2006/03/10

台湾のモーテル、初体験!

台湾のモーテルでこれを書いています。

今回のニュージーランド行きのハプニングについてはすでにブログで書きました。あんな(5歳の娘)のパスポートが切れていたのにまったく気づかずに、空港で出発するときに愕然とした話。あれからパパと娘は日本に残ってパスポートを申請し、新しく航空券を買い直して(高かったー)1週間遅れでニュージーランドにやってきて、私たちに合流したのでした。

当然、帰りも別々の飛行機。私たちは一番安かったエバー航空で台湾経由のため、1日早くニュージーランドを出発。しかも夜10時に台湾着で、東京行きは翌日便。ところが出発のごたごたですっかりホテルの予約を忘れていて、台湾の空港で途方にくれることに。言葉が通じないってことは大変なんですね。

空港のホテル案内はもう閉まっているし、英語は通じない。私の知っているニーハオと、謝謝ではどうにもならない。見た目は自分たちと似ているので日本語で一生懸命話しかけては、きょとんとするまなぶ。「ママー、眠いよー。抱っこ」とぐずる息子の手を引きながら、重い荷物を引きずって閑散とした空港をうろうろ。

やっと英語のわかるお姉さんを見つけて、なんとか一番近いホテル(空港周辺の普通のホテルは高かったのでモーテルにした)を予約してもらい、タクシーで連れてきてもらってきたのが「雲芝海汽車商務旅館」。なんて読むのかわかりませんが、いわゆる日本でいうモーテルで、お値段は1泊1680台湾ドル(6720円)、空港からのタクシー代が200台湾ドル。ここに4歳の息子と2人で到着したのは真夜中近くでした。

でもお部屋は広く清潔で、ベッドはキングザイズで固くて良質で、朝までぐっすり。一晩泊まって翌朝出発するには何の不足もありません。朝は思い切って外に出て(モーテルの客で観光する人はあまりいないだろうな)、何もない幹線道路沿いにしばらく歩いていくと、何台もの車が停まっている小屋を発見。「これは食べ物屋に違いない」と行ってみました。実は、昨夜まなぶは飛行機の中で眠っていたため機内食を食べそこね、ホテル周辺にはレストランも店もなく、「お腹が空いたよー」とぐずりながら寝入ったのでした。

予感は当たって、そこは餃子や肉まんやおかゆなどを出す食堂でした。言葉はまったく通じませんでしたが陽気なおばさんたち4人が忙しそうに働いていました。餃子が3個で10元(40円)でとてもおいしく、まなぶは一人で3皿も食べました。スープとネギのお好み焼きとミネラルウォーター1本で85台湾ドル(420円)。食べ物が安くておいしいのはうれしい。行きに食べた空港は高くてまずかったけど、こういう食堂が健在なのはうれしい。

ただ道路沿いや溝や川のゴミはひどい。川は悪臭を放っていて、公害が叫ばれた高度成長期(1970年代)の日本の感じ。アジア人(もちろん日本人を含む)はマナーが悪いのか、それとも人口密度が高いから仕方ないのか。ゴミ一つ落ちていないニュージーランドとの差に愕然。そういえば成田から我が家に戻るときの幹線道路沿いも、結構ゴミだらけだよなー。

この地域の家は古い鉄筋コンクリー製が多く、ベランダやドアーには鉄格子がはめてある。これは泥棒対策?なんか牢獄みたい。まだ畑が残っているのどかなところなんだけど、治安が悪いのかしら?畑は無農薬のようでモンシロチョウが沢山飛び交っていて、キャベツ、大根、小松菜、ネギ、レタス、緑の濃い中国野菜などが元気よく育っていて、おいしそう。

でも子どもとモーテルに泊まるときは気をつけましょう。私がトイレに入っている間にテレビをつけたまなぶが観ていたのはなんと外国のアダルトビデオ!あわててテレビを消したけど、これが彼の将来にどんな影響を与えるか、ちょっと心配な母親でした。


この前にもう1本ニュージーランドで書いたブログの原稿が見つからないので、家に戻ってから(今晩)探してもし見つかったら投稿します。

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