。

Japanese HP:  http://fukushimakids.blogspot.jp
ENGLISH HP :   http://fukushimakidshp.blogspot.jp

みなさんもこの素晴らしい夢の証人になりたいと思いませんか?

「水からの伝言」の著者、江本勝さんもいらっしゃるそうです。


☆☆☆

「きくちゆみ フルート&トークショー」
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2013/03/aloha_29.html

以下きくちゆみさんからのメッセージです。

5月5日こどもの日に本郷綜海さんの「マジカルチャイルドの目覚め」に参加し、「ふくしまキッズハワイプロジェクト」を応援してくださいまして、ありがとうございます。
ハワイ島で偶然にも私のローフードを綜海さんが食べていただいたことで、このような素敵なことが実現しました。

偶然の出会いが続くときは、私のやろうとしていることが宇宙から応援されているのだ、と思っています。


6月24日に10年ぶりに行う「フルート&トークショー」は、FACEBOOKでピアノと編曲をされる鈴木豊乃さんと偶然にも出会ったことから始まりました。
この日私は、「ふくしまキッズハワイプロジェクト」がこの夏、そして中長期的に何をしようとしているのかを発表します。

綜海さんによってマジカルチャイルドが目覚めたあなたに、この大きな夢につながる始まりの証人になってほしいので、6月24日、7時に北とぴあカナリヤホールでお待ちしています。

きくちゆみ

詳細はこちら http://kikuchiyumi.blogspot.com/2013/03/aloha_29.html
ーーーーーーーー
「大きな夢につながるはじまりの証人」ワクワクしますね。

どうぞみなさん行かれて、いろいろお話聞かせてくださいね。

☆☆☆本郷さんのメルマガここまで。
明日は晴れるかな。スーパムーンは観れるかな?

今日、薬指を少し怪我してしまったのが明日の演奏に響きませんように。



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ふくしまキッズハワイプロジェクト、明日7時発表@北とぴあ/募集も開始!

最新情報1:福島で募集を担当しているハーツ・フォー・ふくしま・キッズがこの夏、「ふくしまキッズハワイプロジェクト」に参加する子どもたちの募集を開始しました(私は募集には関わっていません。コナの受け入れ担当です)。

参加希望者は→hearts4fukushimakids@gmaill.comまでお問合せ下さい。

詳細は、FBページ Hearts for Fukushima Kids (ハーツ・フォー・ふくしま・キッズ)

 https://www.facebook.com/hearts4fukushimakids

対象は、福島に現在も暮らす小中学生の子どもたち。小学生の場合、1人で身の回りのことができることが条件です。
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ふくしまキッズハワイプロジェクトの英語サイトがようやく完成 。やった~
Fukushima Kids Hawaii Project: http://fukushimakidshp.blogspot.jp

米国のNPO IAM-CED.orgの支援を取り付けたので、税控除の寄付を受付けることが可能になりました。米国政府に税金を納めている方は、ぜひご利用下さい。

(なんせ米国連邦政府予算の半分以上は軍事費に消えてしまうので、税金を払うより、NPOに寄付した方がいいですよ~。他のNPOでも良いですからね。例えば、私が応援しているのはアーニー・ガンダーセンさんのFairewinds Energy Education

そして、日本語サイトも完成しました。今後は私のブログではなくて、このHPをお友達に知らせてくれるとうれしいです。

ふくしまキッズハワイプロジェクト:http://fukushimakids.blogspot.jp

英語と日本語のサイトのURLはほぼ同じで、英語サイトは日本語のURLに「hp」(ハワイプロジェクトの頭文字)を足しただけ。覚えやすいでしょう?

さて、今日は「ECOMO」で正午からローフードを教えています(7品作りますよ~)。

そして、これが終わったら、明日はいよいよ10年ぶりのフルートソロ・コンサート。

本番は緊張するかなあ、お客さまは何人来てくれるかしら、といろいろ心配もありますが、先日のリハーサルではとても良い感じでした。

ピアノの豊乃さんがすばらしいので、安心しています。

明日、6月24日午後7時(6時半開場、全席自由)、北とぴあのカナリアホールでお待ちしていますので、どうか「ふくしまキッズハワイプロジェクト」を応援したい方は、私の決意表明に立ち会って下さいね。

きくちゆみフルート&トークショーにて、私の胸の内にある中長期の計画(というか夢、かな)も発表します!参加費は千円(以上、いくらでもありがたい)。

どうぞお友達を誘って、お出かけ下さい。赤ちゃん、子どもも歓迎します。赤ちゃんが泣いても大丈夫。安心して子連れでお出かけ下さい。

ご縁の方がぞくぞく駆けつけてくれるとのことです。

たとえば、『水からの伝言』の江本勝さんご夫妻と社員の方々、作家の彦坂諦さん、むとうガーデンサービスの武藤知香さん(明日のスタイリストをしてくれます)、自然大工の佐藤良則さん(福島出身)、福島から避難中で語り部&シンガーの井上美和子さん、ハワイ島Blue Planet Foundationあけみ・ロジャーズさん、そして、ジャーナリストの野中ともよさんも、多忙なスケジュールを調整してくださいます。さらに福島からはHearts for Fukushima Kidsのみなさんも駆けつけて下さるとのこと。

暖かい集いになりそうです。

久々のフルートソロですが、みなさんが楽しめるような演奏をしたいです。もっと素敵な未来につながる私の決意表明に、どうぞ立ち会って下さい。


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2013/06/21

シンクロの続く日々

日本に戻ってから、これは天のいたずら?、と思うほど奇跡のような偶然(シンクロ)が連続して起きています。

ことの始まりは、私がフルートをハワイの自宅に忘れてきたこと。忘れ物が多いのは私の弱点の一つなのですが、今回のは致命的。「フルートのコンサートをやるのに楽器がなくてどうするの?馬鹿じゃない?」と、自分を責める責める。

フルートがないことに気づいたのは空の上で譜読みを始めたとき。「万事休す」と胃がきゅっと小さくなりました。さんざん自分を罵倒した後は、取り返しのつかない自分のミスを十分に嘆きました。deep mourning.

するとまもなく落ち着いたので、対策を考える余裕ができました。
そうだ!日本にはレンタル楽器というサービスがあるはず。

羽田空港に着くや否やネットにつながる環境に身を置き、いろいろ調べ始めました。たくさん出てきて、楽器が借りられることがわかりました。

でも楽器は吹かないと相性がわからないので、翌朝、早速ネットで調べた渋谷の楽器屋さんへ足を運びました。渋谷センター街の奥にあるそのビルはとても分かりにく場所だったのですが、そこで中古の村松フルートを見つけました。音は上々。他にオプションがなければそれを借りよう、と決めました。村松は1本欲しいフルート(私のはYAMAHAです)だったので、買ってもいいな、とも思いました。

その日のお昼は、姉と姪と渋谷でランチデートでした。私は約束より早く渋谷に来てフルートを試奏していたのですが、気に入った楽器も見つかったので、店員さんに姉の指定したレストランがどこか聞きました。彼女はしばらくきょとんとして、「このビルですけど・・・」。

渋谷に何百、いや何千とある飲食店から、その楽器屋さんと同じビルにあるレストランを姉が指定してくるのは、いったいどれぐらいの確率でしょう。あまりの偶然に驚きました。

そのとき、平和活動の大先輩でフルートを吹く彦坂諦さんのことが急に頭に浮かんできました。「彼の楽器は何かな?もし村松だったら貸してほしいなあ」と思ったのです。

早速、連絡を取ると、彼は3本のフルートを持っていて、どれでも好きなのを1本貸してくれる、その中の1本は村松フルートというお返事でした。この時の喜びは、飛び上がるほどでした。

食事を終えると、彼の住む千葉まで一目散。駅でフルートを無事受け取るとすぐに東京へ戻り、第10回東京平和映画祭の実行委員会へ少し遅れて出席しました。

その日は会議の後、東京平和映画祭のスポンサーを長年に渡ってしてくれた(株)リンクの岡田さんと会うことになっていました。お互いの予定が合うのがこの日だけだったのです。9時過ぎに会議を中座し、午後9時過ぎに指定の場所へ。お会いするや否や、彼から渡されたのは3本のヨーグルトとチラシの束。それは『森・土・海は食のゆりかご 命のゆりかご』というイベントのチラシで、彼が主催するというのです。

「食」や「農」や「魚」のことで活躍する木村秋則x中洞正x畠山重篤3人は誰1人とっても私が尊敬する人ばかりで、自分がもし東京にいたら絶対参加したいぐらい。「こんなイベントやったことないんだよ。集客って本当たいへんだね、きくちさんの苦労がわかるよ」と岡田さん。「ブログにも書いてよ」と頼まれました(このイベントについては改めて書きます)。

私の目が釘付けになったのは、そのイベントの会場。なんと私の息子が通う大学の講堂ではないですか。

翌日(20日)は久しぶりに東京にいる子どもたち(息子と娘)に会うことになっていました。ハワイー東京と離れているので、会えるのは年に1、2回です。レストランでそのチラシを渡すと、興味津々の様子。「こういうの興味あるんだよね、行きたいな」とつぶやくではないですか。息子とは6歳のときに別れたきりで、私の活動などは何も知りません。農大に進学したことも、こういうイベントに興味があることもうれしくて、ありがたくて、心の中でうれし涙状態。

偶然はまだあります。

その日の昼間は、初リハーサルでピアノの鈴木豊乃さんのお宅へ行っていました。彦坂さんのフルートは素晴らしい響きで、本番もこのフルートを吹くことを決めたのですが、その間夫にも連絡して、ハワイにある自分の楽器を日本に帰国する人に持ってきてもらう算段もしていました。驚いたのは、フルートを運んでくれることになった人が、たまたま茅ヶ崎在住だったこと。なぜなら、私はその人が帰国する日(6月23日)に偶然、茅ヶ崎にいるからです。

シンクロは続くよ、どこまでも〜

リハーサル前に豊乃さんとお電話していた相手がAIKAさんで、彼女ともつながりがあります。びっくりドンキー創始者の庄司昭夫さん(故人)が招いてくれたイベントで同席して以来、私とAIKAさんはあちこちでお会いしています。今回のピアノ伴奏をしてくれる鈴木豊乃さんとは大の仲良しで、お仕事もたくさんしている、ということでまたビックリ。

さらに、ボーカリストで私のNVCの仲間でもある鈴木重子さんと豊乃さんのお姉さんが同級生、という偶然も発見し、またまた盛り上がりました。

重子さんとは、先日のNVCリーダーシッププログラムでも8日間寝食を共にしたばかりで、6月24日のコンサートで歌えるかもしれない、と言うお話をいただいていました。これは重子さんに別の仕事が入って実現しませんでしたが、また次の機会を丁寧に作りたいと思いました。

天の上で誰かが楽しんでいるのでしょうか。
わくわくして仕方ありません。

シンクロの連続のありがたさに、生きている喜びを味わっています。

今生で私と出会ってくれたあなたに感謝。

6月22、23日の茅ヶ崎のイベント、24日の北とぴあでのコンサートに集う方にも、「シンクロ」が伝染するかもしれません。シンクロが毎日続くと楽しいんだなあ、これが。

明日は水の結晶の江本勝さん(7月にハワイに来島)とお会いする予定。Aikaさんと江本さんは仲良しで、彼女のアベマリアを水に聴かせて、結晶写真を撮っています。まだまだこの続きがありそうです。

今ここがすべて。
ありがとう、ありがとう。
Mahalo Mahalo



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2013/06/20

コンサートリハーサル

来週の月曜日、王子のカナリアホール(北とぴあ)で7時からふくしまキッズハワイプロジェクトを正式発表します。そのときに、久しぶりにフルートを吹きます。
http://kikuchiyumi.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html

今日はそのリハーサルの日です。

ピアノ伴奏は、編曲家の鈴木豊乃さん。
http://toyonosuzuki.web.fc2.com

第1部は誰もが知っているようなクラシックの小品を中心に、第2部は鈴木豊乃さんがアレンジしたポピュラーな曲を演奏します。お楽しみに。

私の知らない側面を知って下さい。

最初で最後のコンサートになるか、これをきっかけにまたトーク&演奏活動を始めるか、は6月24日のコンサートの出来次第で決まるでしょう。

では行ってきます。東京は今日もジメジメです。


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2013/06/14

コナに戻りました 今ここがすべて

サンホゼから無事コナに戻りました。
そして来週月曜日には日本に向かいます。

今、ここに才田春光さんがいらしています。彼女とのご縁は鴨川時代に、私たちのワークショプに参加してくれたのが始まりです。春光さんのPeel Artの世界に引き込まれ、また彼女の提唱する「拝経美人のすすめ」にも心から賛同しています(私も実践者の1人)。

今日はこの夏、福島の子どもたちを受け入れてくれる可能性のある宿泊施設を玄さんと春光さんと下の娘を連れて、下見に行きました。そこになんと馬がいたのです!

あそこで子どもたちと遊べたらいいなあ。ハイキングをするだけでも楽しそ〜

ベイエリアではあちこちでイベントをして、「ふくしまキッズ」の支援をお願いしたところ、1000ドルの寄付が集まりました。6月24日には東京(王子)の北とぴあで「ふくしまキッズハワイプロジェクト」の発表をしますので、そのときにたくさんのサポートをいただけることをイメージしながら今日は眠ります。

7月13日と8月10日はZUMBAでふくしまキッズを支援します。ハワイ島コナにいる方は踊りにきてくださいね(詳細は決まり次第、発表しますね)。

「人生は思った通りにしかならない」と天地統一体で習いました。「思った通り」が本物になるよう、今ここがすべて、の生き方を瞬間瞬間していきます。


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2013/06/11

10年ぶりのフルートソロコンサート 「ふくしまキッズハワイプロジェクト」実現のために

ふくしまキッズハワイプロジェクト、福島(募集)サイドでもだいぶ概要が固まってきたようです。ただ、子どもたちのハワイ行きを実現するのに必要な費用がまだ全然足りないので(夏休み中はハワイへの渡航費が高い!)、より多くの人のサポートが必要です。

今回の募金目標額は800万円ですが、次回、その次、そして長期滞在に向けた寄宿舎(日本語学校)の設立に向けて動き続けますので、経済的余裕がある方は思い切ったご支援を下さい。

私はこの6月18日に帰国し、「ふくしまキッズハワイプロジェクト」について6月24日に発表する予定です。この日は、編曲家でピアニストの鈴木豊乃さんの伴奏で、クラシックの小品を中心としたフルートコンサートをします。

チラシはこちら



<きくちゆみフルート&トークショー ふくしまキッズをハワイ島へ>

日時:2013年6月24日(月)午後7時(6時半開場)
場所:北とぴあ(カナリヤホール/14階)

出演者:
きくちゆみ(トーク/フルート) 
鈴木豊乃ピアノ伴奏、ソロ
参加費:千円(先着100名様)


*申込不要。



実は私はフルートを何十年も吹き続けているのですが、あくまで「隠し芸」なので滅多に人前では演奏しません。ましてソロのコンサートは何かよほどの理由がないとやりません。でも今回は特別です。

私の願いは、福島の一人でも多くの子どもたちが海外でホームステイしたり留学できるようにすることです。できればハワイ島に日本語と英語の寄宿舎付きの小中学校ができたら最高です。子どもたちが福島からハワイ島へ、ハワイ島からアメリカ本土、そして世界へと英語を身につけたら羽ばたけるでしょう。アメリカには福島の子どもたちを預かってもいい人(ホストファミリー)がきっとたくさんいる、と確信して動き続けます。

夢は大きく、実行は足下から。

初回の今回は、「少人数(20名程度)の福島の子どもたちにハワイ島で1ヶ月夏休みを過ごしてもらう」という参加する側も受け入れる側も無理が少ない方法で行います。

そのための資金集めのコンサートです。

参加申込は不要ですが、今後も私とコンタクトを続け、ふくしまキッズハワイプロジェクトを支援を続ける意志のある方は、メールをください。

「ふくしまキッズハワイプロジェクト」はハワイ在住のアメリカ人と日本人、福島在住のハワイ出身のアメリカ人が出会うことで始まりました。このプロジェクトを実現するサポーターを募集しています。サポーターは1口1万円。募金は100円から受け取ります。

<ふくしまキッズハワイプロジェクト振込先>
郵便振替:ハーモニクスライフセンター 00110-1-144224
*通信欄に「ふくしまキッズサポーター」とご明記のこと。

6月24日はあなたの福島の子どもたちをサポートしたい気持ちを持って、お出かけください。久々のフルートソロ、楽しみ&ドキドキ。


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2013/06/10

BAY NVCリーダーシッププログラム2013

10日間も投稿できなかったのは、NVC(非暴力コミュニケーション)のリーダーシッププログラムに参加していて、パソコンに触る時間が十分とれなかったからです。

今回の合宿でも、またたくさんの学びと気づきと感動がありました。たった8日間だったのに、何年分もまとめて泣いたかもしれません。 今、サンホゼまで戻り、また明日からの準備をしつつ、この8日間を振り返り、学んだことを自分のものにしようとしています。そのためにこのブログを書いています。

 私がリーダーシッププログラムに初めて参加したのは2010年です。このときは、英語が良くわからないことと、NVCへの理解が不十分で、(自分に)失望したり、悲しかったことを思い出しました。ギリギリのお金と時間をつかって日本からカリフォルニアまで通っても、NVCの習熟度が遅く、「ああ、なんで自分はこんなにダメなんだ。早く〇〇さんみたいになりたいなあ」とため息をついていました。もちろん、そんな中でも学びや成長がありました。

2011年もこのプラグラムにフル参加しました。母親が亡くなった日に合宿が始まり、参加が遅れました。そのときの仲間たちが十分に共感してくれたために、母親の死を十分悼むことができました。その結果、自分と深くつながる、ということがようやく体感できるようになりました。 

2012年は6月の合宿(1月、6月、10月に合宿があり、通年の学びが電話やメールであります)だけLP卒業生として参加しました。このときに、また素晴らしい出会いがあり、私のNVCの米国と世界各国での仲間たちがぐんと増えました。私がほしいのは、NVCの意識を持って生きようとしている仲間なので、LPはそのための最高の場所です。 

そして今回の2013年6月の合宿は、ロバート・ゴンザレスさんがゲスト講師でしたので、このチャンスを逃すべからず、と張り切って参加しました。ロバートのことはNVCをやっている人なら誰でも知っている、という著名な人です。私が驚いたのは、彼の存在感。そこでいるだけで空気が平和になり、慈愛が溢れ出ているような人でした。 

彼の伝えることはとてもシンプルで、いつでもどんなときでも、自分のニーズ(大切にしていること)に十分つながり、そのエネルギーと一つになる、ということです。愛には愛の、平和には平和のエネルギーがあり、自分の中で沸き起こる感情がそのエネルギーの場へと誘ってくれます。

つまり感情はニーズへの入り口なので、不快な感情(怒り、恐れ、むかつき、嫌悪感)さえもその扱い方を習熟すれば、自分の大切なニーズのエネルギーと一つになる経験をもたらしてくれます。 私が今目指しているのは、人を裁かない(良い悪いを判断しない)生き方です。

怒りたくなったらその怒りをしっかり感じて、悲しくなったら涙が自然に止まるまで泣いて、人間にとって普遍的に大事なニーズ(愛、平和、信頼、健康、所属、大切にしてもらうこと、認めてもらうこと、自由、平等、信頼など)につながりたいです。 

次に心が揺さぶられるときが、楽しみです。



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2013/06/01

アメリカの旅をAMTRACKで サンホゼーバークレイ

今日はサンホゼからバークレイまでAMTRACKという電車で移動しました。
http://www.amtrak.com/home
料金は18ドル、所要時間は1時間半弱。車と同じか、ちょっと早いかもしれません。

ただ、乗車する時は運転免許証かパスポートなどのIDが必要です。それを知らなかった私はIDを持っていなかったので、乗車券を窓口では販売してもらえませんでした。

「今日はバークレイで講演があるので、どうしてもこの電車に乗らないとだめなのです」と交渉しても、窓口の女性は「IDがない人にはチケットは売れない」と一点張り。電車の到着時間はそこまで迫っているし、彼女は考えを変えるつもりもありません。

困り果てた私は、乗車券のないまま電車に飛び乗る、という選択をしました。講演会に講演者が現れない、というわけにはいきません。窓口の女性の「そんなことをしたら途中で電車から降ろされますよ」という声に「I take the risk, it is not your responsibility.(リスクは私がとります。あなたには責任はありません)」と応じて、プラットホームへ走りました。

ホームにはもう電車は来ていて、私が乗り込むとすぐ、ドアがしまりました。無事、電車に乗りこみ、案内通り2階にあがると、席はガラガラ。自由席に座って、ふと窓を見るとWi-Fiフリーのマークがあったので、さっそくインターネットをつないで、メールをチェックしていたら、車掌さんがやってっきました。
「乗車券を」
「買っている時間がなかったので、今買わせてください」
「コンピュータで買いなさい。僕から買うと9ドル手数料がかかるから」
と言われ、Amtrackのサイトを教えてもらいました。そこで無事チケットを18ドルで購入したら、IDのことは何も聞かれないまま(途中で降ろされることもないまま)無事、バークレイまで行くことができました。

ああ、良かった!私は運がいいです(私を守って下さった存在に感謝)。

時間通りバークレイの駅に降りると、そこは日本の駅とは似ても似つかぬただの道路でした。ホームも何もない。駅前商店街もない。誰もいない無人駅でした。

不思議〜

私の書いていることの意味がよりわかるように、あとで写真をアップします。あれが駅だなんて〜。本当に不思議なところでした。アメリカは車社会なので、電車の利用者は少ないです。その駅には人は誰もいませんでした。(電車の中もガラガラだった)

私はどこにいってもバスや電車で旅をする「公共交通機関優先派」なので、今日の体験は最高でした。

駅まで車で私を迎えにきてくれたちづさんは、バークレイでとても素敵な日本のお布団のお店を経営しています。私はベッドが苦手で布団がほしかったので、ちづさんいお願いしてお店をご案内していただきました。彼女のお店も素敵でしたが、その隣の和紙の店も素敵で、まるで京都にでも行ったような錯覚を一瞬しました。お布団屋さんの名前はThousand Cranes Futon Shop(店主が千鶴だからでしょう)。バークレイに行ったら、ぜひのぞいて下さい。今度はゆっくりあの通り(1803 Fourth Street)を歩きたいなあ〜

ベイエリアは面白いです。いつかあの辺に住みたいな、という気持ちがむくむくわいてきちゃいました。

午後5時から8時まで、フサコ・デ・エンジェルスさん宅で行われた「福島の子どものことを考えるトーク」には、私の古くからの知り合いのメリベスさんやパロマ・パベルさん、LP(リーダーシッププログラム)の仲間たちなどが参加してくれて、大盛況でした。今日集まった方の中から「ふくしまキッズハワイプロジェクト」をサポートしてくれる人が現れました(米国でNPOを持っている方が寄付集めをしてくださる、とのこと)。

今日の企画や準備のために動いてくださった智子さんやちづさん、フサコさんに感謝でいっぱいです。お寿司もサラダもとてもおいしくて、大満足。何て素敵な時間を過ごせたのでしょう。人生80年生きるとして計算すると、人生の合計時間は約70万時間だそうです。寝る時間を引くと、46万時間ですね!

明日は、ロスアルトスで講演会、午後はロスガトスでNVCです。参加したい方は主催者にご連絡して詳しい場所を聞いて下さい。

6月1日午前9時半から 
Be your own doctor きくちゆみ講演会@ロスアルトスSpring Wood Apartmentのクラブハウス

6月1日午後1時半から4時半
きくちゆみの共感のコミュニケーション(NVCの手法を取り入れて)@ロスガトス

6月7日から玄さんが、6月9日からは二人でハーモニクスヒーリングのワークショップや、NVC、ローフード、個人健康相談などをサンホゼでやりますので、こちらにお問い合わせ下さい。

夜はベジタリアンハウスでのお食事会も予定されていますが、渡辺宅で行うことになりそうです。こちらもまだ参加できます。


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