2016/08/17

つながりのスキルを次世代に ふくしまキッズにコネプラを伝えました!

速報:今しがた、成田空港に到着した「ふくしまキッズハワイ」引率のラムさんから、子供達が全員家族と再会して帰路についた報告があり、ホッとしているところです。
ーーーーーー
コネクション・プラクティスの創始者のリタ・マリー・ジョンソンさんと出会って今年で10年。やっと日本で蒔いたコネプラの種があちこちで芽吹いて、今日も仲間が日本でコネプラを伝えてくれた報告をFBで読みました。ありがたいです。

さて、ふくしまキッズハワイでも、子供用の教育課程の授業を6時間やってみました。子供達はコネクションプラクティスを求めてきているわけではないので、どうかな?と思いましたが、しっかり受け取ってもらえたようです。

例えばハワイ滞在の後半には、子供達同士の会話で、誰かが不可解な(不思議な)行動を取った時に、「一体それは何のニーズ?」というのが聞こえてきて、びっくり。

先生や大人達からはいつも意見や考えを聞かれ続けてきた子供達ですが、私と玄さんからは「考えよりも、そう考えたらどんな気持ちがして、何を大切にしているのかに興味があるんだ」と言われて、しばし黙ってしまう場面も。

そんな時は、我が家のちょっとした争い事(洗濯物、皿洗い、部屋やトイレの掃除、など全てに争いのネタがあります)を例にとって話すと、子供達も笑顔になり、ちょっとした問題をシェアしてくれるようになりました。

エムウェーブはほとんどの子が緑(コヒーランス状態=脳と心臓が同期し調和している状態)100%に近かったのも驚きでした。子供は大人よりコヒーランス状態が自然にできているのかもしれないですね。

子供用の感情とニーズのカードは17枚です。これだとティーンの子供達にはなかなかぴったりの言葉がなかったので、大人用のカードを使って、共感(感情とニーズを推測する)の練習をしました。最初は感情のコドバを使うのが難しそうでしたが、後半はだんだんニーズを選ぶのもスムーズにできるようになり、相手にも共感できるようになってきました。

食事の支度の時に、子供達が遊びに夢中で誰も手伝ってくれない時、私が不機嫌になる時がありました(ハワイ島に滞在した16日の間に、レストランの外食は1回だけで、あとは全ての食事を素材から手作りしました)。そんな時、「ゆみさん、怒っている?サポートが欲しかった?」とか聞いてくる子が出てきたり。

それを聞いた私は、心の一部は「わ〜い、伝わっている〜」とお祝いしたいぐらい嬉しいのだけど、すかさず「そう。一人でやっていると寂しいし、遊んでいるのを見るとムカつく。ヘトヘトで、やること多くていっぱいいっぱいで、サポートが欲しい」と伝えることができました。こんな会話が子供達とできて嬉しい。学び、成長、貢献、希望、価値の共有、相互理解、つながりなどのニーズが満たされました。

何かトラブルがあると、「みんなでコヒーランスしようか」と言って、やりました。ある時は、マンゴーアレルギーが出て辛そうな子供に、みんなでコヒーランスの癒しを送ったりもしました。

おそらくコヒーランス効果で引き寄せたと私は思っているのですが、奇跡のようなことがいくつもありました。

1、ギリギリまで決まらなかったホームステイが、友人と偶然再会したことで決まった
2、マンゴーフェスティバルでふくしまキッズのアピールをさせてもらったら、それを聞いていたZIPLINEのマネージャーからご招待を受けることになった
3、レタスが欲しいなあ、と言っていたら、サポーターの一人がどっさりとオーガニックレタスを届けてくれた
4、船を持っている友人とも偶然再会し、「今、ふくしまキッズが来ているのよ」と言ったら、「船でシュノーケリングに招待します」と言われ、ケアラケクアの美しい海で全員でシュノーケルができた
5、NELHA(ハワイ自然エネルギー研究所)の講演を日本語で聞かせてあげたかったのが叶わなかったのが、沖縄から来た中高生と一緒に日本語通訳付き(通訳は私がさせていただいた)の講演を聞かせてあげられた
6、ふくしまキッズのことをもっとみんなに知ってほしいな、と思っていたら、ハワイWEBテレビが取材に来てくれた

チャレンジも色々あったのですが、その度にコヒーランスをしていたのが良かったのかもしれません。問題はどれも無事解決し、より楽しい企画が次々現実となり、昨年までの苦労の連続だった日々との違いに一番驚いているのは私自身です。

まだ日本の子供達数名にしか伝わっていないコネクションプラクティスですが、今回コネプラを学んだ福島の子供達がご家族やお友達に伝えてくれたら、嬉しいです。

つながりのスキルを次世代にちょっぴり伝えることができて、お祝いで〜す。

0 件のコメント: