2011/11/09

除染ボランティアには反対です

「除染ボランティア募集 HPで」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111108/t10013815661000.html
環境省「除染ボランティアの募集状況等について」
http://www.env.go.jp/jishin/josen- plaza.html

私は、ボランティアで除染をすることそのものに反対です。PPP(Polluter Pays Principal)を貫くされるようにしないと、こういう事故/隠蔽/開きなおりは繰り返されるでしょう。汚染者がちゃんと費用を負担して、元に戻す(除染する)のがいいです。

ボランティアがさらされる汚染物質はヨウ素、セシウム、ストロンチウム、最悪プルトニウムさえ考えられ、普通のボランティアとは訳が違います。若い人が「貢献したい」という気持ちはわかりますが、内部被曝したときの未来への影響(あなたの未来だけでなく、日本の未来です)をよく考えてほしいです。

*映画『チェルノブイリ・ハート』を観てほしい。

環境省推奨で除染をしている場所は、原則として放射線管理区域相当の線量ですから、その地域に立ち入るには、放射線取扱主任者でなくてはいけません。

放射能汚染地域のボランティアでは、作業後は晩発性障害リスクを負います。一般のボランティアも、ボランティア保険に加入し、万一の場合に備えています。でも放射線被曝については備えることが出来ません。
 
どうしても参加したい場合は、放射線取扱主任者の有資格者が現場管理を行い、正確な放射線測定器を準備し、事前と事後の健康診断をし、生涯の健康管理体制が必須でしょう。

チェルノブイリでは除染作業員に大変な後遺症が発生しています。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-828.html

福島とチェルノブイリでは状況が違いますが、参考にして下さい。

私が明日から参加するAPEC対抗会議は、Moana Nui 2011:People of the Asia-Pacific vc APEC/TPP, The International Forum on Globalization (IFG)です。原発のこと、TPPのこと、武器輸出のこと、持続可能な暮らしのこと、いろいろ話し、聞き、つながってきます。

日本からも沢山いらしているようです。楽しみ〜

業務連絡:11月13日までメールチェックができない可能性があります。


*読んでくださって、ありがとうございます。あなたの応援がブログを書く励みになりますので、下の緑のボタンをクリックしてくださるとうれしいです。

2011/11/08

原発作業員は私たちが知らされている以上に死亡している?

友人がメールで福島県双葉郡川内村村議会議員の西山千嘉子さんのブログを教えてくれました。読んでびっくりです。一部、引用します。「情報不明」とあるので、本人もまだ確認がとれていないようです。

http://blogs.yahoo.co.jp/chikako_5155/7006995.html
ーーーーーここから引用 
 
今日、ある内部関係者の方とお話した。『原発作業員が百数名、亡くなっていて、遺体は福島県立医科大学に『放射線障害研究用検体』として管理されている話。 福島第一原発で作業員百数名が行方不明は嘘。
 
 瀬戸教授の精一杯の内部告発。たけど現実は、もっと酷かった。
 
作業員死亡者数 約4300人
一遺族への口止め料 3億円
口外したら全額没収
 
 3億以上、払う約束をされた人もいるらしい。これまでに福一原発で作業した作業員人数、のべ10万人。その4パーセントが現時点で死亡。そのほとんどが現場で死亡するのではなく、作業が終わった人が家で亡くなる場合がほとんど。死因は心筋梗塞、とか。遺族も口止め料を貰っているので、葬式も出せない。
 
 これだけネットやメディアにも告発が出てこないのは口止め料を没収されるのが怖いのだと思う。三ヶ月間、原発で働いてた人は普段の意識が飛んだり、体に黒いアザが多数できたり、もう、体調が尋常じゃないんだそうだ。その人は内部外部被曝合わせて、500ミリシーベルト。肺にはプルトニウム。原発作業員の通常の被曝上限線量は50ミリ。それが今回の事故で250ミリまで引き上げられた。
 
 250ミリでも無茶苦茶だと批判を浴びた政府と東電。だけどその人は最初の爆発には福一におらず、3,4号機の爆発の時から福一にいた。そして外内部合わせて500ミリシーベルトの被曝。彼は自分で 『俺はもう先は長くはない』と言っている。今は4300人だとしてもこの先、死者がもっと増えるのは容易に予想できる。この事実を国は知ってるの? もし知ってたら、自ら作った法律を犯している国家レベルの犯罪です。
 
 もう一つ、自衛隊が64名、警官が300人弱亡くなってる話。私も4月に川内村などに行ったからわかるけど、20kmの所などには警察官が立ってたりする。原発周りにはもっと警備の警官達が立ってる。彼らは特別に日当3万円。そしてそこからの任務が終われば、飛び級の出世を約束されているという。そこに立っている警察官は皆、ほぼ25歳以下の若者達。年配の警官は、なぜかいない。そして勿論、マスクなどもしていない。
 
 要は高給、出世を約束するかわりに、未来ある若者を組織ぐるみで死亡させてるということ。だって300人だよ?そんなに死んでるのに何故やり方を変えない?これは勿論、国に報告はあがってると思う。警察は国家の機関なんだから。
 
 そして福島の病院では 7ヶ月の早産などで、片手がない奇形児などが産まれ始めている。(病院の医療事務から直接聞き出す)でも、この件をネットで散々ググってみたけど何もでてこない。
 
 出て来るのは、昨日の2号機再臨界のニュース、(これも、TPP目くらませ)作業員が数人、亡くなったというニュース。
 
 そしてツィッターでは本当にツマラン。エア御用学者達の『臨界とかメルトダウンの定義』机上とデータでしか物事を考えられない、『伝聞はデマ』だと定義する、頭カナヅチな自称学者達。
 
 たった50年で、『絶対安全』な原発がこれだけの事故を起こして、半年以上たった今も『冷温停止』とか言いながら、再臨界してて、4300人以上の作業員の死者を出して(しかもこれからまだ増える)その作業員だけで現在1兆3000億の賠償で、54基中、11基しかそのうちのもんじゅは今まで9500億つぎこんで発電歴ゼロ、年間200億の経費、廃炉までに何十年もかかるわけで……原発がないと経済がどうとか言う人は、原発で作業して金貰って下さいwww
 
 そしてもう一つ。この30年間でM5を超える地震があった地域

イギリス0回
フラン ス&ドイツ2回
アメリカ322回
日本……3954回!
 
なんで原発つくってんのwwwwwwもういい加減、アメリカの言いなりになるのはマジでやめなよ。アイツらは人間じゃない。

ーーーー引用ここまで。

最後の一行は私とまったく同じ叫びだけれど、私は原発作業員の死亡情報は持っていません。もしこれが本当だったら、大変なこと。「まさか、こんなに多い訳がないし、3億円もないだろう(4300人に3億円口止め料をあげるだけで1兆2900ドル)」と私はこれを書きながら思い、西山議員に聞いてみようと思いました。

いろいろ調べて、ようやく西山さんと電話で直接お話しすることができました。

あのブログは本人ではなく、他の人の情報の転載だそうです(そのことは11月8のブログに詳細が出ました→しかし情報源のURLはすでに消されてポルノサイトになっていた)。彼女もそこに書いてある通り、4300人とか3億円という数字が問題ではなくて、東電や政府が嘘や隠し事をしていることが問題だし、まさに「問題は今、福島県政が、国が放射能汚染に晒されていることを放置していることです。
4300人どころか、日本全国死者、病人が増えることが問題なのです。」にはまったく同感です。

数字に関しては確認がとれてないので、確認できたらまた情報をアップします、ということでした。なのでタイトルが「情報源不明、だがあり得る話として、、、私の見解」と書いているわけですね。

ということで、Twitterでこの情報をは流しましたが、まだ真実はわかりません。現在、福島第一原発の作業員の被爆線量は、緊急時の措置として、250ミリSvとか500ミリSvにまで引き上げられており、そんなに放射線を大量に浴びた人間が何も健康被害がない、とは考えにくいです。死因の多くが心筋梗塞、というのも、ドキュメンタリー映画『チェルノブイリ・ハート』が伝えていることと一致します。

原発付近を警備する若い警官も、川内村の職員も心配です(実際、川内村役場には2名が交代で勤務し、それ以外は別の場所で勤務しているそうです)

川内村の選挙は今月11月20日ですが、西山さんは今期いっぱいで村議員を辞め、次の選挙は立候補しないことにしたそうです。

お電話の後半に教えてくれたのですが、実は、西山さんは私が数年前に福島で講演したときに聞きにいらしていたそうです。偶然とはいえ、驚きました。こういう問題に関心があって行動している人は、自然とつながっているんですね。


*読んでくださって、ありがとうございます。あなたの応援がブログを書く励みになりますので、下の緑のボタンをクリックしてくださるとうれしいです。

2011/11/07

APEC始まりの日に気になること:11月9日、全米のテレビ・ラジオが遮断

まもなくAPECです。私は11月9日に現地(ホノルル)入りしますが、この日、全米で一斉に行われる「国家緊急警報システム」 (EAS)テストが気になります。アメリカ人の友人は、ほとんどこのことをまだ知りません。

米国政府当局のHPはこれ:
http://transition.fcc.gov/pshs/services/eas/

何をするかというと、この日の東部標準時間午後2時(西部標準時間午前11時、ハワイ時間は午前9時)に、連邦当局(米国政府)が米国の全てのテレビやラジオの通信を遮断するのです。このテストの目的は、「公共の警告メカニズムとしてのEASの信頼性と有効性を評価することである」としており、EASの参加者(全米のメディア)は現在、国家レベルの月例テストと地方レベルの毎週のテストに参加しているそうです。

「委員会は、米連邦緊急事態管理局とともに、公共の警告メカニズムとしての信頼性とEASの有効性を評価するために、この全国的なテストの結果を使用し、必要に応じてシステムを改善したりEASの利害関係者と一緒に動作します」

このテストがうまくいったとして、本当は何をしたいのだろうか?

11月9日は9月11日の逆です。

911、77、311、そして今度は119。この日付(数字)は偶然なんですかね?用意周到に選ばれた数字のように見えてしまいます。

テレビ、ラジオが一時(というのがどれぐらいかわかりませんが)遮断され、FEMAを通じて大統領のメッセージが全国民に届く体制を作ることになるのでしょう。この瞬間、情報が完全に一元化します。自由の国アメリカが、完全に(911以降、だいぶ失われてしまったが)言論の自由を失うのです。

日本語でこのことを取り上げているサイト:

ジャーナリスト・山崎俊子「生き抜く」ジャーナル:http://enzai.9-11.jp/?p=8505
あほうどりのひとりごと:http://breakingnew-site.seesaa.net/article/232794936.html

TsutsumiMika 堤未果のTwitter:
http://twitter.com/#!/TsutsumiMika/status/133216743215726592
「来週11/9にアメリカで予定されている「国家緊急警報システム」 (EAS)テスト、結構知らない友人が多いbit.ly/phmNKT。(同時に津波訓練も実施bit.ly/u5tiN9)からパニックになりそう。」

英語ではこちらも参考になりました。いつもクールなアレックス・ジョーンズが、最後は涙ぐんでいます(悲しみ、絶望の涙でしょうか) http://www.youtube.com/watch?v=jQZymfJ90FI


ーーーー
私はこの日、APEC対抗会議に出席するためにホノルル入りしています。何もないといいな。

311の地震のとき東京にいて、家族と丸一日連絡が取れない経験をしたので、家族と別れるのがちょっと不安です。不安なときは、その奥にあるニーズとしっかりつながろう。私のニーズ:安心、つながり、信頼、誠実さ、現実の共有、あたりですね。


*読んでくださって、ありがとうございます。あなたの応援がブログを書く励みになりますので、下の緑のボタンをクリックしてくださるとうれしいです。

2011/11/06

マーシャル諸島の子どもたち

核兵器と原発(広島、長崎、チェルノブイリ、スリーマイル、福島)をテーマにしたスゴい映画を観てしまった。DVDを送ってくれたのは、テムラック・アユミさん。ずっと前に受け取っていたのだけど、観る時間がなくて、やっと今日時間ができてみたら、びっくり仰天。

タイトルはKnocking on The Devil's Door(悪魔の扉を叩く)です。
http://www.youtube.com/watch?v=C5Qq-0tZWpo

これ、日本語になってないのかしらね?日本語版、絶対必要!

さて、私は今日、息子のサッカーのシーズン最後の試合で(ハワイではサッカーシーズンは春から秋までで、冬はお休み)観戦に行き、そのあと閉会セレモニーとパーティーがありました。そのとき、グラウンドでサッカーには参加していない、褐色の肌の、でもハワイ人とはちょっと違う子どもたちと仲良くなり、話していましたら、彼らがマーシャル諸島から来た子たちであることを知りました。

私の中でマーシャル諸島といえば、ビキニの核実験であり、ジョンストン環礁での米軍化学兵器廃棄(処理)です。エメラルドグリーンの美しい海に浮かぶ宝石のような島々で自給的に平和に暮らす人に押し付けられた放射能汚染と化学物質汚染。

それが子どもたちにどんな影響を与えたのか。

目の前にいる子どもたちは、明るく、人なつこいですが、言葉が不自由です(うちの子どもたちと同じようにただ英語ができないだけかもしれません)。そのことと、核実験と関係があるかどうかは、わかりません。ただ、もしかしたら発達に問題があるのかもしれない、と感じる子どもたちでした。

放射能の、とくに内部被曝の影響というのは、ただガンや白血病になるだけではありません。その放射性物質が蓄積した組織に強いエネルギーを与え(破壊し)、さまざまな異常を起こします。

この地球はもう十分、人工放射能で満ちています。過去の数千階(一説には1万回)の核実験や、日々441基の原発から生まれる放射性物質だけでも莫大な量ですし、その上に核兵器工場や多様な核関連施設があり、毎日放射性物質を生んでいます。福島第一原発は今日も放射能を漏らし続けています。

残念ながら玄海原発4号機が11月4日に再稼働し、日本の現在稼働中の原発は残り10基から11基に増えてしましました。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/genpatsu_jyoukyou_20111104.pdf
でも、この後の再稼働を阻止すれば、2012年中には全ての原発が止まります。

止めましょう。

*読んでくださって、ありがとうございます。あなたの応援がブログを書く励みになりますので、下の緑のボタンをクリックしてくださるとうれしいです。

2011/11/05

夫や自分の子どもに腹が立つ!からこそNVCを学ぶ

我が子も10歳と11歳になり、口が達者で(誰に似た?)、ときどき刃物のような言葉をもらうようになりました。打たれ強い(?)私も、我が子の一撃には打ちのめされたり、腹が立ったりします。ときどきではなくて、最近はしょっちゅうかもしれない。

それでNVC(非暴力コミュニケーション)がどれぐらい役に立っているか、というと、かなり役に立っています。子どもたちとの口論は減らないけれど、私が受けるショックがNVCの耳(相手への共感を持つこと=相手の気持ちとニーズを想像していみる)で聞いてみたり、自分自身に共感を与える(つまり、何のニーズが満たされていないのかを探る)ことで、和らいでいます。また、心が乱れた状態から平安に戻るまでの時間が、だいぶ短くなりました。

今日は一日中、庭仕事の合間にマーシャル・ローゼンバーグの「怒りについて」のお話(ワークショップの収録)を聞いていました。一通りNVCのことは習ってはいても、「言うは易し、行うは難し」なので、豊富な事例で次々と共感を与えて相手の心を溶かしてしまうマーシャルに感嘆するばかり。そして、彼のユーモアには脱帽です。

私はこのNVCという新しい概念・言葉を学ぶのに、すごく苦労をしているので、たぶん、良い先生になれると思います。もともと言葉が暴力的(しかも言葉遣いも乱暴)だったので、「使用前と使用後」もかなり大きく変化していると思います。

YumiのJPG

ということで、今日は我が家で一人、ポッドキャストをしました。あとでアップしますので聞いてみてください。写真は朝日がちょうど天窓から指してきたときにマックについているカメラで録りました。
ーーーー
<来年1月のお知らせ>
原村、愛知、札幌、余市でNVCやローフードのワークショップやリトリートが決定しています。まずは詳細が決まった愛知の安藤さんからのメールを転載します。

☆☆☆共感のコミュニケーションワークショップ開催のご案内☆☆☆

~もっと自分とつながり、人と本音でつながれるコミュニケーションを学びませんか?~

アメリカで2年間、NVC(非暴力コミュニケーション※)を学んでいるきくちゆみさんが豊田にやってきます!!
3・11で目覚めたみなさま、自分自身のニーズを知り、能動的に生きるために、平和的なコミュニケーションを身につけましょう。
ゆみさんは「NVCに出会って、やっと希望が持てた」と言っています。
親子で夫婦で友達仲間で職場で、このコミュニケーションが役立ちます!

とき: 2012年1月18日(水)10時~16時
場所:Macro Village(マクロビレッジ)、大広間
(豊田市坂上町重石4番地)
参加費:5500円~1万円のスライディングスケール
※スライディングスケールとは、経済的に貢献できる方が喜んで多くを提供して下さることを信頼した参加費システム。

※同室託児を予定しています。子連れのお母さんお父さんも大歓迎です。

申込み・問い合わせ:ungromekiki@piano.ocn.ne.jp 080-3226-2223(安藤)
※件名に1月18日と入れて下さい。

※非暴力コミュニケーションとは、ガンジー、マザーテレサ、キング牧師らのコミュニケーションの力を研究し、マーシャルローゼンバーグ氏が体系化したもの。


講師、きくちゆみさんについて。
東京下町生まれ。お茶の水女子大学卒業。マスコミ、金融界を経て90年より環境問題の解決をライフワークとする。環境と平和をテーマに書き、訳し、話し、企画する。9・11事件をきっかけに「グローバルピースキャンペーン」を立ち上げ、米紙への意見広告やハリウッドのビルボードを実現し、『戦争中毒』を翻訳、『テロリストは誰?』『911の嘘をくずせ』『ZERO:9/11の虚構』などの日本語版を制作。著書に『バタフライ』『地球を愛して生きる』『ハーモニクスライフ 自然派生活のすすめ』他。NVCを学び、共有するために2010年と2011年のアメリカのBay NVC Leadership Program(LP)に参加している。
ブログ http://kikuchiyumi.blogspot.com  

主催:あいちエコピースデザイン(自称、無敵な3人組)
・斉藤美紀 「勇気づけの子育て 陽だまりの会」代表。子育て支援、人権問題を得意とする。「CAP、STEP、性教育」を広める活動をしている。
・安藤さち子 平和の文化をはぐくむ場づくりを目指すファシリテーター。平和、非戦、非暴力がキーワード。
ブログ「目利き屋アンダーグラウンド」
・中根桂子 おもちゃ屋「バンビーノバンビーナ」オーナー。プレーパーク世話人、「green maman」メンバー。今や日本を代表するブロガーの一人。ブログ「バンビの独り言」

*読んでくださって、ありがとうございます。あなたの応援がブログを書く励みになりますので、下の緑のボタンをクリックしてくださるとうれしいです。

2011/11/04

「つなぐ光」支援地域100キロから200キロ圏内に拡大

今日は「つなぐ光」発起人モード。3月11日にテレビのテロップで「全電源喪失」を見たとき、もうメルトダウンは避けられないと思った私たちは、翌日に子どもたちを連れて鴨川を離れ、沖縄へ飛びました。そしていよいよ水素爆発が現実になるとすぐ、福島の妊婦と子どもたちを沖縄で受け入れられないか沖縄の仲間たちに相談したところ、共感と賛同を得ることができました。それで3月17日に「つなぐ光」を立ち上げました(発足記者会見を県庁記者クラブでやり、沖縄の新聞に取り上げてもらいました)。

そのとき、「僕たちが仕事をやめて、事務局をやります」と言ってくれたのが、中川夫妻です。

それ以来、彼らは不眠不休で「つなぐ光」の活動を続けてくれています。本当にありがたいです。ボランティアをしたい気持ち、人の役に立ちたいという気持ちは誰にでもあるでしょう。沖縄だからこそできる(原発がない、地震が少ない)こうした活動を、心から応援し、サポートしていきたいです。

さっき届いたばかりの中川さんのメールを転載します。
ーーーーーーーーー

沖縄県で被災者支援をしております、「つなぐ光」事務局の中川と申します。
お世話になっております。

つなぐ光では、「あたたかい沖縄で未来の宝を守りたい!」という動機のもと、3月18日より活動を開始し、事務局サイドでは、
現地の団体様と同じく、1日も休みを取ることなく、今日まで活動を継続しております。

<お知らせです>

今回一番お知らせしたいことは、状況を鑑み、レスキュー支援において、避難者を受け入れる対象エリアを拡大しました。

 ●旧:福島第一原発から100キロ圏内の対象者
 ↓
 ●新:福島第一原発から200キロ圏内の対象者


対象者は、どちらも、妊婦さんと子育て家族です。

本来は東京のエリアまでカバーできればと思いますが、小さな団体ですので、諸々の事情にてご容赦ください。

なお、従来まで企業様からのご厚意にて12室のペンションを使わせていただいていた滞在支援は、10月15日をもって終了いたしました。

ですが、信じられないことに、11月1日より別の団体様が「同じペンション」を借りてくださり、それをつなぐ光が使わせていただけるという展開となり、3月までペンション滞在支援が継続できることとなりました。

よって、福島第一原発200キロ圏内の対象者さんに、施設での約1ヶ月の滞在支援が3月まで継続できるようになりました。
========


この事を、全国の支援グループの方に拡散して頂きたいと願い、ポストさせていただきました。

なお、つなぐ光には、3つの支援活動がありますので、安心材料として、少しご説明します。


★レスキュー支援:レスキューとは沖縄に来た方の支援ではなく
         沖縄に「来るため」の支援で、約1ヶ月の
         滞在をご提供しています。

★学童疎開支援:高レベル放射線地域に住む学童には、メンタルリフレッシュと細胞修復の二系統にて免疫力を取り戻す約1ヶ月の疎開支援を行っています。

★コミュニティ形成支援:避難しても孤立したら別の苦悩が生まれるので、避難者と県民が集う企画を運営し、仲間と繋がっている安心感を提供する支援も行っています。


<これまでの支援の状況>

(1)レスキュー支援(3/18~10/10現在)

 ◇支援内容:5週間滞在無料&全ての食事も無料

  ※従来は、宿泊と食事の込み込みで無料でしたが、現在では、込み込み大人一人1泊500円となっています。また、従来は、震災直後で生活一時金や航空運賃もご提供しておりましたが、現在のご提供はありません。

 ◇滞在実績:福島県から16世帯47名が滞在
       宮城県から15世帯39名が滞在
       茨城県から03世帯08名が滞在

 ◇実績合計:被災地から34世帯94名が滞在、27世帯78名移住。

  ※沖縄県行政の「1/13」規模の支援を行うことが出来ました。また、行政支援対象者ではない多くの方へ支援ができました。

(2)学童疎開支援

 ◇定員:福島県の子ども20名(小学5年~中学2年) 

 ◇費用:1ヶ月の宿泊・食費・交通費の全て込み込み1万円で、
     避難所や仮設住宅の子を優先(結果として9名が優先者)

 ◇特記:沖縄で10cm程背が伸びた子がいた。疎開の意味を痛感。

(3)コミュニティ形成支援

 ◇かなりの率で被災者が移住するので、せっかく来た沖縄で孤立をしない為の「つながる」支援を行う活動拠点として、7月に浦添市に「つなぐ処(トコロ)」を開所し、交流会を行っている。


<今後の支援の方針>

(1)募金箱や寄付をいただけるアイテムを創り、活動費を捻出することが急務。
(これまで多くの方のご厚意で活動が行えましたこと、本当に有難うございました。自分の人生で最大級の感謝と感動を感じておりますとともに、現在においては、大震災が世の中から忘れられてきていることを生身をもって実感します)

(2)レスキュー・学童疎開・コミュニティ形成支援の継続
   (十分な経験あり)

(3)移住支援の強化 
   (被災者支援をご理解下さる不動産業者を増やしてゆく)
(4)就労支援の新設
   (就労の目処がないなら、移住は考えにくいのが実情)

   ◆県民と被災者がJOBを奪い合わないよう、県民枠とは別に被災者用雇用枠を提供して下さる企業様を集約してゆく。


<最後に>
つなぐ光は、東北から一番遠いけれど、この暖かい沖縄で「避難の為の受け皿を創ろう!」と考えた民間人が立ち上げたプロジェクトです。ですが、数日前に、「つなぐ光は統一教会と思われている」という話を初めて聞いて、驚きました。

僕らのことは避難者さんに聞いていただければ、普通の民間団体であることは簡単にわかります。

もしも、残念な噂から沖縄への避難を断念するお母さんがいるのなら、もっと残念です。

きっと、噂を広げた方々も、悪意を持ってつなぐ光を攻撃しているわけではなく、その方々の正義に基づき、被災者さんを「悪の手」から助けている自負であると思います。

今は、民間団体が可能な接点を寄せ合うことが大切だと思います。

一人ひとりの顔や想いが違うように、それぞれの活動団体にも違いがあって当然ですが、状況の本質に対し、できることを役割分担して、
活動団体の力が集約できれば時代も変わるように感じます。

ここまでお読みくださり、どうもありがとうございます。

つなぐ光の夏休み疎開にきてくれた子どもたちの笑顔集があるので、よかったらご欄ください。

 ●福島キッズ! 笑顔をありがとう!
  http://www.youtube.com/watch?v=jiblzeZUCaA

最後になりますが、可能であれば、福島第一原発200キロ圏内で、子育て環境に不安を抱えてらっしゃるご家族に、この情報を届けて
いただけましたら幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
東日本大震災被災者支援プロジェクト・一般社団法人「つなぐ光」
沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1404-1シーサイドビラ203
事務局長  中川角司(090-6146-5054)
恩納村本部 TEL&FAX 098-966-1103
浦添事務所 TEL&FAX 098-943-3693
メール   tsunaguhikari@gmail.com
HP    http://tsunaguhikari.jp/
ブログ   http://mothership2012.ti-da.net/
ツイッター https://twitter.com/tsunaguhikari


*読んでくださって、ありがとうございます。あなたの応援がブログを書く励みになりますので、下の緑のボタンをクリックしてくださるとうれしいです。

2011/11/01

アメリカ(ハワイ)のハロウィン初体験

アメリカ(ハワイ)でハロウィンを初体験しました。子どもも大人も魔女や妖精やガイコツやテレビ・映画のキャラクターやお姫様などに仮装して、近所の住宅街を歩き、ハロウィンの飾り付けがしてある家を「”Trick or Treat?" (いたずら?それともお菓子?)」と言いながら一軒一軒訪ねていきます。

HalloweenのJPG

ハロウィンの由来は、ケルト人の古い収穫感謝祭にあります。彼らの1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていました。これらから身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたそうです。

HalloweenのJPG

本来の意味からいうと、日本なら祖先の霊が戻ってくるお盆にあたるのかもしれません。元々ケルト人(アイルランド)の風習だったことは今回初めて知りました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ハロウィン

"Trick or Treat"と言って子どもたちがもらってくるお菓子とは、ほとんどが市販のもので、白砂糖たっぷり、添加物も着色料もたっぷりのキャンディやチョコレートです。あまりにも色が人工的だと、私にはとても食べ物には見えません。ごく稀に手作りクッキーやマフィンなどもありますが(私もそれは食べました!バナナケーキとか美味しかったです)、それらも私の味覚からすると、甘すぎです。

HalloweenのJPG

このブログの読者はご存知のように、マクロビオティックやローフードを広めている我が家には白砂糖はありません。基本的に地産地消を大事にしているので、今はもっぱらハワイ産の蜂蜜やドライフルーツと、ローフーディスト愛用のアガベシロップ、そして日本から持ってきた麹で甘酒を作り、それらの自然の甘味料でお菓子を手作りしています。

育ち盛りの子どもに白砂糖を与えることの影響(害と言ってもいいでしょう)については、『白砂糖は麻薬』という本に詳しいので、参考にしてください。砂糖は、からだからカルシウムとビタミンBを奪い、虫歯、骨折、骨粗鬆症、異常妊娠、皮膚疾患、肥満、便秘、糖尿病、精神異常などの原因になることが小児科医の真弓定夫先生の言葉でやさしく伝えられています。

HalloweenのJPG

マクロビオティックでは砂糖は極陰性に分類されますが、そこに放射能が加わると、ものすごい破壊力になると考えています。それらに対抗できるのは、発酵した自然塩(味噌、醤油、漬け物、梅干し、梅酢など)です。

残念ながら、アメリカ(ハワイ)では学校でもご褒美にキャンディやチョコレートを子どもたちにあげるのが日常なので、ハロウィンのときはさらに砂糖の摂取が過剰になります。あまりにもその量が多いので、ハワイの子どもたちの健康と精神状態が心配になります。

HalloweenのJPG

砂糖の害はさておき、アメリカの大衆文化として定着しているハロウィンを一度は体験したいと私たちも仮装して、街に繰り出しました。衣装は、これもアメリカの大衆文化であるガレージセールでゲットしました。私は魔女に扮し、娘は最初は妖精に、でも恥ずかしくなって帽子だけかぶることにし、息子はサッカー選手に扮しました(試合の時のユニフォームを着た)。

HalloweenのJPG

まずは近所の住宅街を歩き、そのあと海辺の公園(オールドエアポート)で開催されていた無料のハロウィン祭りにも参加しました。娘はロッククライミングにも挑戦しました。公園いっぱいのゲームやアトラクションも全部無料で、ゲームに参加するとお菓子をもらえるのです。ステージではブレイクダンスやフラダンスのショー、最後には仮装大賞の発表もあり、大いに楽しみました。そして、アメリカの子どもたちと同じように、我が子たちも袋一杯のお菓子を集めて、興奮して帰路につきました。

HalloweenのJPG

でも家に戻ると、「これ、やっぱり全部は食べられないや」と言って、いくつかの好みのお菓子を自分のために残し、袋一杯のお菓子を近所の子どもにあげたい、と言いました。子どもたちはまだ英語が話せないので、私と一緒にお向かいの家に行きました。すると、その家の子はちょうどハロウィンパーティーに行きたかったけれど、出られなかった とのことで、とても喜んでくれました。

HalloweenのJPG

私や玄さんがいつもワークショップで伝えていることが、自分の子どもたちにはどの程度伝わっているのか心配でしたが、彼らが自分から「こんなに食べられない」「このお菓子は近所の子にあげたい」と切り出してくれて、うれしかったです。と同時に、お菓子をあげた子への影響を考えると複雑な気持ちにもなります。食べ物を無駄にしないことと砂糖の害と、どちらを優先するのがいいのか。今回は子どもたちの気持ちを汲み取って、お菓子をあげる方を選択しましたが、いつもの私なら捨てていたでしょう。

HalloweenのJPG

気になったもう一つのことは、ハロウィンで街を練り歩く仮装した子どもたちの多くが持っていたカボチャの形をしたプラスチックのキャンディ・バスケットです。あれは使い終わったらゴミ箱に行ってしまう可能性が高いです(もちろん、保管して来年も使う家庭もあるでしょう)。今日だけでアメリカで、あるいは全世界で何個のプラスチックカボチャが使い捨てられたのでしょうか。

HalloweenのJPG

プラスチックは石油からできます。枯渇性資源で値段が高騰し続けている石油(ハワイ島は全米一ガソリン代が高い)。それでもなお石油製品が使い捨てにされ続ける現実を、変えていきたいです。布袋を持参していたのは我が子を含め少数派だったけれど、そんなこともアメリカの新しい友人たちに話題にしてみたいです。

HalloweenのJPG

*読んでくださって、ありがとうございます。あなたの応援がブログを書く励みになりますので、下の緑のボタンをクリックしてくださるとうれしいです。