2013/09/12

911から12年の日にNVCで平和を創る

ハワイNVCの仲間であるジムとジョリが10日に来日。今日9月11日から始まった10のワークショップと1つの合宿(リトリート@伊東温泉)が24日まで日本各地で行われます。 http://nvcworkshopsinjapan.blogspot.jp

 今日はいっぱい泣きました。悲しみの涙と感動の涙と両方。

悲しみの涙は会場に行く途中、中央線に飛び込んだ人のこと、同じように希望も失い生きることを諦めてしまった沢山の人たちのことを想像して。感動の涙は今日、下北沢で行われたNVCのワークショップに参加してくれた人と共感することで溢れてきました。 

ちょうど今から12年前に、ニューヨークで「9.11同時多発テロ事件」が発生し、ペンタゴンとツインタワーに航空機が激突し(たとされ)、ツインタワーと第7ビルが火災によって崩れ(本当は爆発物により制御解体だったと私は思う)、ペンシルベニア州に飛行機が墜落し全員死亡。死者は3000人弱。 米政府は報復を叫び、ブッシュ大統領の「テロリストにつくか我々につくか」の有名な演説の後、対テロ戦争へと突入していきました。

最初はアフガニスタン、次にはイラクが攻撃され(大量破壊兵器はなかったけれど)、テロにまったく関係ない人々が傷つき殺されました。 その戦争と混乱は今も続いています。 

私はどんな武力行使にも暴力にも反対です。武器を作るのも売るのもやめてほしいし、放射性物質を製造する原発も地球と人類への暴力装置だと思っています。戦争も原発も徐々に減らしていき、最終的にはなくしていきたいです。 

私にとってとても重要な事件が起きた9月11日に行われたNVC(非暴力コミュニケーション)のテーマは「社会変革と紛争解決」でした。これは私がNVCを学びたいと思った動機となったテーマ。 

紛争を武力でなくコミュニケーション(対話)で解決したい。
そんなことが可能なら。
社会を暴力でなくコミュニケーションで変革したい。
そんなことが可能なら。 

そのNVCのワークショップに今日、50人もが参加して自分自身や相手と深くつながることで平和創造を可能にするNVCを受け取ってくれて、本当にうれしかった。それだけでも感動でした。

 今日のワークの内容は、きくあつさんがファシリテーション・グラフィック(ファシグラ)を描いてくれたので、それを観るだけでなんとなくわかります。画像を入手したら、こちらにもアップしますが、おそらくFBのNVCコミュニティに行けば、色々なことがアップされているでしょう。 

明日(12日)から24日までのワークはこちらに情報があります: http://nvcworkshopsinjapan.blogspot.jp

1 件のコメント:

太郎 さんのコメント...

 私は平和憲法では日本を守れないと思います。中国共産党のチベットやウイグルに対する非人道的弾圧を見ていくと、日本は一刻も早く憲法改正し明確に武力を持てるようにならなければならないと思います。
 憲法9条によって日本が守られているというのは幻想ではないでしょうか。竹島や尖閣諸島は全く守られていません。
 こちらが戦争しないと主張しても一方的に攻め込んでくる野蛮な国家(中国)が近くに存在している現状では、武力を放棄しようと主張するのはあまりにも無責任だと思います。