昨日は冷たい雨の降る中、午後6時半から始まった(日曜日の夜にイベントをやるなんて、という声も!この日、この時間、唯一空いていた会場)平和省プロジェクト国際シンポジウムは、急な企画だったにもかかわらず、そして1週間前には10名ぐらいの申し込みしかなかったにもかかわらず、熱心な人々が100名も集い、会場はほぼ満席。参加してくださったみなさま、そして冷たい雨の中、道案内のために外に立ち続けた4人の女性スタッフに、心から感謝します。
コスタリカのリタさんのたゆまぬ平和への努力、アメリカのニーナさんの若者へのエール、ウガンダのピーターさんの内戦の体験から目指している平和省の話(来年1月には法案を議会に提出されるだろう、との発表に拍手喝采)は、どれも感動的でした。日本中の平和を愛する全ての人に聴いてほしかった!
というわけで。
早速、平和省プロジェクトJUMPの藤野さんが、当日の様子を彼のHPにアップしてくださいました。写真もありますし、講演も聴けます。下記のアドレスでアクセスしていただき、「平和を願う」→「平和省プロジェクト」→「平和省プロジェクト国際シンポジウム」と進んでください。
藤野龍一さんのHP
http://www.xn--x41az7v.jp/
この日参加してくださった「コスタリカに学ぶ会」(4人も参加してくれました!ありがとう)の小倉志郎さんからとても興味深い小冊子をいただきました。本人から了承を得て、全文をここにアップします。
5000000000000(5兆)
こんな事(こんな数字)を知っていましたか?
日本が使う防衛関係費で、一番喜ぶのは、アメリカの兵器メーカーです。
毎年、わたしたちの税金から、
約5000000000000円(=約5兆円)が防衛関係費に使われています。
その上、在日アメリカ軍の基地の経費
約1兆円の約7割(=約0.7兆円)を肩代わりしています。
あわせて約5.7兆円も、防衛関係費などに使われているのです。
これをわたしたちに配ったら、
一人あたり4万4千円/年、 4人家族なら、17万5千円/年です。
10年間なら、一人あたり44万円、 4人家族なら175万円です。
これを、わたしたちの暮らしに使ったら何につかえるでしょうか?
10年間をふりかえって、あなたは、自衛隊や、アメリカ軍から、
前のページの金額に見合ったサービスを受けたことがありますか?
万一、あなたの町が戦場になったとき、自衛隊やアメリカ軍が、
あなたの家族のいのちや財産をほんとうに守れると思いますか?
日本の海岸には50基以上の原発がならんでいます。
このうちの一つに、通常爆弾が1発でも落ちたら、チェルノブイリ事故のようなことがおきます。
広いひろい土地に、放射能を持つ粒子がしみ込んで、何百年、何千年もの間、
わたしたちの子や孫、そのまた子どもたちが住めない土地になり、日本は破滅します。
こんなことで、日本を軍隊で守れると思いますか?
これらのことを知って、
「備え(軍備)あれば、憂いなし」とは、本当だと、
あなたは思いますか?」
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コスタリカという国は、1949年に、それまであった軍隊を捨ててから、軍隊を持たずに、半世紀以上、侵略をしたり、されたりせず、平和を保っています。
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上記は、以下の冊子から引用させていただきました。
冊子『5000000000000 こんな事(こんな数字)を知っていましたか?』
著者 小倉志郎(コスタリカに学ぶ会・会員)
発行 同上
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