2013/09/01

大切な息子へ「お誕生日おめでとう」

8月31日は特別な日。私が母親になった日です。

我が子を初めて胸に抱いた瞬間、この子を守るためなら何でもする!、って誓いました。今は一緒にいないけれど、その気持ちは変わりません。

若い時はキャリアウーマン指向で結婚する気はなかったし、たとえ結婚しても子どもを持つとは思っていませんでした。それが4人も子どもを産むことになるとは・・・.

妊娠が分かった頃、プルトニウム問題で地球の将来に希望が持てなかったので、出産をためらいました。(あのときも原発を止めようと必死でしたが、止められなかった。残念無念〜)

でもお腹が大きくなるにつれて、意識が変わっていきました。

「私は(小さい)地球」、という意識に目覚めたのは、この最初の子がお腹にいたときのこと。

この子が2013年8月31日で20歳になりました。
お誕生日おめでとう。
生まれてきてくれて、ありがとう。
私をお母さんに選んでくれて、ありがとう。
途中で育てられなくなって、ごめんなさい。
無事成長し、成人してくれて、とてもうれしいです。

成人するまであなたを無事育ててくれたお父さん、お母さん、おばあちゃん、他界したおじいちゃんにも、ありがとう。


母親になって20年。
まだ理想の「母親」には程遠い自分。
たぶん、一生、理想の母にはなれないな。

NVC(非暴力コミュニケーション→9/11から全国でワークショップ開催)の創設者のマーシャル・ローゼンバーグも言っていたけど、「理想の母親」なんて、いない、って。

ここのところ、早朝から夜中すぎまで第10回東京平和映画祭のパンフレット制作と、冬のふくしまキッズハワイプロジェクトの準備と、ふくしまキッズハワイハウスの資金集めと、フルート&トークライブ(9月6日)の準備と、NVC(非暴力コミュニケーション)のコーディネートのことで、休みなく(かなり効率よく)作業しています。それでも、仕事が多すぎて追いつきません。

忙しいとは心を亡くす、と書きます。
そうならないように、一瞬一瞬に魂込めて、全力投球です。

どれも楽しいこと、好きなことだから、ハードでも続けられる。
そして、それを理解してくれる家族がいることが、ありがたい。
夫や子どもの存在が、何より私の支えになっています。どうもありがとう。

東京に暮らす子どもたち、ハワイにいる子どもたち、ふくしまキッズの血のつながらない子どもたち、この地球に生きるすべての子どもたちへ。

子どもたちが安心して暮らせるような地球を創り、手渡したいです。
そのために自分ができることは、生かされている限り、体が動く限り、全部やりきる、と決めています。これは、母親20年周年の誓いです。

20歳になった大切な息子へ、お誕生日おめでとう。



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