2011/11/25

サンクス・ギヴィング(Thanks Giving):感謝を捧げる日

今日はThanks Giving(サンクス・ギヴィング)で学校や会社はお休みでした。私たちは女神の画家・小田まゆみさんのジンジャー・ヒル・ファームに家族で招待されましたが、子どもたちはみなそれぞれ自分のお友達のところに泊まりに行き、玄さんと二人だけで行ってきました。

ThanksgivingのJPG

Thanks Givingを直訳すると「感謝を捧げる」日ですが、何に対してでしょうか?

私は、私たちのいのちを支えてくれている大地、母なる地球に対して、そしていのちを下さったご先祖様に、だと思います。

娘は学校でお父さん、お母さんに感謝する日だと教えられたらしく、「ありがとう」と書いた手作りカードを作ってきてくれました。とてもうれしかったです。

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こちらのパーティーはポットラック(一品持ち寄り)ですので、私は昨年鴨川の畑で収穫した小豆を煮てつぶあんを作り、餅米をせいろで蒸して、おはぎを作りました。感謝祭にふさわしい日本の味です。(なかなか好評で全部すぐになくなってしまいました)

ジンジャーヒルには、まゆみさんの友人たちが大勢集まり、日没の前に女神の畑の中央に収穫物を備えた祭壇で感謝の祈り(チャント)を捧げました。この大地から生まれた沢山の食べ物をいただいて、私たちが生きています。

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「大地の女神、私たちを生かして下さってありがとうございます」
新しくジンジャーヒルに入った若者たちも素敵な人ばかりで、畑がますます豊かに、大きくなっていました。ところが!土が豊かになり、ミミズが増えたら、イノシシがくるようになってしまいました。鴨川の田畑もそれが悩みでしたが、ここハワイもイノシシ(野ぶた)の影響は絶大です。

イノシシは元々はハワイにはいませんでしたが、今は数が増えています。肉食文化があるのですから、取って食べたらいいのに・・と思うのですが、まゆみさんのところにはハンターはいないし、肉を食べる人もあまりいません。

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ミミズが大好きなイノシシにとって、ジンジャーヒルの畑は格好のえさ場です。電気柵でもしないと、対策が難しいかもしれません。イノシシは頭がいいですからね!

さて〜
今日のごちそうは、ターキー(七面鳥)の丸焼き、グレービーソースとクランベリー、パパイヤスープ、ガーデンサラダ、野菜炒め(ブレッドフルーツ入り)、小松菜のごま和え(我が家の畑から)、おはぎ(鴨川の自家製小豆)、グリーンパパイヤサラダ、コールスローサラダ、トンガポテトバーガー、マッシュポテト、マッシュスィーとポテト、スタッフィング(栗おこわみたいだった)、フルーツサラダ。

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デザートはアップルパイ(ヴィーガン)とパンプキンパイ、自家製アイスクリーム添え(バナナココナッツアイス、チョコレートアイス)。

美味しかったです。年に一度の大ご馳走。と思いきや、来月にはまたクリスマスがやってきます。明日は年に一度のビッグセールで、ショップはこぞって半額セールをやるそうです。これはアメリカの習慣。

日本にいても年末年始は忘年会とお正月料理と新年会で食べ過ぎてしまうことが多かったですが、こちらでも同じです。せっかくローフードで細くなったウエストが、元に戻りそうです。

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来年1月に日本に戻るときは、どんな体系になっているか心配です(冬は厚着なのでわからないですね)。

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2 件のコメント:

フクヤン さんのコメント...

ゆみさんへ

 感謝祭、楽しそうですね。
 私は、ハワイから帰って以来、NVCの勉強を本でして、実践しようとしています。
 が、もともと数学科に行こうと思ったくらい論理的思考に慣れているので、つい議論になってしまいます。
 特に原発の話では議論になってしまいますが、相手が原発と経済発展を宗教のように信じているので、こちらのニーズ(安心)を理解してもらえません。
 そんなとき、ゆみさんならどうしますか?
 よければ教えてください。

  フクヤン

Yumi Kikuchi さんのコメント...

私なら、自分自身のいらいらや悲しみの奥にあるニーズ(いのちが大事、健康が大事、子どもたちの健康が特に大事、安心したい、など)を掘り下げて、ゆっくり深呼吸をして共感します。手段、やり方の部分で他人と一致することはとても少ないです。まずは自分のニーズ、その奥にあるニーズ、そして根っこの根っこのニーズ(コアニーズと言います)まで探れるといいですね。そこまで時間をかければ、心のざわざわがたいてい落ち着きます。そしたら、自分も相手もニーズを満たすために行動しているということを思い出して、相手の気持ちやニーズを想像してみます。順番的にはまずは自分からです。