http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014051701001676.html?ref=rank
原発事故で被ばくしたことで甲状腺ガンになり甲状腺を除去することになった子どもにとって、この問題は一生続きます。甲状腺のない状態で残りの人生を生きることを強いられるからです。ご両親の心労はどれほどか、と思います。
『美味しんぼ』での鼻血騒動ですが(騒いでいるのは、環境省や福島県など政府や自治体側だと思いますが)、<放射のメモ>の以下の情報で結果は明らかではないのか、と私は思います。
双葉町民の鼻血が多いことは、2012年11月の健康調査で明らかになっていた
http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-1735.htmlさて、本日のポッドキャストは昨日、コナのふくしまキッズハワイハウスにやってきた井上美和子さん(写真中央、右は3月から滞在中の宏美さん)のインタビューです。
これでハウスに5組目の母子が滞在してくれたことになります。(インタビューは後ほど、アップします)
ふくしまキッズハワイハウスはコナの街中にあり、ファーマーズマーケットや人気のアリイドライブまで歩ける距離です。今日は朝から福島からの子ども3人、母親2人、そして私と玄さん総勢7名で、JAVA ON THE ROCKまで歩きました。収録はこのカフェで行いました。
ここは当初からずっとふくしまキッズハワイの活動をサポートしてくれています(今回の5月25日のアロハケイキアンサンブルのコンサートにも、ギフト券を寄付して下さいました。私が手に持っているのがギフト券です。mahalo for your continuous support, Java on the Rock!)。
「吉田調書」ー福島原発事故、吉田昌郎(まさお)所長が語ったこと
http://www.asahi.com/special/yoshida_report/
2014年5月20日から9回に渡って朝日新聞デジタルに連載されるとのことなので、楽しみです。
すでに2013年7月9日に58歳で食道ガンで他界された吉田所長。井上美和子さんは彼の死に接したとき、とてもショックだったそうです。彼が亡くなったときも、原発事故(や放射能)との関係がないことが強調されていたのを思い出します。
彼が政府事故調で語ったことがこのような形で公開されるのは始めてだと思います。3年以上の月日が流れてしまいましたが、今からでも彼が残してくれたことから学び、すべての人(とりわけ決定権がなく、これから長い人生を生きる子どもたち)がより健康に生きられる選択につなげてほしいと願います。
母親には、自分が産んだ子どもが健康で元気に幸せに人生をまっとうしてほしい、という願いがあるだけです。この願いは、古今東西を問わず、人種、貧富、職業や立場に関係なく存在します。
当たり前に空気を吸うことや食べものを食べること、安心して子育てして眠ることが、どれだけ有難いことなのか、311を経験した今、身に染みています。
いわき市から東京に避難中の11歳の子どもの訴えに応えたい。
http://www.antiatom.org/Gpress/?p=8827#.U3mtP_IhQxp.facebook
5月25日のコンサートでは、あらおしゅんすけさんの詩を、福島から来ている宏美さんに朗読してもらいます。コナの人々にも福島の人々の気持ちが届くように。
http://pub.ne.jp/20071203MOTOTO/?entry_id=4983976
この詩集の問い合わせ・申し込み先:携帯電話090-5835-1188
Email:arasyunda4@kjf.biglobe.ne.jp(荒尾氏)
ボクたちの世界
僕たちは不条理の大海を漂っている
放射能を吸い食べながら
子供たちも放射能にまみれた土に遊び
放射能放射能放射能の大海にいる
ガンや白血病や心臓病で死んでも
“事故”との因果関係は考えられないと
電力会社と国は責任をとろうとしない
足尾広島長崎水俣と同じ大海
安全神話で電力にからめ捕られた僕たち
僕たちはしっかりと目を開けて
おぼれかけている同胞と声をかけあい
後に続く人々に語り続けよう
安全神話の泥舟に身を委ね
安易に続けた航海だが
心までは売り渡さずに
不条理の海で泳ぎ続けよう
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