2011/11/07

APEC始まりの日に気になること:11月9日、全米のテレビ・ラジオが遮断

まもなくAPECです。私は11月9日に現地(ホノルル)入りしますが、この日、全米で一斉に行われる「国家緊急警報システム」 (EAS)テストが気になります。アメリカ人の友人は、ほとんどこのことをまだ知りません。

米国政府当局のHPはこれ:
http://transition.fcc.gov/pshs/services/eas/

何をするかというと、この日の東部標準時間午後2時(西部標準時間午前11時、ハワイ時間は午前9時)に、連邦当局(米国政府)が米国の全てのテレビやラジオの通信を遮断するのです。このテストの目的は、「公共の警告メカニズムとしてのEASの信頼性と有効性を評価することである」としており、EASの参加者(全米のメディア)は現在、国家レベルの月例テストと地方レベルの毎週のテストに参加しているそうです。

「委員会は、米連邦緊急事態管理局とともに、公共の警告メカニズムとしての信頼性とEASの有効性を評価するために、この全国的なテストの結果を使用し、必要に応じてシステムを改善したりEASの利害関係者と一緒に動作します」

このテストがうまくいったとして、本当は何をしたいのだろうか?

11月9日は9月11日の逆です。

911、77、311、そして今度は119。この日付(数字)は偶然なんですかね?用意周到に選ばれた数字のように見えてしまいます。

テレビ、ラジオが一時(というのがどれぐらいかわかりませんが)遮断され、FEMAを通じて大統領のメッセージが全国民に届く体制を作ることになるのでしょう。この瞬間、情報が完全に一元化します。自由の国アメリカが、完全に(911以降、だいぶ失われてしまったが)言論の自由を失うのです。

日本語でこのことを取り上げているサイト:

ジャーナリスト・山崎俊子「生き抜く」ジャーナル:http://enzai.9-11.jp/?p=8505
あほうどりのひとりごと:http://breakingnew-site.seesaa.net/article/232794936.html

TsutsumiMika 堤未果のTwitter:
http://twitter.com/#!/TsutsumiMika/status/133216743215726592
「来週11/9にアメリカで予定されている「国家緊急警報システム」 (EAS)テスト、結構知らない友人が多いbit.ly/phmNKT。(同時に津波訓練も実施bit.ly/u5tiN9)からパニックになりそう。」

英語ではこちらも参考になりました。いつもクールなアレックス・ジョーンズが、最後は涙ぐんでいます(悲しみ、絶望の涙でしょうか) http://www.youtube.com/watch?v=jQZymfJ90FI


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私はこの日、APEC対抗会議に出席するためにホノルル入りしています。何もないといいな。

311の地震のとき東京にいて、家族と丸一日連絡が取れない経験をしたので、家族と別れるのがちょっと不安です。不安なときは、その奥にあるニーズとしっかりつながろう。私のニーズ:安心、つながり、信頼、誠実さ、現実の共有、あたりですね。


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