2013/06/10

BAY NVCリーダーシッププログラム2013

10日間も投稿できなかったのは、NVC(非暴力コミュニケーション)のリーダーシッププログラムに参加していて、パソコンに触る時間が十分とれなかったからです。

今回の合宿でも、またたくさんの学びと気づきと感動がありました。たった8日間だったのに、何年分もまとめて泣いたかもしれません。 今、サンホゼまで戻り、また明日からの準備をしつつ、この8日間を振り返り、学んだことを自分のものにしようとしています。そのためにこのブログを書いています。

 私がリーダーシッププログラムに初めて参加したのは2010年です。このときは、英語が良くわからないことと、NVCへの理解が不十分で、(自分に)失望したり、悲しかったことを思い出しました。ギリギリのお金と時間をつかって日本からカリフォルニアまで通っても、NVCの習熟度が遅く、「ああ、なんで自分はこんなにダメなんだ。早く〇〇さんみたいになりたいなあ」とため息をついていました。もちろん、そんな中でも学びや成長がありました。

2011年もこのプラグラムにフル参加しました。母親が亡くなった日に合宿が始まり、参加が遅れました。そのときの仲間たちが十分に共感してくれたために、母親の死を十分悼むことができました。その結果、自分と深くつながる、ということがようやく体感できるようになりました。 

2012年は6月の合宿(1月、6月、10月に合宿があり、通年の学びが電話やメールであります)だけLP卒業生として参加しました。このときに、また素晴らしい出会いがあり、私のNVCの米国と世界各国での仲間たちがぐんと増えました。私がほしいのは、NVCの意識を持って生きようとしている仲間なので、LPはそのための最高の場所です。 

そして今回の2013年6月の合宿は、ロバート・ゴンザレスさんがゲスト講師でしたので、このチャンスを逃すべからず、と張り切って参加しました。ロバートのことはNVCをやっている人なら誰でも知っている、という著名な人です。私が驚いたのは、彼の存在感。そこでいるだけで空気が平和になり、慈愛が溢れ出ているような人でした。 

彼の伝えることはとてもシンプルで、いつでもどんなときでも、自分のニーズ(大切にしていること)に十分つながり、そのエネルギーと一つになる、ということです。愛には愛の、平和には平和のエネルギーがあり、自分の中で沸き起こる感情がそのエネルギーの場へと誘ってくれます。

つまり感情はニーズへの入り口なので、不快な感情(怒り、恐れ、むかつき、嫌悪感)さえもその扱い方を習熟すれば、自分の大切なニーズのエネルギーと一つになる経験をもたらしてくれます。 私が今目指しているのは、人を裁かない(良い悪いを判断しない)生き方です。

怒りたくなったらその怒りをしっかり感じて、悲しくなったら涙が自然に止まるまで泣いて、人間にとって普遍的に大事なニーズ(愛、平和、信頼、健康、所属、大切にしてもらうこと、認めてもらうこと、自由、平等、信頼など)につながりたいです。 

次に心が揺さぶられるときが、楽しみです。



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