2008/02/29

藤田議員、欧州で絶賛

2月26日、ブリュッセルのEU本部の中にある欧州議会で、ドキュメンタリー映画『ZERO』(ジュリエット・キエザ監督作品、彼はイタリア選出欧州議会委員)が上映され、その主賓のひとりとして招かれた藤田さんは、すばらしい英語で演説をして、絶賛されました。そのことをわたしは同席していたDavid Ray Griffinさんからいち早く報告を受けました。


『ゼロ』を紹介したイタリアのニュース。言葉はわからないけど重要なカットあり

上映会終了後、欧州のマスコミの取材もたくさん受けたようなので、それがどのように報道されたのかを早く知りたいです。参加者は欧州議員と一般市民含め200名弱。当初、100名以内で準備していたので、主催者はその場で大きい会場に変更を余儀なくされました。911事件への関心の高さが伺われます。

藤田さんは今日アムステルダムで、私は今晩、東京・王子の北とぴあにて、911事件の真相究明のイベントに出演します。北とぴあではベンジャミン・フルフォードさんの講演会にわたしも司会と若干の発言をする予定。都内の方は、6時半から王子駅に隣接した北とぴあにおります(3階)ので、よかったらお出かけください。

以下は、関西で精力的に平和活動をする友人の遊牧民さんのエッセイです。とても共感したのでアップします。

ーーーーーーーーーー
緊急エッセイ「事故責任って自己責任?!」 作★遊牧民★

この国は、嫌な国になってきた。
この国の人々は、意地悪になってきた。

アメリカ海兵隊員が、沖縄の女子中学生をレイプしたら、レイプした海兵隊員は
悪くなくて、レイプされた女子中学生の自己責任なの?

妻子ある男性自衛官が部下の女性自衛官をレイプしたら、レイプした男性自衛官
は悪くなくて、レイプされた女性自衛官の自己責任なの?

巨大なイージス艦とちっぽけな漁船がぶつかって犠牲者が出たら、回避義務を怠
ったイージス艦に責任はなくて、被害にあった漁船の自己責任なの?

ならば、尋ねよう〜隣国に拉致された人は、拉致した隣国が悪くなくて、拉致さ
れた人の自己責任になるんでしょうね?

この国は、嫌な国になってきた。
この国の人々は、意地悪になってきた。

沖縄で11万人の集会したら、現地取材すらしていない東京の記者が3万人とか
1万8千人とか、なぜ変遷して書くの?

巨大なイージス艦とちっぽけな漁船がぶつかって犠牲者が出たら、まったく過去
の人となった三浦和義氏をアメリカに逮捕させて、なぜ国民の目を逸そうとする
の?

ならば、尋ねよう〜石破防衛大臣が「2分前」とか「12分前」とか、またまた
「2分前」とか証言が変遷しているけど、マスコミは何故追求しないの?

この国は、嫌な国になってきた。
この国の人々は、意地悪になってきた。

ちっぽけな勇気をふりしぼって、内部告発した人を、大きな組織が排除する。

市民との約束守った市長を、政府が力ずくで排除する。

そして、政府はいつもこう言う〜
「おまえたちは、自己責任だ」と。

(転送転載ご自由に)

★遊牧民★  

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2008/02/27

カナダのチャンネル10にスタジオ出演

バンクーバーの空港でこれを書いています。楽しかったバンクーバー訪問はあっという間に終わり、まもなく日本に向けて出発です。

チャンネル10にスタジオのJPG

スタジオの中で、ホストのランドール・マークさんと


出発の朝、カナダの全国ネットのOMNIテレビ(チャンネル10ー火曜日26日)のRandall Markさんがホストをする番組に出演しました。スタジオ出演は中京テレビの「お助けマンマミーア」以来。もちろんカナダでは初めてです。(アメリカでは何度かあります)

番組の冒頭で「日本一の陰謀論者のきくちゆみさんをスタジオにお迎えしています」と、わたしを紹介したRandallさん!ちょっとまった。わたしはそんなのではない、とまず言い訳するところから収録ははじまりました。わたしは公式論に疑問点や隠されていることがあるので、それを追求しているだけだ、と。

彼の最初の質問は「あなたはアメリカ政府が3000人もの自国民を殺して、対テロ戦争をするために9/11事件を指揮し実行した、と信じているのですか」とはじまりました。わたしは、次のように続けました。

チャンネル10にスタジオのJPG

わたしの講演会を企画してくれたデヴィッド・マッキントッシュ、オムニTVのプロデューサーとわたし


「その可能性もありますので、9・11事件には独立した国際機関による再調査が必要です。なぜならあのような事件はアメリカ政府のトップレベルでの協力がなければ起こりえないからです。世界貿易センターにハイジャック機がつっこんでから1時間近くもたっているのに、ペンタゴンが攻撃されるなんてことが信じられません(スクランブルされるはず)。」と。

出演時間はぜんぶで15分、9条もんだいから、沖縄の米軍のことまで、かなり突っ込んだ話ができました。カナダの主要メディアで911事件の真相が追求されるのはきわめて稀なことなので、これを機にカナダ人が疑問をもって本やDVDで調査を始めてくれることを祈ります。

チャンネル10にスタジオのJPG

バンクーバーのオムニTVの前で


つづきは帰国したらゆっくりご報告します。

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2008/02/25

バンクーバー講演会(その2)

バンクーバーで二度目の講演会が満員御礼で終わり、先ほど別の友人のお宅に着いたところです。時差ぼけしているので、真夜中にこれを書いています。

Lecture JPG



バンクーバーのダウンタウンにある由緒ある日本語学校で行われた講演会は、ピース・フィロソフィー・センタータマ・オーガニックライフオーガニック・ライフサークルという3つの団体が共催で企画してくれました。

会場いっぱいの参加者のほとんどが日本人の女性で(日本語での講演だった)、一瞬、日本に戻ったかのような錯覚を覚えました。小さい子どもを持つお母さんたちのために、託児所も完備!、しかも美味しいオーガニック料理つきで、素晴らしイベントでした。

今日のテーマは「自分を癒す 地球を癒す ハーモニクスライフがわたしにもたらしてくれたもの」というもので、わたしが環境問題に興味をもって、行動を始めた最初の一歩から話しをしました。

Lecture JPG



講演が始まる前に地元の日本語新聞のインタビューも受けたのですが、記者の方に「債券ディーラーから環境活動家に変わったきっかけは?」と聞かれて、遥か昔(もう17年前です!)のことを思い出していました。

きっかけは、中米のベリーズという国でお気に入りの美しい森が見渡す限り伐採されてしまったことなのですが、そのことが起きてから、わたしが森を守るための最初の一歩を踏み出すまでは、かなり時間的ギャップがありました。頭で考えてばかりいて、何も行動をしない(生活も変えない)という時期が半年以上あったのです。

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そんな時、たまたまアースデイを始めたデニス・ヘイズさんの来日講演会に参加して、彼が「環境問題は頭で考えているだけではダメ。行動しないと何も変わらない」と言ったとき、この人はわたしのことを話ている、と感じました。

その晩、わたしは初めて自分の友だちに手紙を書きました。わたしの決意表明のようなものです。熱帯林を守るために自分の暮らしをもっとシンプルにし、ベリーズに自然保護区をつくるのだ、と。そして、その資金を集めるためにガレージセールをするから、あなたの不要品を送って、と書いたのでした。

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この手紙の反響がものすごく大きくて、この日からわたしはノンストップで環境、そして今では平和をテーマに乞われるままに講演をしたり、記事や本を書くようになり、現在にいたっているわけです。今ではベリーズに3250エイカーの「モンキーベイ自然保護区」が誕生しています。

振り返ってみると、最初の一歩は本当に小さなものでした。でも一歩さえ踏み出せれば、あとは簡単。また次の一歩、次の一歩と、その時々できることをやるだけで、ずいぶん遠くまで歩いてきました。

Lecture JPG

 心のこもった手づくりのお料理はタマオーガニック提供。美味しかった!

今日、大人気だった本は『楽して徳して得して楽しく暮らそう』と『ハーモニクスライフ 自然派生活のすすめ』で、すぐに売り切れてしまいました。カナダのみなさん、帰国したら乗松聡子さんに本を送りますので、どうか彼女から入手してくださいね。

聡子さんとの出会いは不思議なご縁がいくつも重なっており(亡くなった佐々木良夫さんとのご縁やホ・オポノポノを通じてのご縁)、この出会いは偶然ではない、と思っています。きっとこれからも一緒に何かするんだろうな、と。

彼女が運営するピースフィロソフィーセンターのブログ(連絡先)は:
http://peacephilosophy.blogspot.com
です。

Lecture JPG



地球環境と自分の健康、そして平和がつながっていることが伝わったなら、こんなにうれしいことはありません。明日でバンクーバーともお別れ。すてきな友人が沢山できて、この町がますます好きになりました。また戻ってきたいです。

日本語学校のJPG

2月24日に講演会が行われた日本語学校の前で、一番右の聡子さんが主催者のひとり


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2008/02/24

大盛況のバンクーバー講演会

昨日、バンクーバーでの生まれて初めての講演会が終わりました。911真相究明の会、バンクーバー9条の会、ICIS(宇宙の平和利用研究所)の共催で、80人ぐらいの老若男女が集まってくれました。中には早稲田大学から交換留学生として来ている大学生もいました。

バンクーバー講演会pのJPG

英語でバンクーバーの人々に講演するきくちゆみ


うれしかったのは、わたしの講演の間、みんなが食い入るように、そしてうなずきながら聞いてくれたこと、何人もが泣いていたこと、活溌な質問やいいアドバイスが次々と出てきたこと、終わった後、『戦争中毒』の英語版が売り切れたこと。ある人は、わたしの講演にヘレン・カルディコットさんの講演と同じぐらい勇気づけられた、とハグしてくれ、またある人からは、あなたはダライ・ラマと同じ哲学をもっている、というありがたい(もったいない)言葉もいただきました。なんだか感無量。

わたしは全くカナダでは無名ですし、何もやっていませんので、こんなに沢山の人が土曜日の午後の大切な時間を、わたしの講演を聴くために来てくれたことだけでも、ありがたくて仕方ありませんでした。それは主催者のみなさんが素晴らしい仕事をしてくれたからです。聡子さん、アルフレッドさん、ディヴィッドさん、さゆりさん、ありがとう!

バンクーバー講演会のJPG

911真相究明の活動家たちと(こちらではとても大きな動きになっている)


今日の私の話は、「平和の創り方:違いをもたらすためにあなたにできること」というタイトルで、いつも日本で話すときに使うDVDをみせながら話しをしました。もちろん英語ですから、日本語のようにすらすらとは話せませんが、何とか通じたようでよかったです。

これを機会に北米でもっと講演ができるようになるといいな。わたしがメッセージを一番伝えたいのは、アメリカ人です。

今日(24日)は、バンクーバーの日本人のお母さんたちのために健康と環境をテーマにお話します。こちらはもう満員御礼だとか。時差ぼけで夜中に起きていますが、そろそろ眠らなくてはね(現地時間午前1時)。

バンクーバー講演会のJPG

バンクーバーの911真相究明の活動家のジョージナさんとわたし。Tシャツを買いました。


まもなく、藤田幸久議員は欧州議会での911に関する討論会に出席するためにブラッセルに飛びます。911事件の真相究明が欧州でも一層すすむことを祈りつつ。


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2008/02/23

青森県知事、六ヶ所村再処理工場の安全協定に署名しないで

RadiationのJPG

さて、バンクーバーからの1本目のブログは、六ヶ所村の再処理工場について。

これが稼働すると一日で原発一年分以上の放射能を海と大気にまき散らすといわれています。言い換えれば、六ヶ所村にあらたに365基の原発が稼働することと同じ放射能汚染が起こる、ということです。そこで、今、安全協定に青森県知事が署名をしないように、というメールを送っています。

事実関係が詳しいのはグリーンピースのサイト。今、 グリーンピースのHPからサイバーアクションに参加できます。

スイッチオフ・六ヶ所村再処理工場:サイバーアクション(メールで青森県知事に意思表示しましょう)
https://www.greenpeace.or.jp/ssl/enerevo/switch1

私もすでに送ったのですが、友人(といっても大先輩)の彦坂諦さんが、心が震えるような文章を書いてくださったので、このブログで紹介させてください。
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青森県知事 三村申吾様

「安全協定」に署名なさらないよう切におねがいします。
署名するかしないかは、むろん、あなた御自身が決断されることです。決断されるにあたっては、たぶん、青森県民のためにいいことなのかどうかを充分に考えぬかれることでしょう。ただ、ここで、つぎの2点だけは、充分なうえにも充分にお考えいただきたいと存じます。
 一つは、青森県民の「現在」のためにいいことであるか、あるいは、やむをえないことだと、もしお考えなら、同時に、青森県民の「未来」にとっても、つまり、あなた御自身の子や孫や、曾孫や、子孫代々のために、はたしていいことなのか、ということについても、充分に考えていただきたいということです。
 二つめは、この「安全協定」に署名なさるのは、たんに青森県民だけにかかわる行動ではなく、千葉県に住むこのわたしにもかかわることなのだということを充分考えていただきたいということです。端的に申しあげて、あなたのいまの決断は、わたしたち日本国民全体の、ひいてはこの地球に暮らすすべてのひとびとのこれからの運命を左右することになるのです。その重みを、どうか、充分にご理解いただきたく存じます。

彦坂 諦

−−−−−−−−−
いやあ、彦坂さん、しびれました。どうもありがとう。
青森県知事の心にも届け!

これを読んでいるあなたもぜひ。
これは、わたしやあなたの健康だけではなく、将来この国で、この星で生きるすべてのいのちに関係します。

さて、明日2月23日のわたしの講演会は午後2時から、バンクーバーのユニタリアンチャーチ(Ork/49th)です。お近くでお時間の許す方はぜひ、いらしてください。

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2008/02/22

♪ 民主党議員向け911勉強会 ♪ - 33分32秒 - 7.7 MB

Updated GIF

PodCast GIF

2008年2月21日、日本における911事件の真相究明が一歩進みました。永田町の憲政記念館にて民主党議員向けの「9・11に関する勉強会」が開催されたのです。

司会をされる予定だった犬塚直史議員は途中からの参加で、経過報告をする予定の藤田幸久議員が司会をしながら経過も報告し、続いて、私と週刊金曜日の成澤宗男さんが報告をしました。藤田議員のお話では、イージス艦の衝突事件のため参加予定だった議員の多くが勝浦へ行っている、ということでした。

参加者は議員8名と秘書、マスコミなど合わせて30名ぐらいでした。中にはとても熱心な議員がいて、報告後、活溌な質疑応答が行われました。あとで、ポッドキャストでその内容をお届けしたいと思います。

藤田議員さんの JPG



ベンジャミンさんはフジテレビの収録でこられなくなり、私と成澤さんがそれぞれ10分ちょっとずつブリーフィングをしました。短い持ち時間だったので、どこまでうまく伝わったでしょうか。予備知識がない方には、消化不良だったかもしれません。

わたしは 『911ボーイングを捜せ』の映像の一部と童子丸開さんが選んでくれた写真資料を使ってお話をしました。彼の選んだ写真は反論しにくいものが厳選されていて、かなりインパクトがあったと思います。

藤田議員は1月10日の参議院外交防衛外交委員会での質問が全世界にインターネットの映像を通じて配信された結果、ついに欧州議会から「独立調査委員会をもとめるヨーロッパ」のパネルディスカッションに招待されました。わたしの最新訳書『9・11事件は謀略か』の著者のデヴィット・レイ・グリフィンさんや、ドイツの元国防大臣のアンドレアス・フォン・ビューローも招待されているのです。これは本当に画期的なことです。

藤田議員さんの JPG



これまで水の下にいたのが、やっと表面にでて最初の呼吸ができた、という感じ。911の本格的真相究明はまだこれからです。たくさんある情報の中から、確実なものを一つ一つ積み上げていきます。

9・11事件 研究写真資料 (PDF, 588 KB)

私自身は時を同じくして、カナダへ飛び、2月23、24日と続けて講演します。あと数時間で出発しなくてはならないので今日はこの辺で。

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2008/02/19

牧野裕子さんを囲む会

明日の我が家でのイベントのお知らせです。ピンと来た方は万難を排していらしてくださいね(急でごめんなさい)。

楽して徳して得して楽しく暮らそうのJPG

炭と塩の洗濯を考案して、日本中の石けん派(合成洗剤を使わない人たち)をあっと驚かせ、著書『楽して徳して得して楽しく暮らそう』で地球を汚さない快適な暮らし方と本当に美しくなる美容法を余すところなく伝えてくれている牧野裕子さんが、鴨川のハーモニクスライフセンターにいらっしゃいます。

わたしは実は、『楽して徳して得して楽しく暮らそう』を自分の本よりも沢山売っています。当日、彼女の本の販売とサイン会もします。

牧野裕子さんは私たちがバンクーバーに行っている間、こどもたちの世話をしにきてくれるのです(ありがとう!)。我が家には今、自給暮らしを目指す大学生が2人研修に来ている他、21日からは松島裕太くんも合流でにぎやかになります。

日時と場所は以下のとおり。1品食べるものをもってきてください。

<牧野裕子さんを囲む会>
日時:2008年2月20日 午後6時から
場所:ハーモニクスライフセンター(鴨川市仲1047)
   電話:04-7097-1011
会費:500円と1品(1品がないかたは千円)

*鴨川駅までの送迎が必要な方は、鴨川駅ジャスコ前に午後3時に1度だけお迎えの車を出します。それ以外は、路線バスで「長狭(ながさ)中学」前まで自力できて、お電話をください。
*東京駅八重洲南口NTTドコモ前午後1時発の安房鴨川行き(アクシー号)に乗ると、午後3時分に鴨川駅ジャスコ前に到着します。

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2008/02/18

藤田幸久議員、911で欧州議会へ

藤田幸久のJPG

まったくニュースにはなっていませんが、すごいことが起きています。この情報を広めたい方は、人気ブログランキングのクリックをお願いします。

民主党の藤田幸久議員が参議院外交防衛外交委員会で911の真相を追求する質問をしたことは、このブログでも取り上げました。彼の質問は英語(翻訳者は千早、ベンジャミンなど)、仏語、スペイン語などに翻訳され、海を越え、ついに欧州議会が藤田議員を招待しました。

2月26日にブリュッセルの欧州議会場で、9/11の真実を求めるドキュメンタリーが上映されるのですが、これにあわせて藤田議員が訪欧します。上映される映画は、『ゼロ―9/11の調査』というもの(日本未公開)

ノーベル文学賞受賞者であるダリオ・フォーをナレーター陣に迎えたこの作品は、去年のローマ国際映画祭でも好評だったようですが、今回はベルギーの首都ブリュッセルにある欧州議会場での上映です。

藤田議員が帰国したら、911ドキュメンタリー上映会を日本の国会でもやらなくてはね!

この作品は、イタリアのジャーナリストであり欧州議会の政治家でもあるジュリエット・キエザ氏が、公式説を裏付ける証拠提示もないまま、自国が2つの戦争に巻き込まれたことを憂えて、9/11の真実を追求する仲間と8ヶ月かけて作ったドキュメンタリー。同作品のサイトの予告編には、WTCで息子を殺されたボブ・マックィルヴェインさんも出演しています。

公式説の矛盾点、削除や嘘を提示したこの作品が欧州議会場で上映され、そこに藤田幸久議員も招待を受けたのですから快挙です。さらにすごいのは、上映後ドイツのアンドレアス・フォン・ビューロー、アメリカからデイヴィッド・レイ・グリフィンも加えて、討論会が開かれることです。

日本の国会から始まった911の真相を求める動きは海を越え、ヨーロッパで一段と大きな流れをつくるでしょう。藤田議員の勇気に乾杯。911真相究明と事件の再調査を求める国際議員連盟が誕生するよう、藤田議員に声援を送りましょう。

911EU SealのJPG

ちなみに、ヨーロッパではこんなサイトがあり、やはり911の真相究明が進んでいます。

この上映会のことは、911Blogger.comでも紹介されています。

欧州議会で911真相究明映画の上映会!
Europe for 9/11 Truth Evening at the European Parliament!

日本語はこちら

日本のマスコミのみなさんも、そろそろ本当のことを報道してくださいね。情報をまとめてくれた千早に感謝。

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2008/02/16

裸足の女性ソーラー発電エンジニア

このビデオが今日、アメリカのピースアライアンス(平和省をアメリカに創設することを目的に活動する団体)のドット・メイバーさんから送られてきました。



ソーラー発電のエンジニアになった女性たちは、アフリカ、アジア、南米に暮らす字の読めない、村でも最も貧しい家庭の中年女性たちです。彼女たちが半年のトレーニングをインドで受けて、太陽光発電の技術を学び、それぞれの村に持ち帰って、初めての電気(それまでは灯油ランプやろうそくや松明など)をもたらしました。

生まれて初めて自分の村と家族から離れ、半年のトレーニングを外国(インド)でやり遂げた女性たちはみな誇りと自信に満ち、うれしそうです。これをみていると、わたしまでうれしくなります。

今世界が戦争をしているのは、ほとんどがエネルギー資源がらみです。わたしたちがより自給的な暮らしをすれば(まずは食べ物とエネルギーの自給ですね)、戦争の抑止力になります。わたしもここ鴨川の地で、少しずつそれを実践していきます。

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2008/02/12

沖縄・少女レイプ事件と岩国選挙

弱者への暴力、とりわけ少女への性暴力は許しがたい。しかしそれは残念ながら基地の町、そして戦場で常に繰り返されることでもあります。抑圧された兵士たちの性欲が抵抗できない少女に向かう。基地がある限り、戦争が続く限り、なくならないのかもしれません。

もしレイプされたのが自分だったら、あるいはわたしの娘だったら・・。米兵に力づくで犯された少女がどれほど怖かったか、痛かったか、悔しかったかを思うと体が震えてきます。心身にダメージを受けた少女に対して、「夜遅くに出歩くのが悪い」「派手な格好をしていたのがいけない」という言質がとびかう日本という国は狂っています。傷つけられた者をさらに苦しめることを平気でいう人たち。イラク人質事件のときの「自己責任論」に群がった人たちと同じ、陰湿な、権力に寄り添う人たちの存在が、こうした暴力を陰で支えています。

沖縄の北谷はわたしもよく行くところ。観覧車があり、美味しいレストランがあり、沖縄の若者達の集まる場所で決して危険なところではありません。少女がおしゃれをして自分の町を歩いていたことが責められるのはおかしいです。そこに米兵がいること自体が、おかしいのです。

米軍が沖縄を占領してもう63年です。

米兵たちへ:そろそろ自国に帰って、米国本土を防衛しなさい。セックスをしたいなら、愛し合う人としなさい。少女をレイプしてはいけません。
To US Soldiers: You've been here too long. Go home and protect your own country. Make love with who you love and who loves you. Do not rape young girls.

2月10日に岩国市長選挙で福田さんを選んだ人たちは、このニュースに接して後悔しているのではないでしょうか。米艦載機移転を受け入れ、米兵の数が増えれば、基地にまつわる犯罪や騒音も増えることは必至です。

天木 直人のJPG

「米艦載機移転を受け入れないなら金はやらない」とすでに支払いが決まっていた交付金を突然カットし、苦渋の選択を岩国市民に強いた日本という国の金の力を使った暴力に、はらわたが煮えくりかえります。(こんな思いでいるのは体に良くないので、ホ・オポノポノの深呼吸で気を鎮めています)

そのお金は元はといえば、わたしたちの税金です。日本政府、図々しいぞ、恥を知れ。この件に関して天木直人さんのブログに共感しましたのでお読み下さい。(以下、一部引用します)
ーーーーーーーーー

このブログで私が強調したい事はただ一つ。それは今度の選挙に勝った政府や福田新市長は、これからが苦悩する時であるということだ。福田氏に投票した岩国市民は、果たしてこれでよかったのか、と、福田市政が続く限り自問自答していかなければならないという事だ。
  
そして日本国民は、ひたすら対米従属を唱えて米国の一方的な軍事要求を呑んでいくという古い体質の政治家・官僚のために、さらに分裂させられていくだろう。米国自身が変わろうとしている時にである。ただでさえ国民が強者と弱者の分裂させられている時に、そして、今の日本はこんな問題で対立している時ではないのに、である。

政府も岩国新市長も、これから米軍再編を進めようとすればするほど、その政府の方針を受け入れようとすればするほど、必ず行き詰る。真実を語らずに金と力で米軍再編を進めようとする政府に正統性はない。「基地受け入れは反対だが政府と協議して解決していくなど」という矛盾を繰り返す新市長は、沖縄知事や名護市長の葛藤を繰り返す事になる。
ーーーーーーーーー
まったくそのとおりです。

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2008/02/11

井原勝介さん惜敗の岩国市長選挙

岩国市長選開票 終了!井原さん、わずかに届かなかった。残念!
有権者 121,717人  投票率 76.26%
       党派  新旧 当選当確  得票  得票率  年齢
 福田 良彦  無   新   当   47,081   51.0   37
 井原 勝介  無   前        45,299   49.0   57

米軍基地増強(艦載機移転)に反対していた井原勝介候補は、アメリカと日本政府が一体となって擁立した福田良介候補にわずか1782票の差で破れました。
http://ikasukai.blog65.fc2.com/

各紙報道です。
朝日新聞 岩国市長選 容認派の福田氏初当選 反対の前市長破る
読売新聞 次世代に申し訳ない…落選の井原さん「最大の争点隠された」
日経新聞 岩国市長選、米艦載機移駐容認派の福田氏が当選確実
MSN産經ニュース 岩国市長選 現実的な判断が下された

投票率 76.26%ということから岩国市民の政治的意識は高いです。今回の選挙では井原市長は僅差で負けたけれど45299人もの岩国市民が井原候補を選んでいるのですから、福田さんや日本政府(米国政府)には、「米艦載機移転の民意が得られた」などと簡単に言ってほしくありません。
 
結果が出たときの井原さんの弁は「これからの岩国市の行く末を考えると子や孫の世代に申し訳ない」。高い志をもつ人々の側に立つ政治家であることがわかります。

今回の岩国選挙は、日本政府がアメリカ政府と一体となって福田氏を応援しました。日本政府と米軍(アメリカ政府)を相手に井原さんがここまで健闘したことと、それを支えた数多くの市民に対してエールを送ります。

選挙が終わって、これで終わりではありません。艦載機移転に伴う工事やそれに伴う住民への被害はこれからです。すべての米軍基地が米国に戻るまで、そしてこの地球に軍隊が必要なくなるまで、わたしも粘り強くできることを続けていきます。

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2008/02/10

バンクーバー講演決定

2月最後の土日にカナダのバンクーバーで講演をすることになりました。もしお友達がいる方がいらっしゃいましたらお知らせ下さい。2月23日は英語でグローバルピースキャンペーンの活動を中心に「平和を創るためにできること」をテーマに、2月24日は日本語でハーモニクスライフセンターでの暮らしと健康をテーマにお話します。以下は詳細です。

企画をしてくださった聡子さん、さゆりさん、Alfredさん、Davidさんを始め関係者に感謝です。バンクーバーは北米の中で一番好きな町の一つなので今からとても楽しみです。
ーーー
<きくちゆみ&森田玄 バンクーバー訪問記念イベント>

自分を癒す 地球を癒す
〜ハーモニクス ライフが私にもたらしてくれたもの〜

日時 2月24日 午後1時30分 〜 午後3時30分 
        (開場 午後1時)時間通りに開始します

場所 バンクーバー日本語学校 3階
   住所 487 Alexander St., Vancouver

会費 一人10ドル

内容 ハーモニクスライフとはどんなものなのでしょう?
  地球に優しい暮らしは、その人を元気に美しくしてくれます。
  自然とともに共存する、きくちゆみさんと森田玄さんの自給的な生活、
  育児体験談、そして、食の安全や健康についてお話していただきます。

  講演を1時間ほどしていただいた後、質疑応答、交流会の時間を設けます。

定員は50名とします。定員になりましたら締め切らせていただきますので、お早めにどうぞ。先行予約を受け付けます。2月10日までにお申し込みください。

申し込み、お問い合わせは

石本さゆりまで (604)314−2819
 もしくはiyasu@peacephilosophy.com まで

注*協賛の団体から同じ案内をいただいた方は申し込みは一回で大丈夫です。
その際、どの団体の窓口からでも構いません。


*交流会の際、こちらでお茶をご用意します。また、タマ・オーガニック・ライフより大人気のおはぎ、そしてマクロビオテックの紹介の一環として参加される皆さんに楽しんでいただける差し入れを検討しております。

*このイベントでは、ゴミゼロを目指します。各自、水、マグカップ、お皿、フィークをお持ちください。お子さまの飲み物やおやつも各自ゴミが出ないような形でご持参下さい。また、ゴミは各自で持ち帰っていただけますようよろしくお願いします。

*お子様連れの方の為にプレイエリアを設けます。日本語学校で経験のあるお姉さんたちが、ストーリーなどを始め、一緒にアクティビティをしながら過ごしてくれます。ご利用の場合、会費とは別途にお子様一人$3をお願いしております。おやつと子供用の飲み物は各自持参となります。事前に大体の人数を把握したいと思いますので、お申し込みの際、利用されるお子様の人数をお知らせください。


〜プロフィール〜

きくち ゆみ

グローバルピースキャンペーンの呼びかけ人として世界平和と環境保護をテーマに各地で講演する一方、千葉県鴨川の築200年の自宅をハーモニクスライフセンターとして運営する。夫である森田玄氏と共に自給的な生活を基盤に、自然療法セミナー、自然食ワークショップを開催。「子どもたちに安心して住める地球を手渡すこと」が、人としてそして母としての責任と言うきくちさん。まずは地球の一部分である自分自身を大切にすることから始め、それが地球全体を癒す事につながるという生き方を実践しています。元気いっぱいの四児のお母さんでもあります。

森田 玄

千葉県鴨川のリモ農場の主人で、自称「楽農家」。かつては現代医学と栄養学に頼りきったストレスフルな生活を送っていたと言う森田さん。ご自身のからだの不調をきっかけに訪れた千葉県鴨川で、「自然の一部としての自分の存在」を見つめなおした。その後、「快療法」と出会い自分の中に宿る自然治癒力のパワーに気づかされる。普段は妻・きくちゆみさんと共に農場で無農薬・無化学肥料の自然農法で自給用の野菜とお米を作っている。自然界に生きる花、木、虫、動物たちのように自由で、共存し調和しながら生きていく暮らしを推進している。ハーモニクス・ヒーリングを世界各地で開催。

また、お二人はグローバルピースキャンペーンの活動で「メディアが伝えないなら、自分たちがメディアになる」ことを目指して、『戦争中毒』『デニスクシニッチ』『バタフライ』などの本や『テロリストは誰?』『911ボーイングを捜せ』などの映画を翻訳して日本に紹介しています。

ホームページ: きくちゆみのブログ http://kikuchiyumi.blogspot.com
       玄のリモ農園ダイアリー http://moritagen.blogspot.com
       Harmonics Lifeセンター http://harmonicslife.net
お二人の著書:
   『ハーモニクスライフ 自然派生活のすすめ』(合同出版 2005年)

主催 ピース・フィロソフィー・センター
   タマ・オーガニック・ライフ
   オーガニック・ライフ・サークル   
2月24日の講演会情報は、英語ブログをご覧下さい(英語での講演になります)。
http://yumikikuchi.blogspot.com/2008/02/speaking-in-vancouver.html     
   
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今年は海外での講演会や国際会議への参加や海外から招聘しての講演会など国際的なイベントが目白押しです。3月8日には米元海兵隊員のアレン・ネルソンさんの講演会を千葉で、5月9日にはデイヴィッド・カインさん(劣化ウラン)の講演会を東京で主催します。

7月18−20日は東京平和映画祭で海外から監督を招聘し、9月にはオーストラリアで行われる第4回平和省地球会議に参加予定で、11月には『9・11事件は謀略か』の著者デヴィッド・レイ・グリフィンさんを招いての講演会も予定しています。もし会場がとれたら、グリフィンさんの来日にあわせて第2回911真相究明国際会議も開催したいと思っています。

なんだか、自分の講演会に加えて、オーガナイザーの役割が多い今年は(も、かな)あまり休めない一年になりそうです。

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2008/02/08

講演情報:きくちゆみ(今日)、アレン・ネルソン(3月8日)

アレン・ネルソンの JPG

もう東京にでなくてはいけないので、場所と時間だけ。本日、6時から幼きイエス会・ニコラバレJR四谷駅麹町出口左前方(徒歩30秒)にて911事件の真相と平和構築をテーマに講演します。

あと、わたしが今、一番日本人に聴いてほしい人のひとりアレン・ネルソンさんの講演会もやります。こちらはスタッフも募集中!です。
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関東(千葉周辺)のみなさまへ、一期一会のイベントのお知らせです。

今、日本各地で小学生からお年寄りまでに感動を巻き起こしているアレン・ネルソンさんが、帰国直前に千葉でお話をしてくださることになりました。急な企画なので、お友達を誘って、あるいは親子できてくださるとうれしいです。

アレンさんの経験した米海兵隊の過酷な訓練、戦争の生々しい体験、そして地獄を乗り越えた人の深い愛。ベトナムでの生き地獄を体験した彼がどのような苦しみを経て、平和の戦士に生まれ変わっていったのでしょうか。今、アレンさんが一番日本人に伝えたいことは何でしょうか。

   <アレン・ネルソン トークライブin千葉>
金持ちが儲けて、貧乏人が殺されるーーこれが戦争の本質だ!

■日時:2008年3月8日(土)18:15分開場、18:30分開演(20:30分終演予定)
■場所:千葉生涯学習センター・2Fホール
 http://chiba-gakushu.jp/info/riyo/access.html
■資料代:一般千円、高校生以下500円、小学生以下無料
(アレンさんのお話は小学校の高学年くらいから理解できます)

お話と歌:アレン・ネルソン 
進行:きくちゆみ

<アレン・ネルソン氏プロフィール>
1947年、ニューヨーク、ブルックリンに生まれる。アフリカ系アメリカ人。貧困ゆえに高校中退、海兵隊入隊。沖縄駐留を経て1966年ヴェトナム戦争に従軍。除隊後、戦争後遺症に苦しむ。精神科医ニール・ダニエル博士との出会いから十数年かかって、戦場における「殺人」という自らが犯した罪を認めることにより「再生」。生命の尊さを訴え、貧困層が戦争に行かざるを得ないという社会の構造的暴力の解決を求めて倦むことなき行動を展開。この過程でThe Society of Friends(キリスト教フレンド派、通称クエーカー)の非暴力思想に共鳴し入会。1996年以来日本各地でも講演、特に日本国憲法第九条の人類史的意義を強調。講演後のブルース演奏も好評。著書に『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか』『戦場で心が壊れて』『そのとき赤ん坊がわたしの手の中に』他。

<きくちゆみプロフィ—ル>
千葉県鴨川市で半農半著暮らし。911事件をきっかけにグローバルピースキャンペーンを立ち上げ、米紙への平和の意見広告、本と映画の翻訳、著作・講演・ブログなどで「もう一つのメディア」をつくり発信している。著訳書に『地球と一緒に生きる』『バタフライ』『ハーモニクスライフ』『戦争中毒』『テロリストは誰?』『911ボーイングを捜せ』『9・11事件は謀略か』他。

主催:シビックアクション千葉/グローバルピースキャンペーン(GPC)
協力:憲法9条メッセージプロエジェクト(K9MP)/東京ピースフィルム倶楽部
お問合せ:090−3341−7188(岡)
     04−7097−1011(GPC)
 
*当日、ボランティアスタッフを募集しています。
 希望者はメールでお申込みください→ info@wa3w.com

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2008/02/06

スーパーチューズデイより岩国選挙

メディアは餃子とアメリカの大統領選の予備選の行方を決めるといわれる「スーパーチューズデイ」で持ち切りですが、わたしはそれよりも、2月10日に行われる岩国市の市長選に注目しています。残念ながらわたしは岩国にお友達はいないのですが、いる方はどうかこのブログを転送してください。

この市長選挙はアメリカのいいなりになって日本の地方をつぶすのか、市民の声を聞いて日本の地方を生かすのか、という選挙だからです。実は日本に住むすべての人に関係があるからです。

これをまず読んでください。
このブログもいいです。

共同通信では井原勝介候補の不利が伝えられていますが、福田良彦候補陣営は「井原が勝ったら、岩国は夕張みたいになる」と根拠のないデマで脅しています。これで、本当に井原さんが負けたら、岩国市民がすでに住民投票で反対をした米空母艦載機の移駐が決定し、それにともなう騒音や事故の危険性を受け入れることになります。

いったい誰のための地方自治なのでしょうね?

わたしが平和省プロジェクトでご一緒する彦坂諦さんのメールを共感を持って一部転載します。
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なんだ「政治」の話か、カンケイナイよ、と思わないでください。

とってもたいせつなこと、それも一般的にじゃなくて、いまのこの時期にこの国のこの社会のなかで暮しているわたしたちにとってとてもたいせつなことを、このアピールは、わたしたちに訴えようとしているのです。どういうことか?

その一つは、日本国という名の国家が、具体的には日本国政府が、岩国市という地方の一自治体に対して、とてつもない理不尽な「いじめ」を執拗にくりかえした、その結果として、2月3日に告示された岩国市の市長選挙はおこなわれることになったのだ、ということです。

国家のしたことのなにがどう理不尽なのか?

まず、政府は、岩国にあるアメリカ軍の基地にこれまでよりずうっと多い数の航空部隊を厚木基地からの移転という形でもってこようとした。そこで暮らしているひとたちの気持など無視して、です。だから、それは困るって「地元」のひとたちが言いだし、市民投票をやったら、移転反対のひとが文字通り圧倒的多数だった。そういった市民の意向を尊重したからこそ、市長の井原勝介さんは、政府に対して、岩国への移転は断ります、と言った。

あたりまえのことでしょ、ここまでは? 

ところが、これに対して、政府は、それじゃ、いままで「くれてやっていた」お金は、もう「やらないぞ」といって、びた一文払わなくなった。このお金ってのは、基地があるためご迷惑をおかけしておりますという、いわば、迷惑料みたいなもので、基地を受け入れてきた市町村に政府が払ってきたものです。岩国市も、むろん、もらっていました。

ところが、今回は、この「移転」を断る以前にすでに支払うことに決まっていたお金まで(だって、岩国には以前から基地があったのですから)、今度この「移転」を断ったから「やらない」と言ってやめちゃったのです。

このこと自体おかしなことですが、それより、わたしがイヤなのは、そのやりかたがあまりにえげつないからです。よく「札束でほっぺたをひっぱたく」って言うでしょ? それを、日本国政府ともあろうものが、あられもなく、やってのける。岩国だけじゃありません。沖縄はじめ、アメリカ軍基地をガマンして受けいれているどの市町村に対してもおんなじことをやっているのです。お金をもらっているほうは、そのお金で、やっとのこと保育所を増やしたり、診療所を作ったりしているのです。

じっさい、岩国市の財政は、こうした政府の「いじめ」によってひじょうに困った状態に陥ってしまいました。そして、政府の言うことをおとなしく聴いてお金をもらおうじゃないかというひとたちが市議会では多数だった。だから、なんとかやりくりしようという市長さんの予算案を市議会が否決してしまった。進退窮まった市長さんは、それじゃ、もう一度市民の意志を選挙って形で問おうじゃないか、と言って辞職した。だから今回の選挙になったのです。

井原さんに反対するひとたちは、国に勝てるわけはない、おとなしく言うことを聴いて、お金をもらったほうがいい、と言うんです。このまま国にたてついていると、岩国市は夕張市の二の舞になるっぞといって、いま、岩国市民を脅してもいるそうです。

財政困難と言っても夕張と岩国とではその規模も性質もまったくちがう。そう批判することはできますが、それはさておき、問題は、ここで、このような形で国家の横暴をゆるしていいのか、ということではないでしょうか? この問題は、ですから、たんに岩国市の問題ではない。わたしたちみんなの問題です。国家のこのような非道を、地方自治体が、そしてそのもとで暮らす市民たちが、なにもせずに許容してしまったなら、わたしたちのこの国のこの社会が、これからも民主主義的でありつづけることができなくなる、とまでは言わないにして、そうとうにむつかしくなることは目に見えています。

こういう意味を持っている選挙がいま岩国市ではおこなわれようとしているのです。だからこそ、このわたしとしては、できるかぎりの形で、岩国市民のみなさんの思いが理不尽にも踏みにじられるようなことにならないため、力をつくしたいと思っています。

みなさんも、それぞれ、ご自分で考え、判断して、なにかなすべきであるとお思いになるのなら、それを実行してください。

一つめが長くなってしまったので、二つめは手短に。

市長選とか県知事選のたびにわたしがくやしい思いをしてきたのは、なぜ、ひどいことをするに決まっているようなひとを当選させてしまうのか、でした。言い換えれば、そういうひとを当選させないための市民の力を、共産党や社民党やその他の党派がバラバラに候補を立てることで、なぜ分散させてしまうのか、でした。この点で、岩国市のばあいはもとより、八王子市のばあいにも大きな希望が持てます。

彦坂 諦
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岩国市長選挙へのカンパを訴える

    
    政治の変革をめざす市民連帯 世話人会

 
 一月二〇日の創立総会で、東京都八王子市(一月二〇日告示)と山口県岩国市(二月三日告示)の市長選挙について、前者は、「高尾山の自然をまもる市民の会」の事務局長の橋本良仁さん(共産党、社民党、生活者ネット推薦)、後者は、前職の井原勝介さん(「民主主義と自治を守る議員有志の会」推薦)を、市民連帯として推薦することを決定し、アピール「八王子市と岩国市の市長選挙の勝利を」を発しました。両陣営に少ないですが一万円カンパを激励の色紙とともに送りました。残念ながら、橋本さんは惜敗しました。井原さんの選挙は二月三日告示されました。
 そこで、会員からの提案もあり、市民連帯として応援のカンパを求めることにしました。よろしくご協力ください。会員ではない方もカンパしてください。
 二〇〇八年二月三日

 カンパ送り先:郵便振込み
  口座番号:00110−3−649818
  加入者名:政治の変革をめざす市民連帯
  通信欄に「岩国カンパ」と明記してください。

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2008/02/04

高岩仁監督、ありがとう・さようなら

『教えられなかった戦争』のJPG

『教えられなかった戦争』シリーズで戦争の悲惨さだけでなく、その根本原因を鋭く追求した日本の偉大な映画監督の高岩仁さんが1月31日に亡くなりました。昨夜がお通夜で、今日がご葬儀です。わたしは今朝6時に起きて、これからお別れに長津田斎条まで行きます。大雪で車がつかえないので、国道まで歩かなくてはいけません。

わたしが東京平和映画祭を始めるきっかけになったのは、自分が翻訳プロデュースした『テロリストは誰?』を世に出したかったことと、ちょうどそのとき『教えられなかった戦争』シリーズの自主上映会を主催していた浅野禎信さんとの出会いがあったからでした。浅野さんと意気投合して仲間数人に声をかけて実行委員会を立ち上げ、おかげさまで毎回ほぼ満員御礼で、映画祭は成功してきました。

テロリストは誰?』がアメリカの外交政策の本質を見事にあぶりだし、戦争を生み出す構造や根本原因に迫ってわたしの目を開かせてくれたのと同様、高岩仁監督の『教えられなかった戦争』シリーズは、日本がなぜあの戦争に向かって暴走したのか、その根本原因は何なのか、そして今も経済「戦争」が第三世界の人々を苦しめていることを教えてくれました。日本がアジアに仕掛けた戦争は、今も形を変えて続いています。

戦争で莫大な利益を得た人たちは、軍人ではありませんので罰せられることもなく、今も安泰です。そしてその特別な利益集団は今はグローバルに展開し、次の戦争を仕組んでいます。対テロ戦争が起きて、どの企業が潤っているでしょうか。軍需産業はもちろんですが、わたしたちがガソリンや灯油の値上げに困窮している一方、石油メジャーは最大の利益を上げていますね。

高岩監督の『教えられなかった戦争 第二の侵略』を上映した際には舞台でごあいさつをしていただき、監督ブースにも出展していただいて、いろいろな話しができました。終わった後も打ち上げまでつきあってくださり、その席で「ブースにもってきた作品がすべて売り切れてしまった。こんなことは初めて」「こんなにたくさんの若い人たちに観てもらえてうれしい」「日本の社会があまりにも無関心でもうやる気をなくしていたが、また映画を作る意欲がわいてきた」と話してくれ、主催者としてもとてもうれしかったです。

『教えられなかった戦争』シリーズは、日本人必見の映画です。戦争の悲惨さを描いた映画はたくさんあるのですが、それだけではどうして戦争が起こるのか、その背景、根本原因には何があるのかがわかりません。根本原因が分からない限り、効果的な対策は生まれません。『教えられなかった戦争』シリーズのどれをとっても、そして遺作のひとつとなった『戦争案内』は短編でありながら、見事にそのことを伝えています。

東京平和映画祭は今年7月18・19・20日3日間
の予定で第5回目を開催しますが、高岩監督の仕事を少しでも引きついでいきたいと志を新たにしています。

高岩監督、わたしの目を開かせてくれてどうもありがとうございます。どうか光の世界からわたしたちを見守ってください。

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2008/02/01

「ガラクタ」のその後とキャベツ酵素ジュース

真冬に日本にいる、というのはおそらく10年ぶり。これまでは家が寒くていられなかったので、暖かい国へ避寒していました。そんなこともあって、冬服があまりに少なく、つい先日、リサイクルショップへ走りました。ベーシックなタートルネックのセーターとかなら、きっとあるのではないかと思ってでかけたら、ばっちり。ウール100%の良い品物を格安でゲット。その他にも、パパのセーター、子どもたちの冬服なども全部そろって千円でおつりがきました。

こうして、また我が家には品物が増えてしまったのですが、新品を買うときと違って、誰かの不要品を生かすリサイクルショップでの買い物は心置きなくできます。新しいものを買うときは再生可能なものにするか、そうでないなら、未来世代のことを考えて、なるべくリサイクル品を選びます。

それにしても、我が家はまだまだモノが溢れています。理想は旅行するときのように、必要最低限の荷物でシンプルに暮らすことですが、「ガラクタ」を手放す作業は一筋縄にはいきません。

わたしの洋服だけでもおそらく100枚以上ありそう。靴だって20足じゃきかない。下着も靴下も帽子もたーくさん。体は一つ、頭は一つ、お尻は一つ、足は二本なのに。本当にお気に入りの服や靴だけで暮らしたい(たいていは着ないまま箪笥の肥やしに・・・)!!

さて、今日お伝えしたいのは、わたしの新たな決意について(こうやって公言しないとやらない、ぐうたらなわたし)。今晩、「キャベツ酵素ジュース」というのを作ります。前から友だちに勧められていたのですが、我が家の無農薬のキャベツを使いたいので、まっていました。やっと畑のキャベツが大きくなったので、初挑戦!

作り方は超簡単。キャベツ半分に水900ccをジューサーにかけてドロドロにしたらガラス容器に移し、3日間放置して発酵したら、ガーゼで絞ってできあがり。できたジュースは冷蔵して3日以内で飲みきる(朝昼晩、食前に100ccぐらいずつ飲めばなくなります。残ったらお風呂へ)。

これが何に効くかというと:
1、便通がよくなる(宿便がとれる)
2、健康的にやせる
3、肌がきれいになる(薄めて塗っても良い)、美白効果もある(色白にあこがれる色黒のわたしにとって、これが決め手となりました)
4、髪がきれいになる(白髪が黒髪に戻った人もいる→これを読んで、最近白髪の目立つパパもやる、って!)
5、冷え性がなおる
6、若々しく元気はつらつなになる

と、いいことづくめらしい。材料も手軽で簡単につくれるので、ともかくやってみます。本当かどうか、あなたもやってみて、何か効果があったら教えてくださいね。私も効果があったら、伝えます。使うガラス容器は、熱湯で滅菌したきれいなものを(じゃないと、雑菌が繁殖することがある)用意してください。

キャベツ酵素ジュースについてもっと詳しく知りたい方は、いとうゆきさんの『キャベツ酵素ダイエット』をお読み下さい。

なお、アマゾンで本(でも何でも)を買う方は、平和省プロジェクトのHPから入って買っていただくと、平和省プロジェクトを応援できます。

お家のガラクタだけでなく、私のからだの中のガラクタ(宿便とか)や心のガラクタも手放したいな。

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