2006/06/22

♪ 第2回国際平和省会議(その2) ♪ - 7分26秒 - 1.7MB

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今日(6月21日)から第2回国際平和省会議がビクトリアのロイヤルローズ大学で始まりました。最初はまたシバーンさんのリードで合唱をして(だんだんコーラスグループのようになってきました!)、カナダのモホークネイションのダイアナ・ロングボートさんの平和の儀式とお祈りで開会しました。

スクールバスに乗って JPG

スクールバスに乗ってロイヤルローズ大学へ向かう国際平和省会議の各国代表たち

ここから先は、自分のために書いたメモです。
ブログではありませんので、興味のない方は飛ばしてください。
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カイの司会で、イギリス、アメリカ、日本、オーストラリア、カナダのプレゼンテーションを7分ずつ。

イギリス:発表者ダイアナ・バスタフィールドとジョン・マクドナルドが創始者。ジョンはクシニッチの影響を受けて、平和省法案を作成、イギリス議会に提出。まだ可決はしていない。

アメリカ:発表者ドット・メイバー ピースアライアンス。デニスクシニッチの大統領選挙にかかわったメンバーの中から生まれたピースアライアンス。午後に詳しいプレゼン。

日本:発表者きくちゆみ クシニッチとの出会い2003年、彼の本を出版2004年、全米平和省会議、ロンドンサミット2005年、平和省勉強会、合宿、キックオフコンサートなど2006年、JUMPができるまでの歴史、東京や千葉で平和省プロジェクトが立ち上がっていることを話す。

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ロイヤルローズ大学の前の日本代表団

オーストラリア:発表者ビアンカ・パチェ。まだできたばかりの若いグループ。平和団体の連携を強めて、ロビイングやイベントを通して草の根の運動をしている。これは時間がかかる方法だけれど、確実に大きくなる。

カナダ:発表者ソウル・アーベスビクトリア、バンクーバー、オタワに平和省支部ができている。バンクーバーは活発。平和省法案のドラフトができているので発表した。平和教育、軍縮、市民平和サービス、家庭内暴力など5つの分野。
==休憩===
ネパール:発表者マニッシュ まだ生まれたばかりの運動。平和運動、NGA、政府職員などと一緒に活動中。

ソロモン:発表者フレッド・ファカリイすでに平和省ができて4年。ごく少ない予算でコーディネーターの役割を担う。メンバーは40万人の平和ワーカー(一般市民)。しかし紛争は続き、政府が不安定でいつ平和省が廃止されるかわからない。国際社会の助けが必要。

ウガンダ:発表者ピーター・ルクビア。内戦や戦争が続く中で、平和省をつくる運動は大変。ここに来るのも困難だった。

フィリピン:フランクリンとカロイが発表。平和省がある。ミンダナオで4つの平和プロセスが進行中。フランクリンは2回暗殺されかかったことがある。

オランダ:発表者ポール・ヴァントンガラン。オランダは代表でいないけれど、GPPACの話を。第1回にくらべて第三世界の代表がたくさん参加していることがうれしい。1回目もよかったけれど、北の国が多くバランスが悪かった。地域での紛争解決グループの世界的ネットワーク。「People building peace」の代表を国連に。大切な3つのポイント。1、ロビーが大事。国、地域(アフリカ、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オセアニアなど)、そして国連のレベルでのロビング。2、対市民。気づきを促すキャンペーン。もっと平和省運動を担う人が必要。3、教育。平和教育の必要性。4、ネットワーキング。特に南北間。そして地域間。

スペイン(カタルニア):発表者ロレナ・フェルナンデス。カタルニア開発協会ができたのは、イラク戦争への反対運動から生まれた。平和構築を担当している。パレスチナの平和プロセスにもかかわる。平和推進法がカタルニア議会で2003年に可決。カタルニア平和推進議会ができる。

イタリア:発表者カロリナ・ビニー・イノチェンティ。平和省のルーツはオーストラリアにある。ダイアナに出会って平和省運動にかかわる。昨年10月にロンドンの国際平和省会議に参加して、イタリア(45年在住)でステアリグコミティーを作った。ちょうど総選挙だったのでロビイングはできなかった。「イタリアの役割はヨーロッパのピースメーカー」と政府に話をしはじめてある。イラク戦争に反対した左派政党が議席を伸ばしたので、勇気づけられている。テロリストと戦うのに武器はいらない、というのが多くのイタリア人。自分は英語しか話さないので、言葉の問題がある。

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6月21日に会議終了後に先住民のギャラリーで行われたパーティーにて

カイ:Civil Peace Serviceがイタリアにできつつある!

パレスチナ:発表者ゾグビゾグビ。希望は危険であると同時に、草の根の平和運動はたくさん生まれている。草の根、団体、イスラム教、政府のレベルで平和省は語られている。ノルウェーの仲介で平和プロセスが少しずつ進んでいる。今の政権がつづけば平和省ができると思う。Minister of Reconciliation (和解省)はある?

インド:発表者ラダクリシュナ。37年間平和省の要求はあったが何も起きない。3ー4年前に重要なことがおきた。インドの核兵器所有、核実験の成功は平和省のプロセスが必要。クシニッチと2001年9月10日に出会い、交流が始まる。インドのような複雑な国で平和を優先することは難しい。道は遠いいが、ガンジーの楽観主義でもって長い道を歩き始めている。2006年9月11日はガンジーが非暴力抵抗運動を始めて100年。2月11日10万人の平和省設立要求の署名を提出した。

コスタリカ:発表者リタ。コスタリカに13年住むアメリカ人。コスタリカは軍隊がない。平和省があり。5月8日にノーベル平和賞受賞者のオスカー・アリエス大統領が就任。心配事を聞くことが大事。コスタリカはお金がない。非効率的な官僚。暴力の増加。平和を維持したいが心配。政府のリーダーの話をよく聞いて、それに合う戦略を提出。Ministry for JusticeをMinistry for Peace and Justiceにする。Office for Peaceをファシリテーターにする。Peace Armyを全国レベルにする。

ニュージーランド:発表者ケイト・スミスPeace through Unityが平和省運動を推進している(NGO)。The power lies at the foot of the mountain. Together we can move the mountain. 力は山の麓にある。一緒にやれば山も動かせる。

ルーマニア:発表者カイ。まだ国レベルのキャンペーンはない。2007年にEUに加盟。開発協力のあらゆるレベルに調停や平和構築の訓練をする。平和研究所(Peace Institute)がある。黒海地域平和構築フォーラム。早期警告メカニズムをつくり、紛争を事前に予防。年間300人がトランセンド(平和研究所)で訓練を受けている。トランセンド平和大学を開校。
発表者コリナ・シモン:(国際イニシアティブの事務所を昨年10月から担当)。

ニュージーランドにはMinister of Disarmamentがある:発表者アラン。軍縮議員連盟の事務局。軍縮は平和省の一部だが、すでに軍縮省が存在している。現在、平和省を考慮している。平和都市。クライストチャーチが先進的。平和市長会議を行った。年間に1週間学校で平和教育をしている。

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平和省グローバルアライアンスが誕生した。中央がアメリカのピースアライアンスを代表するドット・メイバーさん

私達の運動を強化するためには、何が必要か、5分間で考えてください。それを午後にやります。
9月11日サチアグラハ100周年。サティ=真実 アグラハ=の追及。真実の追究、という意味(そうだったのか!!『テロリストは誰?』の第10章に出てくる言葉だけど、意味がわからなかった)。
9月21日国連平和の日。
10月2日 ハマトマガンジー生誕。
平和の教育の日をやってはどうだろうか。

"Towards the One the perfection of love, harmony and beauty" Louise Taylor, Cor Unum (one heart), Victoria ピースポールは地球へのヒーリングの鍼灸のようなもの

午後のセッション。

アメリカの平和省プレゼンテーション:ドット・メイバー。
平和省法案が提出されたのは85回もある。しかし草の根運動が伴っているのは今回がはじめて。
もっと非暴力と平和な社会をつくる。平和の文化。

全国レベルのスタッフは10人。フルタイムではない。サポートスタッフ。私達は平和省の実現に奉仕するサポーターであり、責任も仕事も分かち合っている。

50州にステートコーディネーターがいて、彼らをサポートしている。440人の選挙区ごとのリーダーも必要。
ロビイング:2つの質問をする。
1、国内の暴力を減らすために何をしますか?
2、平和省法案に対するあなたのスタンスは?

平和は儲かる!平和の文化。11 Days of Unity Sept 11-21.
サチィ(真実)ヤグラハ(追及):真実の追究。
トレーニングはNVCとロビイングについて。母の日、父の日、際平和の日。
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どうやって強化するのか?ブレインストーム。国内レベル、国際レベルで。

プロポーザル:
地域会議
11Day of Peace Celebration : Diversity in Unity
ハグ(抱き合う日)Day.
平和都市、平和市長との連携。
Knowledge is Power. UN Declaration of Human Rightsの歌や劇をつくる
メディアキャンペーン:2006年9月11日から21日
メディアキットをつくる。
サチアグラハのトレーラー: http://www.nyc-dop.com/gandhi

Gandhi JPG

9月11日にガンジーの映画を見る日(コロンビアムービー)
リサーチ、メディア
ワーキンググループ
ネットワーキング
コミュニケの作成。
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夜のステアリングコミティーで。
これから国際グループをどのように運営するのか話し合う。昨年から今年まで1年間務めた運営委員会のメンバーはそのまま引き継ぐ(わたしもその一人)。
コミュニケの作成は、3人以内で。
ユースの国際会議をコスタリカの平和大学で開催。
次回の開催地をどこにするか。オーストラリア、日本、コスタリカ、ルーマニア、インドなどが候補にあがっている。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

コンドウです。
覚えていただけてるでしょうか?
今日、母親大会でお話聞きましたとても面白かったです。
僕のブログにも着ていただけると嬉しいです。(Daily☆Atsushi♪)
本当に今日の講演ありがとうございました
m(_ _)m